不良中年の愉快な仲間達

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運命の赤い糸はあるの?


【運命の赤い糸の正体!! 】
《運命の赤い糸は本当にあった!》

・・・運命の赤い糸・・・
運命の赤い糸の正体は、MHC(白血球の主要組織適合性遺伝子複合体)
私たちの体は、常に最近やウイルスなどから攻撃されています。
その外的から体を守っているのがMHCです。

MHCの役目は体外からの侵入者から最近やウイルスをブロックすることです。
このMHCとはいろいろな形をした武器を持っています。
その型が合う外敵ならブロックできます。
ところが…型が合わない細菌はブロックできずに
体内への侵入を許してしまう特徴があります。
しかも、この型は何種類もあり、一人一人が持っている組み合わせも
非常に個人差があるのです。


このMHCと恋愛が実はとんでもない関係にあったのです!

まり、自分と同じMHCの型を持っている人より、
かけはなれた型を持っている人に惹かれてしまうということなのです。

さらに、私たちは、無意識のうちにMHCの遺伝子に操られていたのです!

・・・MHC遺伝子・・・
誰かと出会い、結婚し、パートナーとの間になるべく子孫を残す、
これが遺伝子にすり込まれた最大の使命なのです。
同じ型のMHCを持った男女では子供のバリエーションが増えず、
少ない種類のMHCを持って生まれてしまいます。
そのため、免疫が弱く外敵に負けやすくなってしまいます。

ところが、まったく違う型のMHCを持った男女の子供は、
バリエーションも豊富でたくさんの種類のMHCをも津ことができ、
病気に負けない丈夫な子供が生まれるのです。


【脳会議 ~フェロモンの秘密~ 】
なぜ私たちは、相手のMHCの型を知るのでしょうか?
それは「におい」で感じ取っているというのですが…?

視床下部 食欲・性欲・睡眠欲など人間の根源的な欲望を司す
扁桃体 好きか嫌いかの判断を下す
海馬 蓄積された記憶など情報の整理や管理を司る
前頭葉 行動の最終的判断をくだす

●普通のにおいの場合
鼻から入ったニオイ物質は、まず嗅上皮から脳の中へとニオイ信号が運ばれ、
扁桃体、視床下部を経由して最終的に前頭葉が「ニオイだ」と判断します。

●フェロモンの場合
フェロモンは、体の外に出ることのできないMHCのかわりの情報を持って飛び出します。
そして鼻から入り込み、脳に信号が送られますが、前頭葉には伝わりません。
●フェロモンは目に見えない赤い糸!?
こうして、前頭葉へと情報は伝わらないため、
相手のことを気に入ったということが意識されず、惹かれ合うのです。

一見、無意識に惹かれあった2人。
でも、それはフェロモンを介して本能的に選び合っていたのです!

これが赤い糸の正体です。


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