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2024.03.17
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英訳本を翻訳アプリで読みました。最近スマホを良いものに変えたので、翻訳アプリも便利になりました。訳したものをパソに送ることができるようになったので、ワードに張り付けて、編集が楽になりました。前回の本は読破に10日ぐらいかかったけど、今回は4日で読めました。

内容は、祖母から引き継いだ「ホテル・スプレンディッド」を経営する「私」と、その姉妹たちの日常を書いています。ホテル・スプレンディッドは沼地のほとりに立っていて、湿気のせいか、老朽化が激しく、「私」は毎日建物の補修や排水管の掃除に明け暮れている。姉妹たちはホテル経営に興味がなく、一人は病気がちで時々奇異な行動をし、もう一人はいい年して女優になる夢をあきらめきれない。オールドミス(この言い方ががぴったりくる)らしき三人姉妹が毎日いがみ合ったり、時に協力し合ったりしながらも結局くっついているのがほほえましい。

沼地に立つ壊れかけの建物や、病気がちの姉妹などの要素からか、ポーの「アッシャー家の崩壊」の影響を指摘する旨もあるようだけど、世界観は全く違います。アッシャー家は滅びの美学的なゴシックロマンですが、スプレンディッドにはニヒルな感覚は全くなく、どっちかといえば毎日害虫や湿気と戦い続けて、最終的に至る精神的境地、を描いている気がします。

文体がまず、独特です。一つのセンテンスが非常に短く、それがまるで、ホテルを侵食する雨のように降り注いでいる錯覚を感じさせます。じわじわと蝕まれていく建物と、それに抵抗しようと焦る「私」の心理を見事に表現しています。
定期的に蚊、蠅、ネズミなどが大発生し、ホテルは大混乱になります。これがなかなか黙示録的で、特に最後のネズミの大発生がきっかけで、「私」は死と直面することになります。

これどういう結末になるんだろう?とひやひやしながら読んでいたのですが、ラストの数章の詩的表現は素晴らしかったですね。多分、それのために、今までがあったんだろうと思いました。あまりにも素晴らしいので泣いてしまいました。

間違いなく文学の可能性を広げた傑作だと思うのですが、残念ながら日本語訳本はないのです。誰もこれを日本語訳をしようとは思わなかったのでしょう。確かにこれを邦訳するのは難しいと思う。してほしかったけど。原作はフランス語です。日本にはフランス文学者多いと思うんですけどね。

あまりにも気に入ったので、一応翻訳アプリで訳したものがパソに入っているのですが、もうちょっと読みやすい文にして、本の形にして、持ち歩き出来るようにしたいと思ったりしてます。





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Last updated  2024.03.17 10:26:02
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