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どうも最近スポーツ観戦と駅そばしか書いてないのでたまにはごはん記事も。今月は試合が少ないのでけっこうおうちごはんを作っています。 先日、ものすごく突然「ミートボール入りのパスタが食べたい」と思いました。それもコロコロと小さく上品に作ったやつではなくでっかいやつ。容赦なくアメリカーンな感じのです。パスタもイタリア風の「アルデンテ」ではなく、どちらかと言えば太麺やや茹ですぎ的な感じで、トマトソースはどっぷり。ジャンキーですね~。というわけで、作りましたd(。ゝд・)◆アメリカ風ミートボールパスタ もしかしたら、「あっこれルパンの映画のやつ」と思われる方もいらっしゃるかも知れません。映画「カリオストロの城」の中で、ルパンと次元が奪い合うようにして食べたというミートボール入りのスパゲティ。私は後付的(パスタの方を先に知った)に知ったのですが、たしかにこのシーン美味しそうですねえ。 特にこの「山盛り持ってく」感じが実にいい╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 私がイメージしていたのは、以前何かの本(エッセイ)で読んだ「アメリカ留学中に大学のカフェテリアで食べたまずいミートボールパスタ」の話で、巨大な卵大のミートボールが2個と茹ですぎのグダグダ、味もなんだか気が抜けた感じのスパゲティが最初はちっとも美味しいと思えなかったけれど、後になってだんだんクセになり、後年は懐かしく思い出す味になった、というお話。決して「すごく美味しい」わけではないけれど、無性に食べたくなるものってありますよね。おそらくそういう種類の食べ物なんだろうなあ。ですが「まずく」作るという選択肢はさすがにないので(笑)私が考え得る限り美味しく作ったのがコチラです。取り分けるとより美味しそう。そして すんごい美味しかったo(゚ロ゚o)いやーテンションあがりますこういう大胆な食べ物ってなんか不思議とテンションが上がりますよね。作っている間から「ふふふ、これ絶対美味しい・・・」と思っておりました。作り方です。≪大胆につくってみよう!絶対満足、おなかいっぱい「アメリカ風ミートボールパスタ」≫レシピ:2人分1)トマトソースをつくる。玉ねぎ1個をみじん切りにして1/3はソース用、残りはミートボールに使うのでざっくり分け、にんにく1個は切り目を入れて包丁の腹でつぶして香りを出し、ソース用の玉ねぎと共にソース用の鍋に入れてオリーブオイル少々で弱めの中火程度で炒める。2)玉ねぎが透き通ったら、ホールトマト1缶をつぶしながら加えて余計な水分が飛ぶまで少し強火で煮詰め(30秒~1分ぐらい)、火を弱めて固形ブイヨン1/2個、ローリエ1枚と塩ひとつまみを加えて蓋をして10分ほど中~弱火で煮る。途中、焦げそうになったら適宜混ぜてください。3)ミートボールをつくる。1)の刻み玉ねぎの残りを別のフライパンで炒めて粗熱を取り、豚ひき肉(お好みで合挽でもいいと思います)180~200g、卵1/2個、パン粉大さじ2~3(全体の水分量に合わせて増減)、塩コショウ各少々と共にボウルに入れてよく練り、4~5cmのボール大に丸めていく(焼くと少し縮むので気持ち大きめに)。丸める際は手に油をつけ、大きめのスプーンを使って量を計っていくと均等&やりやすいです。今回はこの量で12個になりました。4)フライパンにオリーブオイル少々を熱し、3)のミートボールを焼く。転がしながら全体に焼き目がつくようにしてください。中まで火を通す必要はなく、外側を固める程度でOK。焼き上がったものから2)のソースの鍋に入れ、味をなじませておく。少し時間を置いた方がよいので、ここまで先に作っておいてもOKです。5)深めの鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら塩大さじ1程度を加えスパゲティ(太め、今回はディチェコのバーミセリを使用)お好みの量(我が家だと2人分で120~140g程度)を茹でる。普段私はパスタを作る際、ソースの水分を少なめにしておいてパスタのゆで汁を加えて仕上げの調味をしますが、今回はしっかり味のソースなのでゆで汁は使いません。茹で時間は袋の表示通り。茹で上がる少し前にソースを温め返します。6)茹で上がったパスタをざるに取り、ソースの鍋に入れて全体をなじませる。7)皿に盛り、仕上げにチーズ(チェダーまたはパルミジャーノがおすすめ、ピザ用のシュレッドタイプでもOK)をたっぷりと、お好みで粗びき黒コショウをかけてできあがり!★普段私はトマトソースを作る際固形ブイヨンは使いませんが、今回は濃いめのしっかり味にするため敢えて加えています。はっきりした味がお好みなら1個入れてもいいと思います。★ひき肉は肉汁が出るタイプの部位ならどのお肉でもよいと思います。ラムのひき肉等でも美味しそう。力強くおススメします╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! これ絶対同じ量のひき肉を使ったミートソースやラザニアより「やった」感というか満足感がありますよ。私が家でひき肉を使っていちばんよく作るのはおそらくギリシャ風のムサカですが、かかる手間も材料も(そしてカロリーも)ムサカの方が上なのに、このミートボールパスタを食べた時つい「負けた…」と思ってしまった、それぐらいのインパクトがあります。さて、この日の他のメニューは、パスタに気持ちが行き過ぎていてかなり適当でした。パスタにはソースのトマトと玉ねぎ以外野菜を使っていないので、野菜を摂らなくては!とにんじん2本を使ったキャセロール(我が家の定番です。作り方はコチラ、今回は1.5倍程度に増量)と大根ステーキにそば粉をまぶして焼いた牡蠣をのせたもの。そういえばにんじんキャセロールもアメリカ料理でした。ふだんはアヒージョ用の小鍋に入れオーブンで焼いていますが、今回はパウンド型で。材料のひとつに「クラッカー」を使うあたりがアメリカっぽい。どんなクラッカーを使うかで味の印象が違ってきます。実はガーリック味のおせんべい(食べきれずに湿気たやつ)を使ったことも…。それぐらい適当でOKです。 大根ステーキは秋冬によくつくります。普通に下茹でしても大根の苦みと甘さが出て美味しいですが、おでんみたいに昆布だしで煮てから焼くと、中まで味があって美味しい。ソースはオイスターソース、醤油、焼き肉のたれを水でのばして煮詰め、片栗粉でとろみをつけました。 ふだんブログに上げる休日のお料理は圧倒的に海外っぽい(和食以外)ものが多い私ですが、ダンナさんのお弁当はここ数年は和食、それもほぼ毎日焼き魚がメインです。ダンナさんは帰りが遅い職種で夜は外食も多いので、平日は朝とお弁当でバランスをとってもらっている感じ。市販の西京漬や下味がついたお魚は高いし味も濃いので、できるだけ天然ものの切り身(鰤、鰆、めかじきなど)を買って来て、醤油・酒・みりん・生姜、もしくは塩コショウをして酒・おろし生姜をまぶした状態でジップロック等に入れて冷凍しておくと、前夜に解凍して朝焼くだけなのでとても簡単&便利。西京漬も思ったほどの手間ではないことがわかりました。必然的に合わせるおかずも和風になって、具入りの卵焼きかだし巻きなどの卵料理に青菜や茄子味噌炒め等、野菜料理がひとつ入る感じ。時々聞いてみるのですが、ダンナさんはこの手のお弁当で「ぜんぜん飽きない」そうです。そんな風に「魚を買う」視点で買い物に行くようになると、これまで以上に旬とか食材の値動き(市場の状況)に自然と敏感になっていることに気付きます。地魚が獲れ、近海ものも入ってきやすく、野菜もつくられる神奈川は天候の影響や市場の値動きがスーパーの売り場にも反映しやすいみたい。そんな特徴も面白いですね(○´∀`)ノ
2017.11.11
みなさま、新年明けましておめでとうございます(○´∀`)ノ 本年もどうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)mとりあえずおめでたい画像をと思い、今年の我が家のおせち(購入品)を。今年は楽天で博多のおせちを買いました。2人世帯には明らかに多すぎですが、お正月だしケチケチしないということで╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! 年末の過労がたたってか、昨日から軽く体調崩してまして(ヽ´ω`)実は熱出しながら最後のエントリ書いてました。なので寝正月になりそうですが、それぐらいがちょうどいいのかなとも思ってます。体力ないのに無理しても身体を壊しますし、10月~12月は公私とも「どこかで止めないと」と思う感じで無理をしてしまったので、ペースを正さないと。ある意味正しい一年の計╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !という訳で、2016年最初のエントリは最近つくったごはん話題で行きたいと思います。まずは2015年の我が家の年越し蕎麦の模様。 地味というか、品数少なくてすみませんm(_ _)m昨日の朝起きたら身体の節々がやたら痛く、寝違えたかと思ったら発熱の予兆だったようでして、昼過ぎから徐々にお熱が…。ごはんつくるのきつかったですが、年越し蕎麦はどうしてもこれにしようと決めていたのです。 お友達長電桐原犬さんからいただいた(私のお誕生日ごろだったと思う。いつも美味しくってかわいいおみやげをありがとうございます!しかもお料理好き&食いしん坊な私の趣味にぴったりなものを)長野県産「おそばのパスタ」。これと鴨を合わせておめでたい感じのちょこっと和風な(でも赤ワイン呑める)パスタにしよう!そうしよう!という訳で◆鴨ラグーと長ねぎの蕎麦パスタ(フェットチーネ)と鴨のローストはちみつ風味 体調悪いのでなんだか上手に盛れなくて残念(私は美味しいものを作る時だいたいとても真剣なので、邪魔されるとすごく怒るし体調がよくないとうまく作れません)。お皿の選択間違えたかなあ。とり分けた後のアップでどうぞ。 パスタ本体はコロコロ切った鴨とマッシュルーム、長ねぎの具に赤ワインとバルサミコ、隠し味のお醤油と生クリーム少々でつくったパスタソースでそれ自体とても贅沢なうえに、その上にしっかりつくった鴨のローストを載せたという、食いしん坊万歳メニュー。贅沢です。ウマいです。簡単に作り方を書くと、1)鴨ロースはコロコロとダイスカットして塩コショウで下味。マッシュルームは食感が残る程度の粗みじん&スライス、長ねぎは斜め切り。2)フライパンをよく熱して鴨の皮目から焼きつけて脂を出し、長ねぎにもその脂が染みるように焼き付け、マッシュルームも加えて全体に火が通ったら、赤ワイン大さじ2+バルサミコ酢大さじ1程度を加え、フライパンを傾けフランベ。3)醤油と生クリーム少々で味を調えソースのできあがり。あとは茹で上がった蕎麦パスタをよーくからめて完成。普通のフェットチーネでも美味しいと思いますが、蕎麦粉との相性が良い具の組み合わせなので、特に少し冷めてそれぞれの具材の味が際立ち始めてからがさらに美味しく感じました。美味しかったなあ~。鴨のローストについては過去記事に詳しく書いてあるので、レシピはそちらをご覧ください。ありがたいことに、毎年年末年始、あの記事のアクセスが増えるんですよね。みなさん鴨を焼く機会が増えるのかしら。今はオーガニックのはちみつ(いただきもの)を多めに塗って焼いています。ソースは作ったり作らなかったり。添えた野菜はこちら。◆いんげんのキャセロール(オーブン焼き) ここ1~2年、特に秋冬は加熱してオーブンで焼く野菜料理が気に入ってまして、これは基本はアメリカ料理かな、いんげんを茹でてホワイトソースを絡めてオニオンチップ載せて的な感じのようですが、グラタン風に普通に作りました。 これも作り方をごく簡単に書くと、玉ねぎのスライスとマッシュルームの粗みじん切りをバターで炒め、小麦粉大さじ2を振り入れて粉っぽさがなくなるまで炒め、牛乳300ccぐらいを少しずつ注いでは煮詰め、注いでは煮詰めてホワイトソースを作り、柔らかく茹でたいんげんと混ぜて耐熱容器に入れ、とろけるチーズをちょこっと載せてオーブンで焼きます。冬はこういう料理が美味しいですね。続いて、同日のお昼。 このところ忙しくてあまり野菜を食べておらず、身体が「野菜!!!(それも胃腸に優しいやつ)」と訴えていたので白菜をたっぷり食べられる蒸し煮を。ほぼノンオイルなのでいっぱい食べても大丈夫です。ダンナさん2人で白菜1/4個分をペロリでした。◆白菜とムール貝の蒸し煮・にんにく&レモン風味 これはもともとフレンチだったかな、いやイタリアか。雑誌で見たのを少しアレンジしました。煮込み用の鍋に切った白菜を「立てて」ぎっしり詰め込み、フライパンでアーリオ・オーリオっぽく白ワイン蒸しにしたムール貝を汁ごと(スープが多い方がいいので、貝を蒸す際ワインを多めに入れるとよいです。少し煮詰めて味を決めてから鍋に移します)のせ、少し水を足して(100ccぐらいかな)蓋をして10数分。最後の数分、スライスしたレモンをのせて香りを移します(ドライレモンを入れてもいいかも)。味付けは塩のみで、仕上げにイタリアンパセリとレモンをギューッ。貝の匂いを消し、爽やかにして味を締めるレモン。けっこう大胆に絞ると美味しい。ライムだともっといいかも。ムール貝が冷凍もの+あらかじめ殻が開いているタイプで風味が弱かったので、白菜の間にもところどころ香りを出したにんにくを差し込みました。貝から出たスープと白菜のだしで味わうお料理なので、それを引き立たせる作り方が良いと思います。これも簡単ですがすごく美味しいのでおすすめ。身体にも優しいですしね。一緒に作った台湾風オムレツは見事失敗。やはり熱がある時はコツの要るお料理はうまくできません・・・。味は美味しかったけど、うまく返せなくて残念。――という訳で今日は家から一歩も出ずに過ごしてしまいましたが、明日あたり初詣に行こうかなあ。今夜、みなさんの初夢が縁起の良い、嬉しい夢になりますように
2016.01.01
えー、そんな訳で24・25日とも仕事漬けで疲れ切ったこの土日のごはんですが、クリスマス色があるようなないような。 こちらは土曜日の夜ごはん。昼はあまりに疲れてレタス&たまごのチャーハンで済ませてしまったので(疲れてる時って何かをモリモリ食べたくなりませんか?最近私はそれが「加熱したレタス」のことが多いです)夜はちょっとごちそうチックなものを食べたくて、高級食材を惜しみなく使ってみました。◆イタリア風前菜盛り合わせ 美味しいサラミとプロシュート、グリーンオリーブ、チーズ2種類(ブルーチーズと白チーズ)、あとプルーン。日本で買ったオリーブとプルーン以外はすべてイタリア産で、先日買った食材福袋に入っていたものです。プロシュートはあらかじめごくごく薄~くスライスされており、ここまで薄いと「ふんわり」した食感が出ることに驚き。レモンを絞るとまた違った味になります。◆チコリとレタスのグラタン もはや我が家で定番化しているチコリまたはレタスのグラタン。ホワイトソースだけはちゃんと自分で作るのがポイントだと思っています。前菜盛り合わせで生ハムとかサラミとかがあるので、通常巻くロースハムを割愛(冷蔵庫になかったし。笑)してつくったところ、予想通りではありましたがかなり苦みの勝った味に。ダンナさんが「ハムって大事なんだね」としみじみ言っていました。そして、グラタンに比べ超簡単ですが、間違いなく美味しいと確信してつくった本日のメイン。◆フォアグラとブラウンマッシュルームのクリームパスタ 我が家的に超贅沢です。というのも、フォアグラを惜しみなく「適当」に切り分けて使っている上、私が生クリームをお料理に使うことは滅多にないので、その両方をカロリーとか脂肪分とか気にせず使っている( ̄(oo) ̄)ノ点でも、滅多にないメニュー。アップでどうぞ。 味ですか?そりゃあもう夢心地に超おいし~~~~~いヽ( ´ ∇ ` )ノいやーつくってる段階から「これ絶対ものすごく美味しい、いいワインと合わせてちゃんと美味しさを味わいたい」とひとり気合が入っておりました。フォアグラの深い旨味にブラウンマッシュルームの深みが重なり、過剰な風味をブランデーで飛ばし、最終的に両者の旨味を生クリームが包み込むこのウマさ!しかもパスタは生パスタのフェットチーネ、これは美味しくない訳がございません。後味を重たくさせないためのイタリアンパセリも必須、もちろん乾燥ハーブではなくフレッシュのを刻んで使います。いやー過去とりあげてきたいろんなお料理の中で、ある意味最も贅沢な一品かも知れません。ほんと美味しい。工程自体はとても簡単で短時間でできるので、他のお料理はできあがり、テーブルに並べた上で「できたよ~、食べよう~」的に運んで食べ始めたいスペシャルさです。≪ひとくちで夢心地トリップ!フォアグラとブラウンマッシュルームのクリームパスタ≫レシピ:2人分1)大鍋にパスタを茹でるお湯を沸かし、沸騰したら粗塩を入れ、生のフェットチーネ200g(乾燥なら100~140gぐらい、お好みで)を袋の表示通りにゆでる。今回のは4分でした。2)パスタを茹でている間にソースをつくる。フォアグラ50~60gはダイスカットし、ブラウンマッシュルーム4~5個は1個はスライス、その他のは食感が残る程度の粗みじんまたは細切りに。イタリアンパセリ(フレッシュ)1/2程度は飾り用を残して刻む。3)フライパンにバター少々を熱し、最初にマッシュルームを入れて炒め、焼き色がついたらフォアグラも加え、表面がすこしカリッとするまで焼きつける。4) 3)にブランデー大さじ2程度(なかったのでバーボンで代用しちゃった)を加え、フライパンを少し傾けてフランベする。5)炎が収まったら塩と微量のしょうゆで味付けして刻んだイタリアンパセリを加えて混ぜ、生クリーム50cc程度を様子を見ながら加える。これでソースは完成。6)茹で上がったパスタによーくソースをからめて皿に盛り、飾り用のイタリアンパセリを飾ってできあがり!★フォアグラは今回はホールのを切り分けて使っていますが、あらかじめスライスされたものでも問題ありません。ペーストではなく、ぜひ食感を楽しめる程度の厚みがあるもの(最低7mm以上)をカットしてつくってみてください。★パスタは平打ち太麺がベスト。フェットチーネまたはタリアテッレがオススメです。★贅沢な味なのでワインもしっかりした、タンニンが効いた深みのある赤を用意してください。今回はマルケ州のシラー。 ああ美味しかった・・・(反芻中)。味がとても濃厚で贅沢なので、ひとりで大量にモリモリ食べる類のパスタではない感じです。ちょっと足りないぐらいの量をゆっくり味わいたい。なので、2人で「1人分強」ぐらいな総量をイメージしています。ちなみにこの夜ごはんが濃厚すぎて、翌日は私朝昼ごはんを抜きました(笑)このところ仕事がほんとうに忙しく、1日1食の日もときどきあるので、胃腸をいたわらないと・・・。そんな訳で今日がやっと仕事納めです。ああやっと休める。身体もそうですが、主に気持ちの上ですごく仕事寄りな期間を過ごしたので、年末年始でちゃんとリセットしないとな。今年も横浜から動かず、主に休息に充てるお休みを過ごします。通常仕事納めというと仕事もそこそこに大掃除して夕方にはみんなで乾杯的なイメージですが、私普通~~~~に仕事(ヽ´ω`)行ってきまーす
2015.12.26
久々におうちごはん記事です。 我が家は5~6月にイベントが集中しており、夫婦両方のお誕生日と入籍・挙式各記念日があります。今回は挙式記念日に最も近い休日なので少しお祝いめのごはん。 メインは我が家ではこういう時はだいたい羊です。◆ラムチョップのオレガノ&レモン風味焼きとラムステーキ ラムは食べ慣れて(扱い慣れて)いなかった頃はクミンやコリアンダーなどのスパイスを使うのが好きでしたが、食べるのも調理するのもすっかり慣れた今は塩+ハーブ+レモンでシンプルに下味をつけるのがいちばん好き。今回はオレガノをたっぷり使いました。羊肉特有の匂いにはオレガノがとてもよく合います。1)ラムチョップに粗塩とオレガノをたっぷりまぶし、レモン1/2個を絞って1時間ほど冷蔵庫でねかせる(レモンを絞った後長時間置いておくと肉が締まりすぎてしまうので、前夜から下味をつける場合はレモンは焼き始める1~2時間前に)。2)フライパンにオリーブオイルを熱し、ラムチョップの皮目の部分を最初に焼き付け、断面の両面も色が変わる程度に軽く焼いて、180℃に予熱したオーブンで15分焼けばできあがり。フライパンだけでもOKですが、皮の部分はオーブンで焼いた方がまんべんなく(フライパンに押し付けにくい骨ぎしの部分等も)よく焼けます。写真の左側はラムチョップ、右側にあるのはラムステーキ。ステーキの方は塩コショウときざみにんにく、オリーブオイルで下味をつけましたが、ダンナさんにはオレガノの方が好評。レモンの爽やかさも正解だったようです。お祝いっぽい食事にする際、メインが焼くだけの羊で簡単な分、前菜にはちょっと手をかけたくなります。ゼラチン寄せのテリーヌは初めてつくりました。◆焼き茄子とブロッコリー、かにかまのテリーヌ 本当はもっときれいな形になるはずが(笑)具の入ったゼラチンの扱いに慣れず、型から取り出すのがちょっと早すぎた模様(お皿に入れてからもゼラチンの凝固が進んでいました…)。味は美味しかったのでまたリベンジだなあ。 このテのものは食材の組み合わせでほぼ決まるので、相性の良い具材を美味しいだしで煮ればほぼ間違いなく美味しくできそうです。今回は焼き茄子&シーフードの相性の良さにブロッコリーの食感をプラス。トマトは彩です。1) ガスレンジで焼いて皮をむき、粗く切った茄子とレンジアップして小房に分けたブロッコリーをゼラチン(5g×2袋)を入れたブイヨン200mlぐらいで煮て味を含ませながら煮詰め2) ラップを敷いた型に「(具を煮たゼリー液にくぐらせた)薄切りのトマト→茄子→市販のかにかま(ちょっと良いめの粗ほぐしタイプ)→ブロッコリー→薄切りトマト」の順に重ねて最後に残ったゼリー液を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めました。今回はある程度具材の形を残した状態で固めましたが、茄子をフードプロセッサーにかけてピューレ状に滑らかにしても美味しそうだなと思いました。その場合はまた違うシーフードを合わせてもいい感じ。いろいろ試してみたいです(○´∀`)ノ◆茄子のアグロドルチェ 時々無性に食べたくなる甘くて酸っぱい茄子のイタリア風マリネ。アクの少ない熊本の長茄子を使って簡単につくりました。茄子を縦4つ、横2cm程度に切ってにんにくの薄切りと共に熱したオリーブオイルで炒めて蓋をして蒸らし、赤ワインビネガーとココアパウダー、塩で味付けしてできあがり。常温で30分程度休ませてから食べます。アグロドルチェ(甘酸っぱい味のマリネの総称)を茄子でつくる際、ココアパウダーは必須。コクが出ます。茄子の味が濃くなる秋冬にはもっとこってり作りますが、春夏はこれぐらいがいい感じ。◆あさりのリゾーニ(米粒パスタ)、ボンゴレ風 米粒型パスタのつるんとした食感が食べたくなり、定石はトマト煮ですが今回は魚介だしと合わせたくてボンゴレ風にしてみました。作り方は非常~~~に簡単で、リゾーニを塩を入れたお湯で茹で、刻んだ蒸しあさりと塩コショウ、おろしにんにくを混ぜてしばらく味をなじませ、仕上げにダイスカットしたトマトとバジルソース少々を加えてできあがり。蒸しあさりを使うのでホントに簡単ですが、この作り方は味がはっきりして美味しい。バジルはなくてもよいですが、あさりをどっさり入れて味わいが少し濃くなったため、スッキリさせたくて使用。 周りにぐるっと添えたのは、レンジで柔らかくした後フライパンでにんにくと一緒に焼いたブロッコリー。味付けは塩とにんにくだけですが、パスタからも次第に味がしみて美味しい。ブロッコリーは焼くとぐ~んと美味しくなるのでたくさん食べられます。そしてそして、昨日私が最も美味しく感じたのがこちら!◆淡路島産玉ねぎどっさりのジェノベーゼパスタ 通常「ジェノベーゼ」と言うと日本でもおなじみのバジル+松の実+チーズのあのソースを思い浮かべますが、ナポリではジェノベーゼというと玉ねぎを煮詰めたソースを指すそうで、今回はこちら。あまりに美味しすぎてアップの写真を撮り忘れて夢中で食べてしまい(笑)上の写真だとわかりづらいですが、要は「薄切りにした玉ねぎ+塩蔵肉をじっくり炒めて旨みを凝縮させたソースにパルミジャーノと黒コショウ」。味の想像がついたでしょうか?作ろうと思ったきっかけは数日前に職場で淡路島産の立派な玉ねぎを大量にいただいたからで、あのあんまぁ~~~~い!玉ねぎをどっさり炒めてショートパスタに絡めるとうんまぁ~~~~~~いヽ( ´ ∇ ` )ノ オイルを使わず作ったので、旨みと甘みは強いもののくどくなく、旬の美味しさが身体にしみいる一品。ぜひ美味しい玉ねぎでつくってみてください!≪淡路島産玉ねぎの旨味と甘みをどっさり!「玉ねぎのジェノベーゼ」≫レシピ:2人分1) 大きめの玉ねぎ2個は皮をむいてスライス。パンチェッタ(等、味の出る塩蔵系のお肉がオススメ。現地ではすね肉を使うようです。今回は自家製の豚の干し肉を使いました)20~30gは刻んでおく。2) フライパンに1)の肉を入れて弱火で熱し、脂が出てきたら玉ねぎを加えてじっくり炒める。焦げ付かせないように注意しながら、水分が飛んできつね色のジャム状になるまで20分ぐらいかな?3) お好みのショートパスタ数種類計120g程度を、沸騰してから塩大さじ1を加えたお湯で茹で、茹で汁おたま1杯程度を2)のソースに加えてなじませ、茹で上がったパスタと和える。4) 仕上げにパルミジャーノチーズをおろし、黒コショウと共に振ってできあがり!★現地の作り方ではにんじん・イタリアンパセリも加えて味を引き締めるようですが、今回は使用した玉ねぎがすごく美味しい新鮮なものなので、玉ねぎのみで作りました。いやー美味しかった、いろいろ美味しくてゆっくり食べたので最初に開けた白ワインが食事半ばで空いてしまい2本目は赤へ、結果この日の食事は昼に食べたこの1回だけに(笑)という土曜日を経て現在栃木へ向かっております先週仕事でバタバタしているうちにチケットを買い損ねていたらなんとビジター自由席完売Σ( ̄口 ̄*)大勢の大宮サポさんでホームさながらに盛り上げ、気持ちよく勝ちたいですね!ではではまたグリスタで(○´∀`)ノ
2015.06.13
先日の日曜の夜ごはんです。 最近ゴール裏で跳ねない分運動不足なので、時間が取れた週末は軽くランニングをしています。その帰りに食べたい食材を仕入れた結果がこのごはん。春はしらすやあさりが食べたくなりますね(○´∀`)ノ◆しらすどっさりのトマトペペロンチーノ 春のしらすが出て来る時期にはだいたい作っているパスタ。しらすをこれでもか!というほどどっさり入れても、調理すると意外とかさが減ってちょうどいいくらい。しらすの塩気と生トマトのフレッシュな酸味・甘さがよく溶け合って、想像以上に美味しいパスタです。 しらすと長ねぎを合わせた和風のパスタもいいですが、生のトマトをごろっと切って使ったペペロンチーノタイプも春夏っぽくていい。しらす・トマト共に少し加熱して旨みを凝縮させるのが、味をぼやけさせないポイント。トマトはフレッシュとホールトマトの2種類使っていますが、生トマトがたっぷりあれば缶詰は不要です。≪しらすどっさり、フレッシュなトマトとの相性ばつぐん「しらすとトマトのペペロンチーノ」≫レシピ:2人分1) ソースのベースをつくる。にんにく1かけは縦横に切込みを入れて包丁の腹でつぶし、赤唐辛子1本は種を抜いて両方フライパンに入れ、オリーブオイル大さじ1を加えて弱火でじわじわ加熱。香りが出てきたらしらす2つかみ~3つかみ程度(1パック豪快に使うぐらいの感じ)どっさり加えて火を強め、コショウ(これでしらすの魚くささが飛びます)を振ってあれば白ワイン少々をたらし、アルコールを飛ばす。2) 1)につぶしたホールトマト1/3缶程度または完熟トマトをつぶして1個分程度加えて全体をざっくり混ぜ、トマトの余計な水分が飛ぶまで弱めの中火で熱してソースベースは完成。3) 完熟の生トマト大1個は皮を湯むきして縦6つ、横半分ぐらいにゴロッと切り、火を止めた2)に入れておく。4) パスタ鍋または大鍋にお湯をたっぷり沸かし、沸騰したら粗塩大さじ1程度を加えてスパゲッティーニ130g(今回はリングイーネピッコレを使用)をアルデンテに茹でる。茹で上がる直前にパスタの茹で汁おたま1杯をソースに加え、全体を混ぜて温めておく。5) 茹で上がったパスタをざるに取り、ざっと水気を切ってソースのフライパンに入れ、生トマトを崩さないよう混ぜ合わせ、仕上げにオリーブオイルをまわしかけてできあがり!★ソースの仕上げに加える生トマトは加熱しすぎず、余計な水分を飛ばす程度の加熱にしてください。フレッシュ感がポイントです!◆あさりとピーマン・玉ねぎ&トマトしらすバジルのハーフ&ハーフピッツァ 数日前から「ピザ食べたい」症候群だったわたくし。イタリアンの「ピッツァ」と言うよりは、宅配ピザに近い生地ふんわり、チーズたっぷりなのが食べたかったので、それっぽく作りました。 もともと明確にイメージしていたのがこのメインの具。旬のあさりにフレッシュな生ピーマンの苦みと爽やかさを加え、甘みを出す玉ねぎも欠かせない・・・ぐらいの超明確なイメージ(笑)これを崩さないよう、1) 230度のオーブンで成型済みピッツァ生地だけ空焼き10分2) オリーブオイルを塗り、塩・コショウして混ぜたあさり&細切りピーマン、スライス玉ねぎの生地をのせてさらに10分3) 生地の余ったところにバジルソースを塗り、ダイスカットした生トマトとしらすをのせ、あさり部分にはとろけるチーズをたっぷりかけてさらに7~8分(チーズに焦げ目がつくまで)という三度焼きのこだわり仕上げヽ( ̄▽ ̄)ノ もっと熱量のあるオーブンやピッツァ専用の機械なら一度または軽く二度焼きでOKだと思いますが、長年使い慣れ親しんだ(もう15年以上使ってる)我が家のオーブンレンジではこの焼き方がベストかなーと思ってます。作り方はほぼ上に書いた通りなので、生地はお好みのものでどうぞ。今回はイタリアのピッツァ・パン用の小麦粉120gにドライイースト3g程度と塩、オリーブオイル少々、ぬるま湯で練った生地を発酵させ、ガス抜きした後そのまま手で中央からのばしていき、縁を厚い状態に残して直径18cmぐらいに伸ばして使いました。生地のスペースが余った&同じ味だと飽きるかな?と思って思い付きでプラスしたしらすトマトバジル。フレッシュで美味しかったです。 この春らしいさわやかな2品に合わせたのは同じように爽やか・・・ではなく、ここだけ運動後のガッツリ感 💪(´-`💪)漂うこちらのメニュー。◆鶏レバーのカツレツ&オニオンフライ 走った後スーパーに寄って、無性に食べたくなった鶏レバー。主食をパスタとピッツァにすることは決定していたのでイタリア風・・・と思いながらも、ハーブを使ったカツレツではなく「お醤油&おろしにんにく」でガッツリ男らしく下味をつけた豪快なタイプに(笑) 味付けを強めにしたので、パン粉もイタリア的な細かいタイプではなく日本のごく一般的な粗びきタイプを使用。私的にもイメージ通りに美味しくできましたが、ダンナさんにもたいへん好評でした。こういうのが食べたくなる時ってありますよね。作り方は本当に単純で、レバーを食べやすい大きさに切って洗い、キッチンペーパーで水気をふき取った後お醤油大さじ1.5、おろしにんにく1かけ、コショウ少々をもみこんで30分。その後小麦粉→溶き卵→パン粉をつけて180℃の油でカラッと揚げて完成。ギューッと絞ったレモンがよく合います。スタンダードなパン粉衣3点セットを用意したので、せっかくだし!とオニオンフライも。 既にピッツァ用に玉ねぎを半割にしてしまっていたのでリング状にはせず、1.3cm程度の厚さに切って崩れないよう衣をつけ、なるべく大きい塊で揚がるようにしました。この方が「外の衣はガリッ、中は適度に熱が通って甘みが出つつも歯ごたえが楽しめる程度」に揚がり、玉ねぎの美味しさを満喫できます。もちろんケチャップ&マスタードはどっぷりつけてガブッと行きましょうo(⌒囗⌒)oΨ後のメニューは、やはり旬のそら豆をさやごと焼いた焼きそら豆(さやを向いて粗塩をつけて食べます)、レンズ豆とそら豆煮、フルーツヨーグルト。写真撮り忘れちゃった、おなかすいてたからですね(笑)ぶひー美味しかった、ごちそうさまーヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。 それにしても、この私が「走ろう」と思うなんて!と、サッカーを観始める前の私を知る人すべてが思いそう。子供の頃から運動が何より嫌いだったこの私がo(゚ロ゚o)!・・・なのでぜんぜん距離は走れません。まだ長くて3~5キロ程度。それよりは、もう少し短い距離をピッチ速めで走る方が、全身の筋肉を適度に使えて合っているみたいです。走るって腹筋も使うことなのね。運動用のウエアも初めて着るので「おおぅランニング用スパッツってこんなに締め付けられるのか!」的なことになってます(笑)私の運動音痴&体力のなさを誰よりよく知るダンナさんも心配して≦面白がって付き合ってくれますが、私に合わせると運動量が足りないのでさらに仕上げの坂道ダッシュを数本。起伏に富んだ横浜の地形、その気になれば運動に事欠かないんだなあ・・・。ようやく気候も良くなってきたので、今年は遠征先とかでも泊まりの翌朝走ってみたりできたらいいなと思ってます。今回の大分はどうも日・月雨のようなので無理そうですが、GWあたり試してみようかなー(○´∀`)ノさてさて今夜は今年初のあのスタジアムへお邪魔する予定。いい試合になるといいなあではではまずはお仕事、行って参りまーす
2015.04.15
最近、アルディに会うとほぼ必ずこのポーズをされます。 「ごはん食べた?」ほぼ例外なくうんうん、と答えるので「うんうんよかった、元気だねー ( ´∀`)b」とアルディ。それとこのカメラのポーズも頻出。 「うまく撮れたよー」と言うと「またパソコンかちゃかちゃやってブログに載せるんでしょ、ぷぷっ」というのがいつものアルディとの会話の流れ。まあ「いつものご挨拶」みたいなものです。…なのですが、最近妙に「ごはん食べた?」が多いので(まあアルディ自身も働いておなか空かせてるのかも知れませんが)「そんなに空腹を心配されているのか私はщ(゚ロ゚щ)」と思いつつ(※実際、空腹が度を超すと凶暴化します (「・ω・)「)、確かにちょっと元気ないかも。マスコットに心配されるサポってどうなんだ。元気を出すべくこんな画像でも貼ってみましょうか いつも元気なミーヤさん。デフォルトで胸を張っているのがたいへん彼女らしいです(フォーレちゃんと違って幼児体型ですけども)。アルディはしょげてる姿もよく見ますが(それはそれでかわいいヾ(o´∀`o)ノ)、ミーヤが落ち込んでるところって見たことないなあ。たまーにアルディの前では落ち込んだりしてるのかしら。だったらかわいいなあ。まあ、私が元気がないのは仕事とか仕事とかいろいろですが(あと北斗に人生狂わされてるからか)、3月も末だというのに温かくならないせいでもあって、今年は桜が咲いてもまだ寒い(o+д+o)末端冷え性の私はまだブーツから離れられません。明日から温かくなるようですが、大宮公園の桜はどんなでしょうか。↓3/21時点。つぼみはだいぶ膨らんでいましたが、花びらのピンクはまだ出てきていなかった。 先週は桜どころかまだ梅の名残の大宮公園。花びらが落ちた地面がほんのりお化粧した感じで綺麗でした まあそんな訳で、アルディにも心配されるくらい「その時食べたいもの」を食べないとみるみる元気を失っていくわたくし。こういう時は食べたいものを作るに限ります。という訳で先週末のごはん。 日曜はよく晴れてぽかぽかでしたね。春らしい野菜や魚が食べたくなりました。◆いなだのカルパッチョ・柚子胡椒&ケッパー風味 夜なので写真が暗めですが、ようやくこういうガラスの食器を使う気分の暖かさになりました。生野菜をいっぱい食べたくなるのも暖かくなってきた証拠ですね。白身に近いお刺身を食べたい気分だったので、半身で売っていたいなだを予め薄く切り、オリーブオイルと塩コショウを軽くまぶしてラップで覆い、1時間ほど冷蔵庫へ。カルパッチョは先にこうしておかないと、後からソースをかけた時に水分が出て味がぼやけます。ソースはこの材料を混ぜ合わせました。配合はお好みで。私はレモン汁多めが好き。 ・マヨネーズ ・白ワインビネガー ・レモン汁 ・柚子胡椒 ・隠し味にお醤油ちょこっと柚子胡椒は入れ過ぎるとその味だけになってしまうのであくまで「ほんのちょこっと」。生野菜を敷いたお皿にお刺身を並べ、ソースを回しかけてケッパーを散らせば完成。ケッパーの酸味と塩気もいいアクセントなので是非!紫大根は前日NACKで買った塩漬けの残りです。◆グリーンピースのパスタ・ローズマリー風味 春らしくなってくると緑の豆を食べたくなります。グリーンピースは嫌いな方もけっこういますが私は子供の頃から大好き!リゾットもいいですがこの時はパスタをもりもり食べたい気分でした。にんにくとローズマリーを加えて香りを出したオリーブオイルにチキンスープを注いで茹で、食感が残る程度に軽くつぶしたグリーンピースソースを茹で上がったパスタに絡めてお口に入れると・・・むふ~美~味し~~~いヽ( ´ ∇ ` )ノ イメージよりも美味しく仕上がりました。グリーンピースは2月にも超美味しいお料理をつくって載せる機会がなく引っ張って来たので近日載せます。これは気に入ったなあ~。味付けが優しめなので、男性よりも女性に受ける味かも。そら豆でつくっても美味しいかも知れません。≪お口いっぱいに春の風味が広がる「グリーンピースのローズマリー風味パスタ」≫レシピ:2人分1) 小鍋にオリーブオイル大さじ1と切り目を入れてつぶしたにんにく1かけ、ローズマリー少々を入れて弱火からじわじわ温め、香りを出す。2) にんにくにほのかに色がついてきたら、市販の鶏ガラスープの素を溶かしたお湯200mlを注ぎ、さやから出したグリーンピース200g程度を加えて蓋をし、指でつぶせる程度に茹でる。3) グリーンピースが柔らかくなったら、木べら等で食感を残す感じに軽くつぶしてソースは完成。味がぼやけていたら塩・コショウで少し整えてください。4) 沸騰させたたっぷりのお湯に塩を少し強めに加えて好みのロングパスタ(今回はリングイーネ使用)を茹で、茹で上がったらざるに取って3)のソースに加えてよく混ぜればできあがり!★今回は乾燥パスタを使いましたが、もしかしたら生パスタのむっちりした感じの方が美味しいかも。ソースの食感がざらっとしているので、ツルッとした乾麺より生タイプの方が高相性かも知れません。★大皿の縁に添えたのは茹でて塩とオリーブオイルで炒めた菜の花です。当初グリーンピースと一緒にソースにしようと思ったのですが、味が立ちすぎると思ってソースには加えず、添える形にしました。◆コストレッタ・プリマヴェーラ(ミラノ風カツレツの春バージョン) これも毎年作っている簡単定番メニュー。現地では「紙ぐらいに薄く」切った牛赤身肉で作るのがお決まりだそうで、衣もなるべく薄くカリッとさせるのが良いようです。基本のレシピはこちら。添えたのはトマトとルッコラで、この組み合わせも定番です。ん~~~~~食った( ̄(oo) ̄)ノ元気!💪(´-`💪)(いやこれじゃ北斗だ)それにですね。 コウモ今節J2MVP選出ヽ( ゚∀゚)ノあとハセユウも活躍しててうれしい。徳島さん久々のホーム勝利おめでとう!なんかまるでコウモのチームみたいですがそんなことはありません!というのを次節発揮できるような、胸のすくような好ゲームになるといいなあ。やっぱり私がいちばん元気が出るのは大宮の話題のようです。さあ、あと1日半がんばってお花見&サッカーの楽しい週末を迎えましょう!
2015.03.24
いやー、今週はしんどいですいろいろと・・・(ヽ´ω`)少々しおしおな中お届けする日曜の夜ごはん、食べ応えのあるパスタが食べたくて久々にアマトリチャーナをつくりました ◆ブカティーニ・アマトリチャーナ(ブカティーニのアマトリーチェ風) 過去数年、時々取り上げているアマトリチャーナ。基本的には「豚の塩蔵肉(グアンチャーレ)とトマトを煮詰めた濃厚なソースにペコリーノ」が基本で、使うパスタは穴あきロングパスタ「ブカティーニ」。ムチムチとした食感がクセになりますがたいへん食べにくく、上手にフォークに巻き付けるのが難しい困ったヤツです。でも時々無性~~~~に食べたくなーるo(゚ロ゚o)そして「噛みごたえのあるパスタ」気分だったこの日、前から気になっていた作り方をお試し。 アマトリチャーナ(=ローマ北部のアマトリチャーナ地方風)のお決まりは上記3点。それ以外はアレンジされてレシピは諸説あるようですが、ある時見たレシピに「玉ねぎは使わない」と書かれていたため、その後は玉ねぎを使わずに(使ってもごく少量)作るようになっていました。が、とあるレシピでは「シャキシャキの食感を残した玉ねぎがいい」と書かれていて、玉ねぎ有派も多い模様。トマトソースは玉ねぎの有無で味がだいぶ変わるので、入れないのはソースに玉ねぎの甘みを移さないためかと思っていましたが「シャキシャキ」なら煮込まない(=味を移さない)前提。それをイメージしてつくってみたら・・・あらーこれまた美味しいではないですかー\(▽ ̄\( ̄▽ ̄)/ ̄▽)/たしかに「シャキシャキな食感が残る程度」の玉ねぎが美味しい。それだけだと食べにくいブカティーニも、玉ねぎが加わることで幾分かフォークに巻き付けやすくなり、ボリューム・味共にこの日の気分にぴったりでした。玉ねぎなし(少なめ)バージョンも美味しいので、気分に合わせてつくり分けるのがよさそうですよ。≪ブカティーニ・アマトリチャーナ(シャキシャキ玉ねぎたっぷりバージョン)≫レシピ:2人分1) ソースをつくる。切れ目を入れ包丁の腹でつぶしたにんにく1/2かけと種を抜いた赤唐辛子1本をフライパンに入れ、粗く刻んだグアンチャーレ(私は自家製干し肉を使っています)30g程度を加えて弱火でじわじわ熱し、グアンチャーレの脂を溶かす。2) 脂が溶けて風味が移ったらにんにく・唐辛子は取り除き、つぶしたホールトマト1/2缶を加えて少しぐつぐつさせる。水分が少し飛んだら、あらかじめ皮を湯むきして3~4cm角に粗く切ったトマト大1個(小さめなら2個)も加えて3~5分程度、余計な水分が飛んで塩蔵肉の味がしみるよう煮詰める。3) 煮詰まったら火を止め、薄くスライスした玉ねぎ1/2個を加えてざっと混ぜて蓋をし、余熱で熱を通す。これでソースは完成。ペコリーノチーズを大さじ1以上おろしておき、半量をソースに混ぜてなじませておく。4) パスタ用の鍋にたっぷり湯をわかし、沸騰したら塩大さじ1程度を加え、ブカティーニ140gを茹でる。袋の表示通りの時間でOK。5) パスタが茹で上がる際、おたま半分程度の茹で汁をソースに加えて弱火であたため、茹で上がって水気をざっと切ったパスタをソースに加えてよくよく混ぜ、残りのチーズを振ってできあがり!★玉ねぎの加熱の仕方がポイントです。「生っぽさはなく食感は残す」感じ。薄くスライスしてあれば余熱程度で十分ですが、足りなければ様子を見て少し火を通してください。◆ミラノ風カツレツ2種(ビーフ、ポーク) さらに「お肉食べたい」気分だった我が家。牛と豚両方をミラノ風のチーズ入り衣のカツレツにしました。作り方は至って簡単。お肉にはあらかじめ塩・コショウ・少量のすりにんにくで下味をつけ(豚ロースは厚いので切込みを入れて少し叩きました)、溶き卵→おろしチーズ(パルミジャニーノ)、イタリアンパセリを混ぜたパン粉の衣をつけて、1cm程度のオリーブオイルを敷いたフライパンで揚げ焼きにするだけ(詳しいレシピはこちら)。添えたソースはバジルソースと塩レモンです。 間違いのない美味しさヽ( ´ ∇ ` )ノ柔らかく口の中で脂がとろけるビーフも、厚みがあって食べ応えのあるポークも、この衣にぴったり!チキンでもお魚でも合う万能衣なので、覚えておくとたいへん便利です!◆焼き野菜のゴルゴンゾーラ・パン粉焼き もともとは「焼き野菜にゴルゴンゾーラソースをかけてオーブンで二度焼き」するつもりでした。――が、カツレツの衣が余ったので、焼き野菜に削ったゴルゴンゾーラをかけた上に急遽残りの衣をかけて焼くことに(笑) 焼き野菜は塩だけで食べても美味しいですが、チーズでコクを出したり、パン粉で食感とボリュームをアップさせても美味しい。この日はじゃがいも、かぼちゃ、ズッキーニ、芽キャベツ、ブラウンマッシュルームを使いましたが、中でもダンナさんはかぼちゃ、私は芽キャベツが殊の外美味しかった!作る際のざっくりとした手順はこんな感じ。 ・じゃがいもやかぼちゃ、芽キャベツはあらかじめレンジで少し柔らかくしておく (そのままで食べるには少し固いくらいの程度に) ・かぼちゃとズッキーニは5~6mmにスライス、小芋や芽キャベツはまるごと、マッシュルームは大きさによって2~4つに割って、オリーブオイルを敷いたフライパンで軽く焦げ目がつく程度に焼いておく ・耐熱容器に焼き野菜を並べ、ゴルゴンゾーラ(あればドルチェ)を削りかけ、そのまま焼いてもOK(今回はチーズ入りパン粉をかけた状態)他の野菜を使っても美味しいです。そろそろ春野菜がいろいろ出て来る時期なので楽しみですね(○´∀`)ノ・・・という訳で、昨夜は遅かったので今日はこれから出勤です。行ってきまーす・・・(ヽ´ω`)
2015.02.23
ブログをやっていると、毎年似たような時期に同じようなものを食べたくなっている自分に気づきます。最近のマイブームは 豆・゜゜・。ヾ(・ω・`。)(。´・ω・)ノ゙・゜゜・。今冬は神奈川・東京は暖かい日が多く、寒さに弱い私もなんとか風邪を引かずに来ましたが、ここ1週間~10日ほど「なんとなーく体調が悪い」感じが続いています。微熱、ふらつき、頭痛、胃痛と腸機能低下、例年1~2月に来る寒さによる自律神経系の不調(あと花粉もちょっと…)ですが、まあざっくり言うと元気がなくパワー不足な状態。そういう時に私が食べたくなるのはだいたい ・豚肉(馬肉の時もある) ・豆類 ・発酵食品(味噌とかチーズとかキムチとか)のいずれかで、今は豆のようです。という訳で久々にひよこ豆をシンプルにトマトだけで煮てみましたが、私だけでなくダンナさんも食べる食べるΨ( ̄~ ̄ )「豆ってなんとなく元気が出るよね」と言っているところを見ると、ダンナさんも同じような症状なのかも知れません。こういう時の煮方はごくシンプルなのがいちばんで、≪シンプルなひよこ豆のトマト煮≫分量は適当に 1)乾燥ひよこ豆を水で戻す(6時間以上) 2)全体が隠れる程度の水とひとつまみの塩を加え、野菜くずと一緒に食べごろの固さまで下煮(玉ねぎの皮のところやにんじんが最適。柔らかさは、指で挟んで少し力を入れるとつぶれる程度) 3)にんにく・オリーブオイルを熱したところにホールトマトとローズマリーを入れて少しぐつぐつさせてトマトソースを作り、下煮した豆を煮汁ごと入れて10分程度煮る。木べらで1/3ぐらいつぶしながら、焼き付けつつ(でも焦がさないこと!)煮る感じ。的な感じです。3)の時は水分を加えずに一気に味を含ませる感じで、こうすると「ホクッ」とした感じに煮えるというか焼けるのがいい。オーブンで焼いてもいいのかなと思います。この時の全体メニューはこんな。 先日も作った「ゼッポリーネ」、水分を多くしてリベンジしたらいい感じの柔らかさになりました。アオサと青のりを大量に入れたら色がずいぶん(笑)◆アオサと青のりのゼッポリーネ 水分の多い生地なので、小さめのスプーンですくって揚げました。 ◆鱈のジェノヴァ風トマト煮(レシピはこちら) この季節最も安く出回るのが鱈なので、やはり数年前もまったく同じ時期に同じものを作ってますね(笑)この日はトマト味をきかせたかったので生のトマトではなくホールトマトをどっさり使いました。このため色がずいぶん違いますが、基本的には過去エントリのレシピで分量を多少変えて(レーズンと松の実は大さじ1ぐらいずつ使っています)つくったものです。おいしかった!◆蒸し蛸のバジルソース&パン粉焼き そう、蛸も疲れている時自然と食べたくなるものの1つ。冷凍庫にあったのを解凍し、はてどうやって食べようか、揚げるのはちょっとくどいな・・・と思った時に便利なパン粉焼き。市販のバジルソース(ジェノベーゼソース)をたっぷりのせ、その上にパン粉とすりおろしたチーズを振ってオーブンで数分。間違いのない美味しさです。そしてこの日ダンナさんがもっとも喜んでいたのがこのパスタでした。◆ジェノヴァ風じゃがいもとブロッコリーのパスタ 最近美味しいジェノベーゼソース(冷凍なので香りが違う!)を買ったので、上の蛸にも使いましたがやはり主役はパスタ。本来はじゃがいもといんげんで作るもののようですが、いんげんがちょっと高かったのでブロッコリーで代用。十分美味しくできています。ダンナさんも最初気づかず「いんげん?」と言ったぐらい。じゃがいも等を敢えて「煮崩れ」させてソースのようにするのは、ナポリ風の煮込みパスタにもありますが、こちらは完全に煮崩れさせるのではなく「半崩し」ぐらいの感じ。ダンナさん的には「この崩れた芋とパスタが一緒に口に入ってくる感じがたまらない」そうで、食感マニア(笑)らしい感想。塩気がやや強いバジルソースの味も、崩れたお芋でソフトになってより美味しくなりますよヾ(o´∀`o)ノ ブロッコリーもクタクタに加熱してパスタソースにする野菜なので、違和感なく美味しくできてます。私がブロッコリー大好きなせいもありますが、いんげんより美味しいかも知れないなあ。≪ジェノヴァ風じゃがいもとブロッコリー(本来はいんげん)のパスタ≫レシピ:2人分1) じゃがいも1個(男爵など、ある程度崩れやすい種類)は皮と芽を取り除き、1cm程度にダイスカット。ブロッコリー1/2株弱は小房よりも細かく(繊維を切るように)刻んでおく。2) パスタ鍋にお湯をたっぷり沸かし、沸騰したら塩ひとつまみ強を加えてリングイネ120gを茹で始め、ゆで時間の後半3分ぐらいになったら1)の野菜も加えて茹でる。3) フライパンにバター少々を溶かしてコショウを振り、1)の茹で汁をおたま1杯程度加えてなじませ、茹で上がったパスタと野菜、ジェノベーゼソース大さじ2~3(ソースの味をみて増減)を加えて混ぜる。4) お好みでおろしたペコリーノ、ブラックペッパーをかけてできあがり!さてさて、開幕まであと3週間、最初のアウェー、セレッソ戦の新幹線予約も1か月前の今日から始まりました。既にツアーや「ぷらっとこだま」で手配済みの方も多いかと思いますが、私も今日の10時に張り切って予約完了( ̄∇ ̄+)。兄さんとの遠征も久々です。4月1日のアウェー岡山と19日の大分はちょっと行けそうにないので(大分はまだちょっと迷ってる)、大阪は往復の旅程含めて楽しみたいなあ。今度の土曜日からようやく「週末にサッカーのある日常」が戻ってきますね。私の体調不良も大宮不足によるところが大きいと思うので、早く来い来い来週末!
2015.02.14
今年は本当にサンマの育ちが良いですね近所のごく普通の(特別魚が得意な訳ではない)スーパーでも、丸々と太ったぴかぴかの新鮮なサンマが手に入るのでうれしーいヽ( ̄▽ ̄)ノ毎日でも飽きないなあ。という訳で、定番塩焼きやお刺身も良いですが、今回はサンマを揚げてみました。今年のサンマは脂の乗りがいいので、新鮮なら手でもきれいにさばけます。皮も簡単にむけました。◆サンマの青じそ包み揚げ 「包む」というほどではないですが、縦半分に割いた青じそに手開きにして食べやすい大きさに切ったサンマ(軽く塩こしょう)の身としそを合わせるように(皮目に衣がつくように)のせ、ぽってりめに溶いた天ぷら衣をつけてフライパンで揚げ焼きにしました。もちろんすだちは欠かせません。 もともと想定していたのは、卵白を泡立ててふっくらさせたフリッターっぽい衣をつけてもっと大ぶりに揚げた感じでしたが、スーパーで美味しそうな青じそが特売だったので、しそを合わせて少し小さめに切り、数をたくさんにする感じに変更。皮目(ほとんど皮をむいていますが、ところどころ残った部分もあって熱の通りは身の方よりも遅いので)の方から先に油に入れ、裏返してしその色が変わらないうちに引き上げると、サンマも火が通りすぎず、程よくミディアムな感じに熱が通ります。程よく脂の乗ったサンマに青じその爽やかさ、そしてすだちを絞った瞬間のキリッとした香りと酸味を合わせると・・・ あーもー最高にウーマーイー( )( =)( = ̄)( = ̄∇)(= ̄∇ ̄)¥(= ̄∇ ̄=)ノたまりません。卵白泡立てタイプの繊細な衣もよいですが、こうして数をいっぱい作るのもやっぱりいいなあ。これでサンマ2尾分、2人でペロッといただきました。脂ののったサンマにはビールも合いますが、こういう調理法だと中口の赤ワインにもばっちり。という訳で、この日の全体メニューはこんなでした。 サンマ以外は果物とチーズ、パン、パスタのみ(笑)ダンナさんがパスタが食べたいというので2種類作りました。◆かぼちゃとサルシッチャのナポリ風煮込みパスタ 昨冬(といっても今年ですね)、カリフラワーやじゃがいもをベースにした、お鍋ひとつで煮込むタイプのナポリ風のパスタを何度か作りました。それのかぼちゃ版です。 カリフラワー版の時は味出し用のお肉を一切使わず、カリフラワーとにんにくだけで味付けしましたが、かぼちゃの場合は何か塩気のあるものを補わないと味が締まらないのでサルシッチャとにんにくを使用。煮込み用の鍋にオリーブオイルと切り目を入れてつぶしたにんにくを入れて温め、適当な大きさに切ったサルシッチャを炒め、皮をむいて3~4cm角ぐらいにカットしたかぼちゃを加えてひたひた程度の水と塩ひとつまみ&セージ適量を加えて蓋をして煮、柔らかくなったらショートパスタ(今回はパスタが2品あるので少なめの50gですが、倍ぐらい入れてもいいです)とかぶる程度の水を加え、焦げ付かないよう時々混ぜながら蓋をして弱火で煮るだけ!サルシッチャから味が出るので、その他の味付けは塩少々とセージのみです。サルシッチャではなく、普通のウインナーやベーコンを使う場合はコショウをきかせた方が美味しいかも。◆じゃがいもとロマネスコのボンゴレ風パスタ ダンナさんが絶賛した一品。珍しく近所のスーパーでロマネスコを売っていて、マリネにしようか、揚げようかと迷いつつ、味と食感を活かしたパスタにしたのが正解だった模様です。 かぼちゃのパスタはサルシッチャ(肉)で味付けしましたが、じゃがいもとロマネスコにはあさりのだしを吸わせました。殊に、煮崩れたじゃがいもにしみたあさりの味がなんとも美味!ポイントは、★じゃがいもとロマネスコの調理時間を変えてじゃがいもは敢えて煮崩れさせ、ロマネスコの方は食感を残す⇒煮崩れたじゃがいもをソースみたいにしてパスタに絡めたかったので、じゃがいもは最初にダイスカットして茹でています。ロマネスコは食感を残したかったのでごく軽めの加熱。★ボンゴレの味のベースを濃いめにしっかり作っておく⇒煮崩れたじゃがいもで味がソフトになるので、ベースの味はしっかりめに作ります。の2点。これはショートパスタでなく、ロングパスタを手で折っても美味しく作れると思います。≪煮崩れたじゃがいもと食感の残ったロマネスコの対比がいい!あさりの味もよ~くしみます「じゃがいもとロマネスコのボンゴレ風パスタ≫レシピ:だいたい2人分1) じゃがいも1個は皮をむき、1cm強にダイスカットしてひたひたの水で箸が通るぐらいまで茹でる。2) ロマネスコ1個は食べやすい大きさに切り分け、1)のじゃがいもを引き上げる1~2分前に入れて軽く茹でる。茹で汁はとっておく。3) フライパンにオリーブオイル大さじ1と切り込みを入れてつぶしたにんにく1/2個、種を抜いた赤唐辛子1本を入れて弱火であたため、香りが出てきたらあさりのむき身(今回はむき身を使用しましたが、殻つきでももちろんOK)1~2つかみと白ワイン大さじ1程度を加えて蓋をして香りを引き出す。4) あさりの汁が出てきたら、少し煮詰めてから2)の野菜の茹で汁おたま半分程度とじゃがいも・ロマネスコを加えてざっくり混ぜ、全体を「少し汁が残る」程度に強めの弱火で(煮立てないように!)煮詰める。5) 別鍋で茹でたショートパスタ(今回は60gですが100gぐらいまで入れてもOKだと思う)を加えてざっくり混ぜ、仕上げにオリーブオイルを回しかけ、黒コショウを振ってできあがり!★本来ボンゴレに黒コショウは使いませんが、じゃがいもとロマネスコには合うのでかけています。あらびきタイプがいいですよ!「煮崩れた野菜をソースにする」発想はいかにもイタリア料理らしく、パスタにもよく絡むので美味しい。この時ダンナさんの体調がイマイチだったため、あまりおなかに負担をかけないように煮込みっぽいパスタ2品にしたのですが、好評でした(結局その後発熱したんですけど)。私の咳も依然スッキリとは取れず、朝晩を中心にゴホゴホ言う状態が続いていますが、職場では高熱&おなかの不調または頭痛を伴うタイプの風邪が流行ってきています。季節の変わり目&台風の影響で気圧も不安定で、粘膜系が弱い方にはこたえる気候です。引き続き身体には気を付けつつ、秋の味覚を楽しみたいですね今日はお天気、あと1日がんばろう~
2014.09.25
今日は雨降りの関東ですが、暦の上では中秋の名月。もう秋なんですね。 秋限定のビールも美味しくなってきましたという訳で、秋のビールに合わせた週末ごはん。 主役は先日関西帰りに新大阪で買って帰った「点天」の一口餃子。実は初めて食べました。◆「点天」の一口餃子 表示通りの焼方をしてみたら、皮がすっごくサクサクに焼けました。この「重なった皮のサクサク感」はおそらくここの餃子の特徴のひとつだと思いますが、それほどグッと来なかったので(具の味が美味しいので、皮が主張しすぎると具が目立たなくなるような気がして)、もともとのツルンとした感じを活かそうと、翌日はスープにしてみました。◆「点天」餃子の酸辣湯(スヮンラータン) 鶏ガラスープの素と醤油・黒酢を少々入れたスープに胡椒をたっぷり入れて酸辣湯風にしました。これだと皮の「ツルン」とした食感が引き立って、具から出た旨みがスープに溶け出してまるごと美味しい。小葱もどっさり。肌寒いのでホットなスープが美味しーいヾ(o´∀`o)ノ あとは先日も作ったお豆腐ときのこのオイスターソース煮。レシピはこちらです。◆豆腐とえのき・しめじのオイスターソース煮 ごはんにかけて丼風に食べるのが好き。これもコショウで味を引き締めるのがポイントです。 ◆茄子とゴーヤの味噌チーズ炒め 茄子とゴーヤを味噌炒めにしたら、ちょっと味が物足りない感じだったので、仕上げにチーズをプラス。発酵食品同士、味噌とチーズは相性がいいです。あと、昨日は少し蒸し暑かったので、さっぱりしたものが食べたくてこれを作りました。◆オクラのカブおろし和え 本来は大根で作る料理で、てっきり前にブログに書いたと思ったら書いてませんでしたね。以前から夏に時々作って食べているおつまみですが、ごはんにのせても美味しくいただけます。作り方は超簡単で、好みの量の大根おろしに小口切りにしたオクラをやはり好みの量だけ加え、かんきつ類の搾り汁とお醤油ひとたらしを加えてよく混ぜ、冷蔵庫で冷やしてできあがり!これは「冷蔵庫で冷やす」のがポイントで、1時間以上冷やすと、不思議なことに大根おろしがすごく「もっちり」するのです。オクラの粘り気とかんきつの酸が加わって起きる変化なのかどうか、化学的なことは調べてませんが(笑)とにかく独特の“もっちり感”と爽やかな味がクセになる一品。これを作ろうと、てっきり大根が家にあるつもりでオクラだけ買って帰ったら、ないщ(゚ロ゚щ)――仕方がないので、同日一緒に買ったカブで代用してみましたが、幸いにして辛味の比較的強いカブだったためたいへん美味しくできました。もともと大根よりもカブの方がもっちり感がある野菜なこともあり、殊に“もっちり”度高め、なおかつ美味しい一品に。果汁は今日もすだちです。それを作った残りのカブの葉っぱも、もちろん美味しく頂きます。◆カブの葉のにんにく炒め カブの葉は栄養価が高くて美味しい緑黄色野菜ですが、日を置くとすぐに筋張って固くなり、苦みも増してしまいます。煮るのもいいですが、今日はシンプルににんにくを入れて熱した油で炒めて塩コショウ、仕上げにお醤油とお酒をジュッ!間違いのない一品。さらに、同日の夜ごはんにもカブ大活躍( ̄m ̄* ) まあ、これが食べたくてカブを買ったんですけども。◆カブとピーマンのパスタ 水気が多く、煮物にするとすごく崩れやすいカブですが、表面をしっかり焼きつけたり揚げたりしてから加熱すると、外はしっかり、中ホクホクの食感が味わえます。まだ旬には少し早いので、今日のは比較的しっかりした固さでしたが、その分ほんのり辛味が引き立って晩夏らしいパスタになりました。 カブを使ったパスタは以前いくつか取り上げたことがありますが、その味・食感をどストレートに生かして作ったという点では今回のが最もカブらしいパスタ。作り方はこんな感じです。≪カブの食感と味を存分に!ピーマンの苦みとほんのりした辛さも活きる「カブとピーマンのパスタ」≫レシピ:2人分1) 小さめのカブ3個は葉を落とし、皮ごと縦6つ割に。ピーマン2個は縦半分に割って種とヘタを除き、さらに縦3つぐらいに切って長さを半分に切る。にんにく1かけは切り込みを入れて包丁の腹でつぶして香りを出す。2) フライパンにオリーブオイル(ちょっと多め)とにんにく、種を抜いた赤唐辛子1本を入れて弱火で熱し、香りが出てきたら唐辛子を除いて火を強め、カブを入れ切った断面に焦げ目がつくよう、時々返して面を変えながら焼き付けていく。3) カブに大体焼き目がついたらピーマンを加えて更に炒め、ピーマンに軽く焦げ目がついたら缶詰のホールトマトまたはカットトマト1/3缶程度をつぶしながら加えてぐつぐつさせ、余計な水分が飛んだら塩と、あればバジル(またはオレガノ)で味を調えてソースは完成。4) 好みのショートパスタ(今回はカサレッチとガレッティを合わせて2人分で100g使用)を塩を加えた熱湯でアルデンテめに茹で、茹で上がり直前に茹で汁おたま1杯程度を3)のソースに加え、茹で上がって水気を切ったパスタも投入して余計な水分を飛ばしながら混ぜ、1~2分加熱してできあがり!以前ご紹介したバージョンではチーズを使ったものもありますが、カブとピーマンの味を生かすため今回はチーズなしです。味の輪郭をハッキリさせる意味で、にんにくと唐辛子は強めに利かせた方が美味しいと思います。野菜の食感とむっちりしたショートパスタ(殊にカサレッチはソースを吸わせるとすごく「むっちり」して美味しい!)の相性抜群!カブえらいヾ(o´∀`o)ノ後のおかずは、◆わかさぎのフリット セモリナ粉をまぶしてオリーブオイルで揚げましたが、冷凍ものなので身がちょっと水っぽく、揚げている間に身が崩れてしまいました。予め塩をして水出ししておけばよかったな。おかげでオイル煮みたいになっちゃいましたが、味は美味しかった。◆ベビーホタテとブロッコリーのグラタン ベビーホタテが特売で、クリーミーな味と合わせたくなってグラタンに。スタンダードなホワイトソースを作り、別途ホタテと玉ねぎを炒めて、出てきた水気とオイル、それにチーズを加えて味をなじませ、ホタテの上からかけて(ブロッコリーにはかからないように)オーブンで焦げ目がつくまで焼けば完成。ブロッコリーを焼くとほくほくして美味しいので(私「茹でた」ブロッコリーがあまり好きじゃないんです)、ソースが邪魔しないような盛り方で、ブロッコリーに焦げ目がつくようにしました。食べるときにはソースを絡めながら食べます。 ホワイトソースが上手にできて嬉しい。だまになりにくいサラッとした粉を使ったのが良かったのか、それともバターをケチらなかったからか…。シーフードの味の出たホワイトソースって美味しいですよね。そんな中、ダンナさんがこの日いちばん喜んでいたのは上の写真の四角い塊のヤツなんですが、これは少々見た目よりも手が込んでいるので別途書くことにします。――で。私がこんなにとある単語を連呼している時点で、今日この後の私の行動予定は皆さんお分かりですね( ̄m ̄* )??横浜は現在まだ弱雨が降っている状態ですが、夜にはやむといいなあ。という訳で、支度して行ってきまーす
2014.09.06
今年はあったかくなるのが遅かったなあと思ったら、5月の終わりになって急激に暑くなりましたね。今日から関東は梅雨入りしてまた涼しさ~肌寒さが戻るようですが、毎年暑くなり始めの時期は身体がついていけずに疲れやすくなり、同時に食欲も落ちがちです。そんな時にはこれ!どーん!◆トマトと「まぐろの生ハム」の冷製パスタ 冷たいパスタって、7~9月の夏まっさかり!の時期より「ちょっと暑くなってきたな」というあたりに食べるとすごく美味しく感じるのは、喉を通る冷たさにまだ慣れていないからでしょうか。オリーブオイルやドレッシングを絡めてキュッと冷やした細めのパスタがとっても美味しい今日この頃です。 冷たいパスタには角切りトマトを使うのが好き。角切りにすることでトマトのジューシーさが際立ち、先にオイルやバジルと和えて冷やしておくとぐっと美味しくなります。今回はオリーブオイル+塩+トマト+バジルの定番ベースに「まぐろの生ハム」をプラス。アウェー清水へ遠征した際、静岡駅のおみやげ売り場で買いました(県内の高速SA・PAでも見かけます)。軽くスモークしてある生ハムはスライスしてサラダに入れたりトーストにのせたりしても美味しいですが(レタスやきゅうりと一緒にトーストに合わせるのは特にオススメ!)、パスタにもスモークの香りがよく合います。仕上げに徳島でぽこたさんにいただいたすだちをキュッ!と絞ると全体が締まり、美味しさがぐぐっとupします。すだち大好き!この日の全体メニューはこんな感じ。 右手前は昨日の「ロミパン」さんの美味しいパン。それ以外にもところどころにドライブ中に買ってきたものもの(入り切れてない)が見え隠れしています。 まずはどストレートに静岡へ行ったら食べたいこれ!◆黒はんぺんのフライ アイスタでも買える定番、だーいすきヾ(o´∀`o)ノ帰り道の新東名駿河湾沼津SAの「ロコファーム」で購入。夕方なので半額の114円でした!ここではお寿司や海鮮丼も一緒に売っていて、特にまぐろが美味しそうでしたよ。大根も行きの高速(足柄SA)で買いました。◆小夏とキウイ 表皮と実の間の白いふかふかした部分ごと食べる「小夏」も静岡特産。こちらは行きの足柄SA「えび伝茶屋」さんで購入。こちらにはとれたての地元野菜や果物がいっぱいで、フルーツだけでもいろんな種類があって目移り。似た種類の宮崎の晩白柚より小さめで食べやすいし、とっても甘ぁい驚くほどの甘さでした。そんなわけであまりちゃんと調理してませんが(笑)、もう一品、買ってきたもの写真の右下にごろんと置いてあるちょっと変わったズッキーニ(新東名静岡SAの「しずおかマルシェ」で購入)と、やはり足柄で買った大量のしめじを使ってささっと。◆ズッキーニとしめじのにんにくソテー・チーズ焼き 直径が大きくなるまで育ったズッキーニは中がジューシーで焼くととろっとして美味しいので、まずは少し厚めにスライスしてにんにくととうがらし、オリーブオイルでじっくりソテー。石づきを取ってほぐしたたっぷりのしめじと冷凍のえび少々も一緒に炒め、塩で軽く味付けしてから耐熱皿にしめじを敷き詰め、その上にズッキーニ。仕上げにとろけるチーズをたっぷりのせて、オーブンでチーズが溶け、ズッキーニの皮の部分に軽く焦げ目がつくまで焼きました。 皮がしましまのズッキーニは、焼いた皮も香ばしくて柔らかく、美味しいんですよ。スライスして焼くと皮に焦げ目がつかないためオーブンで二度焼きしようと思いつき、だったらチーズも使おうかなーという思いつきメニュー。ですが美味しくない訳がなーい!ウマーイ (  ̄▽)爻(▽ ̄ )ダンナさんが「これちょー美味しい」と大喜びで、ひとりで大半食べつくすほど(私が雑穀パンを食べすぎておなかいっぱいになったせいもありますが)。焼いている間に出てくる野菜の汁も美味しいので、残さずパンにつけていただきました。パンによく合うメニューです。さてさて、この日は初めて新東名を使ってみました(帰り道の「上り」のみ)。途中いろいろ買い物をし、駿河湾沼津SAには美味しそうなレストランもいろいろありましたが、この日は家でごはんを作りたかったので静岡SAの「らくのうFactory まかいの牧場」さんでおやつタイム。 アイスタでおなじみ「いでぼく」同様、ヨーグルトやソフトクリームにも惹かれましたが、今回食べてみたかったのはこちら。「いちごのクレープ(500円)」と、 静岡SA限定の「牧場のホットドッグ(500円)」。 いちごのクレープは写真で見るといちごがたっぷりで美味しそう!もちもちしたクレープの生地もご自慢ということで、確かに美味しかったんですが、 生クリーム爆弾((((_ _|||))))私生クリーム苦手なんです。ショートケーキは時々食べたくなりますが、生クリームのシュークリームは食べないし、生クリーム押しのスイーツも避けて通ります。牧場ご自慢のクリームだけあって、ちょっと食べる分には美味しいですがさすがにこんなには…(´;ω;`)ダンナさんにクリーム部分いっぱい食べてもらいました。次はクリーム少なめってお願いしよう。ホットドッグは、パンをプレーンまたはごまから選べます。ダンナさんはごまをセレクト。 うーん、ソーセージの存在感がすごいo( ̄ー ̄;)ゞたぶん、ソーセージは単品で食べるのが正解。それぐらい、皮もしっかりして味にもこだわった立派なソーセージ。食感がかなり強いので、柔らかめのパンが負けてしまっています。具もソーセージかベーコンから選べるので、ドッグで食べるならベーコンを選ぶのが正解かも。パンもソーセージも美味しいだけに、バランスがちょっと残念でした。それにしてもやっぱり新しい道路は走りやすいなと感じた新東名。道が平らでタイヤから伝わる振動が殆どない!渋滞もあまりなく、快適なドライブを楽しめました。今度は「さわやか」に寄って帰りたいなあ。私は超ペーパードライバーなので怖くて自分では運転できませんが、ドライブも楽しい季節ですね。中断期間もいろいろお出かけしたいなあ
2014.06.04
Jリーグ開幕まであと5日PSMがなくなったため今ひとつまだ実感がわきませんが、いよいよですねー数ヶ月使ってなかった声とか脚とか腕とか、1試合(どころか試合前に声つぶれそう)もたなそうな気配プンプンですが、皆さんコンディションはいかがでしょうか。大宮はレプリカ受取に関するお知らせがまだ出ていません。この後ギリギリで出すのかなあ(取りに行く時間を作らないといけないので早めにリリース出して欲しいよー)。日曜はどうやら雨で寒そうなので上着を着て応援するかもしれませんが、とは言え!新シーズンの戦闘服、早く欲しーいo(゚ロ゚o)私、今季は横山で行きます↓ゼロックスの展示でもよそと比較してピタピタっぷりが断然群を抜いていた今シーズンの大宮ユニ。見慣れるまで選手を見る度「筋肉が…(〃∀〃)」とドキドキしてしまいそうな(プヨっとしたお腹だったら嫌だ)ピタ度合いです。 そんなピタユニ、サポーター用のレプリカはいくらかサイズ感がゆったりしているはずですが、とは言え!大丈夫か!?シーズンオフ中に肥えてしまったわたくし( ̄(oo) ̄)という訳で、ゼロックスであれだけ食べておいてもはや手遅れですが、ここしばらくは家では油ものを控えめにして野菜・繊維質多め、炭水化物やや少なめの食生活を送っているわたくし。日曜日の晩ごはんはこんなでした。 炭水化物(パスタの量)を少なめにしたぶん、スープやおかずはちょっとボリュームを出しております。◆赤レンズ豆と野菜のスープ レンズ豆を使ったスープは地中海沿岸で広く食べられていますが、これはレンズ豆と玉ねぎだけの最もシンプルなバージョンではなく、にんじん・じゃがいもも加えてかなり粘度のあるポタージュ。トルコあたりの家庭料理によくある作り方です。大きめに切ったじゃがいも小1個、にんじん1/2本、玉ねぎ1/2個と水につけた赤レンズ豆1/4カップ程度をゆっくり煮て、冷ましてからフードプロセッサーにかけてピューレ状にし、水を好みの粘度になるまで加え、塩で味付けしてできあがり。シンプルな材料と味付けでも、素材から出る味とレンズ豆独特の風味で味わい深いスープになります。お好みでオリーブオイルを仕上げに加えてもOK。キャベツを入れても美味しいです。◆ポルトガル風じゃがいもと目玉焼き 1cm角ぐらいにカットしたじゃがいもをにんにくと塩だけでじっくり炒めて、半熟の目玉焼きとワインビネガー(けっこうたっぷりかけます)で食べるシンプルなお料理。じゃがいも好きにはたまりません。ローズマリーも入れればよかった!とできてから気づきました。ゴメンよダンナさん。◆ちかのセモリナ粉フライ・トマトソースとちぢみほうれん草添え 小麦粉代わりにセモリナ粉をまぶして揚げるちかのフライは先日も食べましたが、今回は油を少なめにしてフライパンで揚げ焼きに。塩だけでも十分美味しいけれど、トマトの味が食べたくてトマトソースを敷き、さらにその下に茹でたちぢみほうれん草を敷いてたくさん野菜を食べるようにしました。トマトソースは刻んだにんにくをオリーブオイルで炒めたところにカットトマト1/3パック程度を加えてぐつぐつさせ、塩で味を調えただけ。簡単です。トマトの風味やちかのホクっとした感じがほうれん草とよく合う~ヽ( ̄▽ ̄)ノ ◆オランダ風チコリのグラタン ベルギー風の「シコン(チコリ)のグラタン」を先日作ってとっても美味しかったので、チコリが買える時期のうちに、前々から気になっていたオランダ風のも試してみました。オランダ風の作り方の特徴は、チコリを巻くハムの内側にトマトベースのソースを塗っておくこと。このためベルギー風よりもしっかりした味になり、ダンナさんは「俺こっちの方が好き」とのことですが私は両方好き<( ̄▽ ̄)> 基本の作り方はベルギー風のこちらをご覧頂きたいのですが、オランダ風の場合、ハムの内側にトマトピューレ・マスタード・こしょう・はちみつ・あれば刻んだチャイブを混ぜたソースを塗ります。今回はトマトピューレの代わりに煮詰めたカットトマトを使用。マスタードは粒なしのディジョンマスタードタイプを使います。トマトの酸味がマスタードとはちみつのおかげでまろやかになり、コクも出て美味しい。それと、ホワイトソースを作る際にスライスした玉ねぎを炒めて一緒に入れました。作り方では炒めた玉ねぎを容器の一番下に敷き、その上にハムで巻いたチコリをのせてホワイトソースをかけて焼くことになってましたが、玉ねぎをいっぱい入れたかったのでそうしました(笑)周りに散らしたブロッコリー・ロマネスコは、食べたかったので生のまま適当にちぎって入れて一緒に焼きました。ソースによく合って美味しかった!そして、本日の主役がこちらです。◆ナポリ風カリフラワーのパスタ なんとも地味な見た目の白っぽくてモワっとした感じのパスタですが、これがウマイo(⌒囗⌒)oしかもこれ、材料はカリフラワー、にんにく、塩、オリーブオイルとショートパスタのみ!さらに「お鍋ひとつ」で作れてしまうんです。つまり、パスタを茹でる鍋とソースを作るフライパンが別々ではなく、ソースを作ったお鍋にパスタを入れて茹でてしまう、なんとも豪快で大雑把な作り方なのですが、それゆえにウマイ。これはカリフラワー版ですが、ナポリではこうして「ソースを作ったお鍋に水を足してパスタを茹でて絡める」タイプの作り方をするパスタが他にもいくつかあるらしく、最も代表的なのはじゃがいものパスタらしい。そちらもたいへん気になりますが、今回はこの季節だから贅沢に使えるカリフラワー版。とろとろに煮溶けたカリフラワーがクリームみたいにパスタの凹凸に絡み、茹でただけだとあんなにあっさりした味なのに、にんにくやオイルのおかげですごく深みのある、どんどん食べたくなる味に変貌してしまうのです! この美味しさを文字で伝えるのは難しい・・・。もわっとしたカリフラワーの風味がさわやかに食べられるのはオリーブオイルをやや多めに入れるからで、このパスタに関しては、ふだんイタリアンその他オリーブオイルを使う料理を作る際、現地の半分以下の量で作っている私でもいくらか多めにオイルを使います。そうでないと美味しくできないから。カリフラワーが安いうちに、何はともあれ!ぜひ!おためしください!!≪カリフラワーがこんなに美味しいなんて!お鍋ひとつでできる「ナポリ風カリフラワーパスタ」≫レシピ:2人分1) カリフラワー1/2個分は小房に適当に分け、茎の部分も細かく刻んで使う。にんにく1かけは切り込みを入れて包丁の腹でつぶし、香りを出す。2) 煮込み用の鍋にオリーブオイル大さじ少なくとも2~3杯(たぶん現地ではもっと入れる)とにんにく、お好みで種を抜いた唐辛子を加えて弱火でじわじわ温めてアーリオ・オーリオを作り(唐辛子はこの時点で除く)、カリフラワーを加えて炒め、全体にオイルが回ったら、全体を覆うぐらいに水を加えて蓋をし、カリフラワーが柔らかくなるまで15分程度煮る(カリフラワーが崩れない方がよければ5分くらい)。3) ここにお好みのショートパスタ100gを加えて全体を混ぜ、ひたひたくらいになるように再度水を加え、塩2つまみ程度を加えてパスタが柔らかくなるまで煮る。煮上がる時点で余計な水分が飛んでいた方がよいので、あまり水を加えすぎないようにしてください。4) 全体が食べごろになったら火を止め、お好みでオリーブオイルをひとたらしして(今回は割愛)できあがり!簡単でしょうー?なのにすっごく美味しいヽ( ̄▽ ̄)ノ これとっても気に入りました。カリフラワーが買えるうちにまた作ろうと思います。今日も美味しかったー、ごちそうさまーヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。という訳で明日は等々力へACL観に行く予定です。今季の等々力グルメ、どんなかなー。楽しみです明日の夜はあったかいようですが、日曜もあまり寒くならないといいな・・・( * ̄)m 〔十〕
2014.02.23
寒い季節はお部屋を暖かくしてちまちました作業をするのに最適。普段なかなか手を出せないこうした作業を行うのにたいへん適しております。 この餃子みたいなかわいい形のラビオリ風パスタは「クルルジョネス」、または「クルルジョニス」。イタリア自治州、イタリアの西側に位置するサルデーニャ島の名物だそうで、前々から作ってみたいと思ってました。これを中心にした・・・というか、雪で買い物に出られず、ありあわせの材料で揃えた先週日曜の夜ごはん。 ◆クルルジョネス(サルデーニャ風詰め物パスタ) 仕上がりはこんなです。さっきの餃子型のを茹でてトマトソースとバジル、ペコリーノチーズをかけて完成。中身はどんなかと申しますと・・・ じゃがいもとペコリーノ、にんにく、そしてミントミントを多用するのがサルデーニャ料理の特徴だそうで、このクルルジョネスもミントを香らせるのがポイントみたい。とは言えじゃがいも+チーズの素朴な味にミントってどうなんだ??合うのか??と疑問を抱きつつ、けっこうな量のミントを入れてみたのですがあれ?美味しい・・・ヾ(●´∀`*●)ノ「ウマイ!」とテンションの上がる感じの味ではないですが、素朴でしみじみ美味しい。和み系です。ダンナさんも私もたいそう気に入りました。むっちりつるんとしたパスタの中から、なめらかなポテトのピューレ。予めオイルで炒めたにんにくの香りが香ばしく、最終的にミントの香りがすっきり!トマトソースにかけたバジルの甘く爽やかな香りとも相まって、ボリュームはありますが不思議と爽やかな食べ心地。これはけっこうクセになるというか、時々無性に食べたくなりそう。これのポイントはなんと言ってもこの編み目。 見た目にも美しいこの編み目のおかげでソースもよく絡み、食べる時にも滑りにくくなっています。ネット等で情報を検索すると「この包み方を習得するのに苦労した」的なエピソードがいろいろ出てきますが、日本人にとっては簡単です。というのも、ほぼ「三つ編み」の要領だから( ̄∇ ̄+)丸い生地を餃子を作る時と同様にパタンと閉じつつ、上部を指で綴じてから左右交互に三つ編みをする時と同じように編み込んでいきます。生パスタなので隙間は簡単に閉じられ、茹でる際に少し膨らむので隙間があいて具がはみ出したりしません。皮も餃子の皮のように1枚ずつのばすタイプではなく、平べったくのばした生地を抜いていくやり方なので、見た目ほど面倒ではありません。小麦粉80gで16個分、楽しんで作りました。これはお子さんと一緒に作業できそうですよね。小麦粉とじゃがいも、チーズ、トマトがあれば作れるので、寒くて外に出たくない日、みんなで作ってみてはいかがでしょう?≪ミントの爽やかさとにんにくの香ばしさがポイント!編み目模様が美しいサルデーニャのパスタ「クルルジョネス」≫レシピ:2人分1) 生地を用意する。小麦粉とセモリナ粉を3:1ぐらいの割合で合わせ(今回は2人分で80g強)、塩ひとつまみとオリーブオイル少々を加えてからぬるま湯を少しずつ加えていき、耳たぶより少々固めに練ってひとまとめにしてラップでくるみ、常温で1時間以上ねかせる。2) 具を用意する。じゃがいも大1個は洗ってラップでくるみ、レンジで柔らかくするか茹でて皮をむいてなめらかにマッシュ(今回はなめらかにするため牛乳をたっぷり加えてマッシュしましたが本来は入りません)。ペコリーノチーズをおろして加え、フライパンにオリーブオイル少々を熱して粗みじん切りのにんにく1/2かけ分をカリッと炒め、ドライミント適量と共に加えて混ぜる。3) 寝かせた生地を打ち粉をした台にのせて麺棒で1mm強ぐらいの厚さにのばし、直径8cmの円型に抜いていく。今回はこれで16個分できました。4) 2)の具を3)の枚数分に等分してのせていき、上部を指で留め、左右交互に三つ編みの要領で編み込んで形を作る。 5) トマトソースを用意する。市販のものでもOKですが、オリーブオイルを熱したフライパンにみじん切りのにんにく少々を入れて炒め、ホールトマトかカットトマト1/4缶程度を入れて少し煮詰め、塩少々で味付けしておく。6) 沸騰したお湯に塩少々を加えて4)の詰め物パスタを茹でる。浮き上がってから2~3分長く茹でてください。8分くらいかな?7) 茹で上がったパスタの水気を切って皿に盛り、トマトソースをかけ、バジル・おろしたペコリーノチーズを振ってできあがり!これ気に入りました。また作ろうっと!◆菜の花のゴルゴンゾーラパスタ クルルジョネスは小麦粉をかなり少なめにしたので(なので思ったより多くできてびっくり。笑)パスタをもう1品。手抜きです。菜の花をクタクタに茹でて刻み、にんにくと一緒に炒めてゴルゴンゾーラを加え、茹でたショートパスタを絡めて完成。黒コショウが合います。ショートパスタの時はだいたい2~3種類異なる形のものを混ぜて使っています。その方が見た目も食感も楽しい! ◆ちかのセモリナ粉フライ 普通の小麦粉ではなく、セモリナ粉をまぶして揚げてみました。セモリナ粉が魚の水分をよく吸うので、普通の小麦粉よりカラッと揚がる感じ。間違いのない一品、ウマイ!◆芽キャベツのロースト 春野菜が出てくる時期ですね。芽キャベツ大好き!ビタミンCも豊富なので見かけるとよく買います。半分に割って塩・コショウ・オリーブオイルを絡めてオーブンで焼いただけ、でも美味しい!煮ると甘くなりすぎる芽キャベツは、グラタン等もいいですがこうして焼くのも好き。◆オニオンと香菜のかき揚げパコラ(インド風天ぷら)、カリフラワーのパコラ 前日ワンタン・・・じゃなかった、グルジア料理「ヒンカリ」を作るため買った香菜。まだ残っているけどどう使おう??私でも食べられて、そこそこの量を消費できるもの・・・ということで候補に挙がったインド風のかき揚げ。パコラはベーサン粉(ひよこ豆の粉)+スパイスの衣で揚げたインド風のフリッター。玉ねぎ+香菜の組み合わせは定番らしく、かき揚げみたいに揚げればOK!とのことで作ってみました。写真の量で玉ねぎ1/2個+パクチー1株分。ベサン個を水で溶き、塩・クミン・チリパウダーを加えて野菜に絡め、180℃の油でカリッと揚げてできあがり。ケチャップ+チリソースのソースをつけて食べます。食べてみると・・・ カリカリして香ばしくてウマーイv(▽ ̄ V)(V ̄▽)vいやーパクチーが苦手な私でもこれなら全然大丈夫!というか、パクチーが入った方が絶対美味しい一品です。この独特の香りが加わってこそ、玉ねぎの香ばしさや甘み、スパイスの香りが引き立つ感じ。これも気に入りました!これなら私でもパクチーいっぱい食べられます。一緒に揚げたのはパコラの定番・カリフラワー。 カリフラワー自体の味に主張がないので、このほくほくしてスパイシーな衣が殊の外よく合うんですよね。表面カリッ、中ほろっとの食感のバランスも素敵で、カリフラワーを買うと作りたくなります。いやーこの日もウマかった!ごちそうさまーヽ('(OO)'*)ノ ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 ポチッと応援、お願いいたします。いやーそれにしてもこの雪!積もるのかなあ、というか交通機関等の影響が心配・・・。明日の試合は中止になる可能性が高いかも。神戸の選手の移動も大変そうですよね。私もこれから出勤ですが、皆さんお足もとや頭の上に十分注意して、気をつけてお過ごしくださいねー
2014.02.13
日程発表まであと約10時間。依然わくわくが抑えきれないので美味しい食べ物のお話でも。先週バスケ観戦に栃木へ行った際、少し早めに行って寄ったこちら。 鹿沼市内にある「ベッカライ・ディ・シュトラーセ」さん、お友達とさこさんに教えてもらって以来の大のお気に入り。鹿沼へ行く時は必ず寄ります。今回は時間帯が早かったので、瞬殺で売切れるクリームパンもまだ余裕があったヾ(o´∀`o)ノ ずっしり重たい正統派ドイツパンを数種類と、サンドウィッチにクリームパン、そして月替わりのタルト。うひひいっぱい買っちゃったもんねー (o ̄∇ ̄o)という訳で、その日は早速パン主役。 右からひまわりの種が入ったライ麦70%のパン(これすっごく美味しい!小さめのパウンドサイズで315円)、どストレートにずっしり重たいライ麦パン(これはお料理にも使えるのです。1/4サイズで263円)、あと鹿沼の「まちの駅」で買った全粒粉の軽~い食パン(300円)。 チキンとパプリカのサンド(250円)とクリームパン(157円)、今月限定のショコラのタルト(400円)。チキンがスパイシーで美味しかった。ドイツっぽい濃いめのビールによく合う味です。 クリームパンは安定の美味しさ。バニラビーンズたっぷりでリッチなのに、軽~い食べ心地がいいのです。 驚いたのはタルト。ちょっと立派なお値段、と思いつつ買いましたが、確かに価格相当のリッチ感。これケーキ屋さんで買ったらもっと高いと思います。大人の味。 食事パンに合わせて用意したのは、パンの味を邪魔しない、シンプルな味つけのおかず。この時期スーパーで見かけると必ず買うブロッコリ・ロマネスキのシンプルなアンチョビマリネ(レシピはこちら)。 粗塩だけまぶしたイベリコ豚のグリルと焼きトマト、冷凍庫に眠っていたフォアグラのソテーにマスタード。 あとは焼き野菜をいろいろ。玉ねぎ、じゃがいも、菜の花、ちぢみほうれん草とにんにくを、火の通りにくいものからオーブンに入れてそれぞれに合うチーズやオリーブオイルをちょこっと。美味しかったです。そして翌日はそのパンを使ったおかず。◆キャベツのズッパ・ヴァルペリーナ風 主に寒い季節によく作る我が家の定番ですが(レシピはこちら!)、キャベツがあまりなかったので前日のロマネスキの残りも一緒に入れてみました。これはキャベツ・ライ麦パン・チーズを重ね、キャベツを焼き付けてから煮たブイヨンを注いで焼くシンプルなグラタン。素材とスープの味で美味しさが決まるので、特にスープを吸っていい味を出すパンが美味しいと格段に美味しさアップ ひとくち食べてダンナさんが思わず「うぉっ!Σ( ̄口 ̄*)」と言ったくらい、ライ麦パンのいい味が効いてます。西欧料理では食べ残しのパンも重要な食材のひとつ。いいパンを使うと美味しいねーヾ(o´∀`o)ノそれと、久々に作ったこのパスタ。◆ブカティーニのアマトリチャーナ 豚のほほ肉の塩漬け「グアンチャーレ」を使って作るこのパスタ、我が家では毎年私が冬に仕込む自家製の豚の干し肉を作って作ります(レシピはこちら!)。この冬は日中の気温が高すぎてなかなか外に干せないのですが、塩漬けしながら機会を伺っている状態。昨年仕込んだ干し肉をたっぷり入れて作りました。パスタの麺はとても太くて穴の開いた、長いマカロニみたいな「ブカティーニ」。 いつもより干し肉を大きめに切ってたくさん入れたので、ダンナさんが「リッチだねー」と大喜び。これも美味しくできました。あとはスーパーで見かけて食べたくなったチカのから揚げと、栃木で買ったとちおとめ。 いやー美味しかったー、ごちそうさまー( ̄(oo) ̄)ノという訳で、明日は日程を肴に家族会議の予定。美味しいものを作って美味しいものの計画を立てる、毎年の恒例行事です。楽しみだ!ヽ( ̄▽ ̄)ノ風邪もちゃんと治したし、お仕事もがんばらなきゃ。ではでは今日も行って来まーす
2014.01.30
私が子供の頃は「おせちに飽きたらカレーもね!」というCMがおなじみでしたが、我が家もお正月料理は早々に飽きて食べたいものを普通に作り始めます。 おせち料理って日持ちするけど胃に負担をかけるものが多いので、運動不足も手伝って胃腸が疲れて来るんですよね。そのせいか、比較的あっさりしたものや優しい味のものが食べたくなった感じ。◆たこと帆立のカルパッチョ お刺身用の水ダコ、野菜といっしょに食べたくてカルパッチョにしました。帆立のお刺身もあったので一緒に薄切りにして、塩コショウ・オリーブオイルで下味をつけ、野菜の上に盛ってからマヨネーズ・レモン汁・白ワインビネガー・すりにんにく・ディルを合わせたソースをかけました。間違いのない美味しさ。◆鱈のジェノヴァ風煮込み 以前レシピをご紹介した本来は干し鱈「ストッカフィッソ」のお料理です。何か優しい味の魚料理を一品作ろうと思って冷凍庫を見たところ、鱈の切り身が1切れしかなかったので野菜でかなり増量。本来ピーマンは入れないお料理ですが、食べたかったので細切りにして入れたら違和感なく馴染みました。煮込みにピーマンを入れると「ピーマンって唐辛子と同じ種類の野菜だなあ」と感じます。基本の作り方は以前掲載したコチラの通りですが、トマトを生のでなく缶詰のカットトマト使用、じゃがいもも早めに入れて一緒に煮込む感じにしてあります。全体的にかなり煮崩れていますが、本来そういうお料理なので問題なし!美味しくできました。そして。少し前から気になっていたこのパスタのために、少々頑張ったんです。◆フェットチーネ・アルフレッド これはアメリカ風のパスタです。「アルフレッドソース」というのを聞いたことがある方、見たことがある方も多いかも知れません。かなり濃厚なチーズソース。塩・コショウしてソテーしただけのお魚やチキンにこのソースをかけるとあっという間にボリューミーな一品になってしまう、これぞアメリカン!…なソースを目指したというよりは、そのもともとのきっかけになったカルボナーラベーコン抜きというか、クリーミーなチーズパスタというか、そういうものを目指して作りました。が、この作り方の行程でもっとも大事なのは「(2人分、パスタ150gに対して)パルミジャーノチーズを40gすりおろす」。粉チーズは美味しくない(というか「粉チーズ」の味にしかならない)ので、ぜひ塊のチーズをおろしてください。おろしたチーズの40gってけっこうな量で、我が家の冷蔵庫の隅で固くなっているパルミジャーノをこんもりするまですりおろしてもまだ30gちょっとщ(゚ロ゚щ)この作業に15分以上かかりましたが調理時間自体はパスタを茹でるぐらいしかかからない!――という訳で、多少のすり傷等指先を傷めつつ(新しいチーズを使えばたぶんそんなことはありません)の努力の成果。 これはこれで美味しいけど、もっと濃厚に作りたかった(´;ω;`)生クリームもバターもけっこう入れたつもりですが、ぜんぜん足りなかったみたい。そして何よりチーズがぜんぜん足りなかった!あんなに頑張ったのにщ(゚ロ゚щ)ちなみに、アルフレッドはフェットチーネで作るのが定番のようですが、イタリアでは「カチョ・エ・ペペ」という名前のきちんとしたパスタがあり、こちらは当然生クリームなんて使わずにオリーブオイル・コショウ・ペコリーノチーズのみを使って作る正統派イタリアの「素パスタ」。そちらはもっと細い麺を使うと思われます。≪もっと濃厚に作ってください!アメリカ風チーズパスタ「フェットチーネ・アルフレッド」≫レシピ:2人分1) パルミジャーノチーズまたは好みのチーズ(複数ブレンドした方が美味しいと思います)を計40~50gほどすりおろす。多い方が美味しくなるのでがんばってください。2) 大鍋にお湯をたっぷり沸かし、沸騰したら塩大さじ1を入れ、フェットチーネ130~150gを茹でる。3) 茹で上がりの1分前くらいにフライパンにバター10gを溶かし、生クリーム40cc(これももっと入れてもいい気がする)と合わせて温め、パスタの茹で汁おたま1杯程度を加えてのばし、1)のチーズを加えて溶かし、黒こしょう適量を加える。4) 3)に茹で上がってざるに取ったフェットチーネを入れてよく混ぜればできあがり!★ソースの味がそのままパスタの味になるのでソースの時点で好みの濃さにするのがポイントかもしれません。フェットチーネのように太くて厚いタイプの麺を使う場合はより濃厚に、細麺を使うなら少しあっさりめの方がよく合います。うーん。今度もっと濃厚になるよう作ってみよう。さらに、実家から立派な人参が届いたので、久々にケーキも焼きました。◆ブラジル風にんじんケーキ にんじんを入れたケーキも各国いろんなレシピがありますが、今回はブラジル風。夜にフェイジョアーダを作ったからです。ブラジル風の特徴は「サラダ油使用」「分量はけっこう適当」「作り方もけっこう適当」「けっこう甘いけどさらにチョコレートをかけたりするらしい」…と書けばなんとなーく伝わるでしょうか。かなり適当です。が、すべての材料の分量の中でもっとも大きい重量を占めるのがにんじん。120g使いました。小麦粉よりもオイルよりもお砂糖よりも多いです。なのに、 ぜーんぜん人参くさくなーいヽ( ̄▽ ̄)ノ焼きたてを食べてみたところ、オイルくささもにんじんくささも全くなく、ほわっと&しっとりした食感で美味しい!日本のごく普通のおろし器ですったのでところどころ繊維がジャリッとするのも悪くないアクセント。混ぜるだけ&焼きっぱなしの簡単ケーキなので、おせちに飽きて何か洋風な甘いものが欲しい方、ぜひ作ってみてください!≪にんじんをすりおろして混ぜて焼くだけ!ブラジル風にんじんケーキ≫レシピ:作りやすい分量(パウンド型1台弱くらい)1) にんじんは皮をむいてすりおろす。おろした状態で120g程度用意してください。これにサラダ油(キャノーラ油、なたね油でもOK!)70g、砂糖80gを加えてよく混ぜる。小麦粉100gはふるっておく。2) 卵2個は泡だて器でよく泡立てて、1)のにんじん・オイル・砂糖と小麦粉を加え、泡をつぶさないよう、かつ小麦粉にダマが残らないよう混ぜ合わせる。3) オーブンペーパーを敷いた型に流し入れ、180℃に熱したオーブンで30分焼いてできあがり!これでも現地レシピからかなりお砂糖の量を減らしています(2/3くらいにしています)。が、けっこう甘いです。ダンナさん的にも「ぱんだにしては大胆に甘くしたよね」。野菜系ケーキ・デザートはあまりヘルシーさに拘らず、きちんと甘くした方が美味しいと思います。甘さを控えすぎると素朴さが増してデザートを食べている気がしなくなるので(笑)これぐらいがこのレシピはちょうどいいかな。・・・という訳でこれから仕事始めに行って参ります(`・ω・́)ゝとは言え今日は試運転かなあ~。今日までお休みの皆さんはゆっくりお過ごしくださーい
2014.01.04
今週はぐっと朝晩冷え込むようになりましたね。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期です。かくいう私も今週はちょっと調子が良くなく、「風邪」という訳ではないものの、どんよりとした頭痛が抜けなかったり、アレルギー性鼻炎気味の症状が出ていたりとスッキリしない体調です。そういう時はお肉や揚げ物などのパワフルなお料理よりも、野菜や豆類を食べて身体の中から整えたい気分になるらしく、先週末はこんなごはんを作りました。 土日はサッカーだったので、どちらも連休最終日のごはん。ブランチと夜ご飯です。パスタを食べたくて、2食とも主食はパスタ。定番のトマト味や塩味ベースではなく、野菜をどっさり食べたいなあと思い、野菜のソースになりました。ブランチの方はこれ。◆かぼちゃと豆乳のフェットチーネ 実家から届いた坊ちゃんかぼちゃ(小さくて味が濃いやつ)があったので、2人分にそのかぼちゃを3/8個分ぐらい(1/4に割ったのを1つ半)使ってかぼちゃ風味のソースをたっぷり作ってパスタに絡めました。ダンナさんは数日後も「あのかぼちゃのパスタ美味しかったな~」と回想していたほどで、クリーミーな舌触りとかぼちゃの優しい風味、牛乳ほど主張しない味ながらコクが増す豆乳、それと隠し味程度に加えたゴルゴンゾーラの風味がバランスよく混ざり合ったソースが美味しかった!ヽ( ̄▽ ̄)ノそれと、「フェットチーネ」と書きましたがパスタは2種類使いました。 フェットチーネだけだと粘度の濃いソースが絡みにくいかな?と思ったのと、自然な食材から出る力強さを少し増したくて、全粒粉のパスタも少々。これが正解だったらしく、ダンナさんは食べ始めてすぐ「この細い方は全粒粉?」とご満悦。小麦の濃い味が野菜のパスタによく合うのです。合わせるパスタによって食べた感じが変わりそうなかぼちゃのソース、作り方自体はとても簡単。お好みの固さ・味わいにしてみてください。≪かぼちゃと豆乳・ゴルゴンゾーラのパスタソース≫レシピ:2人分1) 坊ちゃんかぼちゃは1/4に割ったのを1つ半用意し、包丁で皮をむいて(硬くてやりにくければ、ラップでくるんで少しレンジにかけてからでもOK)厚めにスライスしてフライパンに入れ、ひたひた程度の水を加えて蓋をして中火~弱火にかけ、水分少なめの蒸し煮にして木べらでつぶす(水分の多いかぼちゃならレンジで柔らかくしたのをマッシュしてもOK)。2) 1)に豆乳を少しずつ加えながらさらに滑らかになるよう木べらでよく混ぜる。豆乳はだいたい60~80ccぐらい使用しましたが、かぼちゃの水分によって異なると思います。様子を見ながら加えてください。3) ゴルゴンゾーラ(できればピカンテよりもドルチェ)20~30gを小さめにカットして加え、溶かしながらかぼちゃソースに混ぜる。4) パスタの茹で上がり直前にパスタの茹で汁(塩入り)を少し加えるので、塩味の調整は控えめで。塩コショウで味を調えてできあがり!★このソースをパンにつけても美味しいです。パンにつけるならシナモンを少し入れても美味しいかも。お昼のパスタでまだ食べ足りなかったので、夜も豆乳を使ったこちらのパスタ。◆にんじんのカルボナーラ こちらはさっきの全粒粉パスタ100%。にんじん1本を西洋おろし(チーズおろしのデカイやつ)ですりおろし、干し肉(パンチェッタやベーコン、ソーセージでもOK)の塩気で炒めて豆乳を少し加えて煮、仕上げに卵黄・パルミジャーノチーズ・黒こしょうを加えてパスタの熱で緩やかに固めるカルボナーラ仕立てにしました。ポイントは塩気とレモン。 にんじんは生に近い味が好きか、ある程度加熱して香ばしさや甘みを出した方が好きかで加熱時間を判断することをおすすめします。私は生にんじんは苦手なので香ばしくしたかったはずが、甘みがちょっと勝ってしまった。もっと干し肉を多めに使えばよかったな。・・・という点と、添えてあるのはこの時たまたまあったシークワーサー。レモンの代わりに添えて、絞りながら食べるようにしました。にんじんの風味がけっこう変わって口の中がさっぱりします。想像と少し違う味がするので、試してみるとびっくりするかも!意識して作った訳ではないものの、かぼちゃ・にんじん、どちらもカロチンをたっぷり含む野菜。最近仕事の関係もあって目の疲れを感じるのと、休日外にいる時間が長いこともあって目も疲れているんだろうなあ。紫外線カットタイプのコンタクトを使ってはいますが、疲れるもんなあ・・・。という訳で今日もこれからNACKへ向かいます。体調も少し弱っているし、ナイトゲームなので少しおとなしくしていないとな・・・。ではでは皆様、またNACKで!
2013.09.27
いや~、週末は全国的に豪雨で大変でしたね。幸い秋田の雨はいる間はさほどでもなく、お寺&お墓にいる間は晴れてくれて助かりましたが、日曜の夕方からすごい雨になった模様。飛行機に影響がなくてよかった1泊2日の短い滞在中、ダメ嫁のわたくしはろくにお手伝いもせず、お義母さんに甘えてほぼ「食っちゃ寝」で実に楽をさせて頂きましたが、それでも疲れました(´(エ)`)親戚を招いての法要って疲れますよね。お義母さんありがとう、たいへんお疲れさまでしたm(_ _)mそんな訳で、自宅に帰って食べた晩ごはん。 とりあえず赤ワインで精神的な疲れをほぐしたかったのと、ラグー系のパスタが食べたかったようです。◆ゴーヤと小女子・油揚げチャンプルー単品の写真撮り忘れましたが、疲れた時こういうのが食べたくなります。ちぎった油揚げと小女子、サラダ油を加熱して油に少し小女子の風味を移してからスライスしたゴーヤを炒め、薄めためんつゆ少々で味付けして溶き卵1個を絡め、卵とじよりも固めに仕上げたもの。ゴーヤチャンプルの豆腐・肉抜き的な感じで、香ばしくて美味しい。ゴーヤの厚さをどれくらいにするかで感じがけっこう変わります。この日は薄めでソフトな仕上がり。赤ワインには合わないかな?とも思いましたが、ビオワインだったせいか全く問題なく合わせられました。◆豚肉ときのこのラグーパスタ ダンナさんの実家にいる間についていたテレビでお肉たっぷりのミートソースが作られていたのが脳裏にすりこまれたらしく、帰宅してすぐ冷凍庫のお肉を解凍していたわたくし。 とは言え作りだしたらそんなにお肉は必要としていなかったらしく、野菜ときのこ多めのさっぱり系のラグーになりました。≪野菜ときのこたっぷりのラグーパスタ≫レシピ:2人分(ソースかなり多め)1) 人参小1本、玉ねぎ1/4個、大根6cm(セロリの代わり。私がセロリ嫌いなので)は皮をむいて適当に切った状態でフードプロセッサにかけ、みじん切りに。しめじひとつかみは縦横に適当に裂く(包丁で切るより手で裂くと味がしみやすい)。2)ベーコンやパンチェッタ等、味の出る干し肉・塩肉系少々は粗みじん切りにし、フライパンに入れてじわじわ加熱して脂を出し、豚ひき肉70gと1)の野菜も加えて少し塩をして炒める。しんなりしたら赤ワイン60cc程度を加えてアルコールを飛ばし、少し煮詰めてからカットトマト1/4缶を加え、最初に火を強めて水分を飛ばしてから弱火に。蓋をして20分ほど煮込んだらソースの完成。3) たっぷりのお湯を大鍋に沸かし、沸騰したら塩を加えてお好みのロングパスタ(今回はリングイーネ120g)を少し固めに茹でる。4) 茹で上がる直前に3)のパスタの茹で汁をおたま1.5杯程度加えてソースを温め(これで塩気がかなり足りないようなら塩を加えてください)、粗挽き黒こしょうとおろしたパルミジャーノチーズを加え、茹で上がり水気を切ったパスタを絡めながら弱火で余計な水分を飛ばしてお皿に盛ってできあがり!ダンナさんもたいそうお腹が空いていたようで「ちょうどいい味、美味しい」と喜んでました。秋田ではかなり食べておなかいっぱいのつもりでしたが、2人とも緊張していたんでしょうね。とは言え!冒頭に書いた通り、秋田ではいろいろ美味しいものを食べさせていただきました。美味しかったよー( ̄(oo) ̄)ノ和伊折衷で豪華な土曜日の夜ごはん この日は昨年亡くなったお義父さんのお誕生日それもあって本来は市内に住むお義姉さん一家と一緒に会食予定で、前日からいろいろ準備くださっていたのですが当日になって甥っ子が発熱&おなか壊す当人がいちばんがっかりしていたようですが、小さい子ってよく熱出しますよね。翌日はたいそう元気に復活してました(笑)そんな訳でお義母さんと我々夫婦、そしてお義父さんの写真も一緒にカンパーイ!(* ̄∀ ̄)ノ□☆□ヾ( ̄∀ ̄*) ビール、お義姉さんが買っておいてくれた白ワイン、それでも足りずに2本目の白・・・といろいろ話もでき、美味しいものがいっぱいで楽しいごはんでした。メニューはこんな。殆どがお義母さん・お義姉さんのお手製です。◆海藻(アオモ)と山芋の酢の物、きゅうりの塩麹漬け 山芋のさくさく感と海藻のねばりの対比が気持ちいい酢の物、酢の加減も優しくて食べやすかった。トッピングされているのは秋田ではおなじみの陸のキャビア・とんぶり。ぷちぷちした食感が面白く、ダンナさんの実家ではおひたしにもよく合わせます。塩麹漬けは「さっき漬けたばっかりでまだ味がしみてないのよね」とお義母さんは言ってましたが、ちょうどよかった。◆お造り盛り合わせ 盛り方がヘタなのは私がやったからです┐(´∀`)┌ふだんから遠征先でお造りよく食べてるのに、盛り方にあまり注目してなかった・・・のと、お義母さんが奮発してたくさんの種類を用意してくださったのでお皿に盛りきれないι(´Д`υ)勉強しなきゃ。鯛2種類とまぐろ2種類、いか、赤貝。まぐろは島原産、他はすべて秋田で獲れたものだそう。どれも美味しかった。お刺身のつまも家での切りたて、しそも庭で取って来たばかりのもので美味しかった。パセリも同様、元気すぎて私には食べられませんでしたorz◆やきとり盛り合わせ ダンナさんの家から歩いて行ける「やきとり同心」さんにお任せで注文。ねぎま、皮、ハツ、手羽が入ってました。塩加減、焼き加減ともちょうどよく、どれも美味しかった。特に美味しかったのは厚みのある皮、脂っぽい感じがせず、噛みごたえがお肉のいち種類みたいでした。それと、こんな風に開いてある手羽って珍しい!これまた食べやすくて美味しかった。お店はこんな。私は中に入ってませんが、飲みに行っても楽しそう。 ◆カポナータ イタリアに料理修行に行ったことのあるお義姉さんのお手製。前日に作りに来てくれたそうで、たいへんたいへん美味しかったーヽ( ̄▽ ̄)ノ材料は茄子、ピーマン、パプリカ、ズッキーニ、玉ねぎ、セロリ、ベーコン、トマト、それにたっぷりのひよこ豆。カポナータ的な夏野菜の煮込みは私もよく作りますが、私が作るのより自然な甘みが優しくていいなあと、2皿たっぷり頂いて満腹~( ̄(oo) ̄)ノバジルもお庭の摘みたて。香りが素晴らしかった!あまりに美味しかったので、翌日お義姉さんに秘訣を聞いたら「白ワインは入れなかったの。代わりに日本酒使っちゃった( ̄m ̄* )あとはひよこ豆の茹で汁をけっこう入れたからかなあ」とのこと。うーん、私が普段入れないものと言えば日本酒か??現在お仕事・家事・子育てに大忙しのお義姉さん、「なんかいろいろこだわりがなくなっちゃってね~、昔はいろいろ切り方とか材料とかこだわってたんだけど、最近こだわらなくなったのー」とのこと。優しい味はその理由もあるのかも。甥っ子も野菜を切ったり皮をむいたりしてお手伝いしてくれたそうで、今のお義姉さんの生活に合ったまあるい美味しさ、ごちそうさまでした◆チーズとおつまみ 白ワインにたいそうよく合うデザートチーズとおなじみのキューブ型チーズ、箸休めにちょうどいい冷凍プチトマトと大根のお漬物。お義母さんいわく「冷凍するとプチトマトの皮がつるっと簡単にむけるの」だそうで、確かにそうですね。今度真似しよう( ̄m ̄* )◆黒ごまいわし ダンナさんの実家の定番で、よく送ってもらう一品。こういう時にも大量に登場。酢が効いていて、これを具にして押しずしを作っても美味しいです。夏祭りまっさかりのこの土日、ダンナさんの町内でもお祭り開催中。花火も見えました! いやー食べた&飲んだ~、美味しかったーヽ( ̄▽ ̄)ノこれだけ食べて翌昼も法要後の会食だったので「食べられるか・・・?」とやや不安でしたが美味しかったのでほぼ完食したわたくし。その模様はまた明日です!ではでは今日もお仕事行って来まーす
2013.07.28
野津田へ行くと毎回楽しみにしている「まち★ベジ」。ハーフタイムから、地元で獲れた新鮮野菜の販売があるのです。今回買ったのは真赤に熟した大きめのトマト(3個100円)と良い香りのバジル(100円)」。早速その日の晩ごはんに使ってみました。 トマト&バジルと言えばやっぱり「カプレーゼ」。トマトとモッツァレラチーズのサラダにバジルの香りを添えた定番。そのまま食べるのも良いですが、この日は昼に日光に当たっていたので冷たいパスタが食べたくなり、パスタ仕立てにしました。◆カプレーゼ風トマトとモッツァレラのパスタ これは夏には毎年つくるパスタで、普段はバジルは乾燥物を使っています。今回は小さめの葉っぱを細かく刻んで混ぜ、大きめのを飾りに使いました。 これはね~、誰がつくっても文句なしに美味しくできます。但し、完熟トマトを使うのが条件。トマトの果汁を吸ったモッツァレラ、両方が絡んだパスタ、いずれもジューシーにつるんと仕上がって美味しいんですよね~。作り方はごく簡単。2人分で大きめトマト1.5個は1.5~2cm角、モッツァレラ80gはそれより少し小さめにダイスカットしてボウルに入れ、刻んだフレッシュバジル(乾燥なら3振り程度)、茹でたショートパスタ80~120g(ファルファッレはなじみがよく、喉越しもこのパスタに適していると思います)、EVオリーブオイル少々と塩ひとつまみを加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やして完成!冷えていた方が美味しいので、手の空いた時につくっておいて、外出から帰ってシャワーを浴びたらすぐ食べられるのもいい。モッツァレラは身体を冷やす食材だそうで、イタリアでは「食べすぎは良くない」と言われているそうですが、暑さに身体が慣れていないこの時期は適度に食べると体温調節がうまくいく気がします。そしてこの日はもともとこちらのパスタを作る予定で、両方食べたかったので(笑)少し量を減らして作りました。◆しらすとあさりのボンゴレ・ビアンコ いつもはあさりだけでつくるボンゴレ。新鮮な釜揚げしらすがスーパーで買えたので(さすが神奈川!)、この塩味も馴染むのでは??と思って入れてみたら・・・ウマかったー☆-(ノ○´∀)八(∀`○)ノイエーイ☆ ボンゴレは殆ど加熱しない作り方にしてから「味の輪郭がはっきりした」とダンナさんに毎回とても好評ですが、しらす入りバージョンもとても喜ばれました。しらすとあさりの食感の対比もいいんですよね。これまた作り方は実に簡単。≪しらすとあさりのボンゴレ・ビアンコ≫レシピ:2人分1) 茹であさり(殻をむいてあるもの)適量(60g程度)は粗く刻み、すりおろしたにんにく1/2かけ、種を抜いた赤唐辛子、オリーブオイル大さじ1と一緒にフライパンに入れて火にかけ、香りが出て来たら茹でしらす適量(3つかみ程度)も加えてざっと混ぜ、火を止める。2) たっぷりのお湯をわかし、沸騰したら塩適量を加えてロングパスタ(今回はリングイネ・ピッコレを使用)80~140gを茹で、茹で上がる直前に茹で汁おたま1杯程度をソースのフライパンに加えて弱火で温めておく。3) 茹で上がったパスタをソースのフライパンに入れて混ぜ、余計な水分がなくなるまでなじませ、仕上げに刻みパセリとEVオリーブオイルをかけてできあがり!この作り方はけっこう応用がきくので、他にも刻みねぎを加えたり、具をあさり以外の貝に代えたりしていろいろアレンジできそうです。暑い時期には長時間火を使いたくないので、さっとできるパスタは助かりますね!あとのおかずは常備してある馬刺しと、スーパーで目に付いたたこ。◆蛸の和風カルパッチョ 美味しそうなお刺身用の茹で蛸を買ったので、野菜も一緒に食べたくてカルパッチョ仕立てにしました。蛸の下にお刺身のつまを敷き、予めごま油・塩・ぽん酢を絡めた蛸を並べ、上に貝割れ菜をたっぷり&マヨネーズとレモン。こうして見返すと、パスタを茹でる時間ぐらいしか火を使っていない!Σ( ̄口 ̄*)意識した訳ではありませんが、自分が暑かったんですねきっと(笑)冷たく冷やした白ワインと共に美味しくいただきました( ̄(oo) ̄)ノ暑かった先週とは打って変わり、今週は雨ですこし肌寒いくらいの天候が続いている首都圏。湿度が高く、気温が低くても寝苦しいので、うまく眠れる工夫をして夏を迎える体力を養っておきたいものです。今週もやっと半分!がんばりましょう~ ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.06.25
やはりJ1中断期間はサッカーの話題が少なくて寂しいですね。週末は瀬戸内方面へ遠征して来ますので(さらに翌週も1人で数ヶ所回って来ます。むふふ)、しばしお待ちくださいませm(_ _)m大宮の話題にも触れたいですが、横浜に住む私は試合がない時なかなかさいたま方面へ行けないんですよね。嬬恋は行くかどうか迷い中です。さて、そんな訳で昨日に続いてレシピ関係のお話。少し前から「オーブンで焼いたパスタ的なものが食べたいなあ」という気分で、週末にようやく作りました。 まずはパスタ以外のものから。◆かぶの葉の蒸し煮 最初、かぶとかぶの葉でポタージュを作ろうと思いましたが、かぶの葉の繊維がかなり残りそうだったので「食べるスープ」的に汁気の多い蒸し煮にしました。かぶの葉の苦みが溶け出して身体に利きそうな、でも優しい味。4cm程度に切ったかぶの葉2個分とスライスしたかぶ1/2個分と玉ねぎ1/4個分を鍋に入れ、野菜のコンソメ1個とひたひたぐらいの水を入れて蓋をしてことこと。柔らかくなったら塩・こしょうで味を調え、仕上げに卵を落として半熟程度にします。この手のお料理はイタリアではいろんな菜っ葉で作られるようで、日本でなら、小松菜やレタスで同じようにしても美味しいと思います。青梗菜もいいですね。◆白菜ときゅうりの浅漬け 残っていた市販の白菜づけ(ゆず風味)の汁に、適当に切って軽く塩もみしたきゅうりを2時間程度漬けた浅漬け。ダンナさんがとても喜んで、1本半分あっという間に売り切れました。◆牛肉のあっさりステーキ ごくシンプルなにんにく風味のが食べたくて、塩・こしょう・スライスしたにんにくだけで焼いたステーキ。仕上げにお醤油をちょっと垂らすと格段に美味しい!焼いた後のフライパンでちぎったレタスを炒めて添えました。レタスには味付けしていませんが、フライパンにお肉の味が塩味と共に残っているので、そのままで十分おいしい。そして肝心の焼きパスタ!たいへん美味しくできましたヽ( ̄▽ ̄)ノちょっとワイルドに馬肉のひき肉(かなりワイルドな挽き方のもの)を使ったので、この風味と食感に負けないよう、ダイスカットして揚げ焼きにした茄子とじゃがいも加えました。それぞれの素材の相性がよいので、食べていて楽しくなるパスタです。◆馬ミンチと野菜のラグーソースの焼きパスタ この日は相当手抜き気分だったようで、作り置きで小分け冷凍しておいたソフリット(にんじん・玉ねぎ・セロリ等をみじん切りにして炒めたソースベース)を解凍して使いましたが、最初から作る場合、作り方的にはこんな感じ。1) にんじん1/2本、玉ねぎ1/4個(あと本当はセロリも入れるとおいしいです。私が苦手なので入れていません)、にんにく1/2個をみじん切りにしてオリーブオイル少々で炒め、色が変わってしんなりしてきたら、予め塩・こしょうをもみ込んだ馬肉の挽肉(豚や合いびき肉など、好みのお肉でOK)80~100g程度を加えてほぐしながら炒める。2) 肉の色が変わったら赤ワイン60ccを注ぎ、フライパンを傾けてアルコールを飛ばして少し煮詰め、ホールトマト1/3缶とローリエを入れて蓋をして火を弱め、時々混ぜながら余計な水分が飛ぶまで煮詰める。3) 茄子小1個と固めに茹でたじゃがいも1個を茄子は1.5cm、じゃがいもはやや小さ目にダイスカットし、多めにオリーブオイルを敷いたフライパンで転がしながら揚げ焼きにして2)のソースに加えて馴染ませ、塩で味を調えればソースのできあがり。今回は馬肉を使ったので味つけにオールスパイス少々も使いました。4) 沸騰したお湯に塩少々を加えてお好みのショートパスタ80gを少し柔らかめに茹で、軽く水切りをして3)のソースと混ぜ合わせて耐熱容器に盛り、おろしたパルミジャーノチーズを振りかける。5) 200℃に予熱したオーブンで表面がこんがりする程度に焼けばできあがり!茄子とじゃがいもはギリシャ料理の「ムサカ」にも使われる、ミートソースととても相性の良い素材。さらにショートパスタも食べたかった!という感じの食いしん坊全開なお料理でしたが、着想はここから始まりました。少し前にまとめて買った、これまで使ったことのないタイプのショートパスタたち。★フェストナーティ お祭りの時に使う「花綱」的な意味の名前のようです。太めの筒状で綱のように横に筋目が入っているので、筒のところと筋目のところに面白くソースが絡みそう。魚系のラグーソースに使ってみたい。魚の脂がうまく絡みそうな気がします。★ピーペ・リガーテ 面白い形に惹かれて購入。「パイプ」の意味だそうで、確かにそれっぽい!野菜を使ったラグーソースに合わせたら面白そう。★ガレッティ これも形が面白い。「ガレッティ」という名前のきのこもあるので、何か関係があるのかも。力強いお肉系のソースに合いそう。今日みたいに焼きパスタにしても美味しそうです。★セダニーニ マカロニよりも細めの、筋入りのショートパスタ。これも焼きパスタに合いそうな形状です。ラザニアみたいな取り合わせのグラタンに良さそう。で、今回使ったのがこちら。★ニョッキ そう、乾燥パスタでも「ニョッキ」という名前のものがあるんです!名前というより形が面白そうで買ってみましたが、こういう、窪みにソースが入って馴染むタイプのソースにぴったり。焼いても食感が残るので食べていて楽しい!ひとつひとつが雲形で裏が空洞なので、具を詰め込むことも可能。つぶしたブロッコリーのソースなんかにも合いそうですね。これまでショートパスタと言えばペンネ、フジッリ(フィジリ)、ファルファッレなど代表的なものしか使ったことがありませんでしたが、パスタの形は無限大!これからも機会があればさまざまなパスタを使ってみたいと思います。 ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.06.05
普段はパスタと言えば和風味やその他奇をてらったものよりも、ごくスタンダードなイタリア式を好む私ですが、時には「炒め麺」が食べたくなります。それも「焼きそば」「焼うどん」ではなく、茹でたスパゲッティ(少し茹ですぎぐらいの)をサラダ油で炒めるという日本ならではの調理法。まず「サラダ油」というのがヨーロッパの方には理解されにくいだろうなあ~。その代表格が昔懐かしいベッタベタのケチャップ味の「スパゲッティ・ナポリタン」。口の周りを汚しながらお腹いっぱい食べたくなるアレ、今でも喫茶店等でつい探してしまうという方も多いのではないでしょうか。中毒性のあるメニューですよね。――が、この種の食べ物ってふと思い立ったら「今すぐ食べたい!どうしても!!」になりがち。その欲求を即この場で叶えてくれる一品がこちらです。 なんともレトロなイラスト&フォントの嬉しくなってしまうパッケージ、「高森興産(現在は「五木食品」さんの傘下のようです)」さんの「マルメイ ナポリタン(復刻版)」。HPを見るとこのイラストのにわとりさんは「ニワトリ奥さん」と呼ばれているらしい(どこでだ!?)。もしもこれが近所のスーパーで売られていたら、おそらくは目には留めても買わなかっただろうと思うのですが(横浜で売っていると、いかにも怪しい外国産に見えたと思う)、私が見つけたのはここでした。 大好きな「銀座熊本館」。時間があると時々のぞきに行くので品揃えには詳しい私、ある日初めて見かけて「むむ、これは!」と即購入。だって80円(税抜)ですよΣ( ̄口 ̄*)敢えてこれをここに並べるのは、熊本では人気があるオススメの一品だからに違いない!とは言え買ってしばらく出番がなく、賞味期限ぎりぎりまで放置してしまい、とある平日休みのランチに満を持してようやく登場( ̄(oo) ̄)ノ袋の裏面にはこう書かれています。 うーん、レンジ調理。できなくはないと思うけど、麺のほぐれ方やソースの混ざり方が不均一になりそう。絶対炒めて作った方が美味しい。どうせなら美味しく作って食べたい。という訳で普通にフライパンで作りました。袋入りの焼きそばを作るのとまったく一緒の要領。予め麺の袋に穴をあけ、レンジで少しだけ温めておくと炒める時にほぐれやすい。焼きそばの時もいつもそうします。 具はその時家にあったピーマン、玉ねぎ、ハム、マッシュルーム。ハムより赤ウインナの方が気分が出ますが「ありあわせ」に拘ってみました。粉末のソース、焼きそばのには小さい頃から慣れていますが、ナポリタンの粉末ソースって画期的だなあ・・・。などと思いながらあっという間に完成 本来はチーズも喫茶店にあるような粉チーズが良かったですが、ありあわせのためこうなりました。味は「想像よりもそれっぽい」。粉末ソースはもっとジャンキーな化学調味料の味かと思いきや、意外とそうでもありません。ソフト麺も悪くない。より美味しく作ろうとすれば、具をもっと豪華にしたり、ソースにホールトマトやトマトソースを加えてみたり、仕上げに黒こしょうを振ったりと工夫の仕方はいろいろありそう。今回は初めてなのでやり過ぎず、商品本体の魅力を生かす程度に留めました。個人的にはこれ卵に包んでオムそば風にしたら美味しいと思う。ソフト麺が卵に合いそうです。公式HPの商品紹介ページには「電子レンジで調理ができますので、毎日のお弁当の一品に加えてください」とあります。この表現から想定されるのは、家族2~3人のお弁当におかずの一品として小分けするイメージですが、そんな謙遜されずとも、これちゃんと作れば立派な主食ですよ!ちなみにこの「マルメイ ナポリタン」、なんとイタリアはナポリの市長さんにも食べてもらったお墨付きの一品だそうです(絶対「(元が)イタリア料理」とは思ってないんだろうなあ~)。でも確かにこれなら、海外へ持って行って調理するのもお手軽。麺はお湯で温めることも可能だと思うので、ホテルの一室でも作れなくなさそうです。海外出張や長めの旅行のお供にも良いかもしれません。九州へ行くといつも棒ラーメンや調味料はよく買って帰りますが、ナポリタンは意識して見たことなかったなあ。HPを見るとカレー味他いくつか種類があるようなので、今月末熊本へ行く際チェックしてみようと思います。ごちそうさまでしたー( ̄ーΑ ̄)・・・で、これってホントに熊本の方々にとってメジャーなんでしょうか。その辺りも含めて確認して来ようっと( ̄m ̄* ) ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.06.02
さて、一昨日のエントリの続き。こちら、全体的に白っぽいので(彩り用にビーツとかラディッシュとか買っておけばよかったですが、この週忙しくてそういうの売ってるお店に行けなかったんです)どうも地味に見えてしまいますが、わたくし的にはけっこう渾身の一皿でした。 盛り合わせてあるのは3品ですが、コンセプト的には2品。ひとつめはこちらです。◆ホワイトアスパラのカルボナーラ、リングイーネのペペロンチーノ添え メインは今が季節のホワイトアスパラ。おそらく太めのグリーンアスパラでも同じように作れますが、柔らかいホワイトの方が作りやすいです。アスパラの香りと形状を生かして生のままカルボナーラにし、食感と香りをより際立たせる意味で温かくシンプルなパスタを合わせた一品。それぞれ食べても、或いは一緒に食べても楽しめる面白い組み合わせ。 合わせるパスタは、ぷりっとした食感がアスパラと合わせた際楽しそうだと思い、リングイーネ・ピッコレ(細めのリングイーネ)を使いました。 うーん美味しい~ヾ(●´∀`*●)ノアスパラの方だけ1本ずつすくうように食べても美味しいし、パスタの方を単品で食べても箸休め的に美味しい。そして2つを合わせた時のアスパラの香りがほわっと優しくて、春っていいねー(・´ω`・)とほのぼのする美味しさ。卵の優しい味わいもアスパラにぴったりです。≪アスパラの香り&卵ソースがふわっと!「ホワイトアスパラのカルボナーラ」≫レシピ:1~2人分1) 生のアスパラの皮をむき(皮はとっておく)、身をピーラーで薄くそいできしめん状にし、塩をふってしんなりさせる。2) カルボナーラのソースを用意。干し肉少々(ベーコン、パンチェッタなど)を油を使わず炒め、出て来た汁にお湯少々(大さじ1~2程度)を加えて煮立て、粗熱をとる。ボウルには卵黄1/2個分とおろしたパルミジャーノを合わせておく。3) 1)のアスパラの水気を絞って(塩気が強い場合はさっと洗ってよく絞る)卵黄とパルミジャーノのボウルに入れ、干し肉のだしも加えてよく混ぜ、黒こしょうを振ったらアスパラのカルボナーラのできあがり。4) 1)のアスパラの皮を入れた水を沸かしたお湯に塩を加えてパスタ30g程度を茹で、後は基本の作り方と一緒。唐辛子とにんにくを入れて温めたオリーブオイルでさっと和える程度に炒め、黒こしょうを振る。3)と4)を盛り合わせてできあがり!アスパラって太いまま茹でたり蒸したりして食感とジューシーさを楽しむ野菜だと思ってましたが、こうしてかなり薄く削いでも香りはそのままなんですね。びっくりです。アスパラを栽培している方は、旬の時期には獲れすぎるほど獲れると思うので(実家がそうでした)、存分に使って麺状にし、フェットチーネと合わせても面白い一品が作れそうです。もう1品はダンナさんにずっと「餃子」と呼ばれ続けて(○`ε´○)だったこちら。◆そら豆ピューレのじゃがいものラビオリ まあ、この状態で出して「中身はお楽しみ」と言ったからなんですけどね。中身はこんな。 ナイフを入れた段階で皮がかなり「もちっ」としていることに気づきます。ナイフが中身に到達すると、途端に柔らかくなる感触。ピューレの滑らかさが食べる前から伝わって期待感ばつぐん!そして一口お口に入れると美味しい~(・´ω`・)と、これまたほのぼの系の優しい美味しさ。そら豆の香りがほわっと口から鼻にかけて広がり、口の中ではほこほこしたそら豆の味わいと、合わせたクリームチーズの滑らかさがじゃがいもの香りと共に広がっていきます。そう、この「もっちり」した皮は実は一昨日アップしたじゃがいものニョッキの生地の残り。ラップにくるんで1時間程度冷蔵庫で寝かせたらかなりもっちり度がアップ!とても美味しいラビオリ生地になりました。ニョッキも寝かせてから作ればよかったかも(笑)小麦粉だけで練った生地でもある程度美味しくできますが、そら豆とじゃがいもを合わせたかったので是非じゃがいも入りの生地で作っていただきたい一品。見た目より簡単なので、そら豆が安いうちに是非お試しください。≪そら豆の旨味がギュッと凝縮!もちもちの皮もおいしい「そら豆ピューレのじゃがいもラビオリ」≫レシピ:2人分1) そら豆は豆12~13粒分を柔らかめに塩ゆでし、甘皮をむいてマッシュ。ここにクリームチーズ20g(「kiri」なら1個分)をつぶして加え、パプリカ少々と合わせてなめらかなピューレ状にする。2) じゃがいも入りのニョッキ生地(作り方はこちら)小さめのげんこつ1つ分程度を打ち粉をした台にのせ、麺棒等で厚さ3mm程度にのばし、直径7~8cmのコップで抜く。余った生地はまとめ直して再度伸ばし、全部で5~6枚分のラビオリ生地を作る。3) 2)の生地に、枚数分に等分したピューレをのせて半分にたたみ、端を手で綴じる。4) 沸騰したお湯に3)をそっと入れて少し火を弱め、浮かんできてから3~4分さらに茹で、そっと水気を切って皿に盛り、ペコリーノチーズの薄切りをのせてオリーブオイル少々を回しかけてできあがり!★もっちりした厚めの生地でボリュームがあるので、パスタの一品としてと言うより、前菜程度の量で満足できる一品です。いやー美味しかった~(反芻中)。食材自体は割と多用するものですが、アスパラをそいでパスタ代わりにしたり、そら豆をピューレにしたりしたのは初めてで、作っている間も新鮮でした。ダンナさんもとっても喜んでくれて、よいお誕生日ディナーになりましたヽ( ̄▽ ̄)ノ ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。昨夜ナビスコ準々決勝の組み合わせが発表されましたね。毎年ナビスコって割と楽しみにしているんですが、今回の抽選結果、組み合わせ自体はともかく開催地にかなりの偏りが・・・- -;首都圏のチームがホームでやる日がかなりかぶっているので、行ける試合が限られそう。しかも首都圏での試合が多い6/30、我が家は熊本にいる予定。できれば鹿島VSマリノスは観に行きたいなあ、けど日程的にちょっと厳しいかな…。うーむ。悩ましいところです。一昨日梅雨入りした関東、明日はどうやらお天気もちそうなのでJ2観戦に行こうと思っています。晴れますようにではでは今週も残り1日、がんばりましょう~
2013.05.30
少し間が開いてしまいましたが、水曜日の晩ごはんには予告通り豆のパスタを作りました。 先述の通り、私はNACKでケバブとか焼き鳥とかスペシャル焼とかお肉をいっぱい食べて帰って来たのであまりお腹が空いておらず(当たり前^^;)、ダンナさんにはお肉をジュージュー焼きました。◆イベリコ豚のグリル(プルマ&セクレト)と焼きトマト イベリコ豚は上手に焼けばそれだけですごく美味しいので、冷凍庫にストックしておくと便利。焼いている間に出てくる脂もいい味なので、これで野菜を焼くと美味しくなります。カリフラワーをモリモリ食べたくて、トルコ風のヨーグルト焼きに。◆トルコ風カリフラワーのヨーグルトソース焼き(フルンダ・アルヌバハル) カリフラワーのいちばん美味しい調理法はフリッターだと思います。けどこの日は脂分はおなかいっぱいだったので、カリフラワーのほこほこした感じとヨーグルトのさっぱり感、チーズの香ばしさが出るこのお料理に。作り方はこちらをご覧ください。 この日もバターを入れずに作りましたが、バターやチリパウダーを入れると大分趣が違った一品になると思います。何より簡単なので、帰って来てサッと作れるのも嬉しい。そして、私自身も食べるのを楽しみにしていたパスタ!◆イタリア風そら豆とグリーンピース、パスタの煮込み きれいなグリーンの色合いがなんとも春らしいこのリゾット風パスタは以前グリーンピースだけで作ってとても美味しかったので、今年も絶対作ろうと思っていました。同じ日にそら豆も買えたので、たっぷり入れて豆の風味いっぱいのパスタに。 前回は生ハムを使って作りましたが、今回は自家製の干し肉を刻んで味のベースにしました。特にそら豆にはこれぐらいパンチのあるお肉味の方が相性が良いらしく、とても美味しいスープになりました。この味を吸ったパスタが超ウマイヽ( ̄▽ ̄)ノ黒こしょうとの相性も良く、夢中で完食( ̄(oo) ̄)ノこれも簡単に作れてとても美味しいので、お豆が美味しい時期に是非お試しください。≪パスタから出るとろみと豆のフレッシュな風味がさわやか!イタリア風煮込みパスタ「パスタ・エ・ピゼッリ」≫レシピ:2人分1) スパゲッティーニ120g(今回は少し太めの1.8mmのを使用)をポキポキ2~3cm長さに折っておく。2) 鍋にたっぷりお湯を沸かし、沸騰したら塩大さじ半分程度を入れてさやから出したグリーンピース100gとそら豆200g程度を茹でる。豆の分量はお好みで。3) 豆(そら豆が押してつぶれるぐらいになればOK)が茹で上がったら豆だけをざるにとる。茹で汁は残しておく。4) 深めのフライパンにオリーブオイル少々を敷き、粗みじん切りの玉ねぎ1/4個分とパンチェッタ20gのみじん切りを弱めの中火で炒める。パンチェッタから脂を出すようにじっくり炒め、玉ねぎの色が変わったら豆も加えてざっくりと混ぜる。5) 3)の茹で汁をおたま2杯程度加えて1)のパスタを入れ、リゾットを煮る時のようにパスタが水分を吸う⇒茹で汁を少しずつ加える工程を繰り返し、パスタがアルデンテより少し柔らかめになるまで煮る。6) すりおろしたパルミジャーノと黒こしょうを振り、ざっくり混ぜてできあがり!アツアツよりも少し冷めたぐらいの方が味が馴染んで美味しいですよ♪少し青みのある豆の方がフレッシュな香りを感じられるので、スナップいんげん等を使っても美味しいかもしれません。春だけのお楽しみ、是非お試しあれ!今日はそら豆の食感や風味に合わせて少し太めのパスタを使いましたが、細めのパスタを使うとより調理時間は短く、食感もソフトになります。スープ用の小さなパスタを使っても面白いかも!春のメニューは作るのも食べるのも楽しいです。うんうん今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。さあさあ今日は湘南戦!こちらも「春のパン祭り」を開催してくれるようで、スタグルがとても楽しみです。少し早めに行っていろいろ選ぼうっと!お花見もできるといいなあではでは今日も行って参りまーす
2013.03.21
そういえば、今年はおひな祭りにちらしずしを食べませんでした。当日がJ2開幕と重なったせいもあってか、どうも意識してなかったんですよね。その代わりという訳でもありませんが、そのおひな祭り前日、J1開幕の日の夜ごはんはこんなでした。 最近よく帆立を買います。あのムシムシした食感が食べたくなるのと、帆立って緑の野菜に合うので合わせて食べたくなっているのかも。少し前にはこんな感じで、かき菜と合わせてパスタにしましたが↓ 今日はホワイトソースを作ってグラタンに。◆帆立とほうれん草のグラタン もちろんホワイトソースは市販品でもOK。私は買い置きしていないので、フライパンにバターを溶かす⇒小麦粉大さじ1.5ぐらいを炒め、ダマにならないよう泡だて器でかき混ぜながら牛乳1.5カップを加え、1/5ぐらいになってとろみがつくまで煮詰め、塩・こしょう・ナツメグ少々で味付け。耐熱皿に軽く茹でたほうれん草(食べたい分量)を食べやすい長さに切って並べ、小麦粉を軽くはたいてソテーした帆立をのせ、上のホワイトソースにとろけるチーズを混ぜてたっぷりかけて、200℃のオーブンで軽く焦げ目がつくまで焼けば出来上がり! 文句なく美味しい組み合わせ、ほうれん草と共にじゃがいもを入れても美味しいと思いますが、この日はじゃがいもは別に使っていました。◆じゃがいものラクレットチーズ焼き 少し前にまたチーズをいろいろ買いました。ラクレットは本来チーズの方を加熱して溶かしたものをパンやじゃがいもに合わせますが、フライパン洗うの面倒だったので(笑)予め茹でたじゃがいもに切ったのを乗せ、オーブンで焼いて食べるのが最近の我が家ブーム。ダンナさんが殊に気に入っています。じゃがいもは実家産。チーズと同じように少し前にいろんな種類をまとめ買いした乾燥豆。その中のそら豆をイタリア風ににんにく・干し肉・白ワインで煮たのがこちら。◆そら豆のパンチェッタ煮 うーん、イタリア料理の真似をするには日本のそら豆は皮が立派過ぎでした( ̄∇ ̄;)味がしみにくいので、この調理法はまた別の豆を使ってやってみます。イタリアの小っちゃくて柔らかいフレッシュなそら豆ならきっと美味しいんだろうなあ~。そして、この日の大当たりが、スタンダードなパスタのこれでした。◆大粒あさりのボンゴレ・ビヤンコ この時はNACKで思いっきり跳ねて大声を出し、声を嗄らしてフラフラになりながら帰ってきた直後。手間がかかったり、細心の注意を払わなくてはならないような繊細なお料理は作れません。思い立ったのをぱっと作ったこの日のごはんの中で、最も簡単なのがこれ。しかも出かける前にあさりを砂抜きして行くのも忘れ、帰ってから慌てて塩水につけましたが既にしっかり抜けていました。大粒の美味しそうなあさり(熊本産だった!)、加熱しすぎるのはもったいないので調理時間を短くする狙いもこめて、通常みじん切りで使うにんにくをすりおろし、オリーブオイル・あさりと一緒にフライパンに入れて蒸し焼きにしてあさりの口を開かせ、茹で上がったパスタを絡めてみたら・・・最っ高~にウマかったー\(▽ ̄\( ̄▽ ̄)/ ̄▽)/ ダンナさんが最初の一口を口いっぱいに頬張ったまま指で皿を指し、テーブルを軽く叩いて「超おいしい」を表現してましたが実際ウマかった。これまで作ったボンゴレの中でいちばん美味しくできました。簡単なのに(笑)みじん切りのにんにくだと味がマイルドになりますが、ボンゴレの場合は鮮烈に仕上げた方があさりの美味しさが活きるんですね。次からボンゴレは「おろしにんにく」でキマリです!≪こちらの方が簡単、なのにはるかに美味しい!すりおろしたにんにくがポイント!「大粒あさりのボンゴレ・ビヤンコ」≫レシピ:2人分1) あさり1パックは海水程度の塩水に30分ほどつけた後、ざるにとって濡れふきんをかけ、冷蔵庫で2時間程度おく(砂が抜けるのと、余計な水分を吐きだすので旨味が濃くなります)。砂抜きしてあるあさりならこの工程は省略してOK。2) 大鍋にお湯をたっぷり沸かし、沸騰したら塩を加え、ロングパスタ(細めのスパゲッティーニかリングイーネ。今日は細いリングイーネの「リングイーネ・ピッコレ」を使用)100~140gを袋の表示より1分短く茹でる。3) パスタが茹でる間にソースを準備。にんにく1/2~1かけ(大きさによって調整)はすりおろし、オリーブオイル大さじ1強、ちぎった赤唐辛子と共にフライパンに入れ、1)のあさりも入れて火をつけ、フライパンをゆすって全体にオイルを行きわたらせたら蓋をし、あさりの口を開かせる。開きにくいのは貝を返して温めると開きやすくなります。4) 3)にパスタの茹で汁をおたま半分程度加えてフライパンをゆすりながら温め、茹で上がってざるに取ったパスタを入れて全体を手早く絡め、余計な水分が飛ぶまで加熱。パセリを散らしてできあがり!(お好みでオリーブオイル少々をかけてもOK!)ふだんのボンゴレはにんにくと唐辛子の風味をオイルにじわじわ移してから調理に入るので時間が少し多くかかりますが、おろしにんにくを使うとダイレクトに混ざるので手早くできます。あさりもむき身を使うとよりスピードアップできますが、殻つきの方がやはり美味しい気がします。・・・で、なぜおひな祭りの話題を出したかというと、この季節、ちらしずしにあさりやはまぐりのすまし汁を合わせて食べると美味しいな~というのがなんとなく脳裏にあったらしく、だからやたらと貝類を買っていたのかもしれません。今日の横浜は気温はそこそこ高めながら風が強く、体感的にはひんやりした感じです。梅は大分裂きましたが、桜の開花はいつ頃になるのかしら。4/3は三ツ沢でマリノスVS大宮のナイトゲームがあるので、きれいな桜を見て良い試合になればいいなあと思います。うーん今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした! ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.03.06
この連休、ダンナさんが帰省したので1人お留守番でした。今冬の秋田は雪がすごいですが(これぐらい降ったのは近年では珍しい。高校生の頃は毎年あれぐらい降っていた気がするので、約20年前の水準ですね^^;)、お義母さん元気そうでよかった土曜日は休養&家事、日曜日は1日遊びまくった私、最終日はバレンタインも近いことだしダンナさんの好物作ろうかなーとこんなごはんを作りました。 メインはダンナさんの大好物の羊。下味をつけて焼くだけですが確実に喜ばれますお隣は昆布だしで下茹でした大根のグリル。羊から出る脂で焼きました。副菜はローズマリーと塩味だけでフライパンでローストしたじゃがいもと、アイオリソース(≒スペイン風にんにくマヨ)で和えた里芋とほうれん草。 真の主役はこれです。 生パスタを作るべく練って寝かせている小麦玉2種類。最近時間がなくて生パスタやラザニア作ってなかったのですごく久々。色の濃い方は小麦粉7:セモリナ粉3ぐらいで水を加えず卵だけで練った生地。薄い方は小麦粉とセモリナ粉半々にパルミジャーノを混ぜた生地、こちらは卵少なめでぬるま湯を加えて練っています。どちらも粉の合計は60gぐらい。なめらかもちもちになるまでこねた後、ラップにくるんで常温で1時間以上ねかせてから・・・ 打ち粉をして厚さ5mmぐらいまでは生地の方向を変えながら麺棒で伸ばし、その先はうどん屋さんやそば屋さんでよく見る感じに麺棒に巻きつけて伸ばす作業を繰り返します。理想は下にチラシや新聞を置いて文字が透けて見えるぐらい。生地は練った後十分に寝かせないと、頑張ってのばしてもすぐ縮んでしまうので、寝かせる時間はしっかり取りましょうそしてパイカッターや包丁で切って行きます。楽しい~( ̄▽ ̄) チーズが入っていない方の生地は7mm幅にカットして「タリアテッレ」に。切る前、表面にセモリナ粉をまぶしておくと切った後生地同士がくっつきません。この状態での冷凍も可。 チーズ入りの方は3cm幅に切った後、掌の上でねじねじ。 5~6cmぐらいにちぎって「ストロッツァプレーティ」のできあがり。こちらもくっつかないよう打ち粉をして冷凍可。 そしてできたパスタ2皿。◆ブロッコリーとアンチョビのタリアテッレ 乾麺のパスタでもよく作る組み合わせの具。ブロッコリーを食べたくてたくさん入れました。ブロッコリーとアンチョビは相性抜群!ブロッコリーの代わりにアスパラやキャベツを使っても美味しいです。作り方はすごく簡単で、フライパンにみじん切りのにんにく、ちぎった赤唐辛子、刻んだアンチョビ2尾ぐらいをアンチョビの油ごと入れて温め、にんにくの香りがしてきたら茹でて食べやすい大きさに分けたブロッコリー1/2~2/3株を入れて炒めればソースのできあがり。トッピングのパン粉はなくても良いですが、食感と風味に変化が出て美味しい。オリーブオイル少々ににんにくのすりおろしかみじん切りを加えて温め、パン粉を入れて炒めればOK。パセリやハーブを加えるとより香りが良いです。パン粉なしでパルミジャーノをおろし入れても美味しい!生パスタはたっぷりの熱湯に塩を加え、ゆで時間約3分。この茹で汁おたま2杯分ぐらいをソースに加え(パスタが水分を吸うので、茹で汁を入れておかないとすぐくっつきます)、ざるに取ったパスタとオリーブオイル適量を加えてよく混ぜ、パン粉を振りかけてできあがり!↓理想的な薄さにできました!ダンナさんからも一口で「超おいしいもの」認定頂きましたーミ凸ヽ(^_^ ) ◆鶏ひき肉と野菜のラグーソースのストロッツァプレーティ こちらはちょっとチーズの分量が足りなかったようで、生地を伸ばしている時は「うーんチーズの香り」と思っていたのに茹でたらほぼ香りを感じられなくなってしまいました。チーズは粉の総量の半分弱ぐらい入れた方が良いみたい。 ソースは鶏ひき肉と豚の赤身のひき肉(全量鶏でもOK)100g程度と玉ねぎ1/2個、にんじん1/3本、大根5cm(本来はセロリ)、にんにく1/2かけのみじん切りをオリーブオイル少々で炒めて塩・コショウで軽く味付けし、白ワイン30ccを加えてアルコールを飛ばし、水1/2カップ強を加えて20分ほど弱火で煮込み、イタリアンパセリのみじん切りを加えて完成。パスタとの合わせ方は上記同様。こちらもゆで時間は約3分で、茹で汁をソースに加えてから(塩分の調整でもあるので)よく混ぜ、オリーブオイルを回しかけてできあがり!もっちもちの食感はショートパスタならでは。ねじった生地なのでラグーがよく絡みます。 おそらく本来はこんなに野菜を入れないソースのはずですが、食べたかったのでどっさり入れました。パスタのチーズ分を感じられなかったのは、野菜が多くてソースの味が際立ったからかも(笑)このラグーソース、普通のスパゲッティーニやフェットチーネでも、ショートパスタでも美味しく合わせられると思います。レバーを少し入れて作ってもおいしそう。パンはダンナさんがおみやげに買って来てくれた、秋田市の「パン焼き小屋」さんの「焼きカレーパン」。 パン生地にスパイスが練り込まれ、ピスタチオとウインナーを入れてこんがり焼いたパン、言われないとカレーとは気づかないぐらいの香りですが、噛みしめると口の中に次第にカレー分が広がってすごく美味しい。とにかく生地が美味しいのです。長時間発酵ならでは!ダンナさんやお義母さんが以前から私に食べさせたがってくれていたのがよくわかりました。ウマイパスタ2皿もあるのに2人でこれ2個食べ切っちゃった( ̄(oo) ̄)ノ生パスタ、薄くのばす作業が特に大変ですが(広いところでやった方が良いです。私は専用のマットをリビングのテーブルに敷いて行いました)、手をかけた分だけ断然美味しい!市販の生パスタでは味わえないフレッシュで滑らかな舌触り、是非一度作ってみてください。虜になること請け合いですバレンタインディナー、いちおうデザートも作りましたがダンナさんが持ち帰ってくれたおみやげ各種の方が立派(笑)とは言えまた別記事でご紹介します。久々に作ったあの植物性材料のデザート、私は好きなんです( ̄m ̄* )うーん今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでしたあっそうそう、Jマスコット総選挙の投票は本日18時までです。みなさまの清き一票を是非ミーヤにお願いいたします! ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.02.11
皆さん、雪の影響大丈夫でしょうか?横浜は早朝~通勤時間帯は雨、その後昼前後は粒の大きな冷たいみぞれが降りましたが、結局雪にはならずに止みました。今のところ帰りの時間帯の電車にも大きな影響はなさそうでほっとしています。寒いけど私はこの2ヶ月の忙しさで張っていた気が少し抜けたのか、昨日ちょっと熱が出たので今日はお休みにしました。こういう体調の時、時間が読めない混んだ電車はきついんですよね…(私の通勤時間に京浜東北&山手線が止まったので、休んで正解でした- -;)。3月末までまだ忙しさは続くのであまりゆっくりできませんが風邪をひいている暇もないので、心身の疲れはこまめに取っておかないと!という訳で今日のエントリはごはん記事。先週末の土曜日の晩ごはんです。 先週は私自身が忙しく、外食が続いて野菜不足だったのと、とにかく疲れていたので「赤身のお肉が食べたい」という感じ。なのでメインは赤身のお肉の煮込みでした。◆牛赤身肉の野菜たっぷりトマトソース煮込み 前日の帰りにスーパーに寄ったら、5cm角ぐらいに大きくカットされた赤身肉がとても安く売っていたので即購入。塩・こしょう・ローズマリーとナツメグで下味をつけておき、小麦粉をはたいて最初にソテー。赤身肉に脂がないので、ここではバターを使うと美味しい。ここに玉ねぎ・人参・大根(本来セロリが入るところですが苦手なので、この手のレシピではセロリを大根で代用しています)をフードプロセッサにかけてみじん切りにしたものを計2カップ強程度加えて炒め、ローリエとトマトの缶詰2/3程度、あれば赤ワイン少々を加え、少しぐつぐつさせてトマトの水気を飛ばしてから改めてひたひた程度に水を加えて弱火で30分程度。塩で味を調えてできあがり。 肉に対して野菜ソースがだいぶ多すぎたかな?と思いましたが、私同様野菜不足だったダンナさんがこのソースを殊の外喜び、鍋にけっこう残っていたのも含めきれいに完食!大根のわずかな辛みもいい感じなのです。◆キャベツと人参のスープ 優しい味の野菜スープが欲しくて作りました。キャベツのスープは優しい味ですが、キャベツだけだと味がぼんやりするので人参を取り合わせるのがいい感じ。キャベツ・玉ねぎ・人参を野菜のブイヨンで煮てフードプロセッサーにかけるだけ。◆たらこパスタ 私は何を隠そうかなりの魚卵好きなので、週に1回以上はたらこか明太子のおむすびをお弁当に持っていきますが、パスタにしたのは久々。 たらこは予め袋から出し、細かく切ったバター大さじ1程度、おろしにんにく少々と合わせてほぐしておき、茹で上がったパスタ(やや細めのタイプが美味しいと思います)と和えてオリーブオイルとパセリをかけてできあがり。簡単!レモンをごく微量加えるとたらこの香りが立ってきますが、入れすぎると苦みが出るのでこの日は使わず、臭み消し&味のポイントとしてはおろしにんにくのみを使用。パスタがかなり水分を吸うので時間が経つともっさりしてきますが、これを防ぐためオリーブオイルやバターを使いすぎるとくどくなるのでその辺りはお好みで。私はもっさりしてきた状態も嫌いではありません(笑)そして、今日ご紹介するレシピはこちら!◆ポレンタのほうれん草ゴルゴンゾーラソース この日のお料理は全体的になんとな~く北イタリアっぽかった、というか冬になると北イタリアっぽいものが食べたくなる私。心のどこかに(ポレンタ食べたい、お肉の煮込みと合わせてポレンタ食べたい・・・)という欲求があり、これを作らずにはいられなかったのだと思います。ポレンタってお鍋で練ったのをバット等に流し入れて固めて焼くものだと思っていましたが、最近見た北イタリア料理の本ではお鍋で練ったのをそのままお皿に入れてソースをかけて食べるようになっていました。それもおいしそう!という訳でまねっこ。 もともとのレシピではパスタと同じようにバターとゴルゴンゾーラをフライパンで溶かしたのをそのままかけていましたが、ほうれん草を加えたらよりおいしそう!と思って試してみたら大正解!彩もきれいで味のバランスも良い美味しい一品になりました。あの食感と一見味気のない感じが癖になるんですよね~ポレンタって。この味気なさにチーズやほうれん草のちょっとクセのある味がとてもよく合います。内蔵系のミートソースも取り合わせるといいかも知れません。ポレンタの練り方がゆるめなので食感もソフト。上のように煮込みと同じお皿に盛り合わせると、トマトソースも吸ってより美味しくいただけます。肉料理に合わせて是非お試しください!≪なめらかなほうれん草とゴルゴンゾーラがぴったり!「ポレンタのほうれん草ゴルゴンゾーラソース」≫レシピ:大体2人分1) ポレンタを作る。水1カップをフライパンか小さめの鍋に入れて中火で温め、コーンミール50gに塩一つまみを加えたものをを少しずつ加え、最初は縦に切るように木べらを入れ、全体に水が回ったら更に水1/4カップを加えてダマにならないようなめらかに練っていく。7~8分練ってなべ底からきれいにはがれ、水っぽさもなくなればOK。お皿に盛ります。2) ソースを作る。ほうれん草3~4束は洗ってラップにくるみ、レンジで1分強加熱してから包丁で細かく刻む。バター少々とゴルゴンゾーラ20g程度(これも刻む)をフライパンに入れて火をつけ、溶けて来たらほうれん草と絡めてソースにし、アツアツのうちにポレンタにかけてできあがり!なにぶん簡単!そして美味しい。ポレンタ、最初は味気ないヤツに思えますが、何度か食べているうちにだんだん味がわかってきてクセになります。特に冬場に食べたくなるのは煮込み料理とよく合うから。どうも最近ゴルゴンゾーラづいているようで、この数日後(=昨夜)にもゴルゴンゾーラを使ったパスタを作りました。寒い時期はやっぱりこの手の味が美味しく感じるなあ~。首都圏の雪は一段落したようですが東北はまだまだ雪、太平洋側には津波も来ているようです。皆さんくれぐれもご注意ください。そしてよくよく身体を温めて、風邪などひかないようにしましょうね!今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.02.04
開幕カード出ましたね~大宮VS清水@NACK、最終節の続きみたいですが、まずは遠征の必要がなさそうでほっとしています。昨年は3月のナイトゲームで寒かったので、今年は温かいデーゲームだといいな。おかげさまで体調もだいぶ回復し、ようやく普段の半分ぐらいは食べられるようになってきました。まだ怖くてフライものは食べてないですが、週末までにはどうにか・・・と願いつつ、先週末のごはんの話題です。 この日もお昼はまだあまり食欲がなく、我が家としてはかなり珍しく宅配寿司をとりましたが(ホント珍しいです、ほぼ初めてに近い)、夜は「青菜とチーズが食べたい」「身体に力をつけるので赤身のお肉を食べなきゃ」と思ってこんな感じのごはんを作りました。◆ホムス(ひよこ豆のペースト) 本当はファラフェルを作ろうと思ってひよこ豆を戻したものの、どうも揚げ物は無理だなと途中で諦め、茹でてホムスにしました。最近家でインドカリーを作っていなかったのでクミンを切らしており、ごまペースト・塩・すりにんにくのみで味付け、ほんのり甘くて美味しかった。詳しい作り方はこちらをご覧ください。◆馬肉のステーキとじゃがいものスペイン風オムレツ クリスマス~年末年始用に馬肉のサーロインステーキの部位を買ってありました。よもや病み上がりのシチュエーションで食べることになろうとは(笑)けど小さいし(1切れ70gぐらい)赤身のお肉で脂が殆どないのでこの時の私でもおいしく頂けました。オムレツはじゃがいも入りで少しでも炭水化物を摂ろうと画策、皮ごとカットしたのをじっくり素揚げにしてオムレツの具に。ソースは市販のバジル風味のトマトソースです。 馬肉のステーキっぽいのはお店で食べたことがありますが、今日のお肉は脂身が殆どないので塩・こしょうのシンプルな味付けでは物足りなそう。バターを使わずさっぱり美味しい和風ソースがいいかなあ?という訳で、お肉には塩・こしょう・にんにくスライスをまぶしておき、片面焼けて裏返し、火を弱めた頃におろし玉ねぎ・醤油・梅酒少々を加え、肉が焼けて引き上げた後煮詰めてソースに。お肉自体の味がしっかり味わえ、ソースもいい感じに絡んで美味しかった。りんごがあれば玉ねぎと一緒に加えたかったですが、ない分を梅酒の甘みで補いました。今日のレシピはこちら。◆ほうれん草といろんなチーズの焼きパスタ ほうれん草入りのグラタンっぽいパスタを食べたいな~と、実は寝込んでいる数日前から思っていたのですが、ホワイトソースは重すぎるので(やはりバターが食べられなかった模様)焼きパスタっぽくチーズだけをたっぷり使って仕上げました。 かなり柔らかめに茹でたショートパスタとほうれん草・玉ねぎを合わせて耐熱皿に盛り、その上から複数の種類のチーズをたっぷりかけてオーブンでこんがり焼いただけ!簡単ですが、チーズを3~4種類使ったので香りと味が複雑になり、同様にショートパスタもいろんな種類を盛り合わせたので食感に違いが出て美味しい。イタリアでチーズを複数…と言えば「クワトロ・フォルマッジョ(4種のチーズ)」が有名ですが(昔中田ヒデがプロデュースして「ハーベスト」とか出してたよね)、作ろうと思って4種類もイタリアチーズが揃うお家は滅多にないと思います、もちろん我が家にもない!なのでこの時は冷蔵庫&冷凍庫にあってそろそろカビそうな感じだった熟成チーズ(フランス)とゴーダ、とろけるチーズとパルミジャーノを使いました。特に熟成チーズの独特な香りが、焼くことでいい感じにまろやかになったんですよね。ナッツみたいな甘い香りが出て、これはこれでいいじゃなーい!ヽ( ̄▽ ̄)ノという訳で、チーズの組み合わせやショートパスタの組み合わせで味の印象がかなり変わる焼きパスタ、チーズもパスタもあり合わせで作れますので是非お試しください。≪風味と食感の広がりが楽しい「ほうれん草といろんなチーズの焼きパスタ」≫レシピ:2人分1) ほうれん草1/2わは洗って軽くラップでくるみ、レンジで2分弱チンしてざく切りに。玉ねぎ1/2個はスライス。2) お好みのショートパスタ(今回はペンネとオレキエッテを使用)合わせて80~120gは塩を加えたお湯でかなり柔らかめに茹で、ざるに取る。3) 1)の野菜を少量の油で炒めて2)のパスタと合わせ、牛乳適量を加えてゆるめのソース状にし、オリーブオイルまたはバターを薄く塗った耐熱皿に盛る。4) お好みのチーズ2~4種類合わせて150~200gぐらいを上からたっぷりかけ、お好みでパン粉少々を振って200℃のオーブンで焦げ目がつくまで焼けば出来上がり! ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。さてさて大宮関連、昨日は希望していた木原君のアビスパへの完全移籍と(よかったねえ)、同期入団金久保の同じくアビへのレンタルが発表されました。金久保は今季はJ2でいっぱい試合に出た方が絶対伸びると思っていたので、移籍先は少々意外ですが決まって良かった。そして今日の午前中に見たニュースの中で最も「あぁそういう時期なんだなあ」と思ったのが、昨季まで富山に在籍した関原凌河選手のJFLカマタマーレ讃岐への移籍。彼は私がまだ大宮よりもマリノスを熱心に観ていた頃のユース出身で、'09年の高円宮杯優勝メンバー。決勝戦を埼スタへ観に行って、彼と当時2年生だった小野裕二君が共にハットトリックを決めたことを覚えています。 あれから3年半弱が経ち、先にJリーガーになった凌河はケガや出場機会の少なさに苦しんで契約満了⇒JFLへ、高校生のままマリノスに昇格した小野は主力級に、そして同じ試合で凌河と同じ3年生エースとして活躍していた榎本大希君はついこの前の日曜日、インカレ決勝で早稲田のエースとして出場。来季マリノスから声がかかるといいなあ。凌河も結果を出してまたJに復帰して欲しい。いや~もう3年も経ったのかー、そりゃ応援していた頃のマリノスから当時の選手が殆どいなくなってしまう訳です。ちょっとさみしい。けどそんなマリノスにこの人が加入するようですヽ( ̄▽ ̄)ノ 祥史のマリノス入りはいい!と思います。今オフ、マリノスは随分選手が抜かれて獲得にも苦戦していますが、当初噂のあったハセユウよりも祥史の方がマリノスには合っていると思う。彼の鬼プレスがマリノスの大きな力になるはずです。それに正直淳さんとはあまり相性がよくない選手だと思うので、その意味でも良かったかな・・・。思えばもう大宮⇒フリエ⇒ジェフと3チームでの彼を見ている訳で、実は私の定期入れ↓ これにまたマリノス仕様が加えられるかな( ̄▽ ̄)今年もマリノスとの対戦が楽しみになりそうです。今年は日産だといいな・・・。
2013.01.08
10月25日は「世界パスタデー」。1995年にイタリアで「世界パスタ会議」が開催されたのを機に1998年に制定された、比較的新しい記念日だそうです。日本でもイタリア料理店やパスタ専門店で特別メニューが出されるなど各種イベントが盛り上がっているようで、もちろん我が家も乗っかってみましたーヽ( ̄▽ ̄)ノじゃん 「世界パスタデー」のサイトにはいろんなお店のレシピがいっぱい!この中から、我が家も大好きな渋谷のお店「BACARI da PORTAPORTESE」さんのレシピを参考に、より私好みの味に作ったのがこのパスタ。◆秋鯖と長ねぎのブカティーニ 青魚を使ったパスタはシチリアなどイタリア南部でよく作られ、レーズンや松の実を使ったちょっと独特な味付けが有名(⇒こんなの)ですが、今日は少しだけ和風を意識してシンプルに作りました。「バカリ」の辻シェフのレシピで特に「おいしそう!」と思ったのは、鯖と長ねぎの白い部分の組み合わせと、ねぎのトロトロ感を出すこと。レシピのマジョラムがなかった(笑)+パスタの麺を穴の開いた太麺・ブカティーニ(イタリア南部の青魚パスタに使われる種類)に変えたことで、よりシンプルで力強いパスタになったと思います。たっぷり脂が乗った秋鯖とブカティーニの力強さが好相性。小麦と魚の両方の旨味が膨らみます。美味しかった! ≪秋鯖と長ねぎのシンプルな塩ベースのブカティーニ≫レシピ:2人分1) 鯖半身は甘塩ならそのまま、生鯖なら軽く塩をして30分ほどおき、出て来た水気をしっかり拭って臭みをとった後、目立つ骨を除いて手またはスプーンで身をこそげとる(身が柔らかかったのと、皮が少し固かったので使いませんでした。普通のなら5mm程度に切って使えばOK)。2) 長ねぎの白いところはなるべく細く斜めにスライス。にんにく1かけはみじん切り、赤唐辛子1/2本は種を抜いておく。アンチョビ1尾は粗みじん切りに。3) 深めのフライパンにオリーブオイル大さじ1(アンチョビの油でもOK)、2)のにんにくと唐辛子を入れて弱火から熱し、香りがしてきたらアンチョビとねぎを加えて弱めの中火でしんなりするまで炒め、唐辛子を取り除く。4) 3)にお湯1カップを加えて10分ほど、ねぎがトロトロになるまで煮、鯖と皮を湯むきしたプチトマト5~6個を加えてざっと混ぜて火を止め、蓋をして蒸らしておく。5) 大鍋にお湯をたっぷり沸かし、沸騰したら粗塩を加えてブカティーニ(または太め・平ためのロングパスタ)120gを茹でる。ブカティーニは柔らかくなりにくいので袋の表示通りの時間、他のパスタは少し短めに。6) パスタが茹で上がる少し前に茹で汁おたま1杯強を4)のソースに加えて加熱し、茹で上がってざるにとり、ざっと水気をきったパスタを投入。全体をざっくり混ぜて2~3分、パスタにソースをなじませる。パセリ(乾燥または刻んだもの)をお好みで加える。割とたっぷりめでもOK。7) 仕上げにEvオリーブオイルをまわしかけ、お皿に盛って完成!★鯖に振る塩とパスタを茹でる際の塩で塩気が足りたので、レシピ内に塩を書いていませんが、味見して足りなければ加えてください。お醤油ちょこっとでも美味しいと思います。・・・お気づきの方もおられるかも知れませんが、どうもこの日の私は和風な気分だったようで、サイドメニューがほぼ和風(笑)その影響もあって、珍しくやや和風なイメージのパスタになりました。でもしっかりワインに合うし(けどより「酒」っぽいカヴァにしました)、イタリアンとして通用するパスタですので是非お試しを!という訳で、その他のメニューのご紹介。◆にんじんのかき揚げとゴーヤのにんにく炒め・イタリアンパン粉添え 最近、秋花粉の影響からか目がかゆかったり疲れたりすることが多く、にんじん食べたいな~と思ってたっぷりかき揚げにしました。にんじんは単品でかき揚げにするのがいちばん好きな食べ方。細めの千切りにしてじっくりこんがり、甘みを出すように揚げます。ゴーヤは普通にオリーブオイルと塩・にんにくで炒めても美味しいですが、かなり苦みが強そうなゴーヤだったので、ゴーヤを炒め始める前のフライパンにオリーブオイルとにんにくのみじん切りを熱してパン粉を炒め、これをたっぷり振って少しマイルドに食べられるようにしました。味付きパン粉もイタリア南部ではよく使われるテクニック。◆熊本の豆腐の味噌漬け 豆腐の味噌漬けは自分でもたまに作りますが、これは熊本食材の福袋に入っていたもの。熊本らしい麦みそと、甘めの味付けが独特。カヴァにも合いましたがダンナさんは「ワインも悪くないけどやっぱり米焼酎に合わせるものだよね~^^;」。そのままお酒のおつまみにするだけでなく、ごはんやパンにも合いそうです。◆秋田味噌と長ねぎのピッツァ数日前に角館の「安藤醸造」さん(醤油ソフトが美味しいの)が出されたレシピ本を見つけて立ち読み(すみません)した際、気になったのが「味噌ピザ」。私だったらこう作るなぁと思って応用したのがこちらです。 もともとのレシピはクリスピータイプの生地でチーズもたっぷりかかっていましたが、味噌の美味しさをよりダイレクトに小麦に合わせたかったので、チーズを使わず、生地は厚めのもっちりした感じに仕上げました。コクを出すため、隠し味にねぎと相性の良いごま油を。 味噌は赤味噌がいいなとイメージし、実家の父が試作した発酵があまりうまくいかなかった味噌(キッチンの奥に眠ってる)と普段使っている味噌を合わせ、小麦粉は手持ちの地粉の中では比較的主張が少ない大分の粉を使用。私的にはかなりイメージ通りにできました。美味しい味噌を使ったらたぶんもっと美味しく作れると思います。酒に合うなぁこれ・・・。≪もっちり生地と味噌の旨味がぴったり!「秋田味噌のもっちりピッツァ」≫レシピ:2人分1) 小麦粉(中~強力粉)140gは塩ひとつまみとドライイースト小さじ1/4を加えてざっと混ぜ、ぬるま湯80~100cc程度を様子を見ながら加えていき、耳たぶ程度の固さにして手にくっつかなくなるまで5分程度練り、ひとまとめにしてラップをかけて2時間以上(倍くらいの大きさになるまで)発酵させる。2) 赤味噌大さじ2と同量~やや多めの砂糖(三温糖使用)、酒少々とごま油少々を混ぜて味噌ペーストを作っておく。長ねぎは好みの量を好みの切り方で。今回は小口切りの青い部分をたっぷり使いましたが、白髪ねぎでも美味しいと思います。3) 発酵後の生地のガスを抜き、オーブンシートと手に軽くオリーブオイルを塗っ手で厚さ7mm程度の長方形に広げ(縁を少し厚めに)、2)の味噌ペーストにねぎを合わせたものを好みの量塗る。味噌によって塩気が異なるので調整してください。4) 220℃に予熱したオーブンで5~6分、生地がふんわり焼き上がり、ねぎに熱が通ればできあがり!ダンナさんは「焼まんじゅうの匂いがする」と言ってましたがまぁ材料的には全く同じですからね^^;田舎っぽい感じの味噌と粉で作るのが美味しいと思います。昨今の塩麹ブームには乗っていない私ですが、発酵食品は好き。特に今年は個人的味噌ブーム到来中なので、これけっこうリピートしちゃいそうだなぁ(o ̄∇ ̄o)安藤醸造さんは秋田でかなり有名な醸造元かつお買いものスポット。角館へ行く際には外せません。醤油ソフトはあそこでしか食べられないので「食べたい!」と思いつつもう十年以上食べてないなぁ。カラメルっぽい味ですごく美味しいんですよ!角館近辺へ行かれる際には(県央からは相当遠いので、我々は帰省ついでに行ける距離ではないのです^^;)是非どうぞもう1品残ったブツはがっつりイタリアンなので別記事で取り上げたいと思います。うーん今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした!という訳で!今日はいよいよ柏戦、いってきまーす ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.10.25
青春18きっぷの利用期間もあとちょっと。平日休みを利用して、友人・とさこさんに会いに栃木へ行ってきましたー↓いただいたお土産+プレゼント。大宮&フリエカラーで作ってくれたビーズのパンダがとってもかわいいきれいな瓶はお手製のゆず酒です。ありがとう! ↓今回の収穫物たち。遊びに行くたびとさこさんのご主人・トサヲさんが「行くかい?( ̄▽ ̄)」と野菜の直売所へ連れて行ってくれるのです 今回の食べツアー内容(焼きそば+日本蕎麦の炭水化物祭り)は後日またじっくりレポートするとして、今回買えた立派な野菜たち、特に3種類のでっかいズッキーニに注目!もはやへちまサイズだ! 特筆すべきは皮の色で見分ける種類。緑色の最もノーマルなのは近所でも買えますが、かぼちゃみたいな味の黄色いタイプや、へちまみたいな縞柄のは直売所でないとなかなか買えません。特に縞柄のはイタリアでは最もポピュラーなローマ産と呼ばれるもので、育てやすく味が濃くて美味しいと聞いていたので前から食べてみたかったんです。うれしいという訳で、帰った日の夜、さっそくダンナさんにご披露 甘酸っぱいブルーベリーは、ちょうど職場でいただいたばかりの長野県上田産の大きな桃と一緒にぶどうゼリー・ヨーグルトと合わせて冷やしました。 パスタは実家から送られてきた細長いプチトマトの一種、たぶん「シシリアンルージュ」を豪快に使ってソースにしたファルファッレ。◆シシリアンルージュだけの贅沢ファルファッレ 2人分でトマト12個、ファルファッレ90gぐらい。あとはにんにく・バジル・塩・パルミジャーノだけで本当にシンプルな材料ですが、これがウマイ!プチトマトならではの甘みと味の濃さが存分に味わえます。すごく贅沢な味。 作り方はとてもシンプル。普通のプチトマトでも美味しくできますので、安い時にたっぷり使って作ってみてください!1) プチトマト8~15個程度を沸かしたお湯に1分程度くぐらせ、冷水にとって皮をむく。2) フライパンにオリーブオイル小さじ1程度と粗みじん切りのにんにく1かけを弱火でじっくり熱し、香りが出てきたら中火にして1)のトマトを丸ごと加えて炒め、蓋をして日を弱めてしばらくおく。3) 1)のお湯に塩を加え、ファルファッレ80~100gを少し固めに茹でる。4) 2)のトマトが少し煮崩れてきたら、木べらで形を残して粗くつぶしながら加熱。パスタの茹で汁おたま1.5杯程度も加えてとろみと塩気を調整し、バジルも加えて香りをつける。5) 茹で上がったファルファッレをざるにとって4)のソースに加え、フライパンをゆすって馴染ませながら余計な水分を飛ばす。6) 仕上げにパルミジャーノをすりおろして加え、お好みでオリーブオイルをたらしてできあがり!★普通のプチトマトを使う場合も皮は湯むきしてください。美味しさが全く違いますよ!さあ、本日の主役!◆ズッキーニのステーキ風香味野菜グリル 縞柄のローマ産のを半本と、味を比べるためごく普通のも2/3本ほど同じように調理しました。 ステーキみたい7~8mmぐらい、厚めにスライスしてグリルしたズッキーニは肉厚&ジューシーでまさに「ステーキみたい」。野菜とは思えぬボリュームと旨味です。ただスライスしてオリーブオイルで焼くだけでも美味しいですが、今回はフライパンで両面を焼いた後、香味野菜パン粉をのせてオーブンで二度焼きにしました。にんにくやオレガノの香りとパン粉の香ばしさが相まって、ワインが進んで困る一品です。≪まるでステーキみたい!でっかいズッキーニの香味野菜グリル≫レシピ:お好みの量1) ズッキーニは緑の皮のものなら粗く皮をむき(苦みが出るので)、その他の種類は皮ごと7~8mmに縦に厚めにスライスする。2) 香味野菜パン粉を用意。パン粉適量、オレガノ、塩少々、粗く刻んだイタリアンパセリとにんにくをボウル等に入れて混ぜ、オリーブオイルを垂らして混ぜておく。3) フライパンにオリーブオイル大さじ半分程度を熱し、1)のズッキーニを両面こんがりするまで焼き、耐熱皿に並べる。オーブンは200℃程度に予熱。4) 3)のズッキーニに2)の香味野菜パン粉をたっぷりのせ、オリーブオイル少々を垂らしてオーブンで表面がこんがりするまで7~8分やけばできあがり!いやー縞柄ズッキーニうまい~味がすごく濃いです。「野菜」というジャンルから一線を画す感じの旨味、これお肉や魚なしの主菜で十分通用すると思うなあ。夏野菜恐るべし!スーパーで普通に売っているズッキーニは高くて味が薄いことが多いですが、こうした直売所等で売られているものは驚くほど豊かな味わいです。車でお出かけした際等、入手する機会があれば是非買ってみてください。まだまだ残っているでっかいズッキーニ、作ってみたいメニューがいくつかあります。週末にお試しできるとよいのですが、今週末はさいたまダービー&負けられないフリエVS栃木。土曜の帰宅後~日曜の昼ぐらいがチャンスかも知れません。うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.08.28
先週末、ダンナさんが帰省しました。お義父さんが最近手術を伴う入院をし、退院したので会いに帰ったのですが、ちょうどお義姉さんも帰省していて久々に家族みんなが揃い、お義父さんも喜んでくれたようです。よかったよかった。病状は楽観はできませんが、70代半ばともなれば病気のひとつやふたつあるのは仕方ないです。私の母も数年前に乳癌の手術してますし。という訳で、おみやげのいろいろ。↓絶対スギッチのイラストだけで選んだと思うなぁ( ̄▽ ̄)「かおる堂」さんは秋田の定番お菓子屋さんです。 ↓これも絶対「ぷれす(け)」というネーミングで選んだと思うなあ(笑)意外と美味しかった。 ↓これは私が好きなので買って来てくれました。昔と違ってパッケージがなんか立派!あと昔ほどしょっぱくなくなりました。昔は表面の塩気がすごかった(笑) オランダせんべいと言えば水島裕の「ゆうゆうゆう、あなたのゆう」のCMが未だに忘れられず、ハセユウが大宮に来た時思い浮かんでしまいました。・・・とか言ってる間に「イ・グノ」が大宮にやって来ました( ̄▽ ̄)ようこそ!!そんな訳で、ダンナさんが帰省から戻った日には、ほぼ100%の確率で「ぱんだの飯が食いたい、パスタ食べたい」と言い出します。今回ももちろんそう。「パスタ食べたい~」というメールが届きましたよ23時過ぎに^^;たぶん実家で美味しいもの食べて来てるんでしょうけど、普段食べている味が恋しくなるんでしょうね。そうでなくとも、仕事でちょっとクサクサしている日や、逆に少し早めに帰れてワインを飲む時間がありそうな日には「パスタ食べたい」と言われることが多く、と言っても作る時間はたいがい深夜。我が家ではそういうシチュエーションを「夜な夜なパスタ」と呼んでいます。なんでもイタリアの男性はパスタを毎日食べないとどうしても眠れないよ!と奥さんまたは恋人に駄々をこねる人が普通に多いらしく、夜な夜なパスタの深鍋をコンロにかけるイタリア女性は少なくないのだそうで(うーんイメージ上のイタリア男性っぽい)、我が家もそれに近い感じなのかも知れません。ダンナさん白人的色白(秋田では珍しくない)だし。という訳で、この日の夜な夜なパスタ。◆茄子とサルシッチャ(イタリアの生サラミ)のアマトリチャーナ風 なんとなく「夜な夜なパスタ」ってトマト系な気がします。イタリア男性が「落ち着く味」として好みそうですもんね。うちのダンナさんもそう。心身を落ち着かせたいような時には大概トマト系をリクエストされます。夜に適当~につくるので毎回作り方は微妙に違ってどれも簡単ですが、この日は茄子に干し肉の旨味を吸わせてちょっと濃厚な感じ、アマトリチャーナ風にしようかな?と干し肉を少し刻み、刻んでいるうちにサルシッチャも少し使おうと思ってこの2つで味のベースを作り、脂が出てきたあたりで茄子を投入。茄子が少し柔らかくなったらトマトの缶詰1/3缶ぐらいを入れて少しぐつぐつさせ、思い立ってイタリアンパセリも加えました。サルシッチャは脂多めの生サラミ。スパイスも入っているので少しクセがあります。これをイタリアンパセリがスッキリさせてくれるかな?と思ったところ、大正解( ̄▽ ̄)特に茎の部分に清涼感があるので「このスッキリ感がいい」と好評でした。ソースの塩気は肉類から出るので殆ど加えず、パスタの茹で汁おたま2杯程度で水分と塩分を調整。パスタの茹で汁は程よい塩気ととろみを加えてくれるよい調味料です。パスタの麺は少し太めのものを使い、固めに茹でたのをソースに入れて仕上げに2分ほど味を吸わせてパルミジャーノを絡めて完成。なお、アマトリチャーナの基本の作り方は過去エントリで取り上げていますが(今作るのとは大分感じが違うなぁ、「イタリアン一年生」な感じですね。笑)、今日は茄子の風味を際立たせるため、玉ねぎを使わず干し肉とトマトだけで味を作りました。そして、こういう時食事をするのはダンナさんだけで、先に済ませた私はおつまみとお酒で参加するのですが、今日は赤ワインだろうなとこれを用意しておきました。◆うなぎの肝焼き・赤ワイン煮 おなじみ、スーパーで売っているうなぎの肝焼きです。今年は鰻が高くてなかなか手が出ませんが、たまたま安い肝を発見して即購入。私肝焼き大好きなんです安い鰻を買った際、美味しく食べる方法として赤ワインとバルサミコで煮返すやり方(そして押し寿司に)も過去当ブログでご紹介しています。これも美味しいですが、今日は肝だけなのでより簡単に「肝焼きを耐熱容器に入れる→ついてきたうなぎのタレと赤ワイン大さじ2程度を混ぜてふりかける→ラップで覆ってレンジで軽く加熱(汁気が少し蒸発するよう、蓋はしない方がいいです)→山椒を振ってできあがり!」という実に簡単な方法。 美味しい~ヽ( ̄▽ ̄)ノこれで市販の鰻によくある臭みが大分抜けます。そして赤ワインにぴったり!あまり重くない、カベルネなんかがぴったりです。味付けに使うワインもあまり重たくない種類の方が良いと思います。今使っているのは南アフリカのワインの飲み残し。鰻の専門店でプロが焼いた肝焼きは堪えられない美味しさですが、家庭で気軽に食べる分にはこの程度で十分アリ!安い肝を見つけたら、是非赤ワインをちょこっとふりかけて温めてみてください。うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.07.30
今日は平日休み。これから今年初の青春18きっぷで旅立ちます。その前に、前回載せきれなくてどうしても載せたかった写真と、一口お料理の話題を。 自力でごろごろ転がって担架に乗った直後のこの「なすがまま」感がツボでした以上(笑)先週、土曜日はJ1休みで1日おうちにいたので、昼・夜とも割としっかりごはんを作りました。これは夜ごはん↓ 昼はお肉を食べたので、夜は軽めに野菜と魚中心のイタリアンにしました。野菜のおかずは、とうとう登場したジャンボズッキーニのオムレツ。◆ズッキーニ(育ちすぎ推奨)のフリッタータ 初めて作った際、ズッキーニから出る甘みとミルク入りの卵との相性の良さにすごく驚いて以来、夏になると「育ちすぎ」のを探して作るようになりました。じっくり弱火で加熱して水分を出させてからオムレツにするのが最大のコツです。作り方はこちらをご覧ください。おかずその2は海老です。◆車海老のイタリアンパン粉焼き 買い物に行ったらすごく立派な京都産の「イタリアンパスレー」があったので(笑)思わず買ってしまいました。イタリアンパセリ、にんにくを細かく刻み、パン粉とパルミジャーノ、オリーブオイルを混ぜたイタリアンパン粉を海老にたっぷりまぶしてオーブンで焼いただけ。フライパンで焼いてもOKです。魚介類全般に使えるテなので、お好みの具でどうぞ。そしておかずその3はこれまた買い物に行ったら珍しいものを見つけて買ってしまいました。わかさぎよりも小さいくらいの小鮎。新鮮でおいしそうだったので、小麦粉をうす~くはたいてからあげに。◆小鮎のからあげ これもんのすごく美味しかったヽ( ̄▽ ̄)ノサクッと揚がった身を軽く噛むと、鮎ならではの苦みが口の中でほろっとほぐれます。ダンナさんも私も「美味しい~」としみじみ。鮎と言えば夏の魚ですが、夏の身体にはこの苦みが効くんだなーと再確認させてくれる味。日本人に生まれて良かった・・・。とか言いながらワイン飲んでパスタ食べてるんですけどね(笑)パスタはこれです。◆鮭ハラスとグリーンアスパラの塩味パスタ 少し前にまとめ買いのチャンスがあった鮭ハラス。脂が多めなので生よりも加熱して食べるのが私は好みで、カリッと焼いてパンに挟んだりしていましたがこの日はパスタで使ってみました。イメージしたのは、鮭ハラスの味はパスタに吸わせ、これをさっぱりさせてくれるような緑の野菜を一緒に使いたいということ。ブロッコリーでもいいけれど、アスパラを焼いて使うのが食感的にも良さそう!と思い、安かったアスパラ一把全部使ってみました。ポイントは、アスパラには鮭の脂をあまり吸わせず、パスタにのみ吸わせること。アスパラにまで鮭っぽい味がしみすぎるとくどく感じそうなので別々に調理し、最後にとり合わせるのがコツです。ダンナさんには「これめちゃめちゃ美味しい~」と大好評だったパスタ(男性ってアスパラが異様に好きな人多いですよね。絶対女性より男性の方が好きな野菜だと思うなあ)、ハラス以外の部位でも美味しくできますので是非お試しあれ!≪アスパラたっぷり!鮭ハラスとグリーンアスパラのさっぱり塩味パスタ≫レシピ:2人分1) 鮭ハラス50~70gは食べやすい大きさに切り、軽く塩とディルをまぶしておく。にんにく1かけは粗みじん切り、グリーンアスパラ1束は根元の固い部分は皮をむき、転がしながら斜めに切る。2) 大鍋に湯をわかし、沸騰したら塩大さじ1程度を加え、パスタ(ごく普通のスパゲッティーニが一番合うと思います)120~150gを固めに茹でる。3) フライパンを2つ用意し、1つの方にはにんにくとオリーブオイルを温めてグリーンアスパラをこんがり焼く。もう1つの方では油を敷かずにサーモンを炒め、出てきた脂にパスタの茹で汁おたま1杯程度をなじませる。4) パスタが茹で上がったら、ざるにとってざっと湯切りをした後3)のサーモンのフライパンの方に入れて全体を絡め、弱火で2~3分、汁気がなくなるまでサーモンの味を染みこませる。5) 4)をまるごとアスパラのフライパンに入れ、全体をざっくり絡め、最後にディルを振ってできあがり!★少し脂が多めの部位を使うとサーモンのだしが出て美味しくできます。味付けは塩のみなので、入れすぎないようお好みで調整してください。ふう~、どうにか間に合いそう!ではではそろそろ行って来まーす ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.07.23
引き続き手抜き料理の記事です(試合がなく、かつ時間がないとどうしてもこうなっちゃうなあ、地味な更新でごめんなさいm(_ _)m)。今日も夏ならではのメニュー、冷製パスタのお話。これもこれまであまり作ったことがなかったですが、このところひとりランチや遅く帰ったダンナさんの夜ご飯にたびたび登場。何品も作ってゆっくり食べたいシチュエーションにははまらないですが(冷たいうちに食べないといけないもんね)、単品の食事でもちょっと贅沢な気分を味わいたい時にいいですね。と思ったきっかけは、先日埼スタで食べたこれ、 「埼スパ」。スタジアムでこんなに美味しいパスタが、しかも冷製パスタが食べられるんだ!とレッズファンの皆さんが試合に集中する中、人知れず大感激していた一品です。これが美味しかったポイントはこの3点。 ★パスタが茹でたてのうちにしっかり水切りされて冷やされていたためコシが持続 ★パスタの水切りが良かった+ソースの味自体がしっかりしていて味がぼやけない ★トマトソースの味・濃度は少し濃いめ、辛みとハーブが効いていたこれを踏まえて「えーいいなー俺も埼スパ食べたいー」とごねていたダンナさんのために、ある晩作ってみたのがこちら。◆自家製埼スパ(冷製トマトソースとフレッシュトマトのパスタ) 冷やす時間がスタジアムのより短かったため氷を使わざるを得ず、その分少々水切りが足りなかったかもしれませんがそこそこ美味しくできました。ソースの材料はホールトマト・にんにく・赤唐辛子・バジル・オレガノ。普段私が作るトマトソースには玉ねぎが入りますが、冷製の場合は味の輪郭をくっきりさせるため入れずに作りました。フライパンにオリーブオイル大さじ1、つぶして香りを出したにんにく半かけとちぎった赤唐辛子を入れて弱火で温め、香りが出てきたらトマトを加え、少し濃いめに煮詰めてバジル・オレガノ・塩を加え、冷蔵庫で冷やしておきます。パスタはフェデリーニ(10mm)を茹でて氷水で締め、オリーブオイル少々を絡めて皿に盛り、ソースをかけてダイスカットした生のトマトを散らして完成。食べるまでの時間がもっとあれば、冷蔵庫でパスタと麺を別々によーく冷やしておくと、より美味しく食べられるはず。・・・待てないんだけどね(笑)更に、お刺身で食べられる生のサーモンがあったので作ってみたある日のブランチ。◆生サーモンとトマトのディル・バジル風味パスタ 自分用ランチなのでさっきのよりも更に手抜きです。材料を切ってオリーブオイルと塩、ハーブで和えて冷やしておき、茹で上がって氷水で締めたパスタにのせるだけ。 と言ってもちょっとしたコツはあり、トマトの方は「ブルスケッタ」風(ブルスケッタって割とよく作ってるのにブログに上げてませんでした。登場したのここぐらい)に作って(ダイスカットしてオリーブオイル・塩・バジル少々と絡める)よーく冷やしておき、サーモンは塩、レモン汁少々とディルと混ぜて冷やしすぎない程度に冷やして、パスタを口に入れた際ちょうどよくほぐれる感じにしました。お・い・し・い~(* ̄∇ ̄*)キーンと冷やした白ワインにぴったり!やっぱりパスタにはが欠かせませんね♪(* ̄ー ̄)vという訳で、最終的にはやはり酒か!といういつもらしい締めくくりに(笑)この日添えたパンは鹿島の「道の駅いたこ」で買ったどぶろく酵母のパン。 ソフトな食感ですが、噛んでもつぶれないのが天然酵母の良さ。私もそろそろドライイーストを卒業したいなあ・・・と最近ちょっと考えています。さてさてそろそろNACKへ出発。今日はとても暑そうなので、水分をしっかり補給しながら元気に応援したいですね。対戦相手・神戸の先発予想は小川・都倉の2トップ。大宮はどうも小川慶治朗くんに弱いので、今日はやられないで欲しいです・・・- -;とにかくアウェーでの惨殺パターン(開始直後の失点とかさ)だけはもう・・・ではでは、張り切って行って来まーす ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.07.13
日曜はJリーグがお休み+ダンナさんも1日お休みでした。前夜はおみやげにしたスタグルでお酒を飲み、試合や仕事の愚痴をたっぷりおしゃべりしましたが、日曜は身体が喜ぶ野菜どっさりごはんで心身のリフレッシュ まずは大きなボウルに山盛りどっさりのサラダ。首都圏もようやく生野菜が美味しく感じられる気温になりました。 ちぎったレタス3枚と適当に切ったルッコラ1袋、スライス玉ねぎ1/4個分と塩・コショウをすりつけてレモン汁をかけた生のサーモンをボウルに入れて混ぜ(これらの材料から出る味が味付けのベース)、皮をむいたグレープフルーツ1個、ダイスカットしたトマト1個を後から加えます。トマトとグレープフルーツは混ぜすぎると崩れてベチャベチャするので「のせる」感覚。油はサーモンから出るので不使用です。山盛りですが2人で美味しくペロリ。気温の上がったスタジアムの翌日は殊の外サラダが美味しく感じます。スタグルをいっぱい食べた後なので野菜がホント美味しい更に野菜料理、半分ずつ残っていたブロッコリーとカリフラワーを軽くチンしておき、卵とヨーグルト、小麦粉を混ぜたソースととろけるチーズをたっぷりかけてオーブンで焼いたトルコ風オーブン焼き。本来カリフラワーの料理ですが、ブロッコリーでも美味しくできます。◆トルコ風カリフラワーのヨーグルトソース焼き(フルンダ・アルヌバハル) 軽くカレー風味にしても美味しいですが、今日はチーズをかなりたっぷり使ってグラタンっぽくしました。卵をよく混ぜてソースを作るとオーブンで焼いた際膨らんでふわっふわに。ダンナさんが一口食べて「ふわふわ~」と大喜びでしたより詳しいレシピはコチラをご覧ください。そして更に!今日はパスタも野菜どっさりです。◆茄子のアンチョビ風味パスタ(サルサ・メランザーネ) ちょっと前に直売所で買った、形は良くないけれどでっかくて美味しそうな茄子が2本。そろそろ使い切りかったのでどーん!とまるごと使いました。茄子はヘタを取り、斜めに厚くスライスしたのを更に刻んで太めの短冊に。刻んだアンチョビ2尾、ケッパー大さじ1、切り目を入れつぶしたにんにく1粒、種を抜いた赤唐辛子1本を入れて弱火で温め、香りを出したオリーブオイルで最初は中火、全体に油が回ったら弱火にして蓋をし、茄子から出る水気でしんなりさせます。後はパスタを加える直前にパスタの茹で汁おたま半分程度を加えて塩気と柔らかさの調整。アンチョビやパスタの茹で汁からも塩気が出るので塩は控えめ、オレガノ適量で香りをつけてソースの完成。パスタは食感が楽しく茄子と大きさの近いショートパスタがよくなじみます。この時はフジッリとカヴァタッピの2種類を合わせて100g使いました。 材料はすごくシンプルですが、それだけに茄子の旨味がじんわりたっぷり味わえるパスタ、ダンナさんも私も好物で美味しい茄子が手に入るとよく作ります。詳しいレシピはこちらをご覧ください。今はより簡略化してケッパーは刻まずそのまま、アンチョビと一緒に最初から油に入れて香りを出す作り方にしています。いやー野菜食べたーヽ( ̄▽ ̄)ノいつもこの手の「野菜中心」料理をする時って、最初に台所で材料を出して並べるとものすごい量ですが、調理が進むにつれどんどんかさが減り、できあがって2人で美味しく食べ切るとものすごく充実した気持ちに(笑)身体にいいもの作ったな~、食べたな~と実感できます。と言いつつも夜ご飯でもけっこうな量の野菜を消費したこの日、ダンナさんは寝不足と不規則な食生活による便秘がきれいに解消、私もスタグル分とのバランスが取れて胃腸スッキリ1週間の食事のバランスを週末とスタジアムへ向けて自然と取っている私、ある意味選手同様に試合に向けて身体を整えているんですよねという訳で!野菜もしっかり食べ、しっかり休息を取った上で次なる試合次の予定は明後日水曜日のJ2リーグ戦、場所は北関東某所のつもりです。雨降らないといいんだけどな~。梅雨入りの影響もあってか、数日前からちょっと咳が出て気管が狭い感じなので、悪化しないうちに治したいところです。電車の中でもマスクをしている人をよく見るので、風邪が流行っているのかも知れません。皆さんもお気を付けくださいませ。うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.06.10
もう5月も終わり。5月は遠征ばかりしていたのとダンナさんの仕事が直前まで全く読めず、休日にちゃんとしたお料理をする機会が殆ど(いや「全く」かな)ありませんでした。来月は少しは普通に戻るとよいのですが- -;なので今日のも手抜き感満載です。 この日は無性にトリッパが食べたくなって、茹でて冷凍しておいた白いんげん豆も入れて煮ました。ちょっとピリッとさせたフィレンツェ風、レシピはこちらの過去エントリに豆を入れた感じ。久々に食べたトリッパ、美味しかった~◆トリッパのフィレンツェ風トマト煮・白いんげん豆入り あとは野菜料理。まずは時々行く八百屋さんで新鮮で美味しそうなアスパラを見つけたのでグリルにしました。◆アスパラのグリル・温泉卵と削りチーズ添え アスパラって小さい頃実家の畑で父が作っていたので「時期にはいくらでも獲れる」感覚の野菜。けどあれだけ立派なのは都会では買うと高いんだ!ということを大人になってから知りました(笑)実家では普通に茹でて食べていましたが、アスパラは茹でるよりも焼くか蒸すかした方が断然美味しい。茹でると美味しさが流出するのか、焼いたり蒸したりしたのに比べるとちょっと味が薄くなる感じがします。衣をつけてフリッターにするのも美味しいですが、私は少し焦げ目がつくぐらいに焼くのが一番好き。そこにトロッとした温玉を絡めながら食べるともう最高です 作り方は書くまでもなく簡単で、根本の固い部分の皮をピーラーでむき、後はそのままフライパンで時々転がしながら蓋をして蒸し焼きに(縦半割にすると焼きやすいです)。焼けたらお皿に並べて予めつくっておいた温泉卵(60℃ぐらいのお湯に20分以上卵を浸しておきます)を割って載せ、削ったパルミジャーノチーズと黒こしょうを振ってできあがり!黒こしょうもポイントで、あるかないかで味の完成度がぐっと違ってきます。是非お試しを。パスタもすごく簡単なもの、そら豆が安かったのでたっぷり使いました。◆そら豆とじゃがいものペスト・ジェノベーゼパスタ 開封してから少し日が経ったバジルペーストを使ったので色が薄くできあがってしまいましたが、本来は全体的に緑が濃くていかにも爽やかな感じのパスタ、初夏ならではです。ジェノベーゼはリグーリア州の特産、夏にはこの豆を使った爽やかなパスタが好まれるそう。イタリアではそら豆って生で食べるのだそうです。柔らかくって美味しそうですよねけど日本のはそのまま食べると危険なのでちゃんと茹でます(笑)予めそら豆を茹でたお湯でパスタを茹でるので、味に統一感が出ます。 緑色の豆(グリーンピース、いんげん、枝豆、そら豆)とじゃがいもとの組み合わせ、イタリア料理ではけっこう見かけます。試してみると「美味しいんだな」と納得。サラダやピューレにして組み合わせるのも美味しいですが、こうしてパスタの具に取り合わせても美味しい。じゃがいも好きな私にはたまらない、さわやかなパスタです。≪そら豆とじゃがいものペスト・ジェノベーゼパスタ≫レシピ:約2人分1) そら豆1パックはさやから出してたっぷりのお湯(この後パスタを茹でるので大鍋で)に塩少々を入れて茹で、薄皮をむいてボウルに入れる。じゃがいも大1個は皮をむき、1cm程度にダイスカットしてレンジで柔らかくするか、そら豆と一緒に茹でて水気を切り、熱いうちにボウルへ。ここにペスト・ジェノベーゼ(市販のバジルペースト)大さじ3~4を加えて混ぜておく。ペーストが固すぎる場合、そら豆の茹で汁少々とE.V.オリーブオイルを加えてのばす。2) ロングパスタ(できればリングイーネピッコレ、なければ1.6mm程度のスパゲッティーニ)120gを1)のお湯でアルデンテに茹で、ざるにとる。3) パスタを1)のボウルに加えてよく混ぜる。ジェノベーゼが足りなければ加え、パスタにしっかりペストが絡むようにしてください。お好みでレモン汁を絞って召し上がれ!★現地ではペストもオリーブオイルももっとどっさり使って濃厚に仕上げるようですが、私は少し少なめにしてレモン汁で調整するのが好き。その辺りはお好みでどうぞ。このところ首都圏では夕方になると決まって空がゴロゴロ、にわか雨の降る日が多くていよいよ梅雨到来かなという感じ。蒸し暑さも急に来て身体が疲れやすい時期ですが、水分とビタミンをいっぱい摂って夏向けの身体に仕上げていきたいですね。平日・土日問わずほぼ家で普通にごはんを食べられない状況のダンナさん(昨日も泊まり- -;)、かわいそうにお誕生日もまだまともにできてません。プレゼント先渡しのみ。今週末には「羊が食べたい」そうなので、少しゆっくりできるといいんですけどね・・・。私も腕がなまってますし(笑)うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした! ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.05.30
冬のキャベツも煮込み料理に大活躍ですが、巻きが甘くて葉が柔らかい春キャベツも美味しいですよねという訳で!今日は春キャベツをパスタ以上にどっさり使ったこのパスタ。◆春キャベツとアンチョビのパスタ この食材の組み合わせのパスタはお店でもよく見かけますが、外でそれほど美味しいのに当たったことがありません。キャベツが大きすぎて食べづらかったり、味が中途半端にぼやけていたり、逆に濃すぎたり。なので私好みに作ったのが今回のバージョンです。 ポイントは3点。 ★キャベツを太めの千切りにして使う(繊維と垂直に刻む) ★食感を2種類に(クタクタにしたのと、半生でシャキシャキしたのと) ★(あれば)アンチョビの漬け汁を使うスーパーに朝獲れたシコイワシが並ぶことの多いこの時期、私はアンチョビを仕込みます。今年も1月ほど前から仕込中。このイワシを塩漬けしている間に浮いてくる上澄みの汁をこのパスタの隠し味に使うと最高に美味しくなるのですアンチョビを仕込んで上に汁が浮いてくると「あ、キャベツのパスタ作らなきゃ」と思うくらい(笑)キャベツの切り方も、こうすると麺と絡みやすいので食べやすく、パスタ以上の量を入れてもペロッと食べられます。ダンナさんもこのパスタは大好きで毎年出すと大喜び。簡単な材料でできるので、是非お試しください♪≪パスタ以上にキャベツをどっさり!「春キャベツとアンチョビのパスタ」≫レシピ:2人分1) キャベツ150g(葉っぱ4~5枚ぐらい)は芯を除き、繊維と垂直に太めの千切りにする。にんにく1かけ、アンチョビ2尾はみじん切りに。赤唐辛子1本は種を抜く。2) 大鍋にたっぷりお湯を沸かし、沸騰したら塩を入れ(1リットルに対して大さじ1程度)スパゲッティーニ120gをアルデンテに茹でる。3) 茹でている間にソースの準備。フライパンにオリーブオイル大さじ1.5(アンチョビの油だとより美味しい)と1)のキャベツ以外の材料を入れて弱めの中火で温め、香りが出てきたらアンチョビがくっつかないよう木べらで混ぜながら炒め、全体の色が変わったらキャベツの2/3量と(あれば)アンチョビの漬け汁大さじ2程度を加えてざっくりと混ぜて蓋をし、キャベツから出てくる水分で蒸らす。4) 全体がしんなりしてきたら蓋を取って火を強め、余計な水分が飛ぶまで混ぜながら加熱し(ここでしっかり水気を飛ばさないと味がぼやけます)、水分がなくなったら火を止め、パスタの茹で汁おたま1.5杯程度を加え、なじませる。赤唐辛子は取り除く。5) ざるに1)の残り1/3のキャベツを敷いておき、パスタの水気を切る際ここにあけてパスタとお湯で半生に火を通すようにし、キャベツとパスタを一緒に4)のフライパンに入れて弱火で加熱しながら全体をよく混ぜ、パスタの茹で汁がなくなったらできあがり!★キャベツから出る水分をきっちり飛ばす(凝縮させる)のが味のポイントです。ここでキャベツにアンチョビやにんにくの味を含ませ、全体の塩気の調整にはパスタの茹で汁を使います。アンチョビの作り方はこちらをご覧ください。今は包丁を使わず、手だけでさばいています。皮は塩漬けにした後除くと楽。塩漬けの段階では頭と内臓、背骨、背びれまでを除き、3週間~1ヶ月塩漬けしてからオイルに漬けます。この日の全体メニューはこんな感じ。 メインは初めて買ったイベリコ豚の骨付きロースのグリル。予め塩・コショウをしっかり馴染ませ、フライパンで背の脂の部分をしっかり焼き付けてから両面を焼き、出てくる脂で野菜を一緒に焼きます。◆イベリコ豚骨付きロース肉のグリルとアスパラ、もやし、茄子のソテー 野菜料理がもう1品欲しくて、以前ご紹介した「モロッコいんげんのポルペットーネ」にズッキーニを少し加え、パウンド型で焼いてみました。◆モロッコいんげんとズッキーニのポルペットーネ ズッキーニを入れると味がより優しくなり、フレッシュさも出て美味しい サラダ代わりにフルーツも。食卓にこういうのが並ぶと春だなあと思いますね 首都圏は桜は終わったものの、曇りが続いて気温があまり上がらず中途半端なお天気。ここ数日、私はヒノキ花粉でちょっと瞼が腫れています(スギはほぼ大丈夫ですがヒノキはちょっと苦手- -;)。早く初夏らしい爽やかなお天気になって欲しいなあうん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.04.19
いや~、意外でした。このタイミングでの相馬監督の解任。先日の岸野さん同様、今このタイミングでするなら昨シーズン終わりに…と外野は思ってしまいますが、内部の状況を諸々鑑みた結果の今なのでしょう。社長のコメントには選手と監督の距離感や雰囲気の悪さを思わせる内容も含まれています。川崎の場合、攻撃的サッカーというチームらしさのベースがあるので、雰囲気を変えさえすれば本領が発揮できるかも知れません。実際、明らかに実力は発揮されてないですもんね、この2シーズン。みんなの表情もものすごく暗かった。川崎サポの皆さんは、正直ほっとされている方が多いかも知れませんね。が、'10シーズン序盤に監督を替えるに伴い伝家の宝刀「堅守速攻」を捨ててポゼッションサッカーを志向し、戦術に合わせた選手も補強しての集大成であるはずの3シーズン目が最もうまく行っていない大宮。堅守どころかぼろぼろ失点し、内容の良い試合と悪い試合を繰り返してメンタルの弱さばかりが露呈するここ2シーズン、選手は何を信じれば本領を発揮できるのでしょう。大宮の「らしさ」って何なのでしょうか。・・・と、のっけから暗くなってしまったのは風邪が治らないせい- -;土曜日までに治すつもりでいますが土曜日またしてもなんですよね~…三ツ沢、逃げ場ないよ…- -;という訳で、美味しいものの話題に移ります。日曜日、三ツ沢から帰宅しての晩ごはんはこんなでした。 主役は久々に食べる羊、手軽に焼けるラムチョップ。塩・オレガノ・にんにく・レモン汁・オリーブオイルをまぶして軽くマリネし、フライパンで焼きつけてからオーブンで中まで火を入れました。添えた野菜はラムから出てきた脂でしっかり焼いて、ホールトマトを絡めて少しぐつぐつさせたもの。このソースをラムにつけても美味しいです。 中はちゃんとロゼ色に焼けましたー 野菜料理兼汁ものは、昨日のエントリでパスタに使ったカリフラワーの残り半分。オリーブオイルと水、塩少々とイタリアンパセリで柔らかく蒸して仕上げにチーズと卵をプラスした「ストゥファート」です。作り方はコチラ。 これ私大好きなんですよね汁気を多めにしてスープ代わりに食べるのが好きですが、今日は特に優しい味に仕上がり、ダンナさんも私も一口目をすすった瞬間に「ほわ~」と顔がほころびました。カリフラワーを茹でる匂いが嫌いな方も多いと聞きますが、私は大好き。 そして今日のパスタは南伊風のコチラ。◆アマルフィ風ムール貝とアサリ、ズッキーニのフェットゥチーネ 「アマルフィ」と言うと数年前の某映画のタイトルを思い出して思わず笑ってしまいますが(笑)、我が家でよく登場するイタリア南部の靴のかかと・プーリア州の左隣に位置するカンパーニア州の街の名前です。やはり南部だけあって海鮮やかんきつ類を上手に使った料理が多いですが、今日はあさりとムール貝を両方使った贅沢なパスタ。ズッキーニとムール貝の組み合わせもいかにも南部っぽいですが、更にあさりを加えてより港町らしい味に仕上がっています。パスタの麺は本来「ストラッシナーティ」という手打ちのパスタを使うようですが、今日は形状が似ているフェットゥチーネを短く折って代用。フェットゥチーネってフォークに巻きつけるのがけっこう難しいですが、これだと食べやすくていいです。「コシを出さない」のが重要だそうなので、ゆで時間を2分ほど長めにしました。 ん~~~、美味しい貝からたっぷり出しただしに、じっくり加熱してふわふわにしたズッキーニの柔らかい食感と、ズッキーニから出た水分が融合し、これが短いパスタによ~く絡みます。味付けは塩とにんにく、バジル、ペコリーノだけなのにそれ以上の深みがあるのは、貝の複雑味に加えてズッキーニが持つほんのりとした苦みのせいだと思います。ズッキーニってホント美味しい。材料は少し贅沢ですが作り方はとっても簡単です。爽やかな港町のパスタ、ぜひお試しください≪アマルフィ風ムール貝とあさり、ズッキーニのフェットゥチーネ≫レシピ:2人分1) あさり120gは砂を吐かせてざるに上げておく。ムール貝5~6個はひげ等を取り除く。ズッキーニ1/2本は縦半分に割ったものを薄くスライス。にんにく(大)1かけは切り目を入れてつぶし、半分ずつに分ける。フェットゥチーネ80~120gは5~6cm程度の長さに折っておく。2) たっぷりの湯を沸かし、沸騰したら塩を入れてフェットゥチーネを柔らかく茹でる。3) フライパン1(2つ使います)に切り目を入れてつぶしたにんにく1/2かけとオリーブオイルを入れて火をつけ、香りが出てきたらあさりとムール貝を入れて蓋をして中火にし、貝の殻を開かせる。4) 別のフライパンに残りのにんにくとオリーブオイルを入れて温め、ズッキーニを入れて蓋をして弱火で蒸し煮にする。ズッキーニ自身から水分が出てくるので煮える感じになります。5) ズッキーニが柔らかくなったら3)のフライパンの中身を汁ごと4)のフライパンに移し入れ、バジルを振る。汁気が足りなければパスタの茹で汁おたま1杯程度を加えてソースとする。6) 茹で上がったパスタをざるに取り、5)のソースに入れて混ぜ、弱火で1~2分、余計な水分が飛ぶまで加熱し、ペコリーノをおろし入れてできあがり!あればイタリアンパセリをちぎってかけてください。いやーこれすごく贅沢な味で美味しいですよ。旨味が濃いので白ワインだけでなく赤でもイケます。この日はカンパーニア州の赤を合わせたのですが、貝のだしにワインがよく合ってすごく美味しかった。やはり土地の料理には土地のお酒が合うんですね。うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした! ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.04.11
先週の木~金、ダンナさんが風邪でダウンしました。風邪と言うより数か月続いた多忙の疲れとストレスがようやく出てきたのだと思いますが、ともあれ身体に優しいものを食べさせなくては!という訳で何が食べたいか聞くと、「・・・パスタ」ということなのでこんなメニューにしました。油脂や魚・お肉を控え、野菜を消化よく調理した3品です。あとフルーツ入りのヨーグルト。 まずは体調不良時の定番と言えば日本ではおかゆ、イタリアでは断然これですよね。うちのダンナさんも「ぱんだが作るミネストローネは優しい味で美味しい」といつもいっぱい食べてくれます。◆ミネストローネ 私のミネストローネは、外食のミネストローネによく入っているベーコン・ソーセージ類を一切使わず、油もブイヨンもなし。野菜と塩、少量の水だけで煮込みます。全部の野菜を同じくらいの大きさに切ることと、使う野菜の持ち味のバランスをとるのがコツ。甘い野菜ばかりでも苦い野菜だけでもダメで、両方を使うのが美味しく作るコツです。今日はかぼちゃ、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツ、にんじん、ほうれん草、トマト、パプリカ、絹さやをひたひたの水と塩ひとつまみで煮込み、煮上がる15分ほど前にスープ用のパスタを茹でたのを汁ごと入れて仕上げました。それとパルミジャーノのかけらというか、皮の部分も一緒に入れました。これはトスカーナ地方の「リボッリータ」に使われる手法ですが、コクとまろみを出すのに重宝しています。胃腸に良いキャベツと身体をあっためる白菜をたっぷり食べたくて作ったのはこれ。◆白菜とキャベツ、玉ねぎのパン入りグラタン これは以前「キャベツとアンチョビのさっぱりグラタン」として作り方をご紹介したものですが、今日はキャベツを少し少なめにしてその分白菜を使ってみました。甘くなるかな?と思いきやちっともそんなことはなく、キャベツだけで作った時より味に深みが出ている感じ。白菜から水分がかなり出るので、炒める際も優しく混ぜて蓋をして蒸らし、野菜自体から出る水分で全体を包み込む感じに仕上げるのがベター。そして、このグラタンの立役者もこれ! 先日そら豆入りの焼きパスタを作った際にも使ってとても美味しかった、鹿沼のパン屋さんのカンパーニュ。このグラタンにもやはり合う!パンの黒っぽい風味が全体の味を引き締めてくれる上に、野菜のエキスを吸ったパンがすごくもっちりして美味しいんですよね~この手のメニューは材料費が全般安い分、パンだけは贅沢した方がいいかも知れませんスーパーで買う食パンやバゲットとは全然別物、3ランクも5ランクも上の仕上がりになりますよ!そしてそして、今日はダンナさんにこれを食べさせよう!と最初に決めていたのがこのパスタ。◆かぶと甘長ししとうのカサレッチェ・トマトソース ちょうどダンナさんが風邪を引く直前、大きなスーパーで地物のかぶが特売になっていて、見るからに新鮮ですごく美味しそうだったんですよね。かなり大きくて重かったけど即買い(笑)かぶは皮を除いたりカットしたりして加熱するとあっという間に煮崩れてしまうので、「具」としてパスタに使うことはあまりないですが、以前かぶをあぶってステーキみたいにして食べたのが美味しかったのを思い出し、最初にしっかり焼きつけてからソースに絡めてみたら、うんまーいにんにくの香りとかぶ自体の優しい風味がしっかり生きて、もちっとした食感のカサレッチェにぴったり!そして、辛みをつけたのは赤唐辛子ではなくこれまた特売だった甘長ししとう。普通のししとうの5倍くらいの大きさで、ししとうよりも柔らかい味ですが、とは言え唐辛子の仲間なのでピーマンっぽい苦みとほんのりした辛さの両方がソースに煮出されてちょうどいい味に。 かぶが柔らかいので、パスタももちもちっとした優しい食感のものが合います。カサレッチェ以外では太めのスパゲッティーニやキタッラ、それに生パスタでもいいかも!≪かぶをしっかり焼き付けるのがポイント!「かぶと甘長ししとうのカサレッチェ」≫レシピ:2人分1) かぶ(大)2個(小さめのなら4個ぐらい)は葉をとって洗い、皮付きのまま縦6つ~8つ割にする。にんにく1かけは縦横に切れ目を入れて包丁の腹でつぶす。甘長ししとう(なければ普通のししとうや万願寺唐辛子でも)1本は小口切りに。2) フライパンにオリーブオイル大さじ1とにんにくを入れて温め、1)のかぶを時々裏返しながら両面に焼き目がつくようしっかりソテーし、全部に焼き目がついたらししとうとつぶしたホールトマト1/3缶、塩ひとつまみを加えて少しぐつぐつさせ、火を止めて蓋をして蒸らす。3) 沸かしたたっぷりのお湯に塩を加え、カサレッチェ80~120gを袋の表示通りにゆでる。茹で上がりの少し前に茹で汁をおたま1~2杯2)のフライパンに加える。4) 茹で上がったパスタをざるにとって軽く水気を切り、2)のフライパンに加えて全体を混ぜ、加えた茹で汁の水気がほぼなくなってソースがパスタに絡むまで1~2分加熱。最後におろしたペコリーノチーズと黒こしょうを振ってできあがり!★ししとうは当たり外れがあると思いますが、あまり辛くなりすぎたり味がきつくなるのは良くないので、甘長より小さい普通のししとうを使う場合も2本程度でいいと思います。★仕上げのチーズはペコリーノで!このパスタソースにはパルミジャーノよりも絶対ペコリーノだと思います。全く病人食とは思えぬメニューですが、ダンナさんは野菜をたっぷり食べて大満足。まる2日しっかり休んだので、だからアルウィンではあんなに元気だった訳ですけどね(笑)しかーし!今度は私が風邪というか、2~3月の多忙期にひと段落ついたためどっと疲れが出ている感じです。気合で体調を調整できてしまう辺り、社会人だなぁ・・・- -;今週は比較的仕事は楽なので、調整ウイークにしたいと思います。今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.04.02
年度末です。私の勤務先が、ではなく関係する団体がほぼ全部。なので経理的にはもろもろの締めが多数重なり、実はここ数日かなり多忙でした。が。昨日まででほぼやり切ったー( ̄▽ ̄)V先週は試合(=楽しみ)が多く、テンション上がってたので忙しさがあまり気にならなかったんですが、今週は現実を思い知らされましたね~。でもやり切った!確認作業は金曜まで引っ張りますが、集中して作業する部分が終わったのでとりあえず非常にほっとしています。という訳で、パスタ。南イタリアらしい明る~いパスタです。◆プーリア風、あさりとブロッコリーのリングイーネ オレンジの香り ブロッコリーの緑とオレンジの対比が鮮やかな、晴れた日に食べたくなる明るいパスタ。春夏向けの感じなので温かくなるのを待って作りました。 いかにもプーリアらしい、素材の味を生かした組み合わせの妙が光ります。ボンゴレビアンコの美味しさににんにくで炒めたクタクタのブロッコリーのボリュームと香ばしさ、それにちょっとだけ仕上げに加えたフレッシュなオレンジの香りがとてもよく合います。仕上げの黒こしょうとペコリーノもプーリア風パスタのお約束、すべてが完璧本来は「トロッコリ」という手びねりの生パスタを使って作るもののようですが、今回は手軽にリングイーネを合わせました。海鮮のパスタにはこの平打ち穴あきのパスタが殊の外よく合います。ツルッとした食感もたまりません!≪プーリア風「あさりとブロッコリーのリングイーネ・オレンジの香り」≫レシピ:2人分1) ブロッコリー200gは適当な大きさに分けてパスタを茹でる前のお湯(塩は入れます)でクタクタに茹でる。にんにく1かけは粗みじん切り、玉ねぎ1/2個は薄くスライスし、あさり150~200g(たっぷり使ってください)は砂抜きをしてざるにとっておく。2) ブロッコリーを茹でた後のお湯でリングイーネ120~150gをアルデンテに茹で始める。オレンジ1/2個は外側の皮をむき、ひと口大にカット。3) 茹でている間にソースの準備。深めのフライパン(フライパンは2つ使います)にオリーブオイルを熱し、玉ねぎを炒め、しんなりしたらあさりと白ワイン少々を加えて蓋をして火を強め、蒸し煮にして殻を開かせる。全て開いたら火を止め、蓋をして乾かないようにしておく。4) 別のフライパンににんにくとオリーブオイルを入れて温め、茹で上がったブロッコリーを香ばしく炒め、いい香りがしてブロッコリーにちょこっと焼き色がついたら、にんにくごと3)のフライパンに移し、パスタの茹で汁おたま1~2杯も加えて全体をざっくり混ぜる。5) 茹で上がったパスタの水気を切って4)のフライパンに入れ、オレンジも加えて弱火で加熱しながらパスタをソースになじませる。6) 仕上げにペコリーノ・ロマーノをおろしながら加え、オリーブオイルをひとたらしして全体をざっくり混ぜ、黒こしょうを振ってできあがり!★工程が多く見えますが簡単です。3)であさりから水分がかなり出た場合は、少し煮詰めるとぐぐっと美味しくできますよ!この日は日差しを浴びたので、野菜のフリットや水切りして塩・にんにくで味付けしたトルコ~ギリシャ風のヨーグルトソースでビタミン・油脂・乳製品を補給しました。あと心身のエネルギーにはやっぱり馬刺し!(笑) フリットはいんげん、にんじん、わかさぎ。わかさぎはカレー塩で、野菜はヨーグルトソースをたっぷりつけていただきました。 都内・横浜は桜の開花はまだですが、1日ごとに春本番が近付いている感じのお天気です。早くお花見したいなぁ~。年度末・決算で忙しさはこれからが本番!という方も多いと思いますが、体調を崩しやすい時期でもありますのでお体には十分気を付けてくださいね。そしてみんなでがんばりましょうねーうん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.03.28
今日はこれからゼロックス正直柏VSFC東京というカード自体にはそれほど…(以下自主規制)ですが、開幕直前イベントとして毎年外せないんですよねという訳で、今日は手短にどどーんと!最近作った春ならではのパスタ3種をご紹介。◆菜の花のアンチョビ風味シンプルパスタ 菜の花がお店に出始めると買わずにはいられない!という方、多いと思います。私もそう。昔は菜の花のパスタはベーコンと合わせて作っていましたが、今は肉類の旨味よりもアンチョビの方が断然合う!と思っています。 という訳で、今日のもアンチョビ少々とにんにく・唐辛子でごくシンプルな味付け。最初に切れ目を入れてつぶしたにんにく1かけと種を抜いた唐辛子で香りを出したオリーブオイル(ここでアンチョビの油を使うとぐっと美味しくなります)でみじん切りのアンチョビ1~2尾を炒め、同時にパスタを茹でるように沸かした熱湯に塩を入れてまず菜の花2/3束を茹で(※茎の部分は4つ割ぐらいにするか、切れ目を入れてしっかり柔らかくなるようにします。口に入れた際すべての食感が「クタクタ」になるように)、茹で上がったら3~4cm長さに切ってフライパンへ。菜の花を茹でたお湯でパスタ120~150gをアルデンテに茹で、茹でている間にパスタの茹で汁おたま1.5~2杯をフライパンに加えてゆすってなじませておき(塩味の調整にもなります)、茹で上がってざるにとったパスタを入れて加熱して水分を飛ばしながら混ぜ、仕上げにオリーブオイルをまわしかけてできあがり!このパスタはダンナさんがホントに大好きなんですよね。いつも喜んでモリモリ食べてます。お次はあまり春っぽくないかもですが、彩が春っぽいので私的には春のパスタ。◆ブロッコリーと玉ねぎのゴルゴンゾーラソース・ファルファッレ ダンナさんが帰省している間にこっそり1人で作ってワイン飲んでました(笑)ゴメンダンナさん。これも菜の花同様、ブロッコリーを「クタクタ」にするのが美味しいポイント。ブロッコリーだけだと味が重たくなって秋冬っぽくなりますが、玉ねぎを多めに使って甘みをだし、軽やかな感じに仕上げています。 1人分の分量です。玉ねぎ1/4個はみじん切りにしてオリーブオイルごく少々で柔らかく炒めます。ブロッコリー1/2個を小房に分けてパスタ用に沸かしたお湯に塩を入れて茹で、ある程度火が通ったらざるにとって細かく刻み、フライパンへ。同じお湯でファルファッレ50~60gを袋の表示通りにゆでます。フライパンの野菜は塩・コショウで軽く味を調えておき、ここにゴルゴンゾーラ・ピカンテ15~20g程度(多く入れると重たくなって秋冬風に)を適当に刻んで入れ、パスタの茹で汁少々も加えてチーズを溶かしながらソースの濃さを調え、茹で上がったファルファッレをよーく絡めてできあがり!簡単です。黒こしょう少々を振ってどうぞ。最後は超!簡単ですが春らしくって美味しいパスタ。◆そら豆のジェノベーゼソースパスタ これは作り方を書くまでもなく簡単ですが、春を感じられてすごく美味しい。上の2つと同様に、パスタを茹でる前のお湯でそら豆を茹で(こうすると野菜の風味がパスタにうつって美味しくできます)、茹で上がったパスタとそら豆を市販のジェノベーゼソース(バジルソース)で和え、レモン汁を絞るだけ!そら豆ってこんなにジェノベーゼに合うんだ!とびっくりしますよこれならお料理苦手な方でも全く問題なく作れますので、ぜひお試しくださいね~という訳で、ゼロックス。今年はJ1全18クラブのマスコットが集合したり、例年通り全クラブのスタグルが販売されたりとお楽しみ企画満載ですが、毎年困るのが「スタグルを買っている間に前座試合(高校選抜VSJユース選抜、これも毎年の楽しみ)が始まってしまう」というジレンマ。前座試合終了時には殆どスタグル売り切れてるし^^;しかも今年は「イナゴ軍団」と称される常軌を逸した食欲(もはや「食欲」のレベルではない気がしますが・・・)と胃袋を有したFC東京サポが国立に1~2万人スタンバっている訳で(もう今の時間なら並んでる人も多いはず)、スタグル争奪戦に勝てる自信が全くありません- -;まぁ、私の場合全国のスタジアム巡りも趣味なので、ここで買わずとも現地で買えばいいや~なんて思っていたりします(数年目になると大分気合も抜けるなぁ^^;)。スタグル&マスコット捕獲の成果はまた数日後の当ブログで!ではでは、支度して行って来まーす ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします
2012.03.02
明日は待ちに待った今年初試合@NACK。髪の毛もオレンジ系にカラーリングして気分は上々、がんばるぞーしかしそのテンションに水を差す明日のNACKの予報はしかも冷た~い北風- -;昨シーズンさんざん雨に苦しめられたので、もうおなかいっぱいだよ!!と言いたいところですが、予報が変わるのを祈りつつ、雨対策も万全にして向かいたいと思います。今週の兄さんは新チャントをiPhoneに入れ通勤時にリピート中。大宮ブロガーさんたち(大宮のブロガーさんは比較的年齢層高めな方が多いと思います。私もですけど)からも同様に予習に余念のない様子がうかがえ、改めて「大宮のゴール裏は真面目なおじさんたちで支えられている」ことを実感。そんな大宮のゴール裏が大好きです(* ̄∇ ̄*)明日のプレシーズンマッチ、果たして開始何分で声がつぶれ、何分で跳べなくなるか楽しみです( ̄▽ ̄)周りも絶対グダグダ(笑)毎年シーズン当初は自分のあまりの体力のなさに笑ってしまいますが、不思議と後半復活したりするんですよね。という訳で、昨日のごはん記事の続き、今日はやっと!主役のこちらです。◆鹿肉と鶏レバーのラグー・手打ちパッパルデッレ 本来この手のパスタは大好きな我が家ですが、今年は空前の唐揚げブームのせいか(笑)、自宅でお肉を食べる機会が少ない模様。冷凍庫にいろんなお肉の切れ端がちょこっとずつ残る・・・ということがなかったんですよね^^;ですが!今日は半端な鹿肉に加え、半端に残った鶏レバーも入れてみることに。鹿肉って脂肪分が少なくてあっさりしているので、レバーのねっとり感がいい感じに絡むかな?と思ったのです。正解ヽ( ̄▽ ̄)ノ鹿肉だけだと何となく物足りない感じに仕上がったかも知れないところにレバーの濃厚さがちょうどよくマッチ。ソースを作っている段階から「台所からラグーの匂いがする」と鼻を利かせていたダンナさんも「これ内臓系入ってるでしょ」と超ゴキゲン。 ラグーソースの作り方に決まりはないので、好きな材料を入れて煮込めばOKですが、ジビエの場合赤ワインは必須、トマトは好き好きといった感じのようです。なので今日も最初はトマトを入れずに煮込んでみたものの、味見してトマト味が欲しくなり追加。もっと脂肪の多い部位だったらトマトなしでOKだったと思います。パッパルデッレは初めて作りましたが、簡単でいいですね生パスタの生地自体は何度か作ったことがあるので、幅広く切る分作業はラク(笑)ゆで時間をちょっと長めにしてテロテロにするのがコツのようです。茹で汁をソースに加えて塩味の調整ととろみづけにするのもお忘れなく!文句なしに美味しい秋冬ならではの一品、お好きなお肉でお試しあれ≪秋冬王道の美味しさ!鹿肉と鶏レバーのラグーソース・手打ちパッパルデッレ≫レシピ:2人分1) 生パスタ生地を作る。小麦粉100g(できればセモリナ粉を1/3程度混ぜるとよいです)、塩ひとつまみをボウルに入れて軽く混ぜ、溶き卵1/2個分と水を少しずつ加えて耳たぶよりも少々柔らかめの固さにし、5分ほど手でこねてひとまとめにしてラップに包み、冷蔵庫で1時間程度休ませる。2) 休ませている間にソースを作る。鹿肉100g(今日のは煮込み用の角切り肉)と鶏レバー50gを粗みじん切りにして塩・こしょう・セージをまぶす。玉ねぎ1/2個とにんじん1/2本、セロリ1/3本も粗みじんに刻むかフードプロセッサにかける。にんにく1かけはみじん切りに。3) 深めのフライパンにオリーブオイル大さじ半分とにんにくを熱して野菜類を弱めの中火で炒め、全体がしんなりしたら肉類を加え、色が変わったらローリエ1枚と赤ワイン80cc、ホールトマト1/3缶分をつぶしながら加え、蓋をして30分程度弱火で煮込む。途中水分が足りなくなったら調整してください。お好みでローズマリーを加えてもOK。4) 休ませていたパスタ生地を打ち粉をした台に置いて麺棒で厚さ1mm以下にのばし、パイカッター等で幅2~2.5cm程度に切って、たっぷりの熱湯に塩を加えて茹でる。少し柔らかめがベターです。5) パスタの茹で汁おたま1杯程度(ソースの味を見て、塩気が足りなければ少し多めに加えて煮詰めてください)をソースに加えて味見し、少し煮詰めて水分と塩気を調整し、黒こしょうを最後に加えて調味する。6) ゆであがったパスタを皿に盛り、4)のソースをたっぷりかけ、仕上げにおろしたペコリーノチーズ(なければパルミジャーノでも)を振ってできあがり!お好みでイタリアンパセリを添えてどうぞ~♪★このラグーソースの作り方は、他のジビエ類を作る時もほぼ同じです。お肉が白っぽいもの(鳩など)なら赤ではなく白ワインを使うようですが、複数の種類のお肉を取り合わせて作るのが私は好き。ちょっとずつ残ったお肉で作ってみると美味しいですよ!★パッパルデッレは茹でたてにソースを絡めないとくっついてしまうので、食べる直前に茹でてくださいね。そんな訳で明日はいよいよ今年初試合!大宮サポの皆さん、NACKでお会いしましょうねー
2012.02.23
昨日はシーズン初のJ1チームとの練習試合(案の定負けたけどさ・・・- -;)、オレンジャーさんも昨夜新シーズンの選手コールとチャントをどどんと一気に発表(相変わらずの「正解がわからない」歌唱力に微笑ましさと不安が同居^^;)。いよいよ開幕間近なんだなあと思いつつ、多忙o( _ _ )o 先週~今週いっぱいがピークの今の忙しさ、本職の経理業務ではありませんで、わたくし久々に昔取った杵柄、人事業務に追われております( ̄Λ ̄)ゞ今の職場、人事経験のあるスタッフがいないので(前職もそうだった・・・)、採用の時期にはにわか人材担当として駆り出され、面接や導入研修準備に追われます。単純に時間的にも厳しいですが、それ以上に面接が続くとどっと疲れる- -;特に今やっているのは単純な正社員採用ではないので、なんというかこう、かなりクセのある方がとても多く、・・・以下自主規制( ̄≠ ̄)あーもー早くNACKで思いっきり叫んで跳ねたい!ヾ(。`Д´。)ノ彡という訳で、この週末も若干手抜きめ。日曜の夜はパスタとサラダだけのシンプルな晩ごはんでした。 しかもご覧の通り若干失敗(笑)ピッツァ生地をのばすのに手間取って、こんなことになってしまいましたが味は美味しかった。◆ペスカトーレ・ボンバ(海鮮トマトソースのパスタのピッツァのせオーブン焼き) 「パスタにピッツァ生地をかぶせて焼く」、ダブル炭水化物なメニューですが、海鮮の旨味がたっぷり染み出たパスタソースにもっちもちのピッツァ生地を合わせて食べる、想像しただけで美味しそうでしょう?すごーく美味しいんです 特に普段私は厚焼きのピッツァを滅多に作らないので、手でのばしてところどころ厚みの違うもっちりピッツァ生地はそれだけでも殊の外美味しく、トマトソースをつけるともう最高パスタの方も、生地をかぶせてオーブンで焼かれることで「蒸された」ような感じになり、ちょっと独特な食感に。ソースもよくなじみます。固めに茹でておくとちょうどいい感じ。あ、「ボンバ」はもちろん「爆弾」の意味で、本来は丸く大きく伸ばしたピッツァの生地が爆弾みたいに膨らむからこの名前がついたようです。ちょうどいい大きさの丸い容器がなかったので、四角い皿を選んだ時点でダメでしたね^^;でも味はすごく美味しかったので満足!また別のパスタでも試してみようと思います。≪もっちりふっくらピッツァ生地がパスタをより美味しく!「ペスカトーレ・ボンバ」≫レシピ:2人分1) ピッツァ生地を作る。小麦粉140~150gに塩と砂糖各ひとつまみ、ドライイースト小さじ半分を加えてゴムべらでさっと混ぜ、ぬるま湯60~80ccを少しずつ加えて耳たぶ程度の固さにし、5分ほどこねてひとまとめにし、ラップでくるんで温かい場所に置き、2倍の大きさになるまで1時間半~2時間程度発酵させる。 2) パスタソースを作る。イカ1はいは短冊切り、海老2尾は頭を残して殻をむき、あさり5個は砂を吐かせ、ムール貝2個は洗ってひげを取る(海鮮類はお好みのものを使ってください)。3) フライパンに刻んだにんにく1かけと種を抜いた赤唐辛子半分、オリーブオイル大さじ1を弱火で熱し、香りが出てきたら海鮮類を加えてざっと炒め、白ワイン50cc程度を注いでアルコール分を飛ばし、蓋をして貝の殻を開かせる。開いたら蓋を取って水分を少し煮詰め、唐辛子を取り除き、ホールトマト1/2缶弱をつぶしながら加えてぐつぐつさせ、水っぽさが飛んだらOK。4) 大鍋にたっぷりのお湯をわかし、沸騰したら塩を加えてパスタ(今日はリングイーネを使用)80~120gを固めに茹で、茹で上がり寸前にパスタの茹で汁おたま2杯弱を3)のフライパンに加え、茹で上がったパスタをざるに取って3)に投入。ソースを絡ませながら少し煮て味をなじませ、耐熱容器に移す。5) オーブンを250度に予熱。1)のピッツァ生地をガス抜きして耐熱容器よりもひとまわり大きいサイズにのばし、4)のパスタの上にかぶせてオーブンへ。10分程度、軽く膨らんで焼き目がついたらできあがり! ★今日ピッツァ生地をかぶせきれなかったのは、皿の大きさに対して生地が足りなかったからでもあると思います。お皿の大きさに合わせて分量は調整してください。パスタもピッツァもお好みの量で。上記レシピはやや少なめの2人分といった感じです。添えたサラダは以前レシピをご紹介したポルトガル風のひよこ豆のサラダ。最初は作った量の半分出したのですが、前回同様ダンナさんは「ひたすら食べ続け」モードに^^;結局全部売り切れでした。最近2人とも忙しくてストレスフルなので、胃腸の調子がイマイチな我が家。そういう時の豆類は特に腸に効く感じがします。あとこういう時のトマトソースって身体に効くんですよね~、ウマかった!という訳で明日は新人インターン君の導入教育(`・ω・´)キリッ現職は大学生のインターンが常にいる職場で、2~3月に入る新インターンの多くが19~20歳。もう彼らが「後輩」というより「子供」でもおかしくない年齢差になりつつあるのが恐ろしい今日この頃です^^;お母さんと年齢あまり違わなそうだもん、大事に育てないとなーなんて思ってしまいます。うん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.02.20
さてさて一昨日の続き、残っていたラザニアのご紹介です。これもかなり前から作りたいと思っていて、最近美味しいバジルペーストを安値で買えたので早速作ってみました。◆リグーリア風バジル(ペスト)のラザニア 上にのせるマッシュポテトがなくなってしまって、いちばん上のラザニアが跳ね返ってしまってますが^^;味は美味しいです。これは野菜だけを使ったラザニア、ちょっと珍しいですよね。ダンナさんも「なんだこりゃ?」と興味津々です。切ってみるとこんな感じ。 バジルペーストの緑とじゃがいもの優しい色合いがきれいバジルの香りがすごく食欲を刺激しますが、じゃがいもをたっぷり使っているので食べた感じは思ったほどバジルバジルしていません。私ジェノベーゼは大好きですが、お店によってはペーストを使いすぎて味がきつかったり、バジルの強さを和らげるのに使った松の実やチーズの脂、オイルの使いすぎでもたれたりと、外であまり美味しいと感じるのを食べたことがなく、食べるのは専ら自宅。この辺りは好き好きかと思いますので、たっぷりめがお好きな方はどっさり、私のように幾分控えめが好きな方はバジル控えめ、ポテト多めで作ってみるとよいかと思います。それと、使うラザニアはこれを作る場合はちょっと薄めのがいいと思います。分厚いのを使う場合は、間に挟むペーストとじゃがいもも多めの量で挟み、今日のように薄手のを使う場合は薄く塗れば味が馴染みやすいです。≪バジルの香りが爽やか、じゃがいもが優しくて美味しい!「リグーリア風バジルのラザニア」≫レシピ:2~3人分1) じゃがいも1~2個(大きさに合わせて調整、中2個が適量かな)は茹でて皮をむき、牛乳をたっぷり加えてとろっとしたマッシュポテト(「プレ」と言うそう)にしておく。スプーンで表面をなでてたぷたぷ言うくらいの柔らかさでOKです。2) 薄手のラザニア5~7枚(今日は7枚で120gでした)、計100~150g程度を塩を入れたお湯で少し柔らかめに茹でる。3) 耐熱皿にオーブンシートを敷いてオリーブオイルを塗り、ラザニア→じゃがいも→バジルペーストお好みの量(ちょっとずつ塗るか、ちょこっとのせていく感じで十分)→おろしたパルミジャーノチーズ少々→ラザニア・・・と繰り返して層を重ねていき、最後のラザニアを載せ終えた後、残ったじゃがいもを上にのせ(今日は途中でなくなってしまいました^^;)、パルミジャーノを振りオリーブオイルを回しかける。4) 200度のオーブンで15~20分、表面が少しカリッとして色がつく程度に焼き、少し休ませてから(焼いた直後は切り分けにくいです)食べる。★ バジルペーストの味と好みによって、使う量は大分違ってくると思います。味見してから塗る量を決めてくださいねリグーリア州には特産のバジルペーストを使ったお料理がたくさんあって、いつも買っても残ってしまいがちなペーストを使い切るコツがいろいろありそうです。もうちょっと調べてみたいなあこのラザニアは切り口がとてもきれいだし、冷めても美味しいので、3~4cm角に切ってピックを添えてパーティメニューにしてもよさそう。大人も子供も好きな味だし簡単なので、バジルペーストが余っちゃったな・・・という方、是非お試しくださいトマトも使ってみる等、アレンジも効きそうです。うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.02.17
昨年から今年にかけて、近所ではズッキーニがずっと高値。食べたいけれど1本200前後払って買うのはもったいないのでしばらく買わずにいました。が、ある日98円のを発見、即ゲット!何を作るか迷いましたが、少ない量でもたっぷり食べた気になれるパスタを選択。このところのお気に入り食材・ムール貝と合わせてプーリア風のパスタにしました。◆ズッキーニとムール貝のプーリア風パスタ 先日作った「パスタ・アッラ・コッツェ」と同じようなシンプルなパスタですが、これは本来プーリア名物のオレッキエッテを合わせるメニューです。今日はコンキリエとペンネを混ぜて代用。ショートパスタを使う際は複数の種類を混ぜると食感が楽しくて好き。 ズッキーニは本来夏野菜なので味はどうかな?と思ったら、やっぱりちょっと皮の辺りの苦みが強め。でもダンナさんには「超ウマイ」と大好評!「貝の汁を吸ったズッキーニがウマイ~」と大喜びです。確かにムール貝のスープを吸ったズッキーニ、私が感じた苦みは軽減されています。皮をむいて使えばよかったかな~。このパスタのポイントは、 ★ズッキーニとムール貝を別々に加熱し、とろとろに焼いたズッキーニは仕上げに加える ★ズッキーニから出たスープの旨味をしっかりパスタに絡ませるの2点。ベースはペペロンチーノ的ににんにく・唐辛子で作りますが、唐辛子をどの程度効かせるかはズッキーニの味や使うパスタの種類によって調整するのがよいと思います。今日は油に入れて割と早い段階で取り出しました。香りをつける程度。コンキリエはオレッキエッテよりも薄いので、それぐらいがちょうどいい感じ。私的にはズッキーニの「とろん」感が絡んだのがお気に入りのパスタです。ズッキーニが旬な時、安い時にたっぷり使ってお試しください♪≪とろんと焼いたズッキーニとムール貝が相性◎!「プーリア風ズッキーニとムール貝のパスタ」≫レシピ:2人分1) ズッキーニ1本はヘタを取って縦に厚さ4~5mmにスライスし、手でオリーブオイル少量を塗りつけてフライパンで両面焼くか、オーブンや魚焼きグリルで香ばしく焼き、粗熱をとる。ある程度冷めたら斜め3~4cm幅にひし形にカットする。2) ムール貝8~10粒(大きさに応じて)は洗ってひげを取り、ざるにとる。にんにく1かけは縦横に切れ目を入れ、赤唐辛子1/2本は種を取ってどちらもフライパンに入れ、オリーブオイル大さじ1~1.5を加えて弱火でじわじわ加熱。あればイタリアンパセリの茎も入れると香りがよいです。3) 2)のフライパンからよい香りがしてきたら唐辛子を取り除き(辛くしたい場合はムール貝を蒸らすあたりまで入れておきます)、火を強めてムール貝を入れ、全体をざっくり混ぜて白ワイン30~50cc程度を加えて火をつけ、アルコールを飛ばしてから蓋をして蒸らし、貝の蓋を開かせる。蓋が開いたら水分が凝縮するまで加熱し、火を止める。4) 大鍋にお湯をたっぷりわかし、沸騰したらできればオレッキエッテ、なければ好みのパスタ(肉厚のショートパスタが合いますが、太めのスパゲッティーニやリングイーネでもいいと思います)100~130g程度(ショートパスタなら少なめ、ロングなら多め)をアルデンテに茹でる。5) パスタが茹で上がる寸前に茹で汁おたま1~1.5杯程度を3)のフライパンに加えて温め、茹で上がったパスタを入れて混ぜながら2分ほど加熱し、スープを吸わせる。6) 最後に1)のズッキーニとオリーブオイル少々を加えて全体を混ぜ、イタリアンパセリを散らしてできあがり!★旬の水分の多いズッキーニを使う場合は赤唐辛子を辛めに効かせ、水分少なめの時は黒こしょうでアクセントをつけるのが合うと思います。お好みでどうぞ。合わせた魚料理は、簡単ですが間違いなく美味しいオーブン焼き。◆鯵のミックスハーブ焼き 魚にハーブとパン粉、塩コショウを混ぜ合わせたミックスハーブパン粉を載せてオーブンで焼くのはよくある手法ですが、今日は薄切りのトーストも敷いてみました。焼いている間に出てくる汁をパンに吸わせようという狙い。 パンの端の方はカリカリに、魚の下になった部分はだしを吸って美味しく焼けて白ワインにぴったり最後にかける白ワインビネガーもポイントです。簡単なのでぜひお試しあれ!≪下に敷かれたパンも美味しい!鯵のミックスハーブ焼き≫レシピ:2人分1) 鯵の半身(鯖や鯛、スズキ等でもOK)は目立つ骨を取って塩をして少し置き、出てきた水分をぬぐって臭みを取る。今日は鯵の骨抜きフィレーの干物を使ったのでそのままです。2) ミックスハーブを作る。刻みにんにく、ローズマリー、イタリアンパセリ、オレガノ各適量ずつと塩コショウ、パン粉をさっと混ぜればOK。オーブンを210度に予熱。3) 耐熱皿に軽くオリーブオイルを塗り、薄くスライスしたパン(あまりもっちりしていないタイプがよいです)を並べ、魚を皮目を上にして載せたら、2)のミックスハーブを魚の上にまんべんなくかけ、オリーブオイルを回しかける。4) 予熱したオーブンで3)を15分程度、魚に火が通るまで焼き、仕上げに白ワインビネガーを振ってできあがり!★ハーブは生を使うのがいちばん美味しいですが、ドライでも十分美味しくできます。ドライを使う場合、ローズマリーは少しでかなりの香りが出るので、他のハーブより少なめにしてください。この写真はちょっと入れすぎた感じです^^;これにはワインビネガーの酸味がすごく合うんですよね~、美味しかった!そろそろお店に春野菜が並ぶ頃かと楽しみにしていますが、今年は雪も雨も多いのでまだ高値ですね。今日の全体メニューはこんな、サラダに最近出てきたサラダオニオンを使いました。 メインはイベリコ豚をちょこっと。バターで香ばしく焼いたりんごと、もやしとにらの炒め物を添えました。 サラダはサラダオニオンをどっさりと、ルッコラとスモークサーモンです。レモンをギューッと絞ると美味しい 今日はバレンタインデーですが、横浜はかなりあいにくなお天気美味しいチョコケーキ買いに行こうと思ってたのにな~・・・。私雨で寒いとやる気が激落するんです- -;寒い季節の雨は嫌い。うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.02.13
今日はこれから日産スタジアムへ行ってきます。なので手短にレシピのご紹介!先日別記事にと言っていたこのパスタ↓これまたとっても美味しかったんですよね~ ◆カンパーニア風、黒オリーブとケッパーの「食べる」フェットチーネ本来はこれは「フェットゥッチェ」というフェットチーネよりもさらに幅の広い平打ちパスタで作るメニューです。カンパーニア州、ナポリ近辺でよく使われるパスタなんですって。食べてみたいですが買うのも作るのも大変なので、フェットチーネで代用して作ってみました。これを作ろう!と思ったのは、フェットゥッチェの特徴が「小麦粉の風味や歯ごたえが強く、パスタを食べる実感がある」と雑誌で読んで、その特徴を生かしたメニューならきっと美味しいに違いない!と思ったから。我が家も噛みしめ系の小麦メニューが大好き!、ナポリのピッツァって分厚くて「小麦を食べる」感が強いですが、パスタもやはりそうなんですね。 ご覧の通り、とてもシンプルな見た目。主な具はブラックオリーブとケッパー、イタリアンパセリだけです。味付けはパスタを茹でる際の塩と仕上げに使うパルミジャーノとペコリーノのみ!いかにもシンプルでおいしそうでしょう?でも、実は目に見えない隠し味が使われています。それは「くるみのペースト」。南イタリアの料理では時々レシピに登場するので、一度買うか作るかしてみたいと思っているのですが、この日は代用品を使いました。想像がつく方も多いかもしれませんが、それは「練りごま」(笑)今我が家にあるのはパンにも塗れる、ちょっと柔らかめで軽く甘みがついているものですが、この甘さもマッチするんじゃないかなーと思って使ってみました。大正解言われなければわからない程度に加えたこのごまペーストが、まろやかさをすごく出してくれたんですよね~。甘みも、ブラックオリーブやケッパーの尖った感じをうまーく丸めてくれて、結果的にとても食べやすく美味しいパスタになりました。もちろんダンナさんにも大好評、「フェットチーネ美味しいね~、食べやすいし」と大喜びでした。最近、先日ご紹介したシンプルなムール貝のパスタを「おいしい!」と仰って下さる方が多いので(「レシピブログ」をご覧の皆さん、ありがとうございます時間がなくて足あとやコメントを残せていませんが、とても嬉しいです!)、あれがお好きな方ならこれも美味しいと思ってくださると思います。シンプルな材料でフェットチーネを「食べる」パスタ、是非お試しください≪カンパーニア風、黒オリーブとケッパーの「食べる」フェットチーネ≫レシピ:2人分1) 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら粗塩(1リットルに対して大さじ1ぐらい)を加えてフェットチーネ120~150gを茹でる。袋の表示よりも若干長めに茹でてください。2) EVオリーブオイル大さじ1と切り目を入れたにんにく1かけをフライパンで弱火にかけ、ゆっくり香りを出してから種を抜いたブラックオリーブ8~10粒(大きさに合わせて調整)、ケッパー大さじ1(塩漬けのは軽く塩を抜いてください)とパスタの茹で汁おたま1杯程度を加え、オリーブとケッパーの味を出す。3) 茹で上がったフェットチーネをざるにとって軽く水気を切って2)のフライパンに加え、くるみペースト(今回は白ごまペーストで代用)小さじ2、おろしたパルミジャーノチーズとペコリーノチーズ各大さじ1程度(どちらかでもいいです)を加えてよく和える。4) 仕上げにEVオリーブオイルをまわしかけ、刻んだイタリアンパセリとペコリーノを振ってできあがり!★今回使ったのはディチェコのフェットチーネ、厚めなのでアルデンテよりも長めに茹でた方が食べやすく、茹ですぎてもダレません。使うメーカーによってはアルデンテの方が良いかも知れないので、お好みで調整してください。厚めのパスタの方がこれには合うと思います。★ペコリーノがなければパルミジャーノだけでも美味しくできますが、あるとより美味しいです。ソースに凝ったパスタも美味しいですが、時々「小麦をもりもり食べたい!」欲求にかられて作るこの手のパスタ、私は大好きです簡単にできるので是非つくってみてくださいね!今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします
2012.01.21
高いので、普段は安くて味が似ている「パーナ貝」で代用することの多いムール貝。先日買ったクリスマス用食材セットに入っていたので、何に使おうか考えていました。ムール貝のシンプルな食べ方と言えばベルギー風に白ワインで蒸すのが有名(⇒前に作ったのはこんな)ですが、折角の美味しいムール貝のだしをシンプルにパスタに吸わせたのを食べたくて、ベルギー同様ムール貝をよく食べる南イタリアの靴のかかと・プーリア風のパスタにしてみました。◆プーリア風ムール貝のシンプルなパスタ(パスタ・アッラ・コッツェ) あさりで言うなら「ボンゴレ・ビヤンコ」とほぼ同じ作り方、にんにくとイタリアンパセリを炒めたところにムール貝を入れて白ワイン蒸しにしただけのシンプルな一品。でもすっごく美味しい! 今日のポイントは3点。 ★パスタは少しソースで煮て味を吸わせる ★食べる際に黒コショウをたっぷりかける ★美味しいオリーブオイルを仕上げに使う今日のパスタは「リングイーネ・ピッコレ(細いリングイーネ)」を使いました。現地では穴の開いていないスパゲッティーニを使って作るようですが、味を吸わせると同時にツルッとした食感のパスタを合わせたくてこの選択。普通のリングイーネでもいいですが、細いピッコレの方がより「ツルッと」感が出、オイルの絡みも良い気がします。固めに茹でたパスタをソースに入れて煮ること数分、ディチェコのパスタはそれぐらいしても全然のびず、ソースもオイルもよく絡んで美味しく仕上がります。ダンナさんの評価は「このパスタ、エロい(口に入れた時の食感とオイルの絡み加減をそう表現したらしい)」ボンゴレの場合辛みは唐辛子でつけますが、ムール貝に唐辛子は合わないんですよね。だからソースを作る際には唐辛子を使わず、食べる際に黒こしょうで味を引き締めます。これがウマイ!そしてシンプルなパスタなので、美味しいオイルを使うとぐぐっと味が引き立ちます。作る際にイメージしたのは、ちょっとピリッとするようなコクのあるオイル。そのイメージにぴったりなのがこちら↓ 「バルベラ・フラントイア」というシチリア産のオイル、実はこれを教えてもらったのは、ビオワインをいろいろ飲ませてくれる都内の素敵なイタリアンのお店。昨年の結婚記念日に行ったお店、シンプルな魚のスープや塩味のパスタの仕上げに使われているオイルがとても香りがよくて美味しいので「オイル美味しいー」と言っていたら、会話を聞きつけたお店の方が「これなんですよ」とこっそりテーブルまで持ってきてくださったのです。素敵だ!輸入食材を扱っているお店では比較的簡単に買え、東京・横浜では2千円前後のところが多いですが楽天でもっと安いお店があってつい最近買ったばかり。ここぞとばかりに仕上げにつかってみたら、ぴったりーバルベラの特徴は爽やかなハーブやみたいな香りと、ちょっぴり舌をさすスパイシーな風味。これがこういうシンプルなパスタにはぴったりはまります。上質のシンプルなパンにつけても美味しく、オレンジのような香りにも合うので、やはり南イタリアっぽい食材やお料理に向く気がします。ちょっと贅沢かなと思いましたが買ってよかったムール貝、時々国産のが安く買える時もあります。小さめのでもしっかり味が出ますので、お買い得品を見つけたら是非つくってみてくださいね!≪プーリア風シンプルなムール貝のパスタ「パスタ・アッラ・コッツェ」≫レシピ:2人分1) にんにく1かけとイタリアンパセリ適量をみじん切りにする。ムール貝(小さめなら10~12粒ぐらい、大きめなら7~8粒)は洗い、ひげが目立つ場合は取っておく。2) 大鍋にお湯をわかし、沸騰してから粗塩(1リットルに対して大さじ1くらい)を入れてパスタ120~150gをやや固めに茹でる。普通の太さのスパゲッティーニ(1.8mmぐらい)かリングイーネ等、ツルッとした食感のパスタが合うと思います。3) 茹でている間にソースを用意。フライパンにオリーブオイル大さじ1を敷いて1)のにんにく全部とパセリの半分を炒め、色がついて香りがしてきたらムール貝を入れて白ワイン50cc程度を注いで強めの中火で熱し、アルコールを飛ばしつつ殻を開かせる。殻が半分くらい開いたら蓋をして火を弱め、全部の殻が開いた状態で少し煮詰める。4) パスタが茹で上がったら、茹で汁おたま1杯程度を3)のソースに加え、ざるにあけてお湯を切ったパスタも投入。全体を混ぜて2~3分、汁けがなくなるまで弱火でソースをパスタに吸わせる。5) 仕上げに生食用のオリーブオイル大さじ1程度をたらして混ぜ、皿に盛って残りのパセリを散らして出来上がり!黒コショウを振って召し上がれ★貝のだしは、味見をして適度に煮詰めてからパスタの茹で汁を入れるようにしてください。貝の味をしっかり決めてから希釈すると美味しくできますよ!いやー美味しかったな~質素な材料で手間をかけて作ったソースも美味しいですが、いい材料が手に入った時はこういうシンプルな作り方がいちばん!貝の旨味を存分に味わうことができました。この日のブランチ全体はこんな↓ パスタがシンプルなので、その他のメニューも野菜中心で味を消し合わないようにしました。どれも美味しくできたんですよね~これらの作り方はまた別途!寒い季節なのでグラタン系の焼き料理が美味しく感じます。うーん今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.01.09
という訳で、昨日の続き。今日はこちらです。 一見「何?」という感じですが、リゾットです。◆押し麦を使ったカニとマッシュルームのリゾット押し麦を使ったリゾットは以前も作ったことがありましたが、今日はちょっと豪華にお歳暮で頂いたカニ缶を使ってみました。カニのだしの風味なら、若干個性の強い押し麦ともばっちりマッチします。さらにキノコで食感と風味をプラスした、実は割と贅沢な一品。 たまたま家にあるのが押し麦(お菓子にも使えるので)なのでこの状態で使っていますが、本来イタリア料理では「オルゾ」と呼ばれる大麦を使って作ります。特に北イタリアのお料理が得意なお店で時々見かけますね。で。今回のポイント、具だけではありません。★押し麦を軽く茹でた後、鶏ガラスープで炊いて下味をつける★仕上げにバターをちょっぴり落とすのが二大ポイント!これでぐぐぐっと美味しくなるのです~北イタリアは他の地域に比べ、バターや乳製品を多めに使うのが特徴ですが(東欧やフランスに近い感じ)、ここでもやっぱりバターが効いてきます。麦の風味にはバターがぴったりなんですよね。オリーブオイルも悪くないですが、バターをほんのちょっと落としただけでびっくりするほど香りが豊かになり、美味しくなります。それと下茹でしただけではまだ若干強いかな??という風味も、鶏ガラスープ(たぶん本当は「ブロード」)でちょっと炊くとそれだけ食べても美味しい状態に。プリッ、もちっとした独特の食感がクセになります。手間はさしてかからないのにすごく美味しくできたので私も満足ですが、ダンナさんも「これ美味しいねー」と大喜び。パクパクいっぱい食べてくれました。押し麦は保存も長く効くのであると便利な食材です。ちょっと目先の変わったリゾット、是非お試しあれ≪プリッとした食感がクセになる!押し麦を使ったカニとマッシュルームのリゾット≫レシピ;約2人分1) 押し麦60~80gは軽く水洗いし、さっと茹でた後、ひたひたよりちょっと多めの分量の鶏ガラスープ(薄めでいいです)で炊く。ごはんと同じように、煮立った後は弱火で蓋をして炊く感じです。5~7分ぐらいで炊けます。2) カニ缶2/3缶程度は粗くほぐし、マッシュルーム5~6個は半分は縦4つ割、残りは千切りにする。にんにく1かけは粗みじん切りに。3) フライパンにオリーブオイル少々とにんにくを熱し、香りが出てきたら千切りのマッシュルームを炒め、しんなりしたら4つ割の方とカニ缶(汁ごと)を加えてざっと混ぜる。火を止めた後、バターちょっぴりとイタリアンパセリのみじん切りを加える。4) 1)を器に盛り、上から3)をかけてできあがり!★きのこはしめじを使っても美味しいと思います。カニはもちろん生のでも!麦って食物繊維が豊富なので、整腸作用もあるんですよね。この季節、食べたり飲んだりの機会が多いので胃腸がお疲れになりがち。そういう時にも麦って身体に効くな~と思います。うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした&いってきまーす! ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.12.20
先週1週間はほぼサッカー漬け、今週も広島・熊本の記事を書き続けて気がついたらもう金曜日!明日は試合じゃないですか^^;ぽっかり間に挟まった今日、お料理にしようかグルメ記事にしようか迷いましたがやはりごはんの話にします。これは先週水曜日の祝日の晩ごはん。 相模原でスタグルを食べた後なので、野菜をいっぱい食べたくなってこんなメニューになりました。あとダンナさんが「パスタ(T0T)」と泣くのでパスタもね(笑)メインは塩ダラを使った煮込み。タラ料理はポルトガルがお馴染みですが、もちろんイタリアでも広く使われている食材。今日はイタリアンなのでイタリア風の田舎煮です。作り方は別途ご紹介。黒オリーブがイタリアっぽいですね。◆鱈とじゃがいものカンパーニア風田舎煮 もう一品は秋になってどんどん美味しくなっている茄子。立派な長茄子が安かったのでこれは!と思って長いままラザニア風のグラタンにしました。◆長茄子のラザニア風グラタン いやー、これ作り方は大したことないですが、茄子が美味しい季節なので文句なしに美味しかったです。夢中で食べちゃう美味しさ。作り方を簡単に書いておくと、最初にミートソース(ボロネーゼ)を作っておきます。これは作り置きも冷凍もできるので、多めに作って小分け保存しておくといろんな料理に使えて便利。玉ねぎ半分、にんじん1/3本、にんにく1かけを粗みじん切りにしてオリーブオイル少々で炒め、玉ねぎの色が変わってにんじんが多少柔らかくなったら牛または合いびき肉80gを加えてほぐしながら炒め、赤ワイン少々を加えて肉の臭みとアルコール分を飛ばします。さらにホールトマト1/3缶程度をつぶしながら加え、少しぐつぐつさせて水分と缶くささを飛ばしてからローリエ1枚を加えて蓋をし、10分程度煮込めばOK。味付けは塩・コショウとお好みでナツメグ少々。長茄子2本はヘタを取って7mmぐらいの厚さに縦に長いままスライスし、表面にオリーブオイルを塗りつけて(でないと限りなく吸うので)フライパンで両面を焼いた後蓋をし5分ほどて蒸し焼きに。耐熱容器に下から隙間なく広げた茄子→ソース→茄子→ソースの順に重ね、上から牛乳50cc程度を注ぎ回し(焦げ付き防止)、たっぷりのとろけるチーズ(あればゴーダチーズだとより美味しいです)をかけてオーブンで焦げ目がつくまで15分ほど焼けばできあがり! 「ラザニア風」とは言いつつも、茄子を薄くし過ぎず、食感を残すのがポイント。ここから茄子の旨味がジュワーとしみだすのですチーズは上だけでなく、間にも挟むとより濃厚な仕上がりに。その辺りはお好みで工夫してみてください。で、今日のオススメがこちら。◆カンパーニア風カリフラワーのパスタ 鱈の煮込みと同様、カンパーニャ州の特産・カリフラワーを使ったパスタ。「パスタ」とは言いつつも、「ミネストラ・アッシュッタ」という「汁気のないスープ」という呼び方をするようです。それもそのはず、これカリフラワーをかなり大量に使ってクッタクタに煮込み、ソースのように使っているのです。だから色合いは地味ですが味わいは深みがあってとても美味しい カリフラワーはあらかじめパンチェッタや塩漬にした豚の脂の旨味を吸わせてあります。だから塩は薄いですが味自体はしっかりしていて、いろんな形のパスタとの食感の組み合わせも面白い。パスタが汁気を吸うので見た目地味なんですけどね^^;、すごく美味しいしカリフラワーをいっぱい食べられます。カリフラワーは冬が旬で美味しくなるので、これからの季節、是非お試しください≪肉の旨味を吸ったカリフラワーがソース状に!「カンパーニア風カリフラワーのパスタ」≫レシピ:2人分1) カリフラワー1/2個(大きければ1/3個分くらい)は適当に小房に分ける。にんにく1かけは細かく切り目を入れて包丁の腹でつぶす。パンチェッタ(なければベーコン・ハム等塩漬けの豚肉)30g程度は細かく刻む。脂の部分があると尚良いです。私は自家製の干し肉を使用しています。2) フライパンにパンチェッタ、にんにく、種を抜いた赤唐辛子1本を入れて弱火でじわじわ加熱し、肉から脂が出たら洗ったカリフラワーを水切りせずに加えて蓋をし、蒸し煮にする。カリフラワーからも水分が出ますが、途中で足りなくなったら少し水を足してクタクタに煮込んでください。3) 好みのパスタ合わせて80~100g程度は長いものは適当に折り、2)のカリフラワーにお湯と塩少々を足して沸かして茹でる。パスタが茹で上がった際に汁気が殆どなくなる程度の水分量が適量です。4) パスタがアルデンテになったら火を止め、お皿に盛ってイタリアンパセリを振ってできあがり!★お肉の旨味をカリフラワーに吸わせるのがポイントなので、パンチェッタやハム等はできるだけ自然な美味しいものを使ってください。塩がいいものだと美味しくできます。そろそろ寒くなって干し肉を仕込めるぐらいになってきた師走の首都圏。煮込み料理も美味しく感じられるようになるので、作りたい料理が変わってきます。明日でとうとう今季のJリーグも終了。オフシーズンもストーブリーグや高校サッカー等楽しみはいろいろであっという間ですが、お料理にも本腰を入れたいと思います。うん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.12.01
今週はミッドウイークに試合がないのでなかなかサッカーブログらしくなりませんが(当ブログはJリーグを始めとするサッカーおよびサッカー周辺のお楽しみ&食ブログです!)最近つくったごはんの話題を。お寿司屋さんで貝ばかり握ってもらう的に貝が好きな訳ではない私ですが、時々無性に「貝食べたい」病に陥ります。どちらかと言うと生のよりも加熱した貝が好き。焼かれた殻の香ばしさと締まった身の食感、しみ出す貝汁がたまらない!貝のだしの汁ものも好きという感じで貝食べたいモードの時に作ったパスタがこちら。 ◆いろんな貝と海老で作ったペスカトーレ海鮮のトマトソースパスタ「ペスカトーレ」は通常イカ、海老、ムール貝を中心に好みで複数の種類の海鮮を組み合わせて作りますが、この日はムール貝、あさり、牡蠣、海老で作りました。貝食べたい病だけあって、スーパーで目についた牡蠣とあさりを両方買って来ちゃったんですよね^^;別々に調理しようかとも考えましたが、贅沢に両方パスタに入れてみました。結果、もちろんウマーイ ペスカトーレはトマトベースではありますが、あくまでトマトは引き立て役で、入れすぎないのがコツ。だしの出る貝をいろいろ入れた分、旨味がソースにも麺にもギューッとしみわたってとても美味しくできました。海老のプリッとした食感もいいアクセント。もちろん、海老なしで貝のみで作っても美味しいと思います。ただ、ここにイカやお魚を入れると味が喧嘩してやり過ぎになってしまうので、あくまでストイックに貝と、その風味を邪魔しない海老というセレクトは正解。貝も、この3種類は風味的に相性がよいのでOKですが(はまぐりもいいですね)、しじみや北寄貝等、味の個性が強すぎるものはパスタには向かない気がします。優しい味の種類をとりあわせて作ってみてください≪いろんな貝と海老で作ったペスカトーレ≫レシピ:2人分1) あさりは1時間ほど塩水につけて砂を吐かせた後、ざるにとり濡れふきんか濡らしたキッチンペーパーをふんわりかぶせて冷蔵庫へ(余計な水も吐き出すので旨味が凝縮します)。ムール貝は軽く洗い、牡蠣もやさしく洗って水気をキッチンペーパーでふきとり、加熱の直前に軽く小麦粉をまぶす。海老は解凍し、殻や背ワタがあるものは取り、大きければ食べやすい大きさにカットする。海鮮はいずれもお好みの量だけ入れてください。2) 深めのフライパンに切り込みを入れて包丁のおなかでつぶしたにんにく1かけと種を抜いた赤唐辛子1本、オリーブオイル大さじ1をじわじわ熱し、にんにくが淡く色づいたら唐辛子を除き、まず牡蠣を入れて両面に焼き目をつけ、いったん取り出しておく。3) 2)にあさりとムール貝を入れて火を少し強め、白ワイン30cc程度を振り入れてアルコールを飛ばし、蓋をし、ゆすりながら加熱。全体の2/3くらい殻が開いたら蓋を取り、まだ開いていない貝を裏返して開きやすいようにしながら貝汁を凝縮させる。水分量が半分くらいになったら海老とホールトマト1/3缶をつぶしながら加え、トマトの缶くささも飛ばすため軽く煮詰め、2)の牡蠣を戻し入れる。これでほぼソースは完成。水分が足りなければ、4)のパスタの茹で汁を多めに加えれば大丈夫です。4) たっぷり沸騰させたお湯に粗塩大さじ1程度を加えて(お湯1リットルに対して塩大さじ1程度)ロングパスタを茹で(今回はディチェコのリングイーネを使用)、茹で上がったらパスタはざるにとり、茹で汁おたま1~1.5杯程度を3)のソースパンに加える。5) 茹で汁を加えたソースにパスタを加え、全体を混ぜながら2~3分加熱してソースをパスタになじませる。仕上げにオリーブオイルをまわしかけ、好みでイタリアンパセリを散らしてできあがり!★敢えて「塩を加える」工程を入れていませんが、貝からもパスタの茹で汁からも塩気が出るので、できあがったソースの味をみてから必要に応じ調整してください。★パスタはリングイーネ以外なら太めのもちもちタイプか、平たいタイプがよく合います。パスタも秋冬にかけて比較的濃いソースのものが美味しく感じられますが、海鮮はオールシーズン美味しい!お店にある美味しそうな具材で作ってみてくださいね!今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.11.11
先週末、NACKから帰った後の晩ごはんはこんなでした。 デーゲームの時期は帰宅後に晩ごはんを作らないといけないので、出かける前にある程度仕込みを済ませて行くことが多いです。この日も豆料理は朝に作って味を染ませ、チキンの下味をつけてから出かけたので、帰宅から入浴を含めても1時間ちょっとでごはんができました。豆料理はこちら。以前作り方をご紹介している大きないんげん豆のギリシャ風トマト煮込み「ギガンテス」。 ギリシャで買った豆を消費しきった後は国産の豆を使っています。今日のは群馬産だったかな?今日はオーブンで焼く前にル・クルーゼで煮込みました(そこまでが朝の工程、帰った後はオーブンで温め、水分を少し飛ばしただけ)。人参がいっぱいあったので玉ねぎと一緒に多めに入れましたが、甘みと柔らかさが出て美味しかった。はちみつ・唐辛子を両方使うことで味に複雑味がでて美味しい煮込みです。 どうしても食べたくて最初から決めていたパスタがこちら。 ◆2種のゴルゴンゾーラのリガトーニ秋冬になるとゴルゴンゾーラの濃い味が食べたくなります。先日チーズをまとめ買いした際、ゴルゴンゾーラは「ドルチェ」と「ピカンテ」の2種類購入。両方を合わせて使いました。塩気が強く、その分旨味も深いピカンテを6、クリーミーで甘さのあるドルチェを4ぐらいの割合で合わせるとちょうどいい感じ。チーズだけだと濃すぎるのと固まりやすいので、牛乳と生クリームで少々伸ばしておき、茹でたてのリガトーニに絡めました。パスタは筋のあるタイプがよく絡んで美味しい。ペンネが一般的ですが、今日はかなり濃いめに作ったのでより太いリガトーニを合わせました。≪2種のゴルゴンゾーラのリガトーニ≫レシピ:2人分1) お鍋にお湯をたっぷり沸かし、沸騰したら1リットルにつき塩大さじ1程度を加え、リガトーニ(またはペンネでも)100~120gを茹でる。ゆで時間は袋の表示程度でOK。2) 茹でている間にソースの準備。ゴルゴンゾーラピカンテ40g強、ゴルゴンゾーラドルチェ30g弱は適当にざっくり刻み(あまり細かくなくていいです。まな板に匂いがつかないよう、ラップの上で切るといいかも)、深めのフライパンに入れて弱めの中火で木べらで混ぜながら溶かし、牛乳・生クリーム各30cc~50ccを使ってのばす(私は牛乳を多めに、クリームはコーヒークリームのポーションを使っています)。それでも濃すぎて固いようなら、パスタの茹で汁少々を加えてもよいです。3) 茹で上がったパスタをざるにあけて水気を軽く切り、2)のフライパンに入れてソースとよくからめたらできあがり!★ゴルゴンゾーラはドルチェなしのピカンテだけで作ってもOKです。この場合、クリーミーさや塩気が変わってくるので、チーズや生クリームの量を調整してください。★食べる際に黒コショウを振るレシピもありますが、今回はピカンテがかなり美味しい良質なものだったので、チーズ以外の味付けが不要でした。お好みでどうぞ。レモンを絞るのもアリかなと思います。うーんウマかったもちろん、お皿についたチーズはパンでピカピカになるくらい拭って食べる我々です。「チーズ食べたい!」欲を存分に満たしてくれる贅沢な一品。ワインはゴルゴンゾーラに合わせるなら甘めの白とも言われますが、私は渋めの赤を合わせる方が好きなので、チリ産のシラーを合わせました。シラーにもスパイスっぽい味があるので、相性はバッチリお互いの味を深め合ってくれます。チキンは簡単で美味しかったので、レシピは別にアップします。お楽しみに!さてさて今週末は天皇杯2回戦。今のところ2回戦は3試合観たいと思っていますが(10/8のフリエVS松本山雅、10/10の大宮VS福岡大学、10/12のマリノスVSカマタマーレ讃岐)、その次の3回戦!どうしよう!!最近、遠征したーい!欲がすごく高まっており、それを満たすため10/5のナビスコ日帰り弾丸遠征を考えていたのですが大宮はあえなく敗退。マリノスを観にカシマというのも気が進まず、次なる候補として揚がったのがこの天皇杯3回戦、11/16です。先にもこの日程について書きましたが、うーんやっぱりアウスタ行きたい。清水も最近観ていないし(ユングベリ見たいし)アウスタのグルメも食べたい。パルさんズも観たい(天皇杯だから出ないかも知れないけど)。諸々の事情から他に挙げたカードへの興味が薄れつつあるせいもあって(おい)、平日日帰りでアウスタへ行く方法を真剣に調べてしまいました。どうにか在来線で帰れなくもなさそうなんですよね(かなりリスキーなので新幹線使いそうだけど)。しかし、アウスタ行きの有無を決めるのは、2回戦の結果次第(-_☆)10/10(祝)13時キックオフのガイナーレ鳥取VSロアッソ熊本、これで熊本が勝てば、私3回戦でアウスタ行きます!しかも熊本寄りの席で熊本を応援します!鳥取が勝ったら…直前まで悩もうかな^^;リーグ戦では熊本が勝っているので、今回も勝ってくれることを祈ります。そしてできたら…せっかくだからロアッソ君も来てくれないかなあ…(昨年私、鹿島にロアッソ君(小)連れてったんですよ)。あぁ週末が楽しみ!今日もごちそうさまでした! ↑ ↑ ↑ ランキングに参加しています。本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.10.04
さてさて昨日のエントリの続き。南イタリア風のパスタのお話です。 パッと見で目に付くのはブロッコリーの緑、トマトの赤、そしてレーズンの紫かと思います。あと白っぽいのがカリフラワーとわかるかな??ですがこれ、他にも秘密がいろいろ隠されているとても美味しいパスタなのです!↓もうちょっと寄ってみましょう。 この写真からだと、刻み玉ねぎと、よーく見ればアンチョビの断片もわかるかな?(ちょっと無理があるか^^;)あとは松の実、それに風味づけでサフランがごく微量入っています。それがこのパスタの材料のすべて。こう書くと、お料理や食に詳しい方ならなんとなーく味の想像がつくかも知れません。私もイタリアで買った本から見つけて興味がわいて作ってみましたが、しかし!想像以上に美味しかったこのパスタのポイントは、「ブロッコリーとカリフラワーを両方使うこと」だと思います。ブロッコリーを使ったパスタは我が家でもよく作りますが、カリフラワーと同時に使うのは初めて。ブロッコリーだけだとほっくりするけれどちょっと青っぽくなり過ぎ、カリフラワーだけだとほろほろと崩れやすく甘いのを、両方が程よく引き締め、補い合ってとても美味しい。殊にカリフラワーはサフランやアンチョビの風味をよく吸ってとても美味しくなります。私はダンナさんに「(今日のごはんの)『今日イチ』は何?」と外食・家ごはんを問わずしばしば尋ねますが、今日のブランチでは「一口目のインパクトではパプリカ、だけど食べていてじわじわ美味しくなるのはパスタ。どっちも一番だな~」とのことそう、このパスタ、主役と呼べる材料がないんですよね。ブロッコリーは主に食感、カリフラワーは味を吸うスポンジ役で、後はサフラン・松の実・レーズン・アンチョビと重層的に味を出してくれる食材が重ねられています。食べているうちにそれぞれの風味が広がり、だんだんじわじわと美味しく感じられる大人のパスタです。「パクパク」勢いよく行くのではなく、ワイン片手にじっくり味わってほしい一品。美味しいです!≪「南伊風、ブロッコリーとカリフラワーのサフラン風味パスタ」≫レシピ:2人分1) ブロッコリーとカリフラワー各1/2個は小房にほぐし、大きめの鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩を入れて3分茹でる。茹で上がったらざるにとり、引き続きこのお湯でショートパスタ(今回はペンネ使用)80~120gをアルデンテに茹でる。2) 玉ねぎ1/2個は粗みじんに刻む。アンチョビ2尾もみじん切り、レーズンひとつかみはお湯で柔らかくしておく。サフラン3~4本はお湯大さじ1に入れて色と香りを出し、サフラン水を作っておく。3) 深めのフライパンにオリーブオイル大さじ半分を温め、2)の玉ねぎを炒め、色が変わったら松の実を加えて更に炒め、松の実が香ばしく色づいたらアンチョビ、1)のブロッコリーとカリフラワー、つぶしたホールトマト1/4缶(入れすぎないよう注意)、レーズン、サフランをお湯ごと加えてざっくりと混ぜ、2~3分ぐつぐつさせてからパスタの茹で汁おたま1~2杯を加えて蓋をし、3分程度煮る。味をみて足りなければ塩・コショウで調味。4) 茹で上がったパスタをざるにとり、水気を切って3)のフライパンに入れ、全体をよく絡めて弱火で1~2分、余計な水分が飛ぶまで加熱してできあがり!★レーズンは入れなくても良いと元のレシピにはありました。入れなくても美味しくできますが(その方が万人受けはするかも)、個人的には入れた方が美味しいと思います。★トマトとアンチョビは入れすぎないよう気を付けてください。ほんのり効く程度が美味しいです。パスタにレーズンやナッツを使うのは南イタリア~シチリアでよくある手法。魚との相性が良いのでアンチョビの風味とはとてもよく合います。よーく冷やした白ワインに合わせてどうぞ!この日のデザートはこちら。 前にも市販の果物ゼリーを使ったデザートを作りましたが、今日も冷蔵庫にあった大きめのゼリーを崩し、中袋から出したグレープフルーツと混ぜて盛りました。ソーダ水やミントを加えればより本格的にフルーツポンチっぽく、あるいはイタリアのデザート「マチェドニア」っぽくなるかなと思いますが、ありあわせです^^;でも美味しかった。スーパーやコンビニで見かける大きな果物ゼリーって一個食べるの多いな~と思うこともありますが、こうしてデザートに使うとちょうどいいですね。価格もお手頃だし、おすすめです。今週は、最近プロジェクトが変わったダンナさんが連日深夜~早朝帰りだったので、週末はできるだけちゃんとお料理して栄養補給させてあげたいと思います(土曜の夜は私NACKなんですが…^^;)。何を作るか思案中暑いからポルトガルやギリシャあたりでさっぱり行きたいところです。うん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.08.18
イタリアの男性はパスタが大好き、というのはよく聞く話ですが、どんなに遅く帰っても「1日1回はパスタを食べないと眠れないよ!」と奥さままたは恋人に駄々をこね、夜な夜なパスタを茹でる女性も珍しくない・・・というのを本で読みました。ここ2日、熱で食欲も落ち、普段からすればかなり味気ない食事をしていた私(そうめん+叩き梅+きゅうりとか、ごはん+冷奴+たらことか)。それを読んだら無性~にパスタが食べたくなり、そろそろ帰る時間のダンナさんにメールしたところ「あと5分で着くよ」とのこと。という訳で「夜な夜な」パスタを茹でてみました↓ 駄々をこねるイタリア人男性が食べたがったパスタとしてイメージされたのはトマトのパスタ。それもごくごくシンプルなものなんだろうな~と思っていて食べたくなったのがこれでした。 ◆スパゲティ・ボモドーロ「サルサ・ボモドーロ」はトマトソースのこと。にんにく+玉ねぎ+トマトで作る基本のソースをパスタに絡めただけの、最もシンプルなパスタの1つと言えます。が、先日あるお店で食べたボモドーロがとても美味しかった!トマトはまろやか、ベースの玉ねぎの甘さが優しく舌に残る感じですごく美味しかったんですよね~。なので真似しようと思い作ってみたのですが、何せ普段ここまでシンプルなパスタは滅多に作らないのと、今使っているホールトマトは酸味が少なめなタイプなので、普段の感覚で煮込んでも味が丸くならず、自分的には若干物足りない・・・^^;もっといっぱい玉ねぎを使って、じっくり炒めればよかったのかな??とは言えこれはこれで十分美味しいので、「やっぱりパスタはうまいよね~」と喜ぶダンナさんと共に美味しく平らげました。今日の分量は、玉ねぎ1/4個(みじん切りにしてよく炒める)、にんにく1/2かけ(すりおろして炒めた玉ねぎに加える)、ホールトマト1/2缶(玉ねぎとにんにくにつぶしながら加え、ぐつぐつ煮込む)、塩とオレガノ少々。オレガノでなくローリエを使った方が、イメージしていた味に近かったかな??と思います。それと、パスタを茹でている途中で茹で汁を加えることも、まろやかさのポイントです。後は仕上げにパルメザンをたっぷり!正式なレシピは、また今度より美味しく「決定版」が仕上がったらアップしようと思います。そしてトマトソースを作っていたら食べたくなったのが茄子。 それも、薄めにスライスしてオリーブオイルをしっかりしみこませて焼いたのが食べたい!という明確なイメージがあったので、長茄子を斜めに5mm厚さにスライスし、瓶詰の野菜のオイル漬けのオイル(オイルにオリーブの風味がしみて美味しかったので、食べた後もとっておきました)で焼き、塩・コショウをしっかりまぶして皮目からこんがり焼き、バジルを振った鶏肉を添えました。下に敷いたのはイタリアンハーブミックス。サラダの代わりです。2日寝込んだらびっくりするほど体力が落ちたので、これだけ作るので精一杯。けど食べなきゃ体力も戻らない!ので、また頑張って食べて少しずつ戻していこうと思います。明後日はNACKだし!うん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.07.07
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