潮田玲子選手のアップを見ていたんですがなぜか小椋久美子選手は出てきませんでした。やはりケガの具合がよろしく無いのでしょうか?少し心配です。
解説には陣内貴美子さんが来られていました。
いよいよ待ちに待った試合開始です。10時に入って14時過ぎ…意外と時間が過ぎるのは早かったです。それほど初めて見るバトミントンの試合は面白かったんです。ここまでの試合はいずれも接戦で時間を忘れ観戦してました。小椋久美子選手は無事登場。
男子の試合ではコート横側から試合を見ていましたが、女子ダブルスの決勝第1ゲームは縦から観戦。なるほど貴賓席などがあるのも頷けますわ。バトミントンの試合を味わうにはこの視線なのかも知れません。迫力が横から見ると違いました。横ではシャトルのスピード感が伝わるのですが、縦から見ると選手同士のポジショニングやシャトルの
迫ってくる迫力なんかが伝わります。
あとスマッシュの音とやわらかいタッチのフェイントの繊細さは初心者の鈴スペでも感じることが出来ます。バトミントンの試合は空間と時間を支配したほうが勝ちなのかも知れませんね。ダブルスだと空間は狭くなりより高度な戦略やテクニックが必要なんやね。
しかし「どないしてリターンしたか」分からないようなラケットさばきは鳥肌ものでした。
第1ゲーム 末綱・前田 23 - 25 小椋・潮田〇
ゲームの勝ち負けはほんの少しの差だったかも知れません。2ゲーム目はまた横の視線から観戦。ここではシャトルの緩急や選手の前後のポジショニングの素晴らしさを感じました。写真を撮るのも忘れるほどの好ゲーム。初めての観戦でこんなゲームにめぐり合えるとはラッキーでした。さすがオリンピック代表同士の試合だけあります。スエマエペアとしてはどのペアが日本で一番強いか改めて世間に認めさせる絶好の機会だったに違いありません。
第2ゲーム 末綱・前田 19 - 21 小椋・潮田〇
中盤から終盤にかけて15-19と劣勢になり3ゲーム目もあるかなって思ってましたがここから怒涛の6ポイント連取し一気に優勝まで駆け上がりました。やっぱりこのペアは強かった。
狭いコートではあるが無限に広がる3次元の攻防に酔いしれることが出来た、
そんなゲームだったように思う。
試合が終わった瞬間崩れ落ちた二人。それだけ今日の試合は負けられないし緊張感あふれるものだったのだろう、そして二人にしか分からない想い。ロンドン五輪を目指す小椋と、北京五輪で良くやったかなって思った潮田。小椋が同じ目標を持つ選手と組むことを望み、
ペア解消の結論に至ったということだけれども
ファンとしてはもう少し続けて欲しかった。今日の試合を見ればなおさらだ。