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REXUSから出たRC、Dセグメントに属するクーペ車です。記事はRESPONSEからです。 デザインはエレガント、かつダイナミック。他の欧州のクーペと比較してもユニークで独自性がある。それだけでもレクサス『RC』を選択する理由はあるだろう。 インテリアは基本的に『IS』をベースとしている。もともとスポーティなのでスンナリ受け入れられる。スポーティで包まれ感があるコックピットだ。クーペは後席が犠牲になると思われている。しかしRCのリアシートの足元は広く、大人が長時間座っても乗り心地も含めて寛げる。ただしヘッドクリアランスに余裕はないので、長身のパッセンジャーはちと苦しい。 「RC350 Fスポーツ」の後輪操舵を統合制御する「LDH (レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)」は面白い。クイックで市街地ではよく小回りが効くし、サーキットの様なスポーツ走行ではターンインではスッとノーズを向け、グイグイと回り込む。しかしコーナー後半でも巻き込むような挙動はなく、違和感なく俊敏なスポーツカーの爽快さを楽しめる。最終的には姿勢制御の「VDIM」が介入するので安全性は高いが過信してはいけない。 ブレーキも強化されてガッチリとした制動感があり、安心感は高い。「RC350」は使い慣れた3.5リットルのV6。「2GR」はアクセルを強く開けると豪快なサウンドに包まれ、鋭い加速をする。 HVの「RC300h」はキャビンの静粛性を優先して、サウンドは抑えられている。乗り心地も突き上げが抑えられ、ロングドライブでも疲れない。■5つ星評価パッケージング:★★★★インテリア/居住性:★★★★パワーソース:★★★★フットワーク:★★★★★オススメ度:★★★★★
2014年11月15日
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こりゃまた・・・レクサスが凄いスポーツカーを出しました。記事はWeb CGからです。 レクサスのフィジカルはどこまで進化した? スポーツイメージをけん引する新型クーペ「RC」シリーズ。その中から「RC F」と「RC350“Fスポーツ”」をサーキットで試した。 “ジャーマンスリー”の本拠地ドイツを中心とする、欧州のマーケットを切り崩すまでにはいまだ至っていない。しかしレクサスは、上陸後たちまち成功を収めたアメリカと、母国である日本を筆頭とした国々においては、「自他共にプレミアムブランドとして認められる」というレベルにまで成長を遂げている。日本で唯一、そんな立ち位置をとるこのブランドにとって、前出のジャーマンスリー、すなわちメルセデス・ベンツやBMW、アウディを筆頭とする欧州発のライバルたちと真に対等に向き合うためには、美しいスタイリングのクーペと、国際的なモータースポーツシリーズへの参戦は不可欠であるはずだ。そう、レクサスのブランニューモデルである「RC」とその高性能版「RC F」の投入は、まさにそうした狙いどころを意識した、満を持しての戦略であるに違いない。ちなみにドメスティックなレース活動としては、すでにSUPER GTにRC Fベースのマシンが参戦中。 そんなRC/RC Fの試乗会が、大分県のサーキット「オートポリス」とその周辺を舞台に開催された。サーキット試乗会の場合、まるで「イベントをやりました」というアリバイづくりが目的(?)であるかのように、ほんの数周程度しかクルマに触れる機会が与えられない場合も実は少なくない。が、今回のイベントではうれしいことにそうした制約は一切なし。「スタート後、3周目には一度ピットに戻ってください」とだけは言い渡されたものの、そもそもはF1レースの誘致を目指してデザインされたこのコースは、1周が4674mと富士スピードウェイ(4563m)以上の長さだから、1セットの試乗でさえも“走りで”はそれなりにある。加えて、10人ほどのゲストに対して7台のテストカーが用意され、望むとあれば昼食を挟んでの4時間近くを、先導車もナシに延々と“乗り放題”も可能。それゆえ、これまでの自身のサーキット試乗の経験の中でも、“満腹度”は相当に高いものであった。サーキット試乗セッションのために用意されたのは、「GS」や「IS」にも積まれてすでに定評あるデュアルインジェクション方式の3.5リッターV6エンジンを搭載する「RC350」の“Fスポーツ”グレードと、“走りのレクサス”としては「LFA」に次ぐホッテストバージョンであった「IS F」に採用された、5リッターV8ユニットをリファインした心臓を積むRC F。 走りの印象が「ここまで大きく変わるんだ!」と思わされたのは、同じRC Fでも“カーボン エクステリア パッケージ”付きに乗り換えた時だった。それは、前述したわずかな軽量化に伴う違いではない。少なくともここオートポリスのサーキットでは、オプション装着されていた例のTVDが、予想以上に大きな威力を発揮していると実感できたのだ。前出のモードセレクターダイヤル脇のスイッチ操作によって選べるのは、「スタンダード」「スラローム」「サーキット」という3つのモード。「ステアリングレスポンスを重視した」という「スラローム」が最も顕著に介入し、「高速時の安定性を重視」という「サーキット」モードが、最も介入が穏やかになる。 と同時に、そもそも高いレベルにあったトラクション能力がさらに上乗せされたとも感じられたのは、トルクベクタリングの効果に加えて、TVDの約30kgという重量が、そのまま「低い位置でリアアクスルを押さえつける」という副次的な効果も無視できなかったはず。
2014年11月07日
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新型に移行した、SUBARUレガシィですね。メイン市場となる北米でのライバル車は、HONDAアコードとTOYOTAカムリという売れ筋車・・・だそうです。この記事はRESPONSEからです。 スバル『レガシィB4』のエクステリアデザインは、四足の動物が身構えたときの肩や腰の筋肉をイメージしているが、もうひとつイメージしたものがあるという。 富士重工業スバル商品企画本部デザイン部主査の板野龍仁さんは、まず「アウトバック」のデザインについて、「近年SUVが世界的に流行っている。以前のSUVはクロカンなどアウトドア志向のデザインが多かったが、最近は乗用車化して洗練された街乗りのSUVが多数派だ。 しかし、アウトバックはパッと見たときに週末にレジャーを楽しむための、週末のためのアウトドアギアという装いを表現したいと思った」と話す。つまり、「ウィークエンドは山などでレジャーを楽しむためのクルマという表現をしたかった」と述べる。 一方「B4のデザインのキーワードは逞しさと俊敏だ。フェンダーのちょっとしたボリューム感や張りは、四足の動物が身構えたときの肩とか腰の筋肉というのをイメージしている」という。 そして、もうひとつ板野さんがイメージしたものがある。それは、「昔ラグビーをやっていた人がいま、スーツを着て仕事をバリバリやっているイメージ。骨太でしっかりとした筋肉を持っている頼りがいのあるような、そして、鈍重ではなく俊敏に動けるような、逞しい力強い上質なセダンを表現した」と説明。 板野さんは、「以前よくラグビーを見に行っていたのだが、観客席のOBの後ろ姿を見ると、肩の筋肉が紺のブレザー越しに張っていて、あ、この人は昔ラグビーをやっていたんだろうな、そしていまは商社でバリバリ働いているんだろうなという、そんな雰囲気を服の上からも隠しきれない色気とともに感じる人がいる。その雰囲気をB4で表現したかった。 B4が走っているところを見てもらうと、ぐっと力強いスタンスを感じてもらえるだろう。それが取ってつけたようなフェンダーの盛り上がりではなく、かといって取り込みすぎていない抑揚のあるデザインで表現しているのだ」と語った。
2014年11月01日
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