yellowfoxの巣

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その3

その3 量より質 2002/11/12
突然だが、仕事ができない人100人と仕事ができる優秀な人10人が
同じシステムを開発するとしたら、どちらの方が出来が良いだろうか?

おそらく、仕事ができる優秀な人10人が開発したシステムであろう。

システム開発はあくまで 『知的労働産業』
頭脳の差がシステムの出来の差になる。
そして、その差には雲泥の差があるといってよいだろう。

システム開発の経験がない人にとっては、たくさんの人間が
たずさわっている方が、高品質のシステムができでくるように
感じるだろう。

しかし、実際の開発現場では、仕事ができる優秀な人に作業が
集中することがほとんど。

仮に100人の開発者がいても、優秀な10人ぐらいに仕事が集中し、
残りの人は適当にそれなりのことをしているか、下手をすると
遊んでいる状態になることもしばしば。

また、残りの人がそれなりに順調に仕事を進めてくれれば良いが、
必ずといっていいほど、誰かがトラブルを起こす。

そうなると対応を迫られるのも、結局優秀な人になることが多い。

そういった余計な仕事が増えるにつれて、優秀な人は余分な時間と労力を
使うことになり、能力も発揮できず、システムも次第にボロボロに...。

そうなるくらいなら、最初から優秀な人だけ集めて開発すればよかったのだ。

こういった理由から、たくさんの人間で開発したシステムより、
少数精鋭で開発したシステムの方が出来が良いのである。

システム開発において、人材は、
『量より質』

マンパワーに頼る
『労働集約産業』
ではなく、頭脳を使う
『知的労働産業』
なのだから。

ここを勘違いするととんでもないことになる。

でも、この業界に長いこと関わっている人でも、こういった点に
気づいている人は非常に少ないのではないだろうか。

おわり


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