低インシュリンダイエット（痩せる仕組み）

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～低インシュリンダイエット（痩せる仕組み）～

私が健康的なダイエットに目覚めてからエアロバイクやウォーキングという有酸素運動中心のダイエット法を実践していましたが、子供がいると、どうしてもエアロバイクは途中何度も中断せざるを得なくなるし、ベビーカーウォーキングも月齢の低い赤ちゃんを連れてでは長時間は無理という問題が出来てきました

3人目の出産後の体型戻しでどんなダイエット法を実践していくかで悩んでいた私がこれだ！と飛びついてしまったのではテレビ「特命リサーチ」で紹介されていた低インシュリンダイエットでした
この方法は私のポリシーである健康的でなおかつお金のかからない方法、無理なくストレスが溜まらずに出来そうな方法という全てをクリアした方法のように思いました

低インシュリンダイエットの考え方は従来までのダイエットの考え方である摂取カロリーより消費カロリーを増やすというダイエット法とは少し異なります
インシュリンの分泌量を低く保つ低インシュリンダイエットは人間がどのようなメカニズムで体脂肪を蓄積させるかを科学的に分析し、食事内容で体脂肪をむやみに蓄積させない体にしていくという方法です

体脂肪が増えるのは脂肪の合成量が分解される量を上回っている為におこります
このバランスを握る鍵が膵臓から分泌されるホルモン「インシュリン」です
体脂肪の主な原料は食事で取り込まれる炭水化物（糖質）で小腸でブドウ糖に分解され血液中の血糖値（ブドウ糖）を急激に増やします
こうして血糖値が上がると血糖値を抑える役目のインシュリンが多く分泌されます
インシュリンは血液中の血糖を捕まえてまず筋肉や肝臓にエネルギーを蓄えようとします
それで余った分の血糖は脂肪細胞に取り込まれ体脂肪として蓄積されてしまうのです
同時にインシュリンは脂肪細胞の中で脂肪の分解代謝を抑えるというやっかいな働きもしてしまうのです
血糖はインシュリンの手助けなしに脂肪細胞に入り込むことは出来ないので余った血糖を体脂肪として蓄積させないようにするにはインシュリンを過剰に分泌させない食事をすればいいということになります

この方法は極端にカロリーを減らす必要はありませんし、食事量自体も減らさない方法なので基礎代謝を落としにくい方法だと言えると思います
食事を我慢する必要がないのでストレスも溜まらずダイエット中にありがちなイライラを感じることなくダイエットをしている感覚もあまりないままできるお気楽ダイエット法だと思います
また摂取カロリーを減らさないで妊娠中や授乳中であっても体に負担をかけにくい方法だと思います（このダイエット法は妊婦さん向けの雑誌「たまごクラブ」や「バルーン」でも紹介されていました）
ただし脂肪の代謝で腎臓に負担をかけることがあるようですのでむくみが出ている場合などは控え、全般的に完璧にやろうとはせず低インシュリンを意識した食生活を取り入れるという感じでやってみて下さい

私は3人目の妊娠中、食べづわりで妊娠初期だけですでに3kg体重が増えました
そこで5ヶ月の安定期から白米を玄米に変えてみることにしました
そして週に1度マタニティービクスに通うことにし（上の子2人を連れで）毎日1時間のベビーカーウォーキングを始めることにしたのです。
思えば妊娠中のウォーキングはいいと聞きながらも上の子2人の時は運動もせずにグータラしていた私。
食事の量を考えることで出産までは8kg増で済んだものの、お産は1人目2人目共に長時間かかり大変で、基礎体力がないので産んだ後はもうヘロヘロ。
妊娠中すっかり筋肉の衰えた体は基礎代謝も相当低下していたようで、産後は母乳育児でも元の体重には戻ることが出来なかったのです
今回それを反省した私は、安産と体重管理と基礎体力をつけるために努力してみようと決意しました。
その結果、5ヶ月から臨月までの体重増加は3kg増で済み、合計6kg増に抑えられたのです
お産は3人目にして初めての大安産！入院して30分で産まれるという超スピード出産でした。
産後はしばらくの間は自分の体の回復と赤ちゃんのために美味しい母乳を出すためにダイエットのことは忘れてしっかり食べることを意識しました
そして産後2ヶ月の時から低インシュリンダイエットを意識した食生活を取り入れてみたのですが、1ヶ月1kg強というゆっくりなペースですが自然に体重が落ちていき、3人目で初めて1人目2人目の時に戻らなかった分まで順調に落とすことが出来たのです。
現在は約7年ぶりに子供を産む前の体型に戻って、なんだか不思議な気分です

ＧＩ値一覧表はYAHOO!の検索サイトで「ＧＩ値一覧表」と入れて検索すると出てくると思います
なるべくＧＩ値60以下の食品を意識して食べるようにしてみて下さい
ＧＩ値一覧表をプリントアウトし、冷蔵庫などに貼っておくと分かりやすいと思います。