萬乃夜

これで一安心か。

さて。

先日、母が朝っぱら警察に電話をしました。

『旦那が行方不明』

警察が家宅捜索に来まして。

家の中を探して。

父の入所している施設の書類を発見。

施設に電話が行きまして・・・居る事が確認・・・と。

施設で働いている従姉が母に電話をしたのですが話し中。

施設の人たちが通院先の病院などへ捜索に行ってくれたのですが。

見つからず。 

玄関のチャイムを連打しても出てこず。

町の役場に連絡をして開けてもらうと。

爆睡中。

だったのだそうです。

そのまま施設に緊急搬送されまして。

お泊り。

保護した際には呂律の回らない状態で。 

昼も夜も分からなくなっていたそうです。

本人曰く。

前日泊りに来た父が朝には居なかったと言う事だったらしいです。

そんな状態で施設に泊めてもらっているのですが。

やっと本人施設が居心地が良いと思い始めたらしく。

『一生ここに居るんだよねぇ』

とか言い始めたとか。

そりゃ、上げ膳据え膳で洗濯も掃除もしなくていいんですからねぇ。

父が居なくなってから家事をほとんどしていなかったようですから。

そんな落ち着いた状態になった途端。

『私の宝石何処？』

と連日従姉に迫るようになりまして。

先日回収してきた宝石を預ける事になりました。

（先日通帳が見つからないと言う事で、実家へ家探しに行った際発見して回収してました） 

従姉から聞くと。

『巽が一緒に暮らしたいと言うならいつでも私は一緒に暮らしてあげるのに』（そんな話はした事もない）

『お父さんは息子から今後一切関わらないからと絶縁されたとか』（絶縁宣言されたのは母） 

ありそうな話はほとんどが妄想。 

ありえなさそうな話が本当にあった事という・・・。

もう、人様に迷惑かけまくりで未だに反省の色すらなく、今後もないであろうという状態です。

そもそも迷惑をかけた事すら分かってません。

もういい加減大人しくして欲しいと思うのです。

と、体調不良が続いている私は心底思うのです。

いい加減にしやがれ、と。

実家（アパート）を引き払うのにも母は同意し始めたと言う事で。

間もなく実家と言うものが消滅します。

弟には一応報告だけしてますが。

好きにしてくれと言われているので、このままその方向で処理が進みます。

やっと一安心。

と言ったところです。

落ちも何もありませんが、お騒がせな母の入所に至った経緯でした。

この年になって。

母が大ウソつきだと・・・心底分かりました。

死ぬ前に気づいて良かったなぁと。

認知になったから嘘つきになったのではなくて、生来嘘つきなんです。

人の悪口しか言わない人は信じてはいけません。