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2011.04.18
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カテゴリ: 歴史箱
イスラエルなどにいる今のユダヤ人は、ユダヤ教徒にさえなれば、どの人種でもなれますから、アブラハム、イサク、ヤコブと続いた古代イスラエル人とは民族的にほとんど関係のない人たちであるということがわかっていただけたでしょうか。古代イスラエル人たちの末裔は、基本的にはどこに行ったかわからないんですね。古代イスラエル人は黒髪であった可能性が強いそうですから、黒髪が優勢遺伝子であるとしたら、比率的には黒髪の人種に高く分布するのかな、と推測するぐらいはできます。

すると、よく取りざたされる日ユ同祖論も、いったい何がどのような祖先なのか、しっかりと区別するべきだということもわかってきますね。ある人は、失われた10支族の末裔が日本に来たと考えるかもしれません。あるいは、バビロン捕囚後離散したユダ族らの末裔が日本に来たとする人もいるでしょう。そしてもう一つの見方としては、古代イスラエル人の祖先こそ日本人であるとみることもできるんですね。

今回、日本の神話を読み解くに当たって活用させてもらっている正統竹内文書の口伝継承者第73世武内宿禰さんは、日本から大陸に渡った人たちがメソポタミアでシュメール文明を開き、その後一部が中東に移動して古代イスラエル人になったのではないかとしていますから、古代イスラエルの祖先が日本人であるとの立場に立っていますね。だから宿禰さんによると、古代イスラエル人は日本から大陸に渡ったスメル族(シュメール人)の「分家の分家」となるわけです。

実際、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という三つの大きな宗教の「信仰の父」「聖典の民の始祖」とされるアブラハム(イサクの父)は、古代メソポタミアのシュメール人の都市ウルで生まれて中東(カナンの地)へ移住したとされていますから、辻褄は合うんですね。

そのことから推測すると、古代イスラエル人たちは東方に自分たちの故郷があることを知っていた可能性もありますね。だからキリストが生まれたときに東方から三博士がやって来たとしたのかな、とも考えてしまいます。宿禰さんによると、スメル族の二つの「本家」は、紀元前3世紀か4世紀ごろ陸路、海路に分かれて日本に戻って来たとしていますから、その本家本元の後を追うようにして古代イスラエル人たちも三々五々、五月雨的に「古の故郷」である日本に渡って来たのかもしれません。それが大国主であり、猿田彦であり、石切彦であり、五十鈴彦であったとも考えられるんですね。

そう考えると、大国主の息子とされるタケミナカタが祭られている諏訪大社で、なぜ古代イスラエル人と結びつくような奇祭が行われているかの説明がつくんですね。それはあくまでも分家の祭り(奇祭)であって、本家の祭りではなかったということにもなります。

もちろんもう一つの可能性として、シュメール文明を築いたスメル族と、アブラハムを祖とする古代イスラエル人を同列に考えることもできます。古代イスラエル人をスメル族の本家とみなすことですね。この説を採ると、もしかしたらソロモンの死後分裂した古代イスラエルの12支族のうち、北イスラエル王国を建国したグループがのちの出雲族か大和族、南ユダ王国を作った2支族がのちの大和族か出雲族と考えることもできるんですね。

次回はこの可能性についても考えてみましょう。
(続く)





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最終更新日  2011.04.18 19:13:14
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