萬乃夜

13.ゴース

　＋希望を持って前向きに生きる
　－絶望して、何をやっても無駄と考える

現在、病気で苦しんでいる人が居ます。色々治療を試みたのですが効果がありません。主治医にも、完全に良くなる事はないだろうと、言い渡されています。本人は追い詰められた気分になって、全てを投げ出したくなっています。しかし、家族のためを思って、あれこれ治療をうける事に同意します。。。が本人は無駄だと思っています。。。

とても、危険な精神状態です。
ネガティブな考え方が、病気を悪化させてしまいます。。。そうして、生ける屍のようになっています。。。見た目が青白く、目の周りにクマがあったりします。

希望を持って治療に向かう事で現状を好転(自然治癒力のアップなど)させられる事もあるのですが、マイナスの状態になってしまうと、それを放棄してしまいます。
内面的な努力を放棄して、外からの奇跡によって、全てがうまく行く。。。と思っているのです。

しかし、上記のような、はっきりした形で認識できる事は少ないです。
「私はあらゆる方法を試してきたのですが、結局どれもうまく行かなくて。。。」というような微妙な形で現われます。

絶望しているけれど。。。新しい治療法を薦められると、試してみる。。。のがゴースの必要な状態です。
ゴースを用いる事で、病気である自分の運命を受け入れられ、希望を持って物事に立ち向かえるようになります。。。これって治療する上では大切な感情ですよね？

挿し木にして元気の無い植物にゴースを用いると、根がつきやすくなるのだそうです。