天の王朝

天の王朝

PR

×

プロフィール

白山菊理姫

白山菊理姫

フリーページ

ハーバード経済日誌


ハーバード経済日誌(2)


ハーバード経済日誌(3)


ハーバード経済日誌(4)


ハーバード経済日誌(5)


ハーバード経済日誌(6)


古代飛騨王朝を探して


海外でのダイビングあれjこれ


海外でのダイビングあれこれ2


海外でのダイビングあれこれ3


驚異のガラパゴス(1)


驚異のガラパゴス(2)


驚異のガラパゴス(3)


歴史箱


山口博教授の講演録


古典SFの世界


富山サイエンス・フィクションの世界


ETとの交信は可能か


不思議な世界


不思議な世界2


不思議な世界3


不思議な世界4


不思議な世界5


不思議な世界6


不思議な世界7


不思議な世界8


フォト・ギャラリー


雑感


誰がケネディを殺したか


誰がケネディを殺したか2


誰がケネディを殺したか3


誰がケネディを殺したか4


カストロが愛した女スパイ1


カストロが愛した女スパイ2


カストロが愛した女スパイ3


カストロが愛した女スパイ4


カストロが愛した女スパイ5


カストロが愛した女スパイ6


カストロが愛した女スパイ7


カストロが愛した女スパイ8


カストロが愛した女スパイ9


カストロが愛した女スパイ10


カストロが愛した女スパイ11


出雲族と大和族の話(パート1)


出雲族と大和族の話(パート2)


サイド自由欄

設定されていません。
2006.04.03
XML
カテゴリ: メディア
▼富山の正力20(正力王国の野望)


正力は「新聞は公器だ」と述べていたようだが、実際は正力一族のための道具であった。1966年に妾の子である武を日本テレビで引き取ると、翌67年には33歳の若さで取締役に取り立ててしまう。正力の意図は明らかだった。長女梅子の夫である小林與三次を読売新聞、次女利子の夫である関根長三郎をよみうりランド、長男の亨を報知新聞、武を日本テレビのそれぞれトップに据えることであった。

しかし、正力が描いた王国は磐石とは言えなかった。一族内の抗争が始まったからだ。労働争議で墓穴を掘り、無能な経営者として報知新聞を追われた亨は1968年、正力の計らいで日本テレビの副社長に就任した。亨は腹違いの弟である武をよみうりランドに追放。武は二度と日本テレビに戻ることはなく、1985年に51歳の若さで死去した。

正力王国を築く上で気になる存在は、営業の神様と言われた務台であった。務台の実力は、入社当初から誰もが認めるところであった。務台なしでは、これほど読売が部数を伸ばすこともできなかった。正力は務台の手柄が気に入らない。読売新聞社内における務台の人気を恐れた正力は、存命中は決して務台を社長に就任させなかった。

正力は務台に対して、首にこそしなかったが、生涯を通じて何度も嫌がらせの人事異動を実施している。1942年に務台をビルマ新聞に出向させたのも、務台がいつか読売を乗っ取るのではないかという正力の恐怖心の現われであったといわれている。正力は初め、務台に1~2ヶ月の間の出向だと名言した。しかしそれが6ヶ月になり、結局は1年8ヶ月間日本に戻ることはできなかった。その間、三人の子供を抱えた務台の妻は、東京大空襲の最中、精神に障害をきたしてしまったのだという。務台はその後も読売から遠ざけられ、読売に復帰できたのは、1951年1月のことであった。

このように正力は、正力王国を脅かす実力のある人材に対しては警戒を緩めずに牽制しつつ、絶対服従を誓う社員に対しては重用し、側近にしていった。これもすべて、息子や義理の息子に正力王国を託すためであった。
(続く)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.04.03 08:47:52
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

MartaTek@ President New! The US president raged at NATO allies o…
立山の百姓@ 尖山について はじめまして。 尖山の近くで農園を営ん…
simo@ Re:新刊『UFOと交信すればすべてが覚醒する』の解説(03/21) こんにちは。初めまして。 昨年妻が海で撮…
たぬき@ Re:ニニギの兄に祭り上げられたホアカリの正体(03/12) ホアカリ。 徐福が秦の始皇帝の使節を隠れ…

カレンダー

バックナンバー

・2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11
2025.10
2025.09
2025.08

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: