| 「17才」 |
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| 「17才」とは大変多感な時期であると
いう。人生の転機となる時期である、とかの有名なユングも言っている。(あれ、ユ
ングだったっけなあ、これ言ってたの・・・・) そのためかどうかはしらないけれども、17才をテーマにした歌は多い。岩崎 宏美は「センチメンタル」で「じゅうななさいぃ~」と歌うし、河合奈保子は「あっ あ~、じゅうななさいのッ わたしぃ~」ともろ曲名「17才」で歌う。 しかし「17才」というタイトルで思い出すのは、「わーたしはいま いーき ているぅ」。頭に浮かぶ歌手は南沙織であり、森高千里である。 南沙織は沖縄出身。いまや多くのアーティストを輩出してはいるが、当時とし ては珍しい存在であったに違いない。なぜかヒデとロザンナのマネージャーに見初め られ1971年「17才」でデビュー。さらさらロングヘアにミニスカートであった と記憶している(私もチビの頃なので・・。) いまや江口洋介の嫁、森高千里ははじめドラムをたたきながら歌っていた (チャー、はたまた原田真二のようだ。C-C-Bもそうだったな)が、極限まで足を出 したフリフリ衣装でこの歌をカバー。フィギアまで発売され、オタクのステイタスと まで言われた。 ゆったりと聞くなら南沙織版、歌詞の意はともかく賑やかにという方には森高 版がいいかな。
南沙織
/17才
森高千里/17才
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| 続きは一生懸命書いております。今しば
らくお待ちくださいませ。 |
よっさんの
カバー曲レビュー
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| しかしまあ、なんなんだろう。
ここ最近のカバー曲の多さ。 「理屈じゃねえ!いいもんはいいんだ!」の発想ならまだ許せるが、「亜麻色 の・・・・」や「おーおきなのっぽの古時計・・・」の2匹目のドジョウをねらった とか、まあ、いい歌だから売れるだろうよ、とか、まあ、あてがっとこか、ってな状 況だとしたらよろしくない。 なぜこんな批判めいてるかというと・・・あわないのだ。曲と歌手が。アレンジがひどいのもある。 オリジナルのイメージが強いからなのだろうか。いやいや、違う。あわないんだよ(と思うよ)。 「亜麻色の髪の乙女」だって、最初はしっとりといい感じで始まるのに、途中からはジャカジャカジャカジャカとやかましいし、flowの「贈る言葉」にいたっては問題外。3年B組のみんなは嘆いているぞ。後藤真希の「サントワマミー」はあまりに時代が違いたようで(曲調もはやりの歌い方もね)。 亜麻色の・・オリジナル
島谷ひとみ版
贈る言葉.海援隊
FLOW版
サントワマミー越路吹雪版
後藤版
アダモ版
椎名林檎がカバーアルバムを出したが、これについては絶句。。太田宏美の「木綿のハンカチーフ」が入っている。この歌をこの人にカバーしてほしくはなかった・・・・。 さて70年代の歌といえば、あの「まんてんちゃん」、宮地真緒が「秋桜」「夢先案内人」をカップリングで百恵ちゃんカバー。「秋桜」はさだまさしが作った歌で、自身も歌っとりますな。さだ版はとても哀愁漂う感じでいい。百恵ちゃん版もなかなか。宮地真緒には少し無理があったか・・。 さだ版
山口百恵版
宮地版
昔は映画の主題歌カバーもいっぱいあった。さすがに「愛と青春の旅立ち」の日本語詩はいただけなかった。 そういえば、映画「ゴースト・バスターズ」のテーマ(レイ・パーカーJr.が歌ってた)を片岡鶴太郎が「ゴースト・ブスターズ」として歌ってたなあ。
ゴーストバスターズ コレクターズ・エディション
いたってまじめやってたけど、羽賀研二が「ネバーエンディングストーリー」を歌ってたは何とも言えなかった・・。
ネバーエンディングストーリー(DVD)
洋楽カバーで笑えるといえば、金沢明子の「イエローサブマリン音頭」が筆頭かな? オリジナルはビートルズです。
と、他のレビューと同様に今回もレビュー「きりがない」のだが、いいモンはいい。でも悪いモンも多い。音楽はそれぞれの人にその人なりの思い出があるのだから、無茶なアレンジや歌手との組み合わせはできれば勘弁してほしいな。そして、今カバーされている曲のオリジナルのように、幅広い支持を集める新譜が出る事を期待するばかり。 |
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