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2011.04.16
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カテゴリ: 歴史箱
大国主の子タケミナカタが祭られている諏訪大社と古代イスラエルとの間には、御柱祭のほかにも多くの類似点があります。

もう一つの奇祭である御頭祭などは、まさに旧約聖書創世記22章に出てくるアブラハムのイサク奉献伝承そのものです。御頭祭は時代とともに変化していったようなのですが、江戸時代にこの祭りを目撃した文化史研究家・菅江真澄によると、諏訪大社の上社前宮十間廊という建物に75頭の鹿の頭がまな板の上に並べられていたそうです。そこへ紅の着物を着た8歳ぐらいの子供が連れてこられ、柱とともに竹か葦のむしろの上に乗せられます。その後、神官による「藤刀」を使った占いのような儀式があります。やがて、その子供に縄が掛けられるのですが、そのとき周りの男たちが「まずまず」と言います。すると、祭詞が読み上げられ、読み終わると、礼服を着た男がその子供を背負って退出。その子供は後に神社の前で縄を解かれて放されるのだそうです。

何とも奇奇怪怪な祭りですが、旧約聖書のイサク奉献伝承を読めば、理解できてしまうんですね。

ある日神はアブラハムに「あなたが愛する一人息子であるイサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。そして私が示す山でイサクを生贄(いけにえ)としてささげなさい」と言うんですね。アブラハムは言われたとおりに、イサクを指定された山に連れてゆき、縄で縛り祭壇の薪の上に乗せます。そして刀を取り出してイサクを屠ろうとしたその時、天使が現れ、「その子(イサク)に手を出してはいけない。あなたが神を恐れることがよくわかった。あなたは自分の子さえ惜しますに私にささげた」と告げます。アブラハムが目を開けると、そこに角を藪に引っ掛けている羊がいます。アブラハムはその羊を捕え、イサクの代わりに生贄としてささげました。

御頭祭の多くの儀式動作で、イサク奉献伝承と一致していることがわかりますね。特に注目されるのが、アブラハムがイサクを捧げようとしたモリヤという地名です。御頭祭がおこなわれる前宮の裏手にある守屋山と同じ名前なんですね。また地元の伝説では、ミサクチ神と洩矢(モリヤ)の神が古くからタケミナカタとは別に信仰されていたといいます。『諏訪神社 謎の古代史』を書いた清川理一郎氏によると、音節で分けたミサクチ・MISAKUCHIのMを接頭子音、CHIを接尾語とみれば、ミサクチはイサク・ISAKUとなります。これらのことから清川氏は、ミサクチ神の祭りとみられる御頭祭はのちに古代イスラエルの族長となったイサクを人格神として祭ったものではないか、そして洩矢の神とは聖地モリヤの土地神ではないかとみています。
(続く)





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最終更新日  2011.04.17 01:31:54
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