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愛知県は愛工大名電高校が豊田大谷を9対0でくだし、代表校になりました。試合の始まったのをテレビで見ていたら、名古屋ドームの外野席の上の方はまだ空いていたので、高校野球の雰囲気を味わうこと、プラス涼しさを求めて(名古屋は今日、最高36度)自転車で出かけました。我が家から名電高校を通り、名古屋ドームへ10分弱で着くのに、もう外野席までほとんど埋め尽くされていました。昨日の準決勝で、ドームの中は監督さんなどからの指示の声が聞きにくく、出来るだけ近くまで走って行って言ったり、ジェスチャーを使って通じさせたとのことでした。こんな時に手話を使ったら、遠くからでもしっかり読み取られてしまうので使えないのでしょうね。(ピッチャーとキャッチャーのサインは手話では意味がなくなってしまいますが。)こんなことを考えながら監督さんの胴上げまで見て帰りました。途中名電高校の屋上から「祝優勝・・・」の垂れ幕2本を先生方がつけていました。名電高校はイチローさんや巨人の工藤投手らの母校です。今春の選抜も優勝しました。是非春夏制覇を応援しています。がんばれ 名電!
2005年07月30日
この言葉はもう20年以上前にオーストラリアから日本にホームステイにきた13歳の女の子に、版画の日本的なカレンダーがあったので「お父さんへのおみやげにどうぞ」と言ったら「どっちのお父さんへ?」と聞かれてびっくり。彼女は今は「ブレンディッド・ファミリー」。でも週末にはよく実父に会うとのことでした。誕生日は実のパパとママが一緒に祝ってくれると言っていました。「ステップ・ファミリー」とも言います。おみやげは「ステップ・ファーザー」にあげるとのことでした。「親の子連れ再婚によって、血縁のない、義理の関係の人たちが新しく含まれた家族」のことです。日本でも今や結婚した3組に1組は離婚する時代です。親権を争うこともありますが、オーストラリアにはあの時もう‘共同親権’が導入されていたのでしょうか。そろそろ日本でも離婚後の親子の交流について考えねばならないのでは?離れていても親が自分を見捨てていないと子どもが思えること、わが子に会いたいと願っている親の存在があることを感じれることは子どもにとって大切で幸せなこと、事情が許せば出来るだけ会うこともいいのではと考えます。日本ではこのブレンディッド・ファミリーの中の虐待も繰り返されています。これを防ぐのにはどんな方法がいいのでしょうか?
2005年07月29日
今や国をあげての手厚い子育て支援。出産一時金も5~10万円増と昨日の新聞に報じられていました。長~い名前の「家庭教育支援における行政と子育て支援団体との連携についての調査研究委員会広告」(H16年3月)から抜粋されたものを見ました。それで「子育て支援」というのは小学校に行く前ぐらいまでかなと思っていましたが、中学生までサポートがあることを知りました。家庭教育手帳には乳幼児編 「ドキドキ子育て」(母子手帳と一緒に配布)小学生編 「ワクワク子育て」(小学1年生に配布)小学~中学生編 「イキイキ子育て」(小学5年生に配布)‘家庭教育支援総合推進事業’には妊娠期から、思春期の子育てまで様々な講座があり、父親支援講座もあります。こんな支援のネットに入っている人は大丈夫としても、問題は「子育てに関心が薄い親」とか「孤立する親」へのきめ細かい支援が地域で求められているのではと考えます。サインの講座に来る人の中には「昼間赤ちゃんと二人になると、まだ話さない赤ちゃんと何をすればいいのか分らなかった」という人もいます。育児に便利な紙おむつなど当たり前になり、少し時間に余裕があるのでしょうが、折角の時間を親子で楽しい時間にして欲しいですね。問い合わせも長~い名前のところです。「文部科学省生涯学習政策局男女共同参画学習課家庭教育支援室」
2005年07月26日
「文字、活字文化振興法案」というのが衆議院で先日可決され、この中に「言語力」という言葉が使われているらしい。(こんなことまで法律で定めるのですね)その「言語力」とは「読み書きだけでなく、伝える力や調べる力なども含めていう」とのこと。そしてある新聞には「言葉と出会う機会を増やすのに読書が一番手軽で効果的」とあった。もちろんある程度日本語を習得して使えるようになったら、読書というのはとても大切です。そして今はインターネットで情報を読み、目から言語を覚えていく機会がとても多くなりました。また日本語は漢字は正しく読めなくても、見れば意味を捉えることが出来る場合が多くあります。しかしもう少し小さい子どもなどで、読み方を間違っていると、人が話した内容、テレビなどからの音声による耳からの言葉が理解できない場合があります。耳の聞こえない人と話しているとこんなことがおこります。例えば「東名高速道路」は東京と名古屋間の意味で「東名」ですが「とうきょう」「なごや」で「とうな・・・」とは読まず、「とうめい・・」と読みます。また「東西南北」も方向を時計周りの順にいうのでもなく、逆でもありません。特に「西」は「北西(せい)」「西(せい)南」と読むのに「「東西南北」の時は「ざい」と読みます。発音しやすい読み方なのでしょが、聞こえない人にとってはなかなか難しい読み方です。聞こえない人が口の型から言葉を読み取ってくれても、読み方がお互い違っていては通じていないのです。よくこんなことがおこります。漢字の読み方って本当に難しい!私もまだまだ正確に読んでいない言葉も沢山あるはずです。正しい読み方を耳にする機会を増やす努力も大切です。やはり子どもには耳から言葉を入れる「語りかけ」を心がけたいものです。
2005年07月23日
障害者自立支援法が先日衆議院で可決されました。日本では今、障害者に対する施策が大きく変わろうとしています。日本の身体障害者福祉法(S24制定)は救貧対策と傷痍軍人施策からのスタートでした。その後戦争のない平和な日本では「傷痍軍人」という言葉さえ死語となりつつあって嬉しいことですが、地球上では戦争は無くなることはなく、そのための身障者が増え続けています。イラクでも死者数の後ろに手足をなくしたなどの多くの障害者がいるわけです。「C-Leg」という最新の義足が開発され、車イスに頼らずに歩けるということを知りました。でもこの義足は痛みを感じることはなくても、本人、家族など多くの人の心の痛みは消えることはないでしょう。人間は言葉を持っているのに、言葉の花束のやりとりが難しいのですね。6カ国協議も始まります。言葉の花束の送り手も受け手も花を枯れさせないようにと願っています。
2005年07月20日
昨日このお母さんが今後の子どもの通園先などについて、相談したいのでということで2時間話しました。私のサインの本で坊やとの会話をスタートされたと思いますがこの日が初対面です。聞こえる家族に聞こえない赤ちゃんが生まれると、お母さん初め、周りの人の動揺は察するに余りあります。でも動揺したり、障害を受け入れられないでいても、子どもはどんどん成長していきますので、年齢に対応した育児が必要です。今は聞こえないと分ったら、すぐに通園する場がありますし、ろう学校でも早期教育を受けることができます。お母さんの悩みはろう学校の幼稚部に入れるか、聞こえる子と一緒の保育園、幼稚園に入れるかでした。どちらも一長一短があり、その子の性格とか、様々な条件を考えて決めることでしょう。私がアドバイスできることではありませんが、この子が学校に入る頃には、先生の話は聞こえない生徒の机の上のパソコンに文字化されてでるようになっていることでしょう。(ある大学で今春から導入されている)その時必要なのはその日本語を読みこなす言語力が一番大切だと思います。「もし私が聞こえない赤ちゃんを持ったら、このように日本語を教える・・・」という話をしました。帰り際に可愛い手に「I Love You」のサインを教えて、「好き」の手話で意味を説明したら、肩をちょっと上げてはにかんだ表情。私が嬉しくなってしまいました。こんな可愛い子と手話でお話できて楽しいひと時でした。
2005年07月08日
先日、自分の子どもが言葉が遅いのでいじめられない様に躾るつもりで、虐待した父親が逮捕されたというニュースを聞きました。虐待と躾を履き違えた親から多くの可愛い子どもの命が奪われています。小さな子どもは自分を守るすべがなく、生活の全てを親に依存しているので、親が怒るのは自分が何か「悪いこと」をしたからだろうと感じるのが普通です。だからどんなにひどいことをされても、反発などしないのです。私たちは子どもの時に親から「感情の種」が植え付けられるのですが、この種が芽を出して「愛情」とか「信頼」に成長するように、親たるものはしなければなりません。親業はとても大変というか、時にはイライラして子どもを叱ったりしてしまい、後で反省したりすることもあるのですが、親子の間に基本的な愛情と信頼感が十分あれば、子どもは大丈夫だそうです。(ホッ!)「言葉が遅く心配」という親子にしばしば会います。でも親の言っていることは分っているということは、言語は習得しているわけです。「口でしゃべるのが遅い」ということ。そんなお子さんにサインを使ってみてください。親から言われたことに、口ではなく、サインで答えることもあり、その後、声で話し出したりします。
2005年07月06日
6ヶ月とか8ヶ月の小さな赤ちゃんを見ていると、赤ちゃんはお母さんにしっかり保護されて、お母さんをじっと見ているように思っていましたが、サインの講座で他の赤ちゃんと一緒に90分いるだけで、赤ちゃん同士がいろいろな刺激を与え合い、学習していくことがあります。以前も日記に書きましたが、お座りが完全にはできなかった子が講座の終わる頃、「あっ、すわっている!」。はいはいがうまくできず、ひたすら後ろに行ってしまっていたのに「あっ、前進している!」とお母さんを驚かしたり、また「ここではしないが、家に帰ってから今までできなかったことがその夜出来ることがある」とよく聞きました。その理由が分らないので、とても不思議に思っていましたが、先日ベビーマッサージの教室でも同じことがよくあると聞きました。自分が子育てしている時は、幼稚園や学校に行くようになったら、子どもは友だちの中で成長していくものだとは考えていましたが、こんな小さな赤ちゃん時代からも・・・とは思ってもいませんでした。是非赤ちゃんをお友だちの輪に入れてあげてください。親が手を貸さなくてもいろいろな学習を赤ちゃん自身が楽しんでしていきますよ。
2005年07月02日
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