ふみやんが生まれたときには、出産はこれ一回でいい、もうこんな痛い想いはしたくない~、って思ったのだったが、、、いつのまにか痛みは忘れてしまっていた。
ふたりめをどうするか、ってことはまったく考えていなかったのだが、ふみやんが1歳になった頃からまわりのお友だちがだんだんふたりめを妊娠するようになってきて、ふたりめをどうしようか?ということを考えるようになった。
う~ん、ふみやんにきょうだいがいたらいいな、とは思うけれど、体力的にはあまり自信がないなぁ~。まだまだ考えられないなぁ~と、その頃はあまり真剣に考えてはいなかった。できたらできたでそれはそれでいいし、、、と自然にまかせてはいたのだった。
ふみやんが1歳半頃、水ぼうそうにかかった。そのとき私が水ぼうそうになっていないかもということで急きょ予防接種を受けることになった。予防接種を受けると3ヶ月は妊娠してはいけない、と言われ、それがきっかけで改めてふたりめのことを考えるようになった。きょうだいは2学年違いがいいなと思っていたのだが、予防接種のことでそれがむずかしくなってしまった。とは言えチャンスがまったくなかったわけではなかったのだが・・・。
2学年違いでふたりめが生まれるチャンスは2回しかなかった。でも、あっさりと生理が来てしまい、2学年違いのきょうだいは実現できなかったのだ。
そんなわけでいったんはあきらめようと思った。けれど、年の差とか関係なくふたりめがほしいという想いがますます強くなっていったのだった。