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2017.01.04

５０００年前の驚異の測量技術（その５１：三つの神の山）

テーマ：歴史なんでも(918)

カテゴリ：歴史散歩

まずはこちらをご覧ください。

前にも紹介しましたが、近江富士こと滋賀県の三上山です。

琵琶湖の対岸から撮影した三上山ですが、存在感があることがわかりますね。
標高４３２メートル。山全体が御神神社のご神体となっています。まさに神の山。

この神の山から３３・４キロ離れた、京都最南端に鎮座するもう一つの神の山が、恭仁京の宮殿のほぼ真北にある三上山です。
標高４７３メートル。恭仁京はこの聖なる山の真南に造られた都であったことがわかります。

そしてこの三上山から３３・４キロ離れた場所にある大和の聖山とされる山が、二上山です。
標高は、雌岳が京都の三上山とほぼ同じ４７４メートルで、雄岳は５１７メートルあります。
雄岳山頂には葛木二上神社があります。

ほぼ同じ高さの山が一直線上に並び、しかも名前が「神の山」で、それが等間隔に並んでいるというのは、一体どういうわけか、ということになります。
次はこの謎解きをしましょう。
（続く）

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