260930
下町アート動物園 Part I (9/30~10/11) @ Fuma Contemporary Tokyo (入船一丁目)
(稲葉友宏さんの金属の鹿たちがすてき。金属がほどけて太いワイヤとなって空間へ浮遊してゆく姿は感動的。田崎太郎さんの神から鉄道車輛まで取り込んだ現代土偶の群れは、2年前の越後妻有トリエンナーレで見て以来。田中望さんは10月10日からの Art Front Gallery 個展準備で忙しかったか旧作1点のみ。)
260918
Helene Fjell×Pain Solution 写真展 [To Bleed or Not to Bleed] (~9/20) @ ヴァニラ画廊 展示室A (銀座八丁目)
(ヘレン・フィエルはオスロ在住の写真家。Pain Solution はオスロ拠点のパフォーマンスグループ。体に長い針を次々に刺し、釘の原に乗り、ガラスの電球をかじる、痛そう。写真集の販売あり。)
260918
Suka Off 写真展 [Inside Flesh/Black Lab] (~9/20) @ ヴァニラ画廊 展示室B (銀座八丁目)
(Suka Off はポーランドのアーティストグループ。形を成さない赤いどろどろ仮面をつけた男女。DVD の販売あり。)
260917
ヴァサンタ・ペレーラ W. Vasantha Perera 個展 Song of Ceylon (~9/24) @ Niche Gallery (銀座三丁目)
(緻密な水彩画でスリランカの街と人々を描く。絵本仕立ての作品集を購入したところ、画廊オーナーの西村冨彌さんが非売品の別の1冊も特別にくださった。感謝です。俳優のような顔立ちのペレーラさんは40代前半。スリランカでは郵便切手の図案も担当している。目下、日本人のお嫁さん探しをしている由。)
260902
草間彌生「とこしえの愛の部屋」展 ―ベンジャミン・リーが撮る、草間彌生宇宙― (~9/6) @ Eye of Gyre (神宮前五丁目)
(草間作品展かと意図的に誤解させるネーミングだが、写真家 Benjamin Lee 氏が草間彌生を撮った写真展。サングラスをかけた彌生おばばをクイーンに見立てたトランプカードシリーズを、アンディ・ウォーホルのマリリン・モンローのように色違いで展開したプリント作品も。こうしてまた草間ブランドが拡大再生産される。)
260825
2014 Tokyo International Photography Festival Competition (~9/7) @ 72 Gallery/Tokyo Institute of Photography (京橋三丁目)
(イスラエルの防空シェルター内の様々な設えを撮った Adam Reynolds(米)、室内の内装やモノの色彩に「ギリシアだ!」とうなづいてしまう Eirini Vourloumis(ギリシア)、一卵性双生児の老女を撮る Maja Daniels(スウェーデン)、オアハカ州の山奥を撮る Shandor Barcs(メキシコ)。グランプリは Lydia Goldblatt さん(英)。)
260825
水尻自子 (みずしり・よりこ)
「わからないでもない感触」展 (~9/6) @ art space kimura ASK? (京橋三丁目)
(アニメ作品展。DM 葉書にも使われた「幕」と、「布団」を観た。やわやわと包み込み折り重なっては引いていく。)
260822
小山久美子展 閑雲野鶴 kan un yakaku (~8/31) @ space 2*3 (日本橋本町一丁目)
(競馬やスポーツがモチーフだが、ありえない場所で淡々とできごとが進行するさまを丁寧に写実。高速道路の料金所から競馬馬が一斉スタートしてみたり、道路上にプロレスのリングを設けてみたり。見る側を快くだましてくれる、いい絵を描く小山さんの美術は驚くべきことに独学だという。昭和58年生まれ。車洋二さんキュレーション。)