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FIAT500の限定車ですね。赤と白がカラーに取り入れている。記事はCar Watchからです。 FCA ジャパンは、「500(チンクエチェント)」の限定車「500 Super Pop Auguri!(スーパーポップ アウグーリ)」を11月7日に発売する。 価格は179万2800円で、ボディーカラー別に「パソドブレ レッド」「ボサノバ ホワイト」各100台、計200台を販売する。 車名に使われているAuguriはイタリア語で「おめでとう」という意味を持つお祝いの言葉。クリスマスや年末年始を控えるこの時期に、レッドとホワイトの紅白をボディーカラーに設定している。 2色のうち「パソドブレ レッド」はこれまで500 Super Popには設定されたことのないボディーカラーとなっている。また、限定車用の「ビンテージスタイル ホイールカバーキット」を装備に追加しつつ、ベースとなる1.2 Pop(199万8000円)から20万円以上引き下げた価格も魅力となっている。
2015年11月07日
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この記事はWeb CGからです。 発売されるや自動車ファンからの大喝采を浴びた、ホンダの新型2シータースポーツ「S660」。実際に乗ってみたら、どうだった? CVTのベーシックモデルで、その実力を試した。 (中略)街なかで乗っていても十分に楽しかったけれど、やはり山道を走ってみたくなった。横浜でひと仕事終えたのは午後4時を過ぎた頃だったが、箱根まで足を伸ばすことにする。ターンパイクにたどり着くと、もう日は陰っていた。急いで登ろうとアクセルを踏み込む。しかし、なかなか加速してくれない。きつい勾配では64psの制限が恨めしい。無理やり高回転でのトルクを抑えているわけで、もったいない話だ。坂道をものともせずにかっ飛んでいければ、もっと楽しいはずなのに。 ターンパイクの登りではパワー不足を露呈してしまったが、芦ノ湖スカイラインで下りの道に入ると、S660は本来の実力を発揮し始めた。なにしろ、重量物が回転中心に近い位置に集中したミドシップレイアウトをとるので、タイトなコーナーでは水を得た魚だ。ここではCVT仕様のメリットがはっきりする。ステアリング操作に集中できるのがうれしい。大きなクルマだと閉口する、道幅が狭くタイトターンが連続する長尾峠も、S660にとっては最高のステージとなる。コンパクトで強靱(きょうじん)なボディーを走らせるには、狭くてくねった道はうってつけなのだ。 CVT仕様では、SPORTボタンを押すことでレスポンスを向上させることができる。アクセルペダルの操作量に対してスロットルが素早く反応し、変速プログラムを変えて回転数の高まりに応じてスピードがリニアに増すようになる。SPORTモードになると、メーター内の瞬間燃費表示がターボブースト表示にかわり、照明も赤色に変化する。オプション装備のセンターディスプレイにも連動していて、時計表示にしていても真っ赤になった。CVT仕様はMT仕様よりも700rpm低い7000rpmがレブリミットになっているが、このボタンで回転数を一時的に上げられるようになっていればもっとうれしかったのだが。 走っているうちに完全に日が落ちてしまい、春とはいっても肌寒くなってきた。S660には、そんな時にありがたい装備がある。ルーフを開けていてもエアコンの効きがダイレクトに感じられる「ミッドモード」が設定されているのだ。このモードを選ぶと、ももから腰や腹部にかけて集中的に送風され、効率的に温度調整を行うことができるという。 しかし、なかなか効果が感じられない。せっかくの暖気が上に抜けてしまっているのだ。ふと気がついて、リアウィンドウを開けてみた。すると劇的に空気の流れが変わり、暖気が体のまわりに滞留するようになった。後ろに空気の逃げ道を開けてやることで、整流効果が生まれたのだ。オープンカーは、風とうまく付き合うことが肝要である。
2015年05月17日
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この記事はWeb CGからです。 プジョー・シトロエン・ジャポンは2015年4月8日、「プジョー208」に特別仕様車「208GTi 30th Anniversary(サーティエス・アニバーサリー)」を設定し、同年5月1日に発売すると発表した。 今回の特別仕様車は、「205GTi」のデビュー30周年を記念した限定モデルであり、日本へは50台が導入される。特徴は最高出力を208psに、最大トルクを30.6kgmに高めたエンジン(標準モデルは200ps、28.0kgm)や、専用にチューニングされた足まわり、プジョースポールのロゴを配したバケットシートなど。 外装色は2色で、「サテン・ホワイト」に加え、特別色としてコンセプトカー「EXALT(エグザルト)」をほうふつさせるマットブラックとソリッドレッドのツートンカラー「クープ・フランシュ」が用意されている。 価格は以下の通り。 ・208GTi 30th Anniversary(サテン・ホワイト):358万円 ・208GTi 30th Anniversary(クープ・フランシュ):388万円
2015年04月10日
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伊FIAT500といえば、小粋なスモールカーです。その500に限定モデル、しかも2車種いっしょに出るようです。記事はイズム・コンシェルジュからです。 11月、フィアット500のラインナップに2つの限定モデルが登場する。ひとつは、フィアット500シリーズの国内販売20,000台突破を記念し設定される「500 Super Pop」だ。 フィアット500のエントリーグレードである500 1.2 Popをベースに、特別装備としてビンテージスタイルのホイールカバーキット、ワインレッドカラーのステアリングホイールカバーとシフトノブ、それに「500 Super Pop」のロゴがあしらわれた専用バッヂがアレンジされる。 これら特別装備の数々が与えられていながら、価格はベースモデルに対し¥200,000ダウンの¥1,790,000。内容を考えれば非常にバリューの高い1台だ。このフィアット500 Super Popは11月2日より予約受注がスタートし、同27日より発売がスタートする。販売台数は全国限定300台となる。 もうひとつの限定モデルが、11月2日より発売が開始される「500S Automatica」だ。 今年5月に加わった新ラインナップのフィアット500Sをベースに、5速デュアロジック(シーケンシャルマニュアルトランスミッション)を組み合わせたモデルで、価格は¥2,330,000。販売台数は全国限定100台となる。 ベースとなる500Sはもともと「スタイリッシュ」、「スポーティ」といったイメージをテーマとしたフィアット500の上位モデルで、エアロパーツや専用15インチアロイホイール、スポーツシートやスポーツステアリングなどドレスアップアイテムを標準装備している。 これまで500Sは5速MTのみの設定となっていたが、500S Automaticaの登場によりオートマチック同様の2ペダル操作で500Sを楽しむという選択肢が追加されたかたちだ。
2013年11月09日
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仏CITROEN DS3のコンセプトモデル、CABRIO RACINGです。記事はイズム・コンシェルジュからです。 シトロエンは、7月12日から3日間に渡って開催された世界的なモータースポーツの祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」(英国・サセックス)において、DS3 RACINGをベースとしたコンセプトモデル「DS3 CABRIO RACING」を公開した。 DS3 CABRIO RACINGは、公道最速を争う世界選手権シリーズとして知られる世界ラリー選手権(WRC)において8度のメーカー世界タイトルを獲得したシトロエンの実績を讃える記念モデルとして開発された1台。 スポーツスピリットに溢れたDS3 RACINGの持ち味と、ファッショナブルなDS3 CABRIOの特徴とを融合させたコンセプトモデルとなっている。 エクステリアカラーは、ムーンダークマット仕上げのグレー塗装とされており、ボディサイドには鮮やかなレッドカラー(Calmin)のストライプが大胆にデザインされる。 また、フロントリップスポイラー部やエンブレム、ブレーキキャリパーやホイールセンターキャップなどにもレッドのアクセントが加えられている。 ボディ各部にはスポーティなカーボンパーツが奢られる点も見逃せない。 開閉式キャンバストップには、カーボンファイバールックが特徴の光沢キャンバス素材を採用。その表面にはDSロゴのパターンが加工される。 加えて、ドアハンドルやトランクリッド、ドアミラーなどのパートにはブラッククロームが、足もとにもグロスブラック塗装の19インチアルミホイールが装備される。 マット&ヴィヴィッドのバイカラーに、光り物やカーボンをアレンジするというレーシーかつファッショナブルなエクステリアが実に印象的だ。 インテリアは、シートに新スタイルのウォッチストラップデザインを採用したコンビネーションレザーシートを採用。ナッパーレザーとアルカンターラを組み合わせたバケットタイプのシートで、ウォッチストラップデザインの表皮部分にはDSロゴがあしらわれる。 この特別なシートの背面やダッシュボード上、そしてシフトブーツステッチなどには、エクステリアと同じく深紅のアクセントが与えられている。 このほか、ボディカラーと同じカラーコーディネートでデザインされたヘルメットや、ウォッチストラップデザイン採用の専用チャイルドシートなど、アクセサリーにも徹底的なこだわりが見られる。 このDS3 CABRIO RACINGコンセプトカーは、今年9月にドイツで開催されるフランクフルト国際モーターショーの舞台であらためて公開される。
2013年08月26日
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SUV車といってもVOLVOのクルマなので、スポーツGTに加えました。記事はイズム・コンシェルジュに載りました。 洗練されたデザインと次世代を見越した最先端の安全装備で、注目を集め続けているボルボの最新エントリーコンパクト、V40シリーズ。そのラインナップに5月7日、SUVの個性をミックスした新グレード「V40 クロスカントリー T5 AWD」が加わった。価格は359万円。本格クロスオーバー「XC」シリーズでも高い人気を得ているボルボが放つ新世代コンパクトSUVを、早速レポートしたい。 今年2月に国内に導入されたボルボの新生コンパクト・V40シリーズは、ボルボのS40(セダン)/V50(エステート)/C30(パーソナルクーペ)の各モデルが持つ個性をブレンドし、そして進化させるという全く新しいコンセプトのもとで誕生したという経緯を持つ。そうして生まれたV40シリーズには、ボルボらしさが凝縮されたハイセンスなデザインと同時に、これまでにない新しさをひと目で感じさせてくれた。 今回登場した「V40 クロスカントリー」のエクステリアには、V40が持つこうした決定的な美しさや新しさに加え、アクティブな走りを彷彿させる”逞しさ“がプラスアルファされている。そのアレンジを具体的に紹介すれば、大胆にグラファイトカラーパーツがアレンジされた専用デザインのバンパー、ハニカムメッシュ×クロームフレームのコンビによる専用フロントグリル、型押しで「CROSS COUNTRY」のキャッチが入れられたスタイリッシュなリヤバンパーなどがその代表で、さらに専用ルーフレールや30mm高められた全高、17インチサイズの足まわりといったディテールも、機能性の高さをアピール。V40の本質的な美しさに必要なだけの筋肉が与えられたかのようなバランスでまとめあげられており、シティカーとオフローダーとの境界部分をピタリ射止めたかのような、清々しさすら感じさせるスタイルだ。 インテリアもまたハイセンスな空間だ。遠景にのぞむ稜線のようなナチュラルなラインで構成されたダッシュボードまわり、そこに高解像度フル液晶パネルで仕立てられたデジタルメーターパネルやフローティング・センタースタックといったボルボのアイデンティティがとけこんでいる。センタースタック部には落ち着きあるブロンズカラーのメタリックパネルがあしらわれるが、これはクロスカントリー専用ディテールで「カッパードーン」と名付けられたアルミニウムパネルである。V40シリーズで最もスポーティなモデル「T5 R-DESIGN」では、ここにレーシングストライプをイメージした専用意匠があしらわれる。センタースタックのトップディテールは、各モデルのキャラクターを表すひとつのキーともなっているのだ。 V40 クロスカントリーに搭載されるエンジンは排気量2リッターの直列5気筒ターボエンジンのT5。最高出力は213ps、最大トルク30.6kgを誇る。 これにスポーツモード付き6速ATを組み合せ、駆動方式にはクロスカントリーの名にふさわしくAWDを採用する。V40シリーズにはボルボ初となるエンジンスタート/ストップシステム(アイドリングストップ機構)が採用される。高効率パワーユニット、ブレーキエネルギー回生システムなどとの組み合せで、従来の同レンジのボルボAWDモデル比で約42%の燃費向上となる12.4km/Lの燃費性能を得ている。さて、クロスオーバータイプのクルマには、その車体に拡張された機能性と同じように、走りにも豊かなキャラクターを期待してしまうものだ。今回、軽井沢周辺の市街部と峠道をV40 クロスカントリーで試乗する機会を得たが、その乗り味はこの期待に応えてくれるものであった。低回転域からエンジンのパワーが立ち上がり、また2700rpmから5000rpmのエンジン回転域で最大トルクを発生してくれる特性により、必要とあればいつでも十分なパワーとともにクルマを加速させることができる。それに、乗り心地はしなやかで安定感のあるものだ。エクステリアが表現するたくましさやスピード感のイメージをそのまま体感しているかのような心地良いドライビングを味わわせてくれる。 スタート/ストップシステムは市街地走行での停止のおり、燃費効率を高めるべく頻繁にエンジンを停止させるが、ブレーキのリリースからのリスタートと駆動力伝達レスポンスが絶妙で、走りのリズムにしっかりととけ込んでくれるのが好印象だった。ちなみに今回の試乗で試す機会はなかったのだが、急勾配を下る際に車速を自動制御してくれる「ヒル・ディセント・コントロール」も標準装備となる。世界で初めて50km/hの速度域までの作動を許容した追突防止・被害軽減フルオートブレーキの新型シティ・セーフティを筆頭とする数々の安全装備とともに登場したボルボV40だが、そのベースから発展したV40 クロスカントリーは、ある程度想像はしていたもののやはり素晴らしく魅力的である。 国内外各カーメーカーがコンパクトクラスをターゲットとしたSUVバリエーションを揃える中、ボルボの新しいV40 クロスカントリーは「このクルマを選びたい」と、心が動かされるファクターに溢れているのだ。これからの自動車社会を見据えながら、アクティブなライフスタイルを創造するアクセントとして選ぶことができる、価値ある1台だ。
2013年05月18日
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これはWeb CGレポートです。 副題は「MINIの皮を被ったリアルスポーツ」です。 MINIファミリーきっての武闘派モデル「MINIジョンクーパーワークスGP」に試乗。200台限定の、スポーツカーに比肩するハードコアな走りを堪能した。 空冷ポルシェ、930型「911」の堅牢(けんろう)感があった。アクセルを踏み込むと、直噴ターボエンジンがすかさずレスポンスを返す。1.6リッターにして、最高出力218psをストレスなく紡ぎだす。前輪がアスファルトを踏みしだく。トルクステアで、ステアリングホイールが激しく上下動し、215/40R17のクムホタイヤがボディーをひきちぎらんばかりに駆動する。強固なボディーはそれをみじんも許さず、一塊となって猪突(ちょとつ)猛進する。こいつは、MINIの「GT3」である。 「ジョンクーパーワークス」とはもちろん、1950年代から60年代にかけて、F1レースとMINIの高性能モデルで大成功をおさめたイギリスのエンジニア、ジョン・クーパーに由来するMINIのサブブランドである。私は生前のジョン・クーパーを見たことがある。1989年、MINIの生誕30周年記念パーティーがイギリスはシルバーストーン・サーキットで盛大に開かれたときのことだ。クーパーさんはワイシャツにネクタイ、ネイビーブレザーを着ていた。ワイシャツはきれいだったけれど、襟が擦り切れていた。それはもしかしたら、イギリス的なオシャレであったのかもしれない。私の記憶では、特設テントでのパーティーの席で、MINIの生みの親、サー・アレック・イシゴニスの思い出を彼は語った。MINIのドアポケットはどうしてあんなに大きいのか? イシゴニスがジンのボトルを入れるためだったのさ。場内爆笑。いや、このエピソードを披露したのは、「クーパーS」でモンテカルロを制したパディ・ホプカークだったかもしれない……。BMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)MINIがBMW MINIとなってはや幾とせ。 バイエルンのエンジン製造会社の、当時の社長ベルント・ピシェッツリーダーが、サー・アレックのおいっ子であったことは、MINIとMINIファンにとって僥倖(ぎょうこう)であったといわねばならない。このような血脈こそ、ヨーロッパの歴史の厚みなのだ。まことに、MINIほど愛されているイギリス車はないのである。 最大の美点はレスポンシブなことである。エンジンもビビッドなら、ステアリングもビビッド。冒頭、トルクステアでステアリングがもっていかれると書いたけれど、それはあなた、コンピューターゲームでコースアウトした際にコントローラーがぶぶぶぶと震える比ではない。クラッチを踏んで、6段MTを操作する。左足に実在の足応えがあり、左腕に確かなゲートとその奥のギアの存在を感じる。そうして、私の両腕と両足との連携によって、MINI JCW GPは私の拡大した肉体となり、私を活性化する。閉じられていた神経回路がつながっていく。100km/h巡航中でも、エンジンのうなり声が聞こえ、ドライバーは終止、上下に揺すられ続ける。山道では、専用のサスペンション設定によってスイスイ曲がる。アドレナリンが湧き出し、怠惰に眠ろうとしたがる私の精神をたたき起こす。かくして、楽しいなぁ、楽しいなぁと感じながら、箱根をうろうろ走りまわることになるのであった。スポーツカーは、ロードカーの終わるところで始まり、レーシングカーの始まるところで終わる。とするならば、MINI JCW GPは、まさしくスポーツカーである。そのままではないにせよ、このクルマにはMINIのワンメイクレース、「MINIチャレンジ」で鍛えられたテクノロジーが注ぎ込まれている。 そしてなにより、ステアリングを握る者に、軽い疲労と生きる元気を与えてくれる。これこそ愛好家にとって、自動車の醍醐味(だいごみ)ではあるまいか。
2013年05月16日
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新型FORDフォーカス試乗記。 なかなか難しい表現をなさったのは、RESPONSE 飯田裕子女史です。 2012年1-9月の販売台数が世界一となった新型『フォーカス』。世界で売れていると言ったってグレード展開や販売価格の異なる日本でも同じように売れるとは限らない。 しかし日本で販売されるフォーカスは“Sport”の1グレードながら、1グレードだからこそ他メーカーのライバル車とは異なる個性や魅力をデザインや装備、ハンドリングなどで効果的にアピールするには十分なモデルという印象が持てます。 エクステリアは専用のボディキットやリヤスポイラー、17インチホイールを装着しより個性を強め、インテリアにはハーフレザーシートや左右独立エアコンなど、マイクロソフト社と共同開発されたボイスコントロール&インフォテインメントシステム“SYNC”なども新しく、輸入車らしい装備としての付加価値を感じさせてくれるのではないでしょうか。 空間の広さにボディサイズ以上の驚きはないけれど、ラゲッジスペースを含め実用性も十分。 唯一、最小回転半径6mという数値。試乗中にも小回り性能がそれほど悪いとは感じなかったため、少々意外。安全装備も例えば今どき多くのメーカーが採用を始めている前車との衝突を回避する“アクティブ・シティ・ブレーキ”なども標準採用。安全に対する時代のニーズにもしっかり応えているモデルと言えます。 2リットルのNAエンジンに6ATを組み合わせたフォーカスは様々な走行シーンにおいて十分なトルクとスムーズな速度コントロールが可能です。またその走りをより頼もしくときに楽しさも感じさせてくれるスポーツサスペンションやコーナリング性能をサポートしてくれるトルクベクタリングを標準装備しているのも特徴的。 足回り関係の装備やグレード名から尖がったドライブフィールを想像しそうですが、乗り心地はフラットでコーナリングはステアリングの操作フィールとも統一感のあるシットリとカッチリの中間という絶妙な感覚が造りこみのレベルの高さを感じさせてくれます。 デザインは好みがあるものの総合力は高く、これなら日本で久しぶりにフォーカスが“フォーカスされる”のも不思議ではないモデルと言えそうです。 ■5つ星評価 パッケージング:★★★ インテリア/居住性:★★★★ パワーソース:★★★ フットワーク:★★★★ オススメ度:★★★★★
2013年04月16日
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ウーむ!欲しいし、乗ってみたいし!しかし、MINIで460万円します。存在としては遠い彼方ですが・・・ 記事はCar Watchからです。 ビー・エム・ダブリューは、「MINI ジョンクーパーワークスGP」を200台限定で12月18日から国内発売する。 2012年のパリ・モーターショーで公開された、全世界2000台の限定生産モデル。 MINI ハッチバックのホッテストモデル「ジョンクーパーワークス」をベースに、直列4気筒DOHC1.6リッター直噴ターボエンジンの最高出力を5kW(7PS)高めて160KW(218PS)とし、乗車定員を2名とすることで軽量化した。 さらに専用のサスペンションやホイールのほか、スポーツブレーキ・システム、ストラット・ブレース、GPモード付きDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)を備える。0-100km加速は6.3秒、最高速度は242km/hで、同社は「MINI史上最速」としている。 ボディ・カラーには専用色のサンダー・グレーを採用。 ルーフをシルバーに、ミラー・キャップをチリ・レッドに、ボンネット上のエア・インテークの縁とフロント・バンパー内のフレーキ・ダクトをミラー・キャップと同色のチリ・レッドに、ターン・シグナル・ライトをホワイトとした。 また大型のカーボン・リア・ウイングとディフューザーを装備し、GP専用の17インチ・ホイール(7.5J×17)にスポーツ・タイヤ(215/40 R17)を標準装備。 フロント・シート後方にはインナーバーを装備し、ボディー剛性を高め、荷室の荷物が前方に倒れるのを防ぐ。このほか専用レカロシート、レッド・ステッチ入りの3スポーク・レザー・ステアリング・ホイールなどを備える。
2012年12月21日
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HONDAというだけで!しかもシビック!これはスポーツが似合うクルマなのです。こうこなくちゃ!記事はRESPONSEからです。 ホンダは、パリモーターショー12で、WTCC(世界ツーリングカー選手権)用の『シビックWTCC』を公開した。 シビックWTCCは、欧州仕様の新型『シビック』5ドアハッチバックをベースに開発されたレーシングカー。 搭載エンジンは、「HR412E」型と呼ばれる直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ。WTCCのレギューレーションに従って、本田技術研究所・四輪R&Dセンターが、設計とテストを行ったレース専用エンジンとなっている。
2012年11月02日
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MAZDA ロードスター。いまさら・・新鮮味はありませんが。いいものはイイ!やはり欲しいクルマであります。ついつい関心は高まります。 記事はAsahi.Com愛車 青木貞之レポートからです。 外装を中心にマイナーチェンジした「マツダ・ロードスター」。ソフトトップモデルとRHTモデルを比較した。 モデルライフも押し迫った「マツダ・ロードスター」の、ソフトトップとRHT(ハードトップ)を乗り比べることができた。どちらもコンベンショナルな3ペダル式6段MTを備えた、スポーティーな「RS」。 歩行者保護のためのアクティブボンネットが装着された(おそらく)最終モデルである。箱根の峠道に到着して、「どれどれ」とソフトトップからRHTに乗り換えて走りだしたとたん、「あれ?」と思った。こちらの方がエンジンがいい!シャーンと小気味よく回る。素直に吹け上がる。不思議な気持ちのまま、シフトを繰り返して坂道を駆け上がった。実は昨夜、前もってロードスター(ソフトトップ)を借りたとき、「なるほど、トルクのつきが良くなった」と感心したのだ。最新ロードスターの2リッター4気筒はスムーズで、アクセルペダルの操作に律義に対応し、しっかりボディーを前へ押し出す。踏む量だけでなく、踏み込む速度によってもトルクの出方を変える、新しいスロットル制御プログラムが採用された。霊験あらたか。マツダのエンジンは、ホンダユニットのようにカリカリとドライじゃなくて、ちょっとトロンと回るところが「“らしい”んだよなァ」と、夜の大手町で独り納得していた。だから、RHTのエンジンに接したときは、なんだかダマされた気分。まあ、「個体差」と呼ぶほど大げさな違いではないし、クルマによって若干の違いが生じるのも、大量生産に乗り切れない、ピュアなスポーツカーらしくていいかも……というのは、贔屓(ひいき)の引き倒しか。国内では、販売台数が3桁に届かない月も多いから、メーカーとしては気が気じゃないはずだ。そんな、会社の業績に貢献しているとは言いがたいロードスターに、最後までキチンと手を加えて、ライフをまっとうさせようとしているマツダの姿勢は立派だ。歩行者との衝突時にボンネットの付け根側を跳ね上げ、硬いエンジンヘッドとの間の空間を広げ、少しでも歩行者へのダメージを減らそうというアクティブボンネット。 そのためにエンジンルーム内に追加装備されたアクチュエーターは、同種のデバイス中、最も軽量コンパクトなのだとか。 RHTで峠を走ると、やはりソフトトップより“曲がり”でのロールが大きい。単体でRHTだけ乗ったなら、「まんまロードスター」との印象を受けるに違いないが、交互に乗り比べると、1120kg(ソフトトップ)と1160kg(RHT)、子供ひとり分の車重の違いが、乗り心地やドライブフィールにハッキリと出る。ソフトトップは軽快で、ミズスマシのようにすばしっこい。相対的に、RHTの方がしっとりとして、大人な感じ。車検証を見ると、前輪荷重は590kg(ソフトトップ)と600kg(RHT)。意外や静的な前後重量配分は、わずかながらRHTの方がいい。マイチェンを受けたロードスターは、ブレーキを「抜くときの」コントロール性も高めたという。ブレーキブースターを変更、ブレーキを緩める際のストッピングパワーの変化をリニアにした。これは、カーブ直前にかけたブレーキをコーナリング中も残して、荷重を前に移したままにして前輪が曲がる力をより引き出す、いわゆるトレーリングブレーキで有効なはずだが、スイマセン、個人的にはよくわかりませんでした。 さて、2006年8月、ソフトトップより1年遅れで登場したRHTは、ロードスターの裾野(すその)を広げる役割を負っていた。しっかりしたハードトップで、布製の屋根に抵抗感をもつユーザーに対応したわけだ。デビュー当初は、「グラム単位の軽量化を図っていたロードスターなのに」と素直に歓迎できない気持ちもあったが、その後の両者の販売比率は、むしろRHTが主流となっている。エンジニアの人たちの、「軽量」という教条に縛られない柔軟な姿勢が、ロードスターのフェードアウトを防いだといえる。拍手ぅ! 久しぶりに「マツダ・ロードスター」に乗って「古いなァ」と……、いや、古いというと語弊がある。最近のクルマと比較して違和感があるのが、高速巡航時のエンジン回転数だ。ギアをトップに入れた100km/h巡航だと、タコメーターの針は2750rpm前後。燃費指向のニューモデルだと、同じ条件で2000rpmを切ることはザラだ。ロードスターの室内に響くエンジン音が、ずいぶんとにぎやかに感じられる。もっとも、ロードスターのギアが低いことはデビュー当時から言われていたことで、いわば“本気のスポーツカー”を示す要素のひとつといえる。「先代の5段ギア+燃費用ギア」ではなく、5枚のギアでカバーしていた速度域を、「あらためて6枚のギアで切り直した」わけだ。エンジンをフルスケール回して、ロー→セカンド、セカンド→サード、とギアを変えるたびに、エンジン回転数は最大トルクを発生する5000rpm付近に着地して、7000rpmのピークパワーに向かって力強く加速していく。峠で、サーキットで、その恩恵に浴した人も多いことだろう。行き帰りの高速道路では、「ちょっともったいない……」と思いながらも。 気になるカタログ燃費は、11.8km/リッター(RHTは11.2km/リッター。いずれもJC08モード)。これまでなら、「2リッターのスポーツモデルなら妥当なところでしょう」と割り切れたかもしれないが、まわりのクルマの燃費性能が飛躍的に上がってきている昨今、「スポーツ」との妥協点を探りつつ、次のロードスターは相当がんばらないといけないだろう。 ……などと、小姑(こじゅうと)のようなことが言えるのも、どうやら“次のロードスター”がちゃんと出そうだ、というニュースが伝わってきたからだ。なんでもアルファ・ロメオにもOEM提供するようで、両者の違いにも興味津津。マツダ車といえば、スタイルが良くて、走らせて楽しい、いわば「東洋のアルファ」……と勝手に断じていたから、案外相性がいいんじゃないか。まあ、「パルサー」/「アルナ」の例もあるし、一寸先は闇な自動車業界だから、楽観は禁物だけれど。4代目になっても、どうか“走り”オタクに偏ることなく、これまでのように間口の広いオープンスポーツでいて下さい。あと、3ペダル式のMTも残して下さい。5段+燃費ギアでもかまいませんので。期待してます!
2012年10月25日
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まだコンセプトカーではあるようですが・・・パリサロンに、新型VWゴルフの最上級グレードとなるGTIがお目見えしたようです。記事はRESPONSEからです。 フォルクスワーゲンはパリモーターショー12で、新型『ゴルフ』のスポーティモデル『ゴルフGTI』のコンセプトを公開した。新型ゴルフGTIは、220psと230ps、2つのエンジンパワーを選択できるのが特徴だ。 新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンを搭載。通常グレードは最大出力が220ps、最大トルクは35.7kgm。これに加え、エンジンは同じながら230psのハイパワーを実現する「パフォーマンスパック」を設定する。 最高速度は250km/h、0-100km/h加速は6.5秒だ。 エクステリアは、ハニカム状のエアインテークとブラックのフィンを備えたスポーティなフロントバンパー、2本出しマフラー、専用のホイールなどが特徴。 のアイデンティティであるフロントグリルの赤いラインは、ヘッドライトユニットを貫くデザインとなり、より個性を増した。 インテリアは全体がブラックでまとめられ、ステアリングやシートには赤いステッチを採用しスポーティなイメージを高める。ハーフレザー仕様のシートはGTI伝統のグレー、白、赤のチェック柄だ。
2012年10月09日
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仏CITROENのDSシリーズですね。このシリーズ車は、時折、街でも見かけます。やはり、はっと振り返ってしまいますね。特にカラフルなカラーでなく、地味だけど味を出しているクルマが好きですね。 この記事はイズム・コンシェルジュからです。 シトロエンの伝統を、これ以上ないほどにシンボライズしたクルマ。それがシトロエンのDSラインです。常識にとらわれない。過去へのオマージュでもない。そこには、既存のクルマにない新しい価値観を大胆な発想で創造していこう、という特別な思いが込められています。 シトロエンが追い求めてきた「独創と革新」の象徴。新しいクルマの提案、DSライン。そのファーストモデルとしてデビューしたニュースタイル・コンパクトカー「DS3」。自由なカラーコーディネーションを可能にした”ビークルパーソナリゼーション”。新しいカラーリングから選ぶDS3は、よりいっそうあなたらしい個性を輝き放ちます。 クルマの価値観を大胆に変えたDSラインに、新たな足跡を残したDS4。流麗なボディライン。クラスを超えるダイナミックな走り。ルールに縛られることのない自由な発想で、かつてないほど刺激的なドライビングセンセーションを巻き起こします。 “CREATIVE TECHNOLOGIE”を象徴するDSラインの最高峰にして、プレミアムカーのかつてない到達点、シトロエンDS5。グランツーリスモのゆとりが身体を包み込みます。どこまでも美しく、すべてのディテールに圧倒的なクオリティがある。これまでのどのクルマにも満足できなかったあなたのために、走りはじめます。 独創と革新。より大胆に。よりアバンギャルドに。そこには既存のクルマにない新しい価値観を表現しよう、という特別な想いが込められています。 自分らしく自由なカラーコーディネートができるDS3。クーペの機能性とセダンの快適性を融合したDS4。今までにないフォルムと上質感で、DSラインのフラグシップとなるDS5。それはまさに「伝統」「洗練」「大胆」「幻惑」を具現化した、クリエイティブ・テクノロジーと呼ぶのにふさわしい一台です。
2012年09月01日
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PEUGEOTの208は、日本国内では2012年9月から発売になりますが。最強クラスで、1.6L車158psくらいだと思われます。こりゃ、すごいグレードがさらに加わりそうです。載せるのは、RCZのエンジンですね。記事はRESPONSEからです。 プジョーは9月3日、フランスで9月27日に開幕するパリモーターショー12において、『208 GTi』を初公開すると発表した。 同社は2012年3月、ジュネーブモーターショー12に『GTiコンセプト』を出品。208 GTiは、その市販バージョンだ。『207』の後継車、『208』シリーズの最強グレードに位置づけられる。 市販バージョンも、コンセプトカーとほぼ変わらない。そのハイライトは、エンジンだ。208 GTiの心臓部には、『RCZ』から移植された直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンが収まる。最大出力は200ps、最大トルクは28kgmを引き出す。 このパワフルなエンジンを、1160kgの軽量ボディに搭載。トランスミッションは6速MT。208GTiは、0‐100km/h加速7秒以下という優れたパフォーマンスを発揮する。 もちろん、足回りも強化。タイヤサイズは205/45の17インチで、スポーツサスペンションや大容量ブレーキを装備。ブレーキローター径はフロントが302mm、リアが249mmだ。 内外装は「GTi」を名乗るに相応しい演出。 ルーフスポイラーなどの専用エアロパーツをはじめ、メッシュデザインの専用グリル、ナッパレザーを使ったスポーツシート、フラットボトムステアリングホイールなどが採用される。 208 GTiは、3ドアハッチバックボディだけの設定。パリモーターショー12でワールドプレミアされた後、2013年春に欧州市場で発売される予定だ。
2012年08月27日
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もう、一年ちょっと経つ MSN自動車の連載シリーズ、記念すべき第50作はBMW3シリーズの登場です。 BMW中央のショールームは永代橋の近くにありますね。このクルマは価格399万円します。 第50回は、ファッションショーを中心に活躍するモデルの大友瑞季さんが、「BMW中央ショールーム」にやってきました。モデルチェンジによってよりたくましいビジュアルになったBMWのスポーツセダンに、ときめいた様子の彼女です。 このクルマは、BMWのセダン3シリーズの第6世代。ヘッドライトの位置を低く、グリルをワイドにすることで、低く構えたスポーティなデザインを目指したのだとか。この「Modern」モデルは、マット・クローム仕上げのグリルなど、高級感がありますね。 先代よりも全長とホイールベースが長くなって、より伸びやかなシルエットに。それでも大きすぎずコンパクトな印象で、日本で乗るにも全然不自由がなさそうなサイズです。 リアの水平基調のラインやL字型のライトは、BMWの伝統的なデザインなんですって。流れるようなルーフラインからは、クーペのようなスポーティな雰囲気を感じますね。 足を下に持っていくと自動で開閉する、「コンフォート・アクセス」という便利な機能が付いたトランクルーム。480リットルと容量も大きくて、高い実用性が魅力的です。 ターボチャージャー付きの直列4気筒エンジンは、車体重量の前後バランスをとるために、エンジンルームの後方に置かれたそう。 おかげで前後の重量比率はぴったり50:50なんですって。 スイッチ一つで走行モードを変更できる、「ドライビング・パフォーマンス・コントロール」を搭載。「スポーツ・モード」では、高めのエンジン回転を維持して、その名の通りスポーティな走りが楽しめるそう。 自然な木の手触りのウッドパネルが取り入れられた質感のあるインテリアも、「Modern」モデルの特徴の一つなんですって。 とっても上品な雰囲気で、ずっと座っていたくなります。 先代より広くなったというリアシートは、十分なスペースがあって居住性も高いです。よりスポーティなセダンに進化しつつも、同時に快適性・実用性も高められているクルマなんですね。
2012年08月11日
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FIATチンクエチェント、生誕5周年!はやや大げさなような気もしますが・・・ 記事はイズム・コンシェルジュからです。 フィアットは7月4日、現行フィアット500(チンクエチェント)の生誕5周年を記念する2つの特別限定モデル「500 TwinAir SPORT(ツインエア スポーツ)」「500 TwinAir SPORT PLUS(ツインエア スポーツプラス)」の販売を開始した。価格は230万円から。 両特別限定モデルのベースとなる500 TwinAir(チンクエチェント ツインエア)は、先進のダウンサイズユニット「ツインエア」エンジンを搭載。排気量わずか875ccのコンパクトな直列2気筒ターボユニットに、電子制御油圧バルブコントロール機構を基本とする「マルチエア・テクノロジー」を組み合せることで、CO2排出量の削減(同一パフォーマンスレンジ比約30%減)や優れた燃費性能などと同時に、走りの楽しさをも両立。カスタマーから高い支持を集めている。 今回設定された「500 TwinAir SPORT」「500 TwinAir SPORT PLUS」は、ともに特別装備としてスポーティなリヤルーフスポイラーやマットブラック塗装のホイール、そして濃色系を基調とするインテリアやブラックカラーをベースとしたスポーツシートを採用。引き締まったテイストが持ち味だ。 さらに「500 TwinAir SPORT PLUS」は、フィアット500シリーズでは国内初導入となるマニュアルトランスミッション(5速MT)を採用。上記特別装備に加えてピアノブラックルーフが標準装備となるなど、スポーティなアクセントが一層際立つ1台となっている。 (「SPORT」は、ベースモデルと同様ATモード付5速デュアロジック仕様となる) 両モデル合わせ650台限定販売で価格は「500 TwinAir SPORT」(400台限定)が230万円、「500 TwinAir SPORT PLUS」(250台限定)が235万円となる。
2012年07月13日
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なんだかんだ言っても!やはり、Zカーは好きなクルマです。MCは気になりますね。記事はRESPONSEからです。 日産自動車は、『フェアレディZ』および『フェアレディZ ロードスター』をマイナーチェンジし、18日より発売を開始する。 今回のマイナーチェンジでは、LEDハイパーデイライトを装着し低さとワイド感を強調する新形状のフロントバンパーや新デザインのアルミホイールを採用するなど、エクステリアとインテリアをよりスポーティでスタイリッシュに変更した。 さらに、ボディカラーに深く鮮やかな色合いのプレミアムサンフレアオレンジなどの新色を設定し、レッドのブレーキキャリパーを採用するなど、新鮮さとスポーティ感を際立たせている。また、ユーロチューンドサスペンションや耐フェード性能を向上させたブレーキパッドを採用するなど、走りの性能をさらに高めている。価格はクーペが378万円から451万5000円。ロードスターが438万9000円から512万4000円。
2012年07月11日
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乗ることはないかも知れません。しかし、SUZUKIスプラッシュは好きなクルマの一台です。記事はCORISMからです。 スズキは、小型乗用車「スプラッシュ」の内外装デザインを変更して、7月30日より発売する。 スズキ スプラッシュは、ハンガリーの四輪生産・販売子会社である「マジャールスズキ社」で生産し、日本に輸入して販売するコンパクトカー。そのため、スズキ車の中でも、ひと際エモーショナルなデザインをもち、シッカリ踏ん張っているような台形のシルエットは安定感抜群。輸入コンパクトカーと思わせるほどの存在感を持つ。また、主戦場であるヨーロッパで鍛えあげられたフットワークは、少々かカタメに仕上げられているのも特徴だ。搭載されるエンジンは、1.2LでとCVTと組み合わされている。 ヨーロッパ生産ということもあり、安全装備も秀逸。横滑り防止装置のESPや運転席&助手席エアバックに加え、カーテンエアバッグと、フロントシートサイドエアバッグの6つのエアバックを装備。さらに、後席中央のヘッドレストや3点式シートベルトも装備される。JC08モード燃費は19.6km/Lだ。 スズキ スプラッシュの販売台数は、それほど多くなく国内ではマイナーな存在ではあるが、軽快な走りと高い安全装備を持ち、リーズナブルな価格も含め、隠れた名車といえるコンパクトカーだ。 個性的なコンパクトカーが欲しいと望んでいる人は、ぜひ購入リストに入れてジックリとチェクすることをオススメする。<スズキ スプラッシュの主な仕様変更点>■エクステリア・フロントグリル、フロント及びリヤバンパー、ボンネットフード、フォグランプベゼルの意匠を変更し、スポーティーで精悍な印象とした。・新色の水色「スパークリングブルーメタリック」を含む、全4色の車体色を設定。■インテリア・ピアノブラック調のインパネセンターガーニッシュを採用。・ブラック基調のドアトリム及びシート表皮を採用。<スズキ スプラッシュ価格> 1,287,300円
2012年06月27日
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CITROENのDS3。25色のカラー・コーディネート!オシャレですよね。とてもすべては載せられませんが、その一端なりご覧いただきます。 記事はCar Watchからです。 プジョー・シトロエン・ジャポンは、Web限定モデル「DS Chic Unique 2(シック・ユニーク 2)」を14日に発売した。価格は252万円。 3ドア・コンパクト・スポーティーモデル「DS3」の、Web Store限定販売モデル。DS3にはボディーとルーフ、ミラーカバーなどの色をコーディネートできるカスタマイズプログラム「ビークルパーソナリゼーション」が用意されているが、これを活用して25通りの組み合わせから選べる。 ベースモデルは直列4気筒DOHC 1.6リッター/4速AT/右ハンドルの「シック」で、4色のボディーカラーと7色の「ユニークルーフ&ドアミラーカラー」を組み合わせる。 インテリアはファブリック ミストラル。価格はシックの3万円高となっている。 また、オプションでフロントグリルなどにダーククロームを装着する「ダーククロームパッケージ」(8万円)、専用ステッカー「PLANE」(6万円)、カラーシフトノブ3色(1万4000円)が用意される。
2012年06月16日
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いよいよ街で走る姿を見ることができるでしょうネ、TOYOTA86です。 試乗記、これはレスポンス 井出康一郎レポートからです。 日本車としては久々の純スポーツクーペとして注目を浴びているトヨタ『86』/スバル『BRZ』。3月に富士重工業の太田工場(群馬)で生産が立ち上がったばかりの両モデルのうち、トヨタブランドの86に試乗する機会を得た。 神奈川・湘南の大磯ロングビーチと箱根(トーヨータイヤ)ターンパイク頂上を往復する1時間程度の短いコースではあったが、公道走行におけるハンドリング、パワートレイン、快適性などをチェックしてみた。試乗グレードは充実した装備を持つGTの6速MT。結論から言うと、86は高いものでも300万円少々という価格レンジの低いスポーツクーペとしては望外ともいえるハイレベルな仕上がりぶりを示していた。スバルのBRZは86と足回りのチューニングが異なると聞いているが、メカニズムの違いはほとんどないことから、同様に良好な仕上がりになっていることは容易に想像できる。 カタログやトヨタの謳い文句からは、いかにも峠マシンという印象を受けるが、実車は高速巡航時の直進性、ワインディングロードでの旋回性を高次元で両立させたものだった。一般公道での試乗だったため限界性能を試したわけではないが、山岳路であるターンパイクで少しステアリングを強めに切ってみた時の感触では、カーブ外側の前輪の沈み込みに後輪が素早く、かつ素直についてくるという、いかにもスポーツカーらしい動きを見せた。一方、高速走行時の直進性は高く、レーンチェンジ時の姿勢変化も穏やか。前後のロールバランスやタイヤのチューニングでハンドリングを無理やり作ったのではなく、車両の基本性能を煮詰めてレベルを上げたイメージだ。 山岳路でのドライブフィールの印象を良くしている要因のひとつに、シート設計がある。スポーツタイプのバケットシートを採用しているが、その形状が良く、コーナリング時に腰を効果的に支持してくれるのだ。ハイスピードでのコーナリングの時、ドライバーは腰より上をコーナー出口方面にねじる。スキーでいえばウェーデルンのような姿勢を取りたくなるものだ。シートの形状が悪いと、そのときに体が無駄に動いてしまい、クルマの動きを察知しづらくなる。86のシートは支えてほしいところをキッチリサポートするような形状になっており、それが気持ちよさ、クルマのコントロール性を高めているものと思われた。乗り心地は柔らかくはないが、車速が上がるにつれて乗り心地はフラットになり、突き上げ感や路面のざらつき感も和らいでくる。1人ないし2人乗車であれば、ロングツーリングにも十分使えそうな印象を受けた。 86/BRZのラインオフ(生産開始)式が3月16日、群馬にある富士重工の太田工場で行われた。そのとき、ライン見学でホワイトボディを初めて見たのだが、リアサスペンションまわりに強固な構造材を配置し、それらが点溶接ではなく線形溶接で接合されるなど、86/BRZよりはるかに高価なポルシェやアウディのような丁寧な工作ぶりに驚かされた。低価格スポーツカーということで、低コストで簡素な構造になると予想していたからだ。弱小メーカーゆえ、少量生産でどうやったらコストを下げられるかということに常に苦心してきたスバルのノウハウが目いっぱい活用された格好だ。こうした部分も実車の良さにつながっている。動力性能も悪くない。1200kg台という、いまどきのクルマとしては軽量なボディに200馬力エンジンという組み合わせは十分にパワフルで、かつアクセルレスポンスも良く感じられる。 欠点として気になったのは、ユーザーインターフェースの悪さだ。計器類はコンパクトなメータークラスター内に集中配置されているが、視認性は思いのほか悪い。左側に位置するスピードメーターは、ドライブ中にチラ見するだけでは時速何kmくらいかを読み取るのが困難。中央のタコメーター内に、別にデジタルスピードメーターをわざわざ置くゆえんだろう。が、そのタコメーターの視認性もあまり良くない。このあたりの人間工学的デザインはもう一歩レベルを高める必要がありそうだ。また、純正カーナビの操作性も悪く、目的地設定、地図の拡大・縮小などの操作を直感的に行うことができない。操作自体は一回習熟すればできるようになるだろうが、とくにロングツーリングのときなど、見ないでも操作可能なくらいのレイアウトにするかどうかで疲労感がまるで違ってくるだけに、改善が望まれるところだ。 86は、最上位で300万円強という、スポーツカーとしては低価格レンジのモデルにもかかわらず、クルマとしての質はとても高く仕上げられていた。動力性能の絶対値は世界のプレミアムスポーツと比べると低いだろうが、本格スポーツカーとはどういうものかという片鱗を味わうだけの資質はある。トヨタは86について「あくまでベース車、自分のオリジナルの1台を作り上げていってください」といった位置づけを行っているが、むしろ下手にいじってバランスを崩すのはもったいないというのが、ファーストドライブを終えた時の率直な感想だった。
2012年04月09日
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MSN自動車の連載ですが・・・ 今をトキメク、TOYOTA86登場です。これはなかなかなもの、場所はお台場・メガウェブです。 第33回は、テレビドラマや雑誌広告などで活躍する、女優・モデルの松岡音々さんが、お台場にあるトヨタのクルマのテーマパーク「メガウェブ」にやってきました。スバルと共同開発したことで話題のスポーツカーを前に、テンションも上がり気味の様子です! この「86」は、通称「ハチロク」と呼ばれていた、カローラレビン、スプリンタートレノの「走りを楽しむ」という精神を受け継いだスポーツカー。当時を知る人だけじゃなく、新しいファンも増えそうな予感ですね! フロントデザインは、共同開発のスバルから発売のモデル「BRZ」との大きな違いなんですって。「86」のマスクは、獲物を狙う肉食系の動物をモチーフとしていて、「キーンルック」と呼ばれているそうです。 軽量でコンパクトな設計を追求した結果、4人乗りのスポーツカーでは世界最小サイズに。重量配分も、前後53:47とバランスが良く、ハンドリング性能を高めているそうです。 大きく張り出したフェンダーや、高めに配置されたディフューザー。リアのデザインも、力強くスポーティーなイメージですね。 スバルの水平対向エンジンをベースに、トヨタの最新直噴技術を組み合わせた、共同開発のエンジン。「TOYOTA」と「SUBARU」両方のロゴが入っているのは新鮮です! ステアリングは、操作性と持ちやすさを追求した結果、トヨタ車最小径の365mmになったのだとか。タコメーターが中心になった3連のメーターも、スポーツカーらしさを感じさせますね。 重心を低くするため、シートポジションは可能な限り低く作られたそう。着座位置から地面まではなんと約40cm! 地面に近いから、ドライバーがよりスピードを体感できるんですって。カラーバリエーションやホールド性の高いスポーツタイプのシートなど、多彩なオプションが用意されています。自分好みにカスタマイズできる点は、かつての「ハチロク」を受け継いでいるそう。
2012年04月06日
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ドイツ・AUDI車、さすがにジュネーブでのショーに満を持して・・・って感じですね。一挙公開です。 記事はCar Watchからです。 アウディのジュネーブモーターショーでのハイライトは、3世代目となる新型「A3」が発表されたこと。新型A3のシャシーは、アウディが持つ軽量化技術を全面的に投入し車重のシェイプアップを行った。具体的にはボンネットフードやフェンダーなどをアルミ化し、結果として1.4TFSIの重量を1175kgに抑えた。これは先代比で80kgの軽量化になると言う。軽量化とともに高張力鋼板を使うことで剛性面も引き上げており、軽量化と併せシャープでスポーティなハンドリングを実現したとしている。 ボディーサイズは、あえて先代から変えていない。4237×1777×1421mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2600mmと、わずかに全幅を拡大しただけだ。効率的なエアロダイナミクスを目指し、フロア下やエクステリアデザインを見直した。これによりCd値を0.31まで抑制している。 搭載エンジンは、当面はガソリン2タイプとディーゼル1タイプの計3種類。小排気量のモデルとなる1.4TFSIは最高出力122HP、最大トルク200Nm。1.8TFSIは180HP/250Nm。ディーゼルモデルの2.0TDIは最高出力150HP/320Nmとなる。もっとも燃費がよいのは2.0TDIで、4.1L/100kmとなっている。エンジンのバリエーションは増えていく予定で、1.6TDIや天然ガス仕様、液化天然ガス仕様、ハイブリッドなどが追加される。新型A3は、欧州では今春に発売される。エントリーグレードの価格はドイツで2万1600ユーロとなる。 ジュネーブショーでは、A4シリーズのハイパフォーマンスモデルとなる「RS4 アバント」も公開された。キーワードとなるのがダイナミックなハンドリングと日常の使い勝手で、両面をハイレベルで融合したと言う。 フロントに搭載するV型8気筒 4.2リッターエンジンは最高出力450HP、最大トルク430Nmを発生。自然吸気エンジンながらリッター100PSを超えるスペックを持つ。0-100km/h加速は4.7秒、最高速は280km/hをマークする。トランスミッションは7速Sトロニック。電子制御式のセンターデフは、通常でフロント40%、リア60%のトルク配分を行っているが、最大でフロント70%、リア85%まで移行する。 そして3台目のワールドプレミアとなったのが「A6オールロードクワトロ」。ボディーサイズは4940×1900×1470mm(全長×全幅×全高)で、ベースとなるA6アバントからやや拡大している。 搭載エンジンはガソリンモデル1種類、ディーゼルモデル3種類。ガソリン仕様の3.0TFSIは、最高出力310HP、最大トルク440Nm。ディーゼル仕様はすべて3.0TDIだが、最高出力と最大トルクが204HP/450Nm、245HP/580Nm、313HP/650Nmのバリエーションが用意される。また、レーダーを使った衝突防止システムを装備し、30km以下なら追突や衝突を防ぐとしている。 「A1 2.0Tクワトロ」は、333台限定で生産されるA1のトップレンジ。搭載エンジンは2.0TFSIで、最高出力256HP、最大トルク350Nmを発生。トランスミッションは6速MTで、0-100km/h加速はわずか5.7秒、トップスピードは245km/hをマークする。エクステリアでは、大きなダクトを設けた専用フロントバンパーやリアウイングなどが特徴的。ルーフはグロスブラックに塗られ、ボディーのグレイシャーホワイトメタリックとのツートーンカラーはスポーティな仕上がり。 また、インテリアではスポーツレザーシートや赤く塗られたタコメーターなど、専用のアイテムが数多く装備される。
2012年03月17日
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SUZUKIスイフト、新型スポーツ。このクルマは気になりますね。やはりヨーロッパ車の走りを見せる車に仕上がっているようです。 記事はCar Watch 岡本幸一郎レポートからです。 意識の高い多くのファンが注目する「スイフトスポーツ」の動向となれば話は別だろう。あまり変わりばえしないといわれるエクステリアも、数々の専用パーツが与えられて新鮮味があるし、全体のまとまり感もよい。 それにしても、まだ先代スイフトが現役だった3年前くらいに、「次期(=現行)スイフトにはスイフトスポーツのプランがない」との情報を耳にしたこともあったのだが、こうして出てきてくれて本当によかったと思う。 今回は箱根の芦ノ湖スカイラインでスイフトスポーツに試乗した。アップダウンに富み、中小さまざまなRのコーナーが連なり、路面の起伏や荒れもそれなりに見受けられるという、“走り”を売りとするクルマを試すにはもってこいの場である。まず確認したかったのはエンジンフィールだ。先代(2代目)スイフトスポーツも、同クラスのライバルに比べると十分によかったが、期待値の大きさからすると物足りない気もしなくなかった。だからこそ新型ではどうなっているのか、とても興味があった。 スペック的には、排気量は同じ1.6リッターながら、最高出力は約9%アップの100kW(136PS)/6900rpm、最大トルクは約8%アップの160Nm(16.3Nm)/4400rpmと、それぞれ向上している。そして実際にドライブすると、数値の上がり幅よりももっと上がったように感じられたほどフィーリングはよかった。レスポンスがずっと鋭くなり、全域にわたってトルクがあるので、きつめの上り坂でもものともせずに駆け上がっていける。4000rpmあたりからパンチが効いた加速感も先代とまったく違うし、吹け上がり方もより抵抗のない“抜けた”感じになっていた。新たに採用されたものとして、樹脂製インテークマニホールドと可変吸気システムが挙げられる。これは、エンジン回転数に応じて吸気管路を切り替え、より多くの空気を吸い込めるようにするためのもの。吸気バルブが開いた瞬間に吸い込まれる空気の圧力がもっとも高くなるよう、吸気管の長さを低回転では短く、中回転では長く、高回転では短くすることで全域でのトルクアップを図るというものだ。さらに、その可変吸気システムによる充填効率を最大限に活かすため、吸気バルブの開閉タイミング制御と吸気バルブリフト量の増加を図っている。 音についても整理されている。開発者によると「音で速さを感じる部分もあるので、静粛性に配慮しつつ、気持ちのよい音を出すことを考えた。品質感を欠くことのないよう『ノイズ』は抑えつつ、『サウンド』は出すというニュアンス」とのことだった。実際、低音の効いたサウンドがスポーティなムードを高めていてよいのだが、実は騒音に関しては法規的にギリギリのレベルらしい。ちなみに車両重量についても、全長は90mm大きくなったものの、全体では10kg軽くなったのもありがたい。トランスミッションは、従来の5速MTは6速MTへ、4速ATは7速マニュアルモード付CVTに変更された。これまで日本で7割、欧州では実に9割もの比率でMTが選ばれていたとのことで、まずはMTがどんなものか気になるところ。6速MTは、キザシ等に搭載されるものをベースに容量を最適化し、軽量化を図ったもの。シフトストロークはとくに横方向が短く、シフトチェンジ時の吸い込まれ感も心地よい。5速までがクロスしたギア比は箱根を走るにもちょうどよい。6速は巡航用で、今回は高速道路を走れなかったが、100km/h走行時のエンジン回転数は従来の約3200rpmから、約2700rpmに下がっているそうだ。 余談だが、今回ホイールベースが延長されているのは、衝突安全性への対応だけでなく、この6速MTを収めるために必要という物理的な事情もあったようだ。一方のCVTについては、4速ATから7速のマニュアルモード付CVTとなったことで、MT/CVTの販売比率が少なからず変わってくるのではと思うところだが、いずれにしてもスイフトスポーツに相応しい走りが楽しめることに期待したいところだ。 CVT車に乗ってすぐに感じたのは、標準車のスイフト(CVT)と違って、踏み始めのレスポンスがよい。スイフトでは、副変速機の機構的な制約に加え、燃費への配慮から意図的に初期のレスポンスを落としていたのだが、スイフトスポーツはまったく違う。「これは本当に同じジヤトコ製の副変速機付きCVTなのか?」と思ったほど。 開発者に聞いたところでは、エンジンとの協調制御を図り、副変速機の存在が気にならないようなチューニングを心がけたとのこと。副変速機付CVTで多少のタイムラグが出るのは宿命と認識していたのだが、そんなことはないようだ。ちなみに、MT車ではクラッチを切ってアクセルOFFにしたときのエンジンのストール性が悪い、つまりエンジン回転の落ちが遅いことが少々気になったのだが、CVTではそれが気になることもない。また、できるだけ高い回転域でもシフトダウンできるように専用にチューニングされている。マニュアルシフトの操作を行えるのはパドルシフトのみで、フロアセレクターのポジションはP/R/N/D/Mとなっているが、これも合理的でよいと思う。ただし、高回転が苦手なCVTの耐久性を考慮し、7200rpm~がレッドゾーンになっているもののそこまでは回らず、最高出力の発生回転数である6900rpmあたりで頭打ちとなるような設定になっている。 フットワークの仕上がりにさらに驚かされた。よく「意のまま」という表現が使われるが、このクルマの走りはまさにそれ。ステアリングを切ったとおりに、余分な動きを出すことなく、イメージどおりにラインをトレースしていける。大前提としてあるのは、極めてリアのスタビリティが高いこと。接地性が高く、オーバーステアが顔を出すことはまずない。これに、可変ステアリングによる俊敏な操縦性がピッタリの相性ではまった印象で、ほぼ90度を超えることのない小さな舵角でもノーズが軽快に向きを変えていく。ちなみにMT車とCVT車では前軸重に車検証上で20kgの差があり、実際にもMTのほうがノーズが軽いように感じられた。さらに、ツイスティに切り返すようなシチュエーションでも、普通は直前の操作による挙動が残るものだが、1つ1つが瞬時に収まるので、すぐに次の動きに移ることができるところもよい。だからフェイントを使おうと試みても、その操作にすら位相遅れなくついてくるので、よい意味であまりフェイントは使えない。一連の操作に対するヨーモーメントの出方に高い一体感があり、極めて自然に仕上がっている。小さくて軽いという強みこそあれ、重心が低くないにもかかわらず、小手先に頼ることなくこのような走りが実現できていることには驚くばかり。
2012年03月08日
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いよいよ発売が迫ってきたTOYOTA「86」です。今年の2月2日が発表、そして4月6日(金)発売開始・・・とのウワサ!が出ています。 これはイズム・コンシェルジュに載った、東京モーターショー時点での記事です。 トヨタは東京モーターショーにおいて、新型FRスポーツカー「86(ハチロク)」を出展する。これまで「FT-86」の名で公開されてきたコンセプトモデルの、待望の市販バージョンだ。 86はトヨタとスバルによる共同開発が行なわれたコンパクトスポーツモデルで、フロントにエンジンを置きリヤタイヤを駆動するフロントエンジン・リヤドライブ(FR)方式を採用する。搭載エンジンは、スバルの得意とする低重心の水平対向エンジンに、トヨタの最新直噴技術「D-4S」を組み合せた排気量2.0Lの自然吸気ユニット。リッターあたり100psとなる最高出力200psを発揮するスポーツエンジンだ。これに86の走りに合わせ専用チューニングが施された6速MTを組み合せる。また、レクサスIS-Fなどでもおなじみの6速スポーツATも用意される。 「86」の名は、1983年にデビューした小型FRスポーティモデル「AE86型カローラレビン/スプリンタートレノ」(下写真)に由来する。ハンドリングの楽しさなどFRスポーツカーが持つ走りの楽しさを若い世代でも手軽に楽しむことのできるエントリースポーツカーとして、また一方で自分好みのカスタマイズを施すことでさらなる走りの楽しさを引き出せるベースモデルとして大変な人気を集めたこのAE86型レビン/トレノは、今もなお幅広い世代に多くのファンを抱えている。 このAE86のように「自由に走りを楽しめるクルマをもう一度作ろう」ところから、トヨタ86の開発がスタートした。ちなみにAE86型レビン/トレノのほか、「トヨタ2000GT」「トヨタスポーツ800」という2台のFRスポーツカーを強く意識しながら、86の開発は進められたという。 前者は日本自動車史上に残る伝説的なスポーツカー。映画「007」シリーズに登場したことでも知られる。また後者は、トヨタ86と同じ水平対向FRレイアウトを採用したモデルだ。 11月27日に富士スピードウェイで行なわれた「トヨタGAZOO Racingフェステイバル」会場では、ファンに向けたひと足早いプレビューが実施された。同会場では、86開発チーフエンジニアを務める多田哲也氏によるブリーフィングも行なわれている。 「スポーツカーは、ドライバーが主役となりコントロールしてこそ楽しいもの。そのため近年の高性能車やスポーツモデルに見られる高出力ターボや4WD、ハイグリップタイヤなどといった常識を、全て外すことからスタートしました。ヨーロッパ製スーパースポーツカーに匹敵する低重心を実現し、またドライバーのアクセル操作にダイレクトに応える自然吸気エンジンを搭載しています。トランスミッションのフィーリングにもこだわり、ほぼ新設計と言えるものを採用しています。普段街中を走るだけでも楽しい、普通のスピードでコーナーを曲がっただけでも高揚感を感じられるようなスポーツモデルです」(多田氏)。 走りの楽しさという、スポーツカーの根源的な部分をあらためて問いながら開発が進められたトヨタ86だが、スポーツカーに走りとともに重要なスタイリング面について大変なこだわりとともにデザインが進められた。例えば社内のスポーツカーファンによる特別チームを結成し、これまでにないかたちでさまざまな議論が重ねられたという。また面白いことにクレイモデルの作業現場には、現存する個体の中で最も程度のいいトヨタ2000GTが置かれ、そのオーラを感じながらデザインが行なわれた。 2012年春の発売が予定されるトヨタ86。その姿をいち早く今年の東京モーターショーで確かめて欲しい。
2012年01月31日
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TOYOTA86発売直前、記事にこんなのが載っています。これは、昔の86ファンが大人になってやはり欲しい・・・傾向なのか? 若者のスポーツ車離れ・・・なのか? 記事はレスポンスからです。 トヨタの小型FRスポーツカー『86』(ハチロク)の受注がいよいよ始まる。「誰もが運転して楽しいクルマをつくりたい」というコンセプトのもとで開発された86であるが、実際にはどのようなユーザーに関心を持たれているのだろうか。 「やはり、興味を持たれるのは40代の男性が中心」と都内ディーラーの担当者は言う。具体的には、以前に『スープラ』や『アルテッツァ』に乗っていたユーザーが購入を検討しているという。 また、「元々スポーツカーに興味があるユーザー以外にとっては、決して安くはない価格です。加えて、2+2のシートなど、環境性能を重視する昨今のクルマ事情にそぐわない」と同担当者は述べ、万人受けするクルマではないことを指摘した。 このような要因から「40代以上でのスポーツカーに興味がある男性」が実際の購入層になるとなる。
2012年01月25日
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MINI車の中でもCRYSTALの付く、Cooper-Sですね。やはり特別に豪華なMINIといえましょう。このAT車は369万円します。記事はMSN自動車から。 第16回は、舞台や映画などを中心に活躍する女優の横川ユカさんが、MINI目黒にやってきました。オシャレなものが大好きな彼女は、プレミアム・コンパクトカー・ブランドのMINIの世界観を表現したショールームに、ワクワクしているようです! 「MINI CRYSTAL」のネーミングは、1851 年ロンドンで開催された「第1回万国博覧会」会場として建てられた壮麗な建造物、「The Crystal Palace(水晶宮)」に由来しているんですって。 水晶を模したデザインのボンネット・ストライプはMINI CRYSTAL専用のもの。スポーティーさとエレガントさを兼ね備えた雰囲気ですね。 MINI CRYSTALのラインアップは2タイプ。リア・ゲートのエンブレムにSの文字が光るCooper Sというモデルは、ターボチャージャー付きのエンジンで、パワフルな走りが楽しめるんですって! エレガントな模様がすてきな、特別仕様のミラー・キャップ。サイド・スカットルと呼ばれる部分にも模様が施されていて、デザイナーのこだわりが感じられます。 MINI CRYSTAL専用のツートーン・カラーのレザー・ステアリングには、手を放すことなくオーディオなどの操作ができるマルチ・ファンクション機能が備わっています。 クリスタルを連想させるモチーフが、至るところにあしらわれているオシャレなインテリア。ボディ・カラーのグレー・メタリックと相まって、ライトグレー調のシートが映えますね。 2ドアのMINI CRYSTALだけど、リア・シートはこんなにもゆったり。左右独立タイプのシートが、体を適度に包んでくれる感じです。 レザー仕上げのダッシュボードが、より洗練された雰囲気を演出。キュートなイメージのMINIだけど、このMINI CRYSTALは、大人の女性に似合うクルマですね。
2011年11月26日
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好評の美女ナビ・・・ またまたガイシャ登場です。MINIの中から、ちょっと大きい クーパーSクロスオーバーの登場です。 記事はMSN自動車からです。 第15回は、テレビのバラエティー番組をはじめ、女優としてドラマにも出演する望月みささんが、MINI目黒にやってきました。モノトーン調にまとめられたスタイリッシュなショールームの中で、存在感を放つMINI Cooper S Crossoverの姿に、目をキラキラと輝かせています! MINI Crossoverシリーズは、MINIファミリーに加わった4番目のモデル。その中でもこのCooper Sは、ターボを搭載した走行性能の高いクルマなんですって。 大きなヘッドライトやグリルなど、フロントマスクはとっても個性的! MINI Crossoverは、MINIならではの典型的なデザインを受け継ぎながらも、新しい雰囲気をまとったクルマですね。 MINI Crossoverのボディは、MINIの中で最も大きなサイズ。さらに、MINIとしては初めて4枚ドアを採用したモデルなんですって。 MINIってコンパクトなイメージがあったけど、MINI Crossoverはとっても室内空間が広いの。リア・シートを倒すと、こんなにも広い収納スペースができちゃうから驚き! ハンドルを切った時だけスイッチがONになる、電動パワー・ステアリング(EPAS)は、走行状態に応じてパワーアシスト量を自動調整してくれるという優れモノなの。 MINIのハッチバック・モデルよりもシート・ポジションが高く設定されているおかげで、視認性が高く、車幅感覚がつかみやすいからリラックスしてドライブできそう。 運転席と助手席にはシート・ヒーターを内蔵(オプション)。個別にシート温度を3段階に調節できるから、寒くなるこれからのシーズンにはうれしい機能ですね。 リア・シートは、前後位置だけでなく、バックレストの角度を調整できるの。これなら4人でのロングドライブも快適に過ごせますね!
2011年11月18日
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MSN自動車の特集シリーズ第7回になりますね。登場するクルマは、RENAULTのコンパクト・オープンカー ウィンドの登場です。 第7回は、ファッション誌やTV番組などで活躍しているモデルの日笠麗奈さんがルノー世田谷にやってきました。初めて目にするスタイリッシュなデザインにときめいているみたいです! これまでに見たことがない、スポーティでスタイリッシュなデザイン。サイズもコンパクトなので、女の子でもドライビングが楽しめそうな気がしますね。 ルノー ウインドが抱かせるスポーティ感は、エンジンを中央に搭載する「ミッドシップカー」をほうふつさせるスタイリングによるものなんですって。 ラゲッジルームは270Lの容量だから、十分な収納力がありますね! ハードトップを格納しても収納スペースの大きさは変わらないんですって。 電動回転格納式ルーフなので、操作もらくらく。ハードトップをオープンにする時間はわずか12秒! あっという間に、ロードスターへ変身しちゃいました。 シートを倒すと、こんなところにも収納スペースがありました。走りを楽しむだけではなく、普段使いから旅行まで、いろんなシーンで活躍してくれるクルマですね。 メーターパネル周りは、オートバイのデザインをイメージしているんですって。ドライバーズシートに座ると、「運転してみたい!」という気持ちになってきます。 2シーターのスポーティなクルマの室内って狭い印象があったけど、シートを後方にスライドすればこんなにも足を伸ばすことができるから、遠くへのドライブも快適ですね。 包み込まれるようなシートの安心感と、ルーフをオープンした時の開放感が、クルマに乗ることの楽しさを、より一層大きなものにしてくれる気がします。
2011年09月25日
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MINI・・・一言言わせていただければ、このところ、やや大きめのMINIが次々出てきた。大きいのは「MINI」とは言わないでしょう・・・小さいからこそ、存在意義が大きいのでしょう・・・ これは、そんなMINIへの思いをつなぐ一台になりそうです。 記事はHobidas Autoからです。 BMWは現地時間の13日に開幕した「第64回フランクフルト国際モーターショー」において、「ミニ(MINI)」の新モデル「ミニ・クーペ」を正式発表した。 「ミニ」シリーズ初の2シーターモデルとなるこの車両は、同車の掲げる「ゴーカート・フィーリング」を最も強く感じることができるスーパー・コンパクト・スポーツカーとして開発され、エンジン・ラインナップからシャシーのセットアップ、重量配分、空力特性まで、あらゆる点において最適なパフォーマンスの実現を追求した1台だ。 このため搭載されるエンジンもラインアップ中最もパワフルなガソリン&ディーゼル・エンジンが用意され、トップモデルの「ミニ・ジョンクーパー・ワークス・クーペ(MINI John Cooper Works Coupe)」では、最高出力155kW (211hp) を誇っている。 さらに「究極のゴーカート・フィーリング」を実現するべく、電動パワーステアリングやダイナミック・スタビリティ・コントロール・システム(標準装備)、パワフルなブレーキ・シシテムなどを、高いねじれ剛性を誇る車体にドッキング。 フラットなシルエットと斬新な「ヘルメット・ルーフ」にはインテグラル・ルーフ・スポイラーとアクティブ・リヤ・スポイラーが備わり、高速走行時のエアフローも最適化された。 しかも、驚くことにこのサイズでありながらも、実用性も損なわれていない。「ミニ・クーペ」は、上方に大きく開くテールゲートと大容量のラゲージ・エリア(スルー・ローディング機能付き)を備えており、様々な日常使用にも応えてくれるのだ。 「ゴーカート・フィーリング」! これですよ。MINIが他の市販車に勝る、ゼッタイの強みです
2011年09月14日
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MSN自動車の特集「美女ナビ」からですが・・・前回はVOLVOのセダン60でしたが、今回はワゴンの60です。モチロン、女性も違う方です。 第4回は、注目の新人ファッションモデル、高橋スーザンさんがボルボ・カーズ目黒にやってきました。好奇心旺盛な彼女は、新しいデザインや機能や装備に、目をキラキラ輝かせています! デザイン大国、スウェーデンのメーカーらしく、ルックスはとてもおしゃれ! 時速30km以下の低速での衝突を回避・軽減できるCITY SAFETYも標準装備なんですって。 個性的なデザインのテールランプ。LEDランプが織り成すラインが美しく光ります。急ブレーキのとき点滅して、後ろの車に注意を促す「アダプティブ・ブレーキライト」という機能を搭載しているんです。 テールゲートを上げると開口部がこんなに広いから、ゴルフバッグも横向きに積むことができるんだって。レジャーやスポーツには最適ですね。 リアシートを倒すと、こんなに広々とした収納スペースが作れちゃうんです! 外見からは想像できないほどの広さの空間に驚いちゃいました。 3分割できるリアシートは、ワンアクションで倒すことができるから、私にもカンタンに操作できちゃいます。荷物に合わせてアレンジすれば、スペースを有効活用できますね。 ドライバーの好みに合わせてステアリングのパワーアシスト量をコントロールすることもできる「速度感応式パワーステアリング」という機能が付いていて、駐車時や渋滞時の運転がラクになるみたいです。 身長に関係なくピッタリとフィットしてくれるヘッドレスト。このヘッドレストは、座り心地を左右するだけでなく、頭部の保護にも重要なパーツなんですって。 インテリアに使われている金属やレザー、テキスタイルなどのマテリアルはアレルギーにも配慮した安全で快適な素材が採用されているんです。
2011年09月04日
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現行型ゴルフは2008年10月からドイツ本国で販売開始、ワールドカーオブザイヤー2009になりました。日本車仕様は2009年4月から販売してきました。早くも7代目ゴルフの情報です。 記事はレスポンスからです。 フォルクスワーゲンの主力モデル、『ゴルフ』。その次期型の方向性が見えてきた。 これは英国の自動車メディア、『AUTOCAR』が伝えたもの。同メディアによると、次期ゴルフは現行型よりもスポーティさを強調したデザインを採用。低いルーフラインや、寝かされたフロントウインドスクリーン、低いドライビングポジションなどが特徴になるという。 これは、MPVの『ゴルフプラス』と明確な差別化を図るのが、ひとつの狙い。また、ハッチバックに関しては、5ドアよりも3ドアに、スポーティなデザインが与えられるもようだ。 7世代目となる次期ゴルフ。早ければ2012年内には、その姿を現すと見られている。
2011年07月27日
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シリーズ「マイスターの逸品」は、RENAULTのRSを取り上げています。 記事はMSN自動車からです。 「R.S.」=ルノー・スポールは、ルノーとルノー・スポール テクノロジー社が手掛けるスポーツカーブランドである。グリルやリアに誇らしげに張られる「R.S.」のエンブレムは、同社のレース関係者はもちろん、市販車作りに携わるエンジニアにとってのプライドそのものだ。迫力あるフェンダーやワイド&ローのフォルムに加え、メガーヌ ルノー・スポールのダイナミックなスタイリングには、空気の流れを緻密に計算したエアロパーツが欠かせない。F1譲りのダイナミックな造形で、眺めるだけで心が浮き立つようなたたずまいを実現。F1のフロントウイングのようなフロントマスク、フロントグリルには「R.S.」のエンブレムが輝き、ディフューザー形状のリアエンドには、スポーティな造形のシングルマフラーが顔を出している。 長きにわたり国際的なモータースポーツシーンの先頭を走るルノーとルノー・スポール テクノロジー社。彼らの経験と英知を惜しげもなく注ぎ込んだメガーヌ ルノー・スポールは、スポーツモデルに求められるさまざまな要素が融合された、唯一無二の存在といえよう。 メガーヌ ルノー・スポールの走りに驚異的なレスポンスをもたらすのは、2.0リッターながら250psというハイパワーを誇るエンジンである。開発陣は、このエンジンのパーツを先代モデルに比べ25%も刷新した。ブースト圧が高められ、無段階吸気バルブタイミング機構、燃料噴射プログラムの見直しなどにより、1.0リッター当たり125psという強烈なスペックを達成。どんな状況下でも即座に加速する頼もしいエンジンは、いち早くコーナーから立ち上がり、トップスピードへと引き上げてくれる。 今の時代、たとえスポーツカーであっても単に速いクルマというだけでは高い評価を得ることは難しい。タンブル生成シリンダーヘッド、ハードカーボンコーティングピストン、ナトリウム封入バルブの採用などで燃焼効率の向上も実現。ハイレスポンスのスポーツカーエンジンながら、10・15モード燃費11.8km/Lを達成した省燃費性は、ルノーとルノー・スポール テクノロジー社、そして担当エンジニアたちの次世代を見据えたモノづくりの結晶といえる。 ダークカーボンカラーでコーディネイトされたインテリアには、色使いだけでもレーシーな雰囲気が漂う。足元のアルミペダルも走るために用意された装備だが、見た目の効果も絶大だ。そこにタコメーターの鮮やかなイエローやシルバー加飾を細部に配することでより強烈なアクセントを付加。ステアリングにはイエローセンターポイントステッチが施され、イエローコーディネイトの妙を感じさせる。 タフなスポーツドライビングでも体を支えるバケットシートには、世界的なシートメーカーのレカロ社製を採用。こちらにもイエローステッチとドット入りのコーディネイトで、統一感を追求している。インテリアの担当デザイナーは、レーシーな空気感を具現化するだけでなく、メインボディカラーであるイエローをインテリアにもさり気なく取り入れるなど、フランスらしいエスプリを効かせているのだ。 スポーツカー初心者にも乗りこなしやすく、日常の足としても十分対応し、爽快な走りと快適性のバランスに富む「シャシースポール」と、腕利きのドライバーがサーキットで走ってこそ真価を最大限発揮できる本格派の「シャシーカップ」の、二つのシャシーを用意。特に後者は、直径24.2mmのアンチロールバーにより剛性を高め、路面に吸い付くような、いうなれば"正確無比なハンドリング"を実現している。これはルノー・スポールが人車一体感の大切さを熟知しているからに他ならない。急加速や大きくステアリング操作を行った際のサスペンションの上下動に影響されることなく、常にタイヤの中心に荷重をかけることができるダブルアクスル型ストラットサスペンションは、今回、ルノー・スポールが特別に設計したもの。また、フロントの直径340mm×28mmのブレンボ製ベンチレーティッドスリットディスク、リアの直径290mm×11mmのブレンボ製スリットディスクは、強力かつ安定性のあるブレーキングを可能にし、メガーヌ ルノー・スポールのスポーツドライビングを支えている。 ノーマル/スポーツ/オフの3段階から選べる「ESP(横滑り防止装置)」により、スポーツドライビングの自由度が高まる。シーンや気分に応じてチョイスできる仕掛けを用意しているのは、ファンがスポーツカーに求める要素をルノー・スポールのエンジニアたちが熟知している証しだ。オーナーにとって走りの心を刺激してくれるのが、「R.S.モニター」で、ターボブースト圧やスロットル開度、出力など、クルマの走行状況を把握できる数値が表示されるからたまらない。万一の際でもユーロNCAPで五つ星を獲得した新型メガーヌ ハッチバックと同様の高い安全性が乗員を保護し、さらに衝撃を吸収、分散させる車体構造やシートベルト、エアバッグと連動して作動するSRPシステムなどにより、スポーツカーにこそ欠かせない高い安全性を追求。 「voiturea` vivre : 生活のためのクルマ」という理念を掲げるルノーらしい、安全性への妥協なき姿勢が具現化されているのだ。
2011年06月27日
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この情報は逃しません! かって不祥事のあったMUGENではありますが、新生M-TECは やはりHONDAのDNAが流れています、CR-Zをより魅力的なクルマに変えています。記事はレスポンスからです。ホンダの英国法人、ホンダUKは18日、『CR-Z』の高性能バージョン、『CR-Z MUGEN』の写真を初公開した。 同車は、ホンダ車のチューニングを手がける無限(M-TEC)の欧州法人、無限ユーロが開発。CR-Zのハイブリッドパワートレインや足回りを中心にチューニングを施し、「タイプR」のようなパフォーマンスを追求する。 そのハイライトは、パワートレイン。1.5リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」エンジンには、スーパーチャージャーを追加。モーターを核とした「IMA」システムに変更はないが、トータルで最大出力200ps、最大トルク25kgmを引き出す。 ノーマルのCR-Zが、最大出力128ps、最大トルク22.8kgmだから、CR-Z MUGENは最大出力が5割以上、最大トルクは約1割アップした計算。英国ホンダによると、プロトタイプ車による初期テストにおいて、0-96km/h加速は『シビックタイプR』の6.6秒と同等のタイムを叩き出したという。 足回りには、5段階の減衰力調整式ダンパーを採用。ブレーキも強化され、トレッドもワイド化された。アルミホイールは17インチサイズ。エアロダイナミクス性能を引き上げる専用ボディキットも装着する。車体の軽量化にも取り組み、50kgの軽量化を実現した。 実車のワールドプレミアは、7月に英国で行われるグッドウッドフェスティバルオブスピード。無限ユーロのColin Whittamore氏は、「CR-Z MUGENは燃費も犠牲にしていない。 エコモードでは50マイル/ガロン(約17.7km/リットル)以上、スーパーチャージャーがフル稼働する無限モードでは、30マイル/ガロン(約10.6km/リットル)台半ばだ」とコメントしている。
2011年05月18日
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これはレスポンスに載った、デザイン・ジャーナリスト松井孝晏による文です。元々デザイナーですから、クルマのデザインにはウンチクが・・・それ以上に、なかなかな力作です。アルファロメオ『MiTo』の最強モデル「MiToクアドリフォリオヴェルデ」が日本に導入された。「エンジンオブザイヤー」受賞の1.4リットル4気筒インタークーラー付きエンジンは170馬力を発し、6速MTと組み合わされる。走行モードを変更して運転を楽しめるサスペンションや、アイドリングストップシステムが付く。 2006年に限定500台で生産されたレトログラマーなアルファロメオ『8Cコンペティツィオーネ』は、2259万円という高額にもかかわらず、日本への割り当て台数はお披露目前に完売した。08年に発表されたMiToは、好評な「8C」のデザインを引き継いだものなので、売りはデザイン。 MiTo標準車に対するクアドリフォリオヴェルデのデザインの違いは、大口径18インチ専用アルミホイールと、ディアルエクゾーストと控えめだが、自在に飛翔するカラス天狗のような風貌があれば十分なのかもしれない。フロントフェンダーについている「幸運を呼ぶシンボル」クアドリフォリオヴェルデ(緑色の四葉のクローバ)で確かめることも出来る。 デザインと走りが揃ったMiToクアドリフォリオヴェルデは、まさに鬼に金棒、いや、カラス天狗に金剛杖だ。 現在はフィアットの傘下にあるアルファロメオだが、ランチアと並んでイタリアを代表するラグジュアリーカーメーカーとして知られる。1949年のヴィラデステ・コンクールデレガンスでグランプリを獲得した『6C2500ヴィラデステ』をはじめ、著名なデザインのクルマが多い。 60年代は、まさにスーパーデザイナーの時代で、ジウジアーロの『ジュリア・スプリントGT』、ピニンファリーナの『1600スパイダー・デュエット』、そしてザガートの『ジュニアZ』など、名車が多い。これら天才デザイナーの個性的なクルマは玄人好みで、今でも愛好家が多い。 2000年前後では、アルファロメオが初めてヨーロッパ・カーオブザイヤーも獲得した社内デザインの『145』は、アグリーな表情をしていた。最も成功したと言われる社内デザインの『156』も凹凸の激しい個性的な顔をしていたが、ジウジアーロのフェイスリフトにより美しい顔に整形された。その後、ジウジアーロの『159』によって、ハンサムで一般受けするアルファロメオのイメージが出来上がった。 ファニーな魅力を振りまいている社内デザインのMiToや『ジュリエッタ』は、新しさへの挑戦なのか、イタルデザインがフォルクスワーゲンの傘下になった影響か気になる。デザインで注目を集めるのはアルファロメオらしいが、完成度を忘れないで欲しい。 クルマにワッペンを張るのが流行っていたころ、四葉のクローバは貴重品であった。これはアルファロメオの「クワドリフォリオヴェルデ」で、1923年の「タルガフローリオ」のレースで初めてマシンに描かれ優勝した。それ以来、ワークスチームのシンボルとなったのだ。 1918年にスポーツカーメーカーのロンバルダ自動車製造を買収したニコラ・ロメオは、ニコラロメオ技師会社を創設した。レース好きな創業者は製作した高性能スポーツカー「RL」でレースに参加し、アルファロメオの名声を一気に高めた。その後、製作したGPマシン「P2」でグランプリーレースにも参加する傍ら、レーシングスポーツカー「8C」や高級乗用車「6C」を生んだ。 第二次世界大戦後は、戦前の高級スポーツカーC6シリーズに改良を加えて生産を再開するが、大衆量産車メーカーへと転進する。しかし、レースカーで培った技術を惜しみなく投入したので、スポーティなアルファロメオのイメージが形成される。モータースポーツやF1レースへの参加もあったが、経営危機によりワークスチームは撤退した。 アルファロメオについては、デザインを楽しんだら、エンジンルームに鎮座するオールアルミブロックの高性能4気筒DOCエンジンの、大きな乾パンのような赤いロッカーカバーを見ながら、レースの栄光を懐かしむのがエンスーの慣わしだ。
2011年05月02日
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甲乙つけ難いクルマたち。記事はAuto C One岡本幸一郎レポートです。筆頭は2011年1月発売のアウディA1だ。3ドアハッチバックのみの設定で、日本に導入されるのは1.4リッターのTSIエンジンと7速Sトロニックとなる。アウディの一員ながら289万円という価格設定。ポロGTIは、2009年秋の現行ポロの日本導入から約1年後の2010年9月に追加。日本導入は5ドアハッチバックのみで、1.4リッターのツインチャージエンジンを搭載し、7速DSGを組み合せる。ちなみに先代では日本でも3ドアと5ドアが選べ、本国では現行モデルも3ドアが選べるが、現状では諸般の事情により5ドアのみだ。価格294万円。BMW傘下2代目となる現行MINIは、2007年2月発売。2010年5月に改良、ラインアップのすべてにわたりエンジン改良されたほか、MT車にスタートストップ機構が追加されるなど。さらに同年10月には内外装が変更された。 価格303万円(ATは330万円)。 弧を描くルーフアーチを持つワンモーションシルエットのボディの中に、シングルフレームグリルやLEDを駆使したウイングデザインのヘッドランプなど、アウディらしいアイコンが散りばめられている。ボディは3970mm×1740mm×1440mm。ボディカラーは全10色と豊富に選べ、さらに全5色から選べる「コントラストルーフフィルム」を設定するなどユニークな試みも見られる。パワートレインは、VWゴルフのコンフォートラインに積まれるものとスペック(最高出力90kW[122ps]、最大トルク200Nm)も共通の1.4リッターの直噴ターボエンジンに、乾式クラッチ採用の7速のSトロニックという組み合わせ。アウディ初となるアイドリングストップ機構も付く。サスペンション形式はフロントがストラット、リアがトーションビーム式で、基本骨格はVWポロとの共通性が高いが、ワイドトレッドとし、サスペンションの取り付け剛性を高めるなど各部に手が入れられている。タイヤサイズは標準が205/55R15で、215/45R16や215/40R17も選べる。今回の撮影車は、コンパクトカーらしからぬドッシリとした安定感と、14.8というクイックなレシオのステアリングによるキビキビとしたフットワークが共存していて好印象だった。 また、コーナリング時に内輪のグリップが低下すると自動的に軽くブレーキをかけてアンダーステアを抑える電子制御式LSD機能を持つ。 GTIシリーズ伝統の上下に赤いラインが入ったハニカムフロントグリルや、専用デザインのバンパー、ブラックのサイドスカート、リアスポイラーやクロームデュアルエキゾーストパイプなどが与えられており、今回の中でももっとも明快にスポーティ色をアピールしている。215/40R17サイズのタイヤとGTI専用デザインのアルミホイールを履き、赤く塗装されたブレーキキャリパーを装着するなど、足元もスポーティ。ボディは3995mm×1685mm×1460mm。スーパーチャージャーとターボの両方を備えたツインチャージ仕様の1.4リッター直噴エンジンは、最高出力が132kW[179ps]で、250Nm[25.5kgm]の最大トルクを2000~4500rpmという幅広い回転域で発生する。0-100km/hの加速は6.9秒、最高速度は225km/hに達するというから、まさしくホットハッチであり、実際、今回の中ではもっともパワフルに感じられた。A1にはないパドルシフトが付き、小気味よくシフトチェンジできるところもポイントだ。ちなみに現状ではアイドルストップ機能は与えられていない。専用のスポーツシャシーは、ポロらしいサイズを超えた重厚感に加えて、「GTI」に相応しい、やや固めの引き締まった乗り味をもたらしている。 また、コーナリング時に駆動輪内側のトラクション不足を検知すると軽くブレーキをかけてアンダーステアを低減する「XDS」と呼ぶ電子制御式LSDを装備する。 ボディは3745mm×1685mm×1430mm。しかし、2465mmというホイールベースでバランス的にロングホイールベース、ショートオーバーハング、ワイドトレッドとなっており、ボディの四隅にホイールが配置されている。2010年5月にエンジンなど中身が大きく変わったばかりだが、その半年後の10月に今度は見た目が変わり、フロントバンパーやサイドスカットル、ホイールがスポーティなデザインとしたほかリアコンビンランプにLEDを採用するなどした。ルーフやストライプを含む外観や内装の仕様を非常に多彩な組み合わせの中からに選んで好みの1台を作ることができるのはMINIならでは。さらに同改良時に新色3色がボディカラーに追加されるなどし、よりチョイスの幅が広がった。もっともスポーティなクーパーSにはバルブトロニックによる可変バルブタイミング機構を採用したツインスクロールターボ仕様の直噴エンジンを搭載。135kW[184ps]のピークパワーと240Nmの最大トルクを発生するという、なかなかの高性能ぶり。6速ATだけでなく、いまや貴重なHパターンの6速MTが選べるところもポイントで、MT車にはアイドリングストップ機構も付く。踏み込めばフロントタイヤが簡単にトラクションを失いトルクステアも顔を出すほどパワフルで、さらに上のパワーを望むのであれば、「ジョンクーパーワークス」仕様も用意されている。スポーツサスペンションの標準装備されるクーパーSでは、切り始めの反応が素早い「カート感覚」と評されるクイックな操縦性をより楽しむことができる。 リアがマルチリンク式の独立懸架となっているのも特徴で、懐の深いグリップを得ることができる。
2011年05月01日
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MINI ONEの試乗印象記ですね。 これはWeb CG サトー・タケシの試乗記です。自分が「MINI」の立場だったら、「アウディA1」や「シトロエンDS3」といったライバルの登場で、ちょっとホッとしたかもしれない。いままでは、高級コンパクトカーへの期待をMINIがひとりで引き受けてきた。だから「レトロなデザインが後ろ向き」というような批判も浴びた。でも、あたりまえですが1台ですべての要求に応えることはできないわけです。音楽だってファッションだって60年代のテイストが好きな人っているじゃないですかっ、と、自分がMINIの立場だったら言いたいところ。それがいまなら、「だったらあちらへどうぞ」と言うことができる。ライバルが現れたことで、MINIの立ち位置がはっきりしたのだ。 2010年にMINIの全シリーズがマイナーチェンジを受け、すべてのモデルにブレーキエネルギー回生システムを装備するようになった。また、MT仕様にはアイドリングストップ機構が備わるようになっている。なかでも注目したいのが、エンジン排気量が1.4リッターから1.6リッターへと拡大したベーシックモデルの「MINI ONE」だ。もろもろの改良によって今回試乗した6MT仕様の10・15モード燃費は、20.5km/リッターへと向上しているという。 ただし排気量がアップしたとはいえ、「おおっ、速くなった」と驚くことはなかった。それもそのはず、最高出力は従来の95psから98psへと3ps増しただけ。両車のパワーの違いは、おそらく同条件で乗り比べてみないとわからないだろう。そもそも95psのマイチェン前でも力不足を感じなかったわけで、今回の排気量拡大の目的はパワーアップより効率アップなのだ。「ボロロン」という飾り気のない排気音の盛り上がりとともに健康的に吹け上がる美点もそのままだ。 エンジンの違いより大きかったのは、乗り心地の変化だ。 「MINIってこんなに乗り心地がよかったっけ?」 路上に一歩踏み出した瞬間、路面からのショックがまろやかになっていることがわかる。サスペンションが巧妙に上下運動することで、地面からの突き上げを「まぁまぁ」といなしている。プレス資料には触れられていないけれど、足まわりのセッティングに少しずつ改良が加えられていることは間違いない。 落ち着きが増してつまらなくなったかというと、そんなことはない。 “ゴーカートフィーリング”と称される小気味よい身のこなしはそのまんま。落ち着きが増したというより、「洗練された」という表現のほうが適切かもしれない。やや重めだけれどタイヤの動きを正確に伝えるステアリングホイールの手応えも良好で、タバコ屋の角を曲がるような場面でも「いいクルマだなぁ」としみじみ感じさせる。 手応えがいいといえば6MTの感触も抜群。シフトする時にスコン、スコンと無抵抗に次のギアに入るのでなく、ちょっとした重みを感じさせる。この重みは引っかかる感じの抵抗とは別モノで、しっとりとした印象を与えるものだ。 だから、ついつい意味のないシフトを繰り返す。エンジンは低回転域から力持ちで、3000rpmも回っていれば十分走る。だから頻繁にシフトしたからといって速く走れるわけでもないけれど、純粋にシフト行為が楽しい。 山道でちょっと飛ばしても、力不足だとか遅いといった不満は感じない。あり余るパワーを御する楽しみもあるけれど、手応えのいいシフトを操りながらエンジンの力をフルに発揮していると、こっちまで元気が出てくる。運転している自分まで機敏で小回りの利く人間になったと錯覚できるのが、よく出来たコンパクトカーのいいところだ。 アイドリングストップシステムにも違和感なし。停止するとスッとエンジンが停止、再始動するときの音や振動を上手に抑えた。楽しいシフト、朗らかなエンジン、スマートで機敏な足まわり。219万9000円という値段もあわせて、MINIのラインナップの中でも「MINI ONE」が個人的にはイチオシだ。「釣りはフナに始まりフナに終わる」というけれど、MINIはONEに始まりONEに終わる。 勝手な希望を言わせていただくと、ぜひ「MINI ONE コンバーチブル」という仕様を設定してほしい。「MINI ONE」と「MINIクーパー」の価格差が約50万円。「MINIクーパー コンバーチブル」が302万5000円だから、「MINI ONE コンバーチブル」はきっと250万円(だったらうれしい)。 新しい「MINI ONE」は、燃費や快適性などをイマ風にアップデイトさせながら、メカメカしいフィーリングを巧妙に味わわせてくれる。MINIって、「レトロでほのぼのとした懐かしモノ」だと思われがちだけれど、ホントは違うのかもしれない。昔の楽曲のおいしいところを引用して最新の音を作る、ヒップホップでいうところの「サンプリング」的なとがったクルマだと思えてきた。 ま、そんなことを考えるのもライバルが増えてMINIの存在が相対化されたから。オシャレ高級コンパクトが面白くなってきた。 これはMINIのベーシックモデルONEですが・・・「高級コンパクト」と言わずに「プレミアムコンパクト」といいましょう。
2011年02月05日
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DS3です。CITROENも話題つくりは上手いですね。 これはWeb CGの記事からです。プジョー・シトロエン・ジャポンは2011年1月25日、「シトロエンDS3」の特別限定車「DS3スポーツシック エディション」と「DS3シック エディション ブラン」を発売した。 「DS3スポーツシック エディション」は、1.6リッターターボ+6MT仕様の「DS3スポーツシック」をベースに、通常は設定のない色の組み合わせを採用した特別仕様車だ。新色のブルー ベリル(青)を採用した「エディション ブルー」(35台限定)をはじめ、ジョーヌ ペガス(黄)の「エディション ジョーヌ」(25台限定)、ルージュ エリトレ(赤)の「エディション ルージュ」(20台限定)の3タイプが設定される。ルーフカラーは全タイプ、ブラン オパール(白)で、ホイールキャップやシフトノブはボディカラーによって異なる色があしらわれる。 また3モデルには、17インチ・ツートンノアール・アロイホイール、ヘッドライトロアクローム、クロームドアミラーカバー、リアゲートウィンドウクローム、テールライトクロームリングも特別装備される。 価格はベース車と同じ、269万円。販売台数は、あわせて80台の限定となる。「DS3シック エディション ブラン」は、1.6リッターNA+4ATの「DS3シック」をベースに、ボディカラーとルーフをその名の通りホワイト(ブラン バンキーズ)のモノトーンで統一した限定車。ワインレッドのアマランテレザーシート、クロームのドアミラー、サイドプロテクター、17インチ・ツートンブラン・アロイホイール、ブランダッシュボードなどが特別装備される。 価格はベースモデルより6万円高い、255万円。30台限定で販売される。 カラーとレース・・・これもフランスのエスプリですかね。
2011年01月31日
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早速出ましたね、A1試乗レポート。これはAuto C One森口将之のレポートです。プレミアムコンパクトというコンセプトは、「小さな高級車」として、昔からあった。でも、なかなか主流になれなかった。「大きくリッパに見えるのが高級車」という呪縛から逃れられなかったからだ。 それが21世紀になって、急にメジャーになった。 環境問題という後押しもあって、MINIに続いてフィアット 500、アルファロメオ ミト、シトロエン DS3が登場した。 そして今度はアウディ A1である。 個人的にプレミアムコンパクトだと思っている(というか自ら堂々と主張してほしい)日産 ジュークを含めれば、コンパクトカーを得意とする日欧5カ国が持ち駒を登場させたことになる。 しかし、A1は他の4台とは立ち位置が異なる。 MINIのように過去の遺産を現代によみがえらせたわけでも、DS3のように最新トレンドを反映したわけでもない。まったく新しいブランドを起用せず、他のアウディと同じ「A」という文字を継承したことでわかるように、あくまで既存のアウディの延長線上にある。 プラットフォームはフォルクスワーゲン ポロと共通だが、ボディは3ドアのみとなる。日本仕様のポロには逆に3ドアがないから、結果的にうまく棲み分けができている。 さらにエンジンはポロが1.2リッターなのに対し、1.4リッターの直噴ターボとすることで差を付けた。組み合わせられる7速Sトロニックが、基本的にDSGと共通のメカであることは、改めて説明するまでもないだろう。 ボディサイズは3970×1740×1440mmと、ポロより少し短く、幅広く、低い。そのとおり、実車を前にすると、ワイド&ローに見える。 しかもフロント/リアまわりはアウディそのものなのに対して、サイドビューはどのアウディにも似ていない。 試乗車にはスポーツパッケージだけに選べるコントラストルーフが装備されていて、赤いボディに対してルーフ左右のアーチ部分がシルバーに塗装されていた 別の試乗車では、白ボディにグレーのアーチという組み合わせもあった。これが端正なフォルムに独自の個性を与えている。 インテリアは基本的に、アウディらしい精緻な仕立て。ナビの画面が格納式だったり、エアコンのダイヤルにシルバーをあしらったり、このクラスとしてはかなり凝った作りだ。 そのうえで、エアコンのルーバー周辺に赤をあしらったりしている。別のクルマでは2トーンのシートもあった。 エクステリアを含めて、デザインやコーディネイトは先発のライバルほど弾けてはいない。落ち着きの中に適度な遊びをまぶしたシックな仕立てが、ドイツ生まれのプレミアムコンパクト、A1のキャラクターと言えそうだ。 シートは前後ともにアウディらしく低い。言い換えれば、ポロとはまったく違う。 2人掛けの後席は、身長170cmの僕が不満なく座れる広さで、シート中央にはカップホルダーなどが備わっている。 パワートレインはアウディA3やVWゴルフと基本的に共通かと思いきや、アイドリングストップがついている。 スターターモーターを用いたシンプルな方式だが、再始動はスピーディで、停止時間もかなり長かった。 ひとまわり大きいA3のボディを不満なく走らせるパワートレインだけあって、加速は活発で、クルージングに入れば回転をかなり低く抑えてくれる。 回せばかなり強力なダッシュが得られるけれど、上質なキャビンに身を置いていると、その力を余裕として使いたくなる。 1.2リッターのポロと比べると、あらゆる場面でプレミアムブランドらしい落ち着きが感じられる。 音は硬質なエンジンサウンドがメインで、排気音の演出はない。 Dレンジで約2,000rpmの100km/hはボディサイズを考えれば静粛だが、プレミアムコンパクトという位置づけを考えれば、ロードノイズをもう少し抑えてほしいとも思った。 ポロとの違いに驚いたのは乗り心地だ。 基本的には固めだけれど、街中を流すようなスピードでもしっとりストロークし、無駄な上下動をしっかり抑え、フラットなフィーリングを提供してくれる。いい意味で車格を感じさせないというか、ひとクラス上のクルマに乗っているようだ。加速同様、この面も落ち着いているのである。 都内での試乗だったのでハンドリングについてはファーストインプレッション程度しか書けないが、他のアウディとは違って路面の感触を明確に伝えるステアリングと、ポロより腰の低さを感じる、路面にピタッと貼り付いたようなコーナリングマナーは、山道でも走ってみたいという気にさせる。 ともすれば人工的な印象もある最近のアウディの中にあって、かなりリアル感のある走りの持ち主だった。 輸入車のマーケットは、圧倒的にドイツ車が強い。しかしこのカテゴリーでは、MINIをイギリス車と考えれば、ドイツ車のA1が最後発となる。 ライバルよりもシックなデザインとジャーマンメイドらしい作りの良さが、個性派揃いのこの分野でどこまで通用するか注目だ。 プレミアムコンパクト車の中で、後発となるA1ですが。やはり、基本性能に優れた、相当に競争力のあるクルマに仕上がっているようです。
2011年01月15日
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This isプレミアム・コンパクトカーと言って良いでしょう。アウディA1が年明けには国内販売開始となります。 これはCar Viewに載った河口まなぶのレポートです。アウディA1。それはコンパクトカーの世界に、新たな流れを作る可能性を秘めている。 もっともコンパクトカーの世界は昨年の“ポロ・ショック”以降、新機軸が求められ様々なメーカーから様々な答えが提示された。品質の高さで他を圧倒的したVWポロに対して、どんな解を出すか? とにかく安く、とにかく実用的、とにかく燃費に優れた…答えは様々に出されたが、どれも強いインパクトに成り得なかったのだ、A1の登場までは。 そんな中にあってA1は、登場と同時に強烈でポロ以上に圧倒的なインパクトを与えた。まるで一流のアスリートが世に名を広める瞬間のように、ひとつのプレイで一瞬のうちに、見る者に全てを納得させるように。 そんなA1を僕の言葉に説明するならば、「小さいけれど、完璧にアウディ」が相応しいだろう。とにかく品質においてはクラスのベンチマークであるポロを過去のものにするほどの内容を備える。もちろんそこにはVWとアウディという同じ一族ながらも全く異なる“ブランドとしての差”も含まれるから当然なのだが、そうした事情を知ってもなお、目の前に展開されるクオリティに圧倒される。 事実、A1の内外装は確実に上級モデルのA3を超え、A4と同等の質感を実現している。外装ではライト類の徹底した作り込みやキャラクターラインの精度が異様に高く、内装ではダッシュボードの素材に始まり、樹脂部分へのウレタン塗装、エアコン吹き出し口のつまみに与える金属調パーツまでが徹底的に作り込まれている。ゆえに目の前にはサイズこそ小さいながらも完璧なアウディの世界観を持つ1台が佇んでいる、というわけだ。 いまコンパクトカーの世界を牽引する同族のVWポロは、あらゆる品質を高次元バランスさせた存在。それ以外ではミニやフィアット500がデザインでこの世界を牽引する。そして国産車はコストパフォーマンスで…といった中でアウディA1は、手垢にまみれた表現こそ昔からあるが、実はこのクラスで具現化された例がほとんどない“小さな高級車”をしっかり体現した。これぞ「ありそうでなかった」新たな価値観だ。 アウディA1はそのメカニズムをVWポロと多く共有する…と言いたいが、今どきのアウディとVWの関係はそれほど単純でもない。 確かに基本を同じにするものの、チューニングが異なるのはもちろん、ラインナップに対する考え方も違うためひと口に同じと言い難い。事実今回のエンジンラインナップを見てもポロとは仕様が全く異なる。 ガソリンは1.2/1.4リッターのTFSIで、他にディーゼルの1.6TDIを用意。排気量だけで見ればポロと同じように思えるが、実は1.2TFSIは直噴ターボでも低出力タイプで、ポロ1.2TSIの105ps版と違い86ps版となる上に、5速MTと組み合わされる。そして1.4TFSIはポロでは180psのツインチャージャー版のみが存在するが、A1では1.4リッター直噴ターボ、つまりシングルチャージャーの122ps版となり、組み合わされるトランスミッションは6速MT/7速Sトロニックとなる。ここにA1というクルマのキャラクターがハッキリと表現され、ポロとの違いを見出すことができるわけだ。 VWポロはトップスポーツモデルのGTIを除くと、1.2TSI搭載車が通常モデルの最上級となる。これに対しアウディA1は1.4TFSI搭載車が通常モデルの最上級となるわけで、ここからもA1がプレミアム路線だとハッキリと判る。しかし一方で1.2TFSIがポロの1.2TSIよりも低出力版である理由は、A1において販売台数の主力になるだろう1.2TFSI(とディーゼル)で燃費値とCO2排出量をなるべく引き下げておきたいという狙いがあることは明らかだ。 もっともA1の1.2TFSIは5速MTとの組み合わせかつ車両重量の関係からかCO2排出量は118g/kmと日本のポロ1.2TSI(7速DSG)の116g/kmよりわずかに多く、燃費値も19.6km/Lとなる。そして1.4TFSIは7速Sトロニックが効いてCO2排出量119g/km、燃費値は19.2km/Lとなる。ちなみに1.6TDIはCO2排出量99g/km、燃費値が26.3km/Lだ。 先述した数値の通り、A1は今後のCO2排出量低減を考えて数字を小さくするための様々な努力を行っているが、中でも注目は2ペダルながらアイドリングストップ機構のスタート・ストップ・システムを盛り込んだ点だ。既に高級車では2ペダルでもアイドリングストップ機構は標準的になっているが、コンパクトカーの世界でも2ペダルのアイドリングストップ機構が標準とされつつある点は注目で、A1はフィアット・プント・エヴォやアルファロメオ・ミトTCTと並んでその先駆けといえる。日本ではマツダアクセラがi-stopを備えるが、Bセグメントで今月発売予定のマーチがはじめてとなる。そう考えるとやはり欧州の小型車はひと足先を行っている。 さらにA1はこの他に、同社のSUVであるQ7なども採用している「ブレーキエネルギー回生システム」を標準装備する。これは加速時にはオルタネーターを電圧制御して負荷を減らす一方、減速時や惰力走行時に100%発電に回してエネルギーを回収して、トータルでオルタネーターの負荷を減らし、SOCが広いディープサイクルバッテリーへと貯めることで少しでも燃費低減につなげようとする仕組み。ちなみにバッテリーは大きくなるため、A1はこれをトランクに搭載して重量バランスにも気を遣い、結果前軸重を61%とするこだわりも見せている。 内外装の質感は高く、環境への対応も万全。では実際の走りはどうか? これも「小さいけれど、完璧にアウディ」の言葉が相応しい。前後のサスペンションをはじめとする基本メカニズムはポロと共用だが、やはり味付けは全く異なるアウディのそれだ。 だから端的に言うと、乗り味と走り味はポロよりもさらに重厚感があり落ち着いた感覚がある。そしてその上でスポーティな感覚だ。 ポロと比べて大きく違うのはステアリング・フィールで、重みと切れ味が増している。重みが重厚感と落ち着きを、切れ味がスポーティさを演出してくれているわけだ。ゆえに走らせると全体的に、ポロよりも上質な感覚が漂う。もっともこの辺りは狙い通りのはずだ。ちなみに試乗車は17インチを履いていたが、5月末にニュルブルクリンクで試した17インチのポロGTIと比べると、しなやかな感触がしっかりと作り込まれていることが確認できた。 キャラクターの違いもあるが、ポロGTIと比べるとフラット感が高く、プレミアム・スポーツと呼ぶに相応しい味わいを醸し出していたのだった。 これだけの要件を備えないと、プレミアムカーとは言えないのです。
2010年12月29日
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Car Viewに出ていた記事です。新型VWポロ、実にいい感じに出来ていますね。そのスポーツグレード GTIです。少し大きくなって、かってのゴルフ級になった見栄えもプラスしているようです。記事はレスポンスからです。 今年3月のジュネーブショーでワールドプレミアを飾ったフォルクスワーゲン新型『ポロGTI』が、今月ニュルブルクリンクに登場する。 フォルクワーゲンは、「新型ポロGTIは優れたハンドリング性能、高いエンジンレスポンス、安全性を兼ね備えた、GTIの名に恥じない1台になっている。」と語り、その完成度の高さに自信を見せている。 新世代では最高出力180psを発生すると同時に、ポロ史上最高の燃費効率を実現。搭載する1.4リッターのツインチャージャーTSIエンジンは効率の良い7速DSGと組み合わされ、燃料消費量は5.9L/100km(=16.9km/リッター)、Co2排出量は139g/kmという環境性能を達成している。1.8リッターターボを搭載していた先代モデルは、燃料消費量が7.9L/100km(12.7km/L)、Co2排出量は188g/kmだったため、従来から25%もの燃費改善を図った事になる。 また高い経済性のみならずダイナミック性能も犠牲にしていない。ボディ重量は1194kgと軽量化を図っており、100km/h加速は6.9秒、最高速229km/hを達成。アンダーステアを抑えて安定かつ速いコーナリングを実現する“XDS”を採用する他、ヒルクライムアシストを含む“ESP”、サイドエアバッグ、むち打ち症軽減ヘッドレスト、ISO-FIXチャイルドシート固定機構など充実した安全装備も特徴となる。 このほか、バイキセノンヘッドライト、コーナリングライト、LEDデイライト、パノラミックサンルーフ、スポーツシート、17インチアルミホイールなども用意されている。 このポロGTI、現行型は国内未発売です。 前代GTIは237万円しました。もう少し高くなりますかね・・・
2010年05月10日
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新型シトロエンのC3です。記事はCar Watchからですが。最大の話題は、全車にガラスルーフを取り付けることでしょう。 プジョー・シトロエン・ジャポンは5月6日、新型「シトロエンC3」を発売した。新型の特徴はフロントウインドウと一体化したグラスルーフ「ゼニス フロントウインドウ」を採用、広い視界の「VISIODRIVE(ビジオドライブ)」というコンセプトを打ち立てたこと。 グレードは「C3」と「C3 Exclusive」の2つが用意され、1.6リッターのエンジンと4速ATの組み合わせや駆動方式、ドア数、ボディータイプに違いはない。いずれも右ハンドルのみ用意される。価格は「C3」が209万円、「C3 Exclusive」が239万円。 これだけの装備で、ガイシャ・シトロエンが239万円は魅力的です。プジョーとシトロエンは、日本で低価格となるよいクルマを送り込んで来ますね。
2010年05月07日
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BMWの3シリーズ、2010年モデル。ただしヨーロッパ向けですので、こちらにくるのはもう少し時間がかかりそうです。記事は、レスポンスからです。BMWグループは17日、欧州向け『3シリーズセダン』の2010年モデルを発表した。内外装には手を加えず、BMWの哲学「エフィシエントダイナミクス」(より少ないエネルギーで、より高い性能を)に従い、環境性能を引き上げている。 ガソリンエンジンでは、トップグレードの「335i」が、従来のN54型直噴3.0リットル直6ツインターボに代えて、N55型直噴3.0リットル直6シングルターボ(ツインスクロールタイプ)を新搭載。最大出力は306ps/5800rpm、最大トルクは40.8kgm/1200 - 5000rpmと、従来よりも最大トルク発生回転数が100rpm下がった。ハイプレシジョンインジェクションに、ツインパワーターボとバルブトロニックの組み合わせは初。0 - 100km/h加速は5.6秒、最高速は250km/h(リミッター作動)と一級の実力だ。それでいて、欧州複合モード燃費は11.9km/リットル、CO2排出量は196g/kmと、従来よりも約8%燃費を改善した。 ディーゼルでは、「325d」グレードがエンジンを一新。3.0リットル直6は可変ジオメトリーターボと最新のコモンレールインジェクションを装備し、最大出力204ps/3750rpm、最大トルク43.8kgm/1750rpmと、従来よりも7ps、3kgmパワーアップした。0‐100km/h加速7秒、最高速242km/h、欧州複合モード燃費17.54km/リットル、CO2排出量151g/kmの性能は、バランスが取れている。4気筒ディーゼルの「320d」と「318d」は、エンジンを改良。2.0リットル直4ディーゼルは、可変ジオメトリーターボと最新コモンレールインジェクション仕様となった。 320dのスペックは、最大出力184ps/4000rpm、最大トルク38.7kgm/1900 - 2750rpmと、従来よりも7ps、3kgm性能向上。0 - 100km/h加速は7.5秒、最高速は235km/h、欧州複合モード燃費は21.27km/リットル、CO2排出量は125g/kmと、パフォーマンスと環境性能を両立する。同じエンジンのデチューン版となる318dは、最大出力143ps、最大トルク32.6kgmと、従来よりも2kgmトルクアップ。0 - 100km/h加速9.1秒、最高速210km/h、欧州複合モード燃費22.22km/リットル、CO2排出量120g/kmと、320dよりもさらに環境性能が高くなる。 2010年モデル全車が欧州の排出ガス基準、ユーロ5を満たすが、遅れて、「330d」と「320d」グレードに、「BMWブルーパフォーマンス」仕様を投入。排出ガス中のNOx(窒素酸化物)の低減をさらに追求したモデルで、欧州で2014年施行予定のユーロ6規制をクリアする。 2010年モデルの3シリーズセダンは、ガソリン5エンジン、ディーゼル6エンジンのワイドバリエーション。4WDの「xドライブ」も5グレードで選択できる。また、全グレードにブレーキエネルギー回生システム、オンデマンド制御の電動パワーステアリングやエアコンコンプレッサーを採用。4気筒エンジンの6速MT車には、アイドリングストップとシフトアップインジケーターを採用し、エフィシエントダイナミクス思想を徹底させている。 「エフィシエント・ダイナミクス」です!BMWのプレミアム感が高まりますね。
2010年01月20日
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またまたトヨタのスポーツカーの話題ですが。これはSUBARUとTOYOTAのコラボ・カーですね。記事は、朝日の愛車からです。トヨタの出展の目玉が、世界初公開のFT-86コンセプト。「ハチロク」と聞いてピンと来た人も多いはずだが、名車「AE86」のリバイバルと言われる小型FRスポーツクーペだ。 AE86は83年発売のカローラレビン/スプリンタートレノ(直4、1.5/1.6L)の兄弟車。すでに小型乗用車はスペース効率のいいFF(前輪駆動)の時代になりつつあったが、あえてFR(後輪駆動)でトヨタが世に問い、本格派スポーツカーの入門車として当時の若者の人気を集めた。今では半ば伝説と化しているモデルである。 「かつてハチロクと呼ばれたクルマがあった。トヨタにはスープラやMR-Sというスポーツカーがあったが、みんな姿を消してしまった。私も1ファンとして、さびしい限りだった」。豊田章男社長はそう話す。「若者のクルマ離れというが、メーカーこそクルマから離れていた。どんな時代であれ、クルマ本来の楽しさを追求するのがメーカーの使命。86コンセプトは乗るほどに、もっと走りたくなるクルマです」と話した。 86コンセプトはもちろん、AE86と同一クラスとは言い難い。全幅は1760ミリと3ナンバーサイズに拡大し、エンジンも2Lの水平対向(自然吸気)を積む。しかし、あえてFR+6速マニュアルのフロアシフトという、今や絶滅危惧種になった基本設計は、十分に「ハチロク復活」を印象づける。トヨタは「クルマ本来の運転の楽しさ、意のままにあやつるエモーショナルなFRスポーツ」と位置づけている。 市販の時期は未定。ただ、トヨタは近年、アルテッツァやMR-Sといった後輪駆動モデルを市場に投入した実績がある。発売を待望するファンも多いことだろう。 TOYOTA章男社長、いいですね。気持ちが、アグレッシブですよね。クルマに対する憧憬が伝わってくるコメントです。
2009年10月22日
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いいですねー。日産車の中では、一番に好きなクルマです。そのZにロードスター発売です。記事は、レスポンスからです。日産は、『フェアレディZ』に電動開閉式ソフトトップを採用し、オープンエアフィーリングという魅力を付加した2シーターのオープンモデルである「フェアレディZ ロードスター」を10月15日より発売した。 デザインは、躍動感を表現したオープンスタイルと、ルーフエンドを延長することで、クローズ時の流れるような美しいサイドビューを表現した。また、従来型車に対してショートホイールベース化と約50kgもの大幅な軽量化を行い、3.7リッター「VQ37VHR」エンジンを搭載、先進のナビゲーションシステムや、「Z」ロゴのメタルエンブレム付専用インテリジェントキーなどを採用するなどフェアレディZとしての高い性能を実現しながら気持ちのよい走行を楽しむことが出来る。 ターゲットユーザーについて商品戦略・企画部の岡田順次氏は、「新型はカジュアルさを気にする子離れした『気まぐれ自由人』のような人に喜んでもらえるように作った。そのような人たちのパフォーマンスと感性に訴えかけていきたい」と述べる。 価格は、7M-ATで509万2500円。 意外な価格です。もう少しするのかなー、って思います。買うことはできないかも知れませんが、やはり所有してみたいクルマです。
2009年10月15日
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マツダのロードスターです。かっては、ユーノス・ロードスターっていいましたよね。記事は、朝日の愛車です。マツダの「ロードスター」が、国内発売から20周年を迎えた。「人馬一体」に似た走りを表現しようと開発された車は世界中にファンを広げ、2人乗りオープンスポーツカーで生産世界一になった。「万人受けしなくても、10人に1人に選ばれ、長く乗ってもらえる車を造りたい」(首脳)という思いが凝縮されている。 ロードスターは、排気量2リットルで後輪駆動の2人乗りオープンスポーツカー。現在の3代目は05年8月の発売。国内では20歳代の独身男性や、50歳を超えた年配層を中心に売れている。顔をなでる風の流れまで計算した細かい設計や、速さと運転しやすさを併せ持った走りが人気だ。 初代の開発が始まったのは80年代前半。同タイプの車は他社が60年代に発売したものの市場は成長しなかった。マツダの主力だったファミリアやカペラの開発陣に余裕はなく、ロードスターはトラックの開発チームが主体だった。 後に2代目以降のロードスター開発担当主査になる貴島孝雄さん(60)もその中にいた。「好きな連中が手弁当で集まって、図面を描く雰囲気だった」と振り返る。 「スポーツカーをマニアの車にせず、日常生活で誰が乗っても楽しい車にしたい」とコンセプトを描いた。 アクセルを踏み、ハンドルを切った時の反応を上げるため、開発陣は後輪駆動にこだわった。すでに主流は前輪駆動。「時代遅れだ」と難色を示す経営陣に「スポーツカーを運転する楽しさのため」と食い下がった。エンジンは前輪の後方に配置し、中心に近づけた。日常に使う車なら収納スペースは必要だと考え、トランクとは別に、開いた屋根の収納場所を確保した。 89年9月に売り出した初代は、その年に3万5千台超を販売。翌年には7万5千台を売り上げた。他社も追随して同タイプの開発に乗り出した。 バブル崩壊後に経営危機に陥ったマツダは、96年からフォードの本格的支援を受ける。ファミリアやカペラの開発は打ち切られ、アクセラやアテンザに置き換わったが、ロードスターは残った。再生シナリオは、スポーツカーで養った技術力が軸。「マツダの車造りのど真ん中だった」 ロードスターの世界累計販売台数は09年6月時点で85万台。生産台数が80万台を超えた07年2月にはギネス記録の認定も受けた。現在、貴島さんを中心に、環境性能に磨きをかけた4代目ロードスターの開発が進んでいる。 嬉しいですね、こういうクルマがまだ出るのですね。次代のロードスター!ぜひ、見たいですね。そして、出来るなら乗ってみたいですね。
2009年09月09日
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先月、発売になったばかりのレクサスHS250ハイブリッド。売れ行きがいいそうです。その背景には、トヨタ・プリウスが今注文しても、納車の頃にはエコカー補助が受けられないかも・・・ そんなこともあるようです。じゃあ、HSにしようか。といっても、プリウスとの価格差は結構ありますが・・・ まず、HSプロフィールの紹介です。これはCar Viewからです。HS250hは2009年7月にレクサス店に新規投入されたハイブリッド(HV)専用セダン。トヨタは全体としてもHVに力を入れているが、レクサス店ではそれを象徴する技術として特に力を入れており、新モデルを投入することになった。HSはハーモニー・セダンを意味し、人や地球との調和を目指して開発されたという。レクサスブランドの中ではISと並ぶエントリーモデルとなる。ボディサイズは全長がやや長く、全幅はわずかに狭い。外観デザインは空力特性と居住性を両立させたパッケージングを基本に、レクサスブランドらしい質感を備えている。HVシステムは効率に優れたFF用のもの。要はTHSだが、レクサスブランド車なのであえてその名称は使っていない。搭載エンジンは直列4気筒2.4リッターの2AZ-FXE型で、これに2JM型のモーターが組み合わされる。トランスミッションはHVならではの電気式無段変速機となる。インテリアはセダンらしい落ち着きとHVらしい先進感が表現されるとともに、バランスに優れたパッケージングによってゆとりの広さが確保されている。電池の搭載方法を工夫することによって、トランクにはゴルフバッグ4個が積める。グレードによってセミアニリン本革パワーシートや木目パネル、ヘッドアップディスプレーなどが装備されるほか、安全装備もS-VSCや10個のSRSエアバッグ、レーダークルーズコントロールなど、充実した仕様が用意されている。 さて、価格帯ですが。まず、トヨタ・プリウスは189万円~327万円。レクサスHS250hは395万円~535万円です。 こうなると、HSのライバル車は、プリウス・クラスではなく。国産では、日産ティアナ、ホンダ・アコードそしてトヨタ・マークX、さらにスバルB4あたりとなります。外車では、BMW3シリーズ、アウディA4など。 参考までに、B4最上級グレードの2.5GT Siクルーズが328.6万円です。 価格だけでは申し上げませんが。ハイブリッドとはいえ、あっしは買いません。
2009年08月08日
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いよいよ新型ゴルフ、日本発売開始ですね。やはり、期待してしまいますね。新型ゴルフ。記事はレスポンスです。フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは9日、国内市場で輸入車最多販売モデルである『ゴルフ』をフルモデルチェンジし4月14日から販売開始すると発表した。6世代目となる新型ゴルフは、ボディ剛性やシャシー性能、高効率のパワートレインなどで新たなベンチマークとなった先代モデルに徹底的に磨きをかけ、内外装デザインやインテリアの質感、静粛性、安全性、環境性能といった面で飛躍的な進化を目指した。外観のデザインは、初代ゴルフから採用されている水平基調のラインなどのデザインエレメントを踏襲しながら、シンプル&スポーティに仕上げた。上級モデルで採用された高品質なパーツや素材の採用により、インテリアの質感を向上するとともに高い静粛性を実現。 ニーエアバッグの新規採用により、合計9エアバッグを全車に標準装備とし、改正された新ユーロNCAPで最高の5つ星を獲得した。 ガソリンエンジンとして最高水準の効率となる1.4リッター「TSI」エンジンと、7速のダブルクラッチギアボックス「DSG」の採用により、フォルクスワーゲンとして過去最高の10・15モード燃費を実現した。また、エコドライブを支援する瞬間燃費や平均燃費などを表示するマルチファンクションインジケーターを装備した。 日本市場に導入するのはTSIコンフォートラインとTSIハイラインの2つのグレード。TSIコンフォートラインはシングルチャージャーのTSIエンジンに7速DSGを組み合わせ、左右温度独立調整式のフルオートエアコンや、ステアリング、シフトノブなど、手に多く触れる部分に本革素材を使用するなど、燃費性能と快適性能を高次元で両立させた。 TSIハイラインは、よりスポーティで装備の充実したモデルで、高出力と低燃費を両立したTSIツインチャージャーエンジンに新しく7速DSGを組み合わせ、スポーツシート、17インチアルミホイール、パドルシフトなどスポーツ性能を高めた。同時に、クルーズコントロール、パークディスタンスコントロールを標準装備するほか、オプションでレザーパワーシートの選択も可能。価格はTSIコンフォートラインが275万円、TSIハイラインが312万円。 この後、いろいろなバリエーションが出てくるでしょうが。まずは、六代目ゴルフ。日本発売開始! 燃費も、値段も本当に結構なゴルフです。朝日の記事によると、特筆すべきは室内の静寂性であり。オドロキのレベルだそうですよ。
2009年04月09日
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うーむ、カッコイイですね。メルセデスのE型といえば、メルセデスの中でも上級車に位置します。そのE型にクーペが登場です。記事は、レスポンスからですダイムラーは17日、メルセデスベンツの新型『Eクラスクーペ』を発表した。現行『CLK』の後継車種に当たるエレガントな2ドアクーペだ。Eクラスのクーペは、1985‐95年の「C124」型を最後に、メルセデスのラインナップから消滅していた。代わって97年に投入されたのが『Cクラス』ベースの2ドアクーペ、CLK(C208型)。2002年にはモデルチェンジを受けて「C209」型となるが、CLKはセールス的には成功したとはいえない。そこで、ダイムラーは再びEクラスにクーペを投入。1月のデトロイトモーターショーで発表した新型『Eクラスセダン』のシャシーをベースに、伸びやかなフォルムを持つ2ドアクーペを開発した。空気抵抗係数を示すCd値は0.24と、新型Eクラスセダンや新型トヨタ『プリウス』の0.25を上回る、世界トップレベルを達成している。フロントマスクはスリーポインテッドスターがセダンとは異なり、グリルに配置されるのが特徴。サイドビューはBピラーレスのデザインで、窓を開けた際には抜群の開放感が得られる。ボリュームたっぷりのリアフェンダーは1955年式「S220」の“ポントゥーン”フェンダーがモチーフ。ヘッドランプやテールランプはEクラスセダンと共通イメージだが、実はボディは専用設計されている。新型のボディが専用設計という事実は、ボディサイズを見るとよくわかる。Eクラスクーペのボディサイズは、全長4696×全幅1786×全高1392mm、ホイールベース2758mm。Eクラスセダンと比較すると、172mm短く、68mm狭く、78mm低い。ホイールベースは112mm短い。現行CLKとの比較では、新型Eクラスクーペは46mmロング&ワイドで、15mm低く、ホイールベースは43mm長くなった。つまり、新型Eクラスクーペのボディサイズは、現行CLKと新型Eクラスセダンの中間に位置しているわけだ。エンジンはEクラスセダンと共通で、V8ガソリンを除いてすべて直噴となる。ガソリンは「E250CDI」が1.8リットル直4ターボ(204ps、31.6kgm)、「E350CGI」が3.5リットルV6(292ps、37.2kgm)、「E500」が5.5リットルV8(387ps、54kgm)。ディーゼルは「E250CDI」が2.2リットル直4ツインターボ(204ps、51kgm)、「E350CDI」が3.0リットルV6ターボ(231ps、55.1kgm)となる。ガソリンV8のE500を除いて、燃費性能を追求した「ブルーエフィシエンシィパッケージ」が標準装備。とくに2.2リットル直4ツインターボディーゼルのE250CDIは、欧州複合モード燃費18.9km/リットルの低燃費と、CO2排出量139g/kmという環境性能が売りとなる。また、ディーゼルはすべてEU5規制をクリアしている。安全装備もEクラスセダンと同様で、「スピードリミットアシスト」、「レーンキーピングアシスト」、「アダプティブメインビームアシスト」、「アテンションアシスト」、「ブラインドスポットアシスト」などの先進装備が導入される。足回りは走行状況に応じてダンパーの減衰力を自動調整する「アジリティコントロール」を標準装備。オプションの「ダイナミックハンドリングパッケージ」を装着すると、ボタン操作によりコンフォート、スポーツの2モードが切り替えでき、サスペンションの硬さ、アクセルレスポンス、ATのシフトプログラムなどが変化する。インテリアはATシフトの位置が、セダンとの大きな違いになる。セダンのシフトは新型からステアリングコラムに移動したが、クーペはフロアシフトのままだ。また、前席にスポーツシートが装備されるのもセダンとの違い。4段階のランバーサポートを始め、すべてパワー調整となる。インパネもクーペ専用設計だ。後席が独立2名がけとなるのもセダンとの相違点。現行CLKと比較して、前後シートバック間の距離は+10mmの789mm、前席ひじ回りの空間は49mm拡大するなど、室内のゆとりが向上している。また、セダンと同様に「アバンギャルド」、「エレガンス」の2トリムが用意され、「AMGスポーツパッケージ」も設定される。新型Eクラスクーペは、3月3日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表された後、欧州では5月に販売開始。価格はジュネーブで明らかになるが、Eクラスセダンよりもやや高めになる見込み。アウディ『A5』やBMW『3シリーズクーペ』などのライバルに対して、車格をワンランク引き上げた点は、新型Eクラスクーペのアドバンテージとなりそうだ。 価格は、(まだ発表されていないのでしょう)書いてありませんが。現行のEクラスは650万円~1095万円ですので。まあ、そのあたりでしょう。ちなみに、EクラスのAMGは1458万円~1498万円です。
2009年02月17日
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VWから、ECOな2シーター・スポーツ車の登場です。なかなか興味が沸きますね。記事はフォルクスワーゲンは、1月11日から25日まで、米国デトロイトで開催される2009年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー2009)で、「コンセプト ブルースポーツ」を発表した。「コンセプト ブルースポーツ」は、低燃費4.3L/100km(ECE。1リッター当たり23.2km)を実現。CO2排出量:113g/kmという低排出ガス性能を達成している。 全長3,990mm、ミッドシップの2シーター ロードスターで、前後重量配分は45:55。2座のスポーツシートの背後には、2リッターの排気量から132kW/180PSを発生し、コモンレールインジェクションとNOx吸蔵触媒を有するクリーンディーゼルが搭載された。また、6速デュアルクラッチ トランスミッション(DSG)をあわせて採用。このDSGにより、0~100km/hへは6.6秒で加速し、最高速度は226km/hに達する。車両重量は、クラス最高のボディ剛性を確保する一方、1,200kg未満に抑えられている。 さらに、「コンセプト ブルースポーツ」には、アイドリングストップ システムと制動エネルギー回生を核とする「エコモード」機能を追加した。これにより、市街地走行中に最大で100kmあたり0.2リットルの燃料を節約する。 ECOなSPORTS、なかなか面白いですね。 あとは価格と、日本導入時期が興味ありますね。
2009年01月15日
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聞けば聞くほど、今度のフェアレディZ。いいクルマであることには違いないし。欲しいクルマということにはなります。しかし、日産車。去年のGT-Rに続き。なんか、登場時期の悪さを感じますね。これだけクルマが売れない時期に。しかも、大きいクルマほど。スポーティなクルマほど売れないご時世に。なんと、間の悪い登場なのでしょうか。しかし、あっしは なんて言っても好きですね。こういうクルマこそ。クルマに夢と愛を抱かせる。クルマの中のクルマなのですが・・・ 。記事は、WebCGです新型フェアレディZ、通称「Z34」が、ついにデビューの時を迎えた。Zは、1969年に初代が誕生して以来、走りを追求したスポーツカーであり続けると同時に、その時々の「時代の空気」を取り込みながらカタチを変えてきたモデルでもある。実車を見ると、車体の短縮化が図られたことがひと目でわかる。短くなったのは主にドアとリアアクスルの間の部分。ここを約100mmカットすることで、相対的にロングノーズ、ショートキャビンの、典型的なスポーツカー・フォルムを実現している。どことなく初代Zをイメージさせるのは、その曲線的な造形に加え、「Z-ness」を求めたプロポーションによるところも大きいだろう。 全幅は先代より30mmワイドになったが、この拡大したぶんはすべて前後フェンダーのふくらみに割り当てられている。特にリアタイヤはフェンダーが大きく張り出していて、ハイパワーFRスポーツならではの迫力をアピールする。 シャシーはスカイラインのものをベースとするが、ショートホイールベース化と味付けの違いにより、両者はまったく別物のクルマに仕上がっているという。その違いは、スカイラインではステアリングを切ったときに期待以上によく曲がる感覚が演出されているのに対し、Zでは、ドライバーの操作に忠実な運転感覚を目指したという。3.7リッターV6は、スカイラインクーペに搭載されるものと基本は同じ。吸気バルブの作動角とリフト量を連続可変制御するVVEL機構を備えた「VQ37VHR」は、最高出力336ps/7000rpm、最大トルク37.2kgm/5200rpmを発生する。ピークトルク値が高いだけでなく、その90%以上を2400~7000rpmにかけて発生し続ける、実用性の高さもこのエンジンの自慢だ。トランスミッションは、6段MTと7段ATが設定される。オートマチックの方は、ギアの数を7枚に増やし加速や燃費性能の向上を目指すとともに、ダイレクト感とレスポンスも同時に追求されている。具体的には1000rpm以上でロックアップを利かせることで、トルコンの滑り感を感じさせないキレのいい加速が得られるという。 ちなみに10・15モード燃費は、6MT、7ATともに9.8km/リッターを達成。先代はMTが9.6km/リッター、ATでは9.2km/リッターだったことを考えると、大排気量化(パワーアップ)したにもかかわらず低燃費化を実現したのは立派といえる!? 新型Zの車重は1480kg。数値を見ると先代と変わらない。しかし開発者は、「カタログには表れないものの、開発段階では100kg以上の軽量化を果たした」と話す。どういうことかというと、110kgもの軽量化を果たしたが、横滑り防止装置のVDCや衝突安全性を高めるサイドエアバッグ、サイドビーム、歩行者の安全性を確保するポップアップフードなど安全装備の充実化により軽量化したぶんが相殺された、ということらしい。 もっとも、車重こそ変わらないものの、先代を超える走りを期待させる要素は多い。新型フェアレディZ。7速ATも加わって、登場ですね。
2008年12月03日
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