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2011.04.23
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カテゴリ: 歴史箱
オモイカネが立案したアメノウズメらによる美人局作戦・アマテラス強奪作戦が成功したことにより、統一王朝は弱体化していったのではないかと思うんですね。何しろ統一王朝の王(天皇)の象徴である神器や行法の一部が奪われたのですから大変です。政略結婚で出雲族の王と結婚した巫女(アマテラス)も奪還されてしまったのかもしれません。一方、大和族には「天照」(称号)やアマテラス(巫女)という太陽が戻ったのですから、元気百倍です。大和族としては、一気に攻勢に出たいところですね。この大和族による一連の作戦の成功が、記紀神話では、世界には再び光明が戻り、スサノオ(出雲族)は高天原から追放されたという表現で記されているわけです。

アメノウズメの功労は大ですね。大和族はその後、統一王朝があった豊葦原瑞穂の国(今の大和地方)へと進軍して、最終的に大和を平定(天孫降臨)するのですが、そのときにもアメノウズメは、功労者あるいは諜報部員として大和族の進軍に同行します。ところが、記紀神話ではここで面白いことが起こります。私が古代イスラエル人にちがいないと思っている猿田彦が登場するんですね。

非常に象徴的な表現だと思うのですが、猿田彦は高天原(大和族)と葦原中国(統一王朝・出雲族)の真ん中に立って高天原と葦原中国の両方をこうこうと照らしていたと書かれています。つまり猿田彦に代表される古代イスラエル人が、大和族と出雲族(統一王朝)の抗争の行方を決めるキャスティングボートを握っていた、とも読めるんですね。一部の例外(出雲族に就いた大国主)を除いて中立の立場であった古代イスラエル人の勢力を、どちらが味方に付けるかが、勝敗の分かれ目であったと解釈できるわけです。

そこで呼び出されたのが、女諜報部員のアメノウズメでした。アメノウズメはアマテラス(アマテラスを強奪した大和族の王)から「お前は先に行って、(われわれが)天降りする道にそのように立っているのは誰か聞いてこい」との命令を受けます。その際、アメノウズメは何をしたかと言うと、日本書紀にはアマテラス強奪作戦のときと同じことをやったと書かれているんですね。すなわち、乳房をあらわにして下半身もほぼ丸出しにして微笑んだとあります。もうお分かりになりましたね。ここでも美人局作戦がさく裂したわけです(笑)。日本書紀にはアメノウズメが猿田彦のところに派遣された理由も書かれています。「眼力が人よりも優れているから」という理由なんですね。つまり猿田彦を美しい目で虜にするために、女諜報部員として先に送り込まれたとも採れるわけです。

私はその説をさらに進めて、アメノウズメ自身も猿田彦と同郷の古代イスラエル人であったとみています。というのも記紀神話では、猿田彦が登場した時も、スクナヒコナが登場した時も、風貌に特徴のある人物が出てきたときは必ずと言っていいほど、名前を聞くのに仲介者を立てているからですね。仲介者とはすなわち通訳ではなかったかと私は推測しています。猿田彦もかなり変わった容貌をしていたことになっていますから、異国の人の風貌であったのでしょう。そこで同郷とみられるアメノウズメを派遣して、名前や相手の勢力や動向を聞き出すとともに、色仕掛け(美人局作戦)で猿田彦を骨抜きにしたのではないかとみるわけです。するとアメノウズメが披露したエキゾチックでセクシーな踊りは、さしずめベリーダンスだったのでしょうか(笑)。
(続く)





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最終更新日  2011.04.23 23:57:27
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