布おむつとアレルギーッ子の育児

布おむつとアレルギーッ子の育児

本当に喘息ですか?

その症状は本当に喘息ですか?

 アレルギーがあると、色々な症状が出ます。
 家の場合は、アトピー(一時悪化。今は完治。)、食物アレルギー(鶏卵及び魚卵や稚魚、小麦及び大麦及びライ麦等麦類、ピーナッツは完全除去中)、アレルギー性鼻炎(小児蓄膿の場合も)、アレルギー性結膜炎の全てになっています。

 先日風邪の咳が、痰絡み(たんがらみ)だったので小児科へ行った所、「殆ど喘息ですね」とのこと。驚いて足繁く小児科へ掛かっていたのですが、一向に改善せず、熱も上がらなかったので、耳鼻科へ行きました。

 耳鼻科で鼻の吸引をしてもらうと案の定鼻の奥から鼻水が大量に出ました。
 家の子はアレルギー性鼻炎が鼻の奥で起こっている為、咽喉に鼻水が流れ込んで痰になっていただけだったのです。咽喉の赤味は、痰を咳で外に出そうとしたものの、まだ小さくて痰が外に出せず、痰もうまく切れないのと、風邪によるウィルスの感染もあったのでしょう。

 小児科で気道を広げる薬を貰ったのですが結局使わず、耳鼻科でアレルギーの炎症を抑える薬と痰を切る薬の混ざった水薬を出して貰い、結局翌日には咳が治まっていました。

 喘息とアレルギー性鼻炎はとても症状がよく似ています。特に鼻炎が咽喉の近くで起こっている時は、鼻水が外へ出てこないで殆ど咽喉に流れてしまいます。だからアレルギー性鼻炎と気付かずに、家の子の様に、本当はただの「アレルギー性鼻炎」なのに、小児科で「喘息」と診断された人がいるのではないでしょうか?

 アレルギー性鼻炎は喘息の薬では治りません。
 一人の医師で全ての病気が判る神様は殆どいないので、小児科で「喘息」と診断されても、アレルギーがある場合は一度耳鼻科で診察を受けたら良いかもしれません。


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