240506
MOT Collection 特集展示|福島秀子、クロニクル1964-|OFF MUSEUM (~5/6) @ 東京都現代美術館 常設展示室 (3F展示冒頭の、浅井裕介さんの泥絵 earth painting がいちばん良かったんじゃないかな。あと、中村宏さん昭和43年作品 「円環列車B (望遠鏡列車)」 が Paul Delvaux めいてサイコーだった。ぼくが美術館をつくるとしたら、目玉にしたい作品さ。)
240506
靉嘔 ふたたび虹のかなたに Ay-O: Over the Rainbow Once More (~5/6) @ 東京都現代美術館 (ぼくにとっての靉嘔は、展覧会冒頭にも飾られた青春作品 「田園」 の奥ゆき感。渡米し帰国後の作風暗転を過ぎ、平面的な虹の饗宴が花開く。なんと多作なひとだ。ぼくの気に入りは昭和55年作品 「線のアンソロジーB」 や昭和57~59年作品 「自画像 ストローク」 なのだけど、そのスタイルの作品は短命だ。かくも流転の作家だったとは。最終日をのがさなくてよかった!)
240425
太田侑子展 (~4/28) @ Gallery b. Tokyo (京橋三丁目)
(油画の技術もセンスも抜群だが、絵に出てくる女性の顔がことごとく嫌悪感をもよおすブスである。わざとそういう女性を描いてインパクトをねらってるのだろうけど、思い余りて需要とミスマッチ。女性の顔をふつうに描けば、完売作家は夢でない。怪獣フィギュアを描いた絵だけ、欲しいなと思ったけど、それだけ非売品になっていた。金沢美工大卒。)