鈴鹿観戦記~とにかく色んな観戦日記~

鈴鹿観戦記~とにかく色んな観戦日記~

鈴鹿観戦記'06日曜日

鈴鹿観戦記'06日曜日(ちょっとした賭け)

最終日の朝もやはり早起きです。決勝の人の多さを考えるとゆっくりとホテルで朝食をとってって言うわけにもいかず昨日と同じ始発の急行にて出発となりました。
白子駅を降りてから当然のようにダッシュ、ホールショットを取りタクシーも並ばずゲット。
なんとかトラブル無くサーキットに到着しました。

サーキットに着き最後の定点観測を行うのですが、昨日の情報もあり、金・土の結果もあったためここで非常に悩みました。しかし愚直にも同じ場所で待つことに決定。色々なドライバーのプチサイン会も魅力があったのですが同じ場所を選んだのにはあるドライバーの存在がありました。  佐藤 琢磨  です。彼がある時間帯に現れることは金・土の経験で分かっていたのですが今日であればこの場所には鈴スペしかおらず混乱せずに済むかななんて
勝手に考えてました・・・

しかし案の定その場所に現れたのは  アロンソ  だけで他のドライバーは現れません。
諦めかけていたところにようやく遭遇できました。  琢磨くん!! 何とかサインも頂き
しかも今までもらった中でも比較的丁寧に書いてくれたので2重の喜びでした。


もらえたのは彼一人でしたが結果的にこの選択は間違っていなかったようです。
そうそうこの場所には小倉智昭さんも現れましたよ。彼も  アロンソ 
遭遇したらしく、その彼女とのラブラブぶりに「今日のレースはあかんな」
なんて思っていたようです。そのエピソードは特ダネの冒頭で話していました。


ちなみにこちらがその彼女。鈴スペが見た限りでは常に手はつないだままでほんまにラブラブ。
決戦の日に彼女?って思うのですが精神的な支えが必要なんだなあ・・・





ここで鈴スペの定点観測は終わりです。例年に比べるとこの場所での遭遇率は
低かったですが、非常に満足のいく結果となりました。

さて11:00近くになったのでコースに向かいその人の多さに圧倒されながら
ようやく自分の席にV席でひとつ不満があるとすれば、そのエリアはS2と共通に
なっている為、食事をするにもトイレにいくにも非常に込むことですね。
VIPテラス&スイートには専用のものがあるのに・・・


粛々と進んでいくレース開始までのイベントの中でやはり
往年の名車の競演はオールドファンには
たまらなかったのではないでしょうか(笑)






ここからはドライバーズパレード


 佐藤 琢磨 

フィジコ

ニコ

 ジェンソン・バトン 

 ミハエル・シューマッハ 

 キミ&ペドロ 






おさるのマイケル&こわごわ飛び降りるヤルノ(笑)


全然話のつながりは無いんですが一言でパドックパスって言ってもこんなにあるんですね。
知りませんでした。


いよいよレーススタートです。圧倒的なフェラーリ有利の中での展開なのですがまずは無難にスタート決めたフェラーリ2台が逃げ、予定通りのチームオーダーでの  ミハエル・シューマッハ  先行。この辺までは予想された状態でした。昨年のレースを見ているだけにバトル合戦が少なく少しさびしい感じがしました。  SAF1  の二人は淡々と周回を重ねていき2台完走の期待が膨らみます。
そんな中  ライコネン  が徐々に上位に上がってきたときには「これはワンストップ作戦?」って奇跡の優勝を夢見ましたが
やはり2ストップでその夢も露と消えました・・・







ピットストップ特集



つかの間の休憩





ピットボード特集(笑)



そして運命の37週目フェラーリエンジが悲鳴をあげました。鈴鹿の観客も悲鳴をあげました。そして浜島開発室長は大きくためいき。実に5年ぶりのフェラーリエンジンブロー。今年のタイトルがほぼ決まった瞬間。(奇跡の大逆転はまだ残されていますが)鈴鹿サーキットの雰囲気がいっぺんしましたね。重い空気が全体を覆っていたと思います。そしてそのままアロンソが優勝!その喜び様がすさまじく今まで受けたプレッシャーの大きさを物語っていました。車が戻ってきた後の「命」ポーズもそうですがスタッフからもらったレッドブリテンを投げ捨てたシーンは印象受けたかな。あの雑誌からさんざん「プレッシャーがのしかかる」「何を怒っているの?」的な突っ込みを受けてましたから(笑)彼としては「ざまあ見やがれ」って感じだったんでしょうね。あとは琢磨くんも完走後本当にうれしそうでした。まるで入賞したような喜びよう。昨日の彼の言葉を聞いていたのでそのパフォーマンスも分かる気がします。




さてレースが終わると自然と足はフェラーリのピット前に向かいました。まさかこういう形で終わるとは思ってもいなかったであろう  ミハエル  がどういう表情で現れるか興味があったからです。


ちょっと切ないショットです。悲鳴をあげたマシンと囲み取材を受ける  ミハエル・シューマッハ 


正真正銘の  ミハエル  鈴鹿ラストフォト


確かに嫌いな時期も長く鈴スペの中ではありましたが、この写真を見るとF1のひとつの時代が終わったと実感させられました。
来年、彼はここにはいないのです・・・

すべてが終わり何か自分の中から大事なものが欠け落ちたような寂しさを感じましたね。ゲートに掲げられた「see you again」の垂れ幕が涙を誘いました。「いつかは鈴鹿」これを合言葉にホンダにはがんばってほしいですわ。サーキットを去る前に駐車場で一服
しながらこの9年間を考えていました。本当に色々な感動を与えてくれた鈴鹿GPには感謝以外の言葉が見つかりません。そして観戦に協力していただいたすべての皆さんにも感謝です。さて来年は富士・・・まったく想像がつきません(笑)



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今年遭遇したドライバー&関係者

K・ライコネン P・デラロサ N・ハウグ
F・アロンソ G・フィジケラ F・ブリアトーレ
J・バトン R・バリチェロ
J・トゥルーリ
M・ウェバー N・ロズベルグ F・ウィリアムズ
N・ハイドフェルド R・クビサ S・ヴェッテル M・タイセン
S・スピード V・リウィッツィー
R・ドーンボス
C・アルバース T・モンテイロ A・スーティル
佐藤琢磨 山本左近 鈴木監督 井出有治
A・ロッテラー JPD・オリベイラ
浜島開発室長
小倉智昭氏 土屋圭一氏 G・ベルガー


これで鈴スペの観戦記は終わりです。5日間に渡って駄文・長文を読んでいただきありがとうございました。
そうそうもしよろしければこの5年間の鈴鹿の成果を見てやってください(笑)
F1サイン集その1
F1サイン集その2
F1サイン集その3
F1サイン集その4






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- PutiRaku -

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