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私の入っている手話サークルは20代から80歳を越えた人まで。手話講座は高校生から70歳近くの人まで。こんな集まりは貴重です。昨日の続きで3句を紹介します。「ノートとり必死に学ぶ手話なれど若き人等の輪に在るは楽し」「仲間等と手話を交えてティータイム娘ほどの年の差忘れ」「声を持ち言葉を語る者として語れぬ人にはじぬ言葉を」
2005年10月28日
手話講座の講師歴はもう10年以上です。年齢、仕事、趣味などの違ういろいろな人と出会える場でもあります。毎日文化センター(名古屋)で4月から受講されているある人(女性)は短歌も学んでいらっしゃいます。その方が手話講座を始めて・・・の思いの句をいくつか読まれ、その中の1句に賞が与えられたそうです。15日に東京で表彰式があったようです。「次々と学びし手話を表現す指の先までやさしくあれと」(受賞作)「音聴ける世界に生きるを贅沢と手話を学びえて吾気づきたる」「いつの日かたれかの為に役立てん道遠かれど手話を学びて」手話を始めた他の受講者も心は同じでしょう。私も今も同じ気持ちです。障害者福祉ってなかなか難しいもの、そして聴覚障害って本当に重い障害と日々感じながらここまできています。こんなふうに歌が読めたらなあ・・・と。私にはできそうもありませんのでせっせと文章を綴るのみです。
2005年10月27日
1歳6ヶ月から6歳までの幼児対象に習い事をしている割合が新聞に載っていました。1歳児の25.1%が習い事に通い、6歳児は85.5%に達するとあり、そんなに???と思ってしまい、よく見たら「首都圏の・・・」とありました。首都圏でない私のまわりはどうなのでしょうか。人気上昇中は英語などの語学の教室が多いそうです。一方、小学1年生になって「小1プロブレム」と呼ばれている問題が起こっているそうです。1時限を座っていられない子、先生の話を聞くということが身についていない子、学校に行って何をするのか分っていない行動の子がとても多いのが問題になっているのです。私が不思議に思うのは今は小学校に入る前に3年保育が当たり前のようですし、習い事も早くから行っているわけで、学校生活の練習の場が昔とくらべると、ずっと増えているのに、どうして?と思ってしまいます。習い事も保育園、幼稚園も学校に入る前の準備運動ではないのですね。先日保育園の先生って大変と思ったのですが、小学校もですね。家庭の役割がどんどん園や学校が担っていっているのでしょうか。
2005年10月17日
文部科学省の「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」が12日にまとめた結果が新聞に載っていました。愛情ともう一つ大切なのが生活リズムの定着だそうです。(赤ちゃんは夜は早く寝かせてください)人間の情動は5歳ごろまでに原型が作られると指摘。「その後の取り返しは不可能ではないが、年齢とともに困難になる。3歳ごろまでに母親をはじめとする家族の愛情を受けるのが望ましい」アメリカの研究で養子でもらった子を愛情たっぷりに育てても、成長するにつれ暴力的になったり、犯罪を犯してしまう例が多くあり、その原因の研究で、その子が乳幼児期に虐待されたり、親から育児放棄されたりした子どもの場合が多いことを、以前本で読んだことがあります。また記事では「脳内でコミュニケーションや意欲をつかさどる‘前頭連合野’の発達は8歳ごろがピーク・・・」とありましたが、これも人間の脳の発達の本で(アメリカの研究者の)「3歳でここの発達はピーク・・・」とありました。いずれにせよ愛情たっぷりの「ほめニケーション」で乳幼児の心を充分満たしてあげてください。
2005年10月14日
会社の中でのコミュニケーションに必要なのは褒めることという意味で「ほめニケーション」という言葉が使ってある記事を読みました。会社の外では「飲みニケーション」でしょうか。最近は上下関係では、かなり減っていると聞いていますが。子どもを育てる時も大切なのは褒めて育てることでしょうね。特に人間として最初のコミュニケーションは「ほめニケーション」でありたいものです。私も本を作るとき、赤ちゃんへの言葉選びに、褒め言葉、よいイメージの言葉を心がけました。「よい」はあっても「悪い」はない、「上手」はあっても「下手」はのせないというように。小さい子どもほど(赤ちゃんから)親に褒めてもらおうという意識の強さを感じます。いじらしくなるほどです。でもそれに気づかない人も多くいます。ぜひ沢山の「ほめニケーション」を心がけて、心を育ててあげてください。
2005年10月12日
先日朝日新聞の天声人語に聴覚障害者の耳のマークのことが取り上げられていました。手話通訳をしている私にとって「なにをいまさら・・・」というほど随分前からあるのです。(難聴者協会がつくったもの)郵便局や銀行、区役所の窓口に置いてありますし、病院の聴覚障害者のカルテにもこの耳のマークのシールが貼ってあります。この患者は耳が聞こえないと言うことを示してあるのに「~さん」と声で呼ばれることが多く、認知度が低いとは感じていました。ところでみみずくの耳のような羽って本当の耳でないこと知っていましたか?あれは羽角といってたんなる羽飾りで耳は別のところにあるのです。耳のように見えていて耳の役目を果しているものではないのです。そんな意味も含めて、日本で最初にできた手話サークルの名は「みみずく」(1963年設立・京都市)です。羽角がないのを「ふくろう」といって区別するのですが、シマフクロウやウサギフクロウには羽角があります。先日みみずくとふくろうが沢山いる所を見てきた‘耳学問’です。
2005年10月11日
今朝のテレビで、平日昼間の3歳以下(だったと思う?)の子どもの遊び相手は母親が81%、兄弟が50%、友だちが47%と報じていました。お母さん大変だなあという感想です。でも子どもも可哀想な気がします。サインの講座で見ていると、1歳未満でも会話など出来ないのに、ハイハイ仲間の他の子からいろいろな刺激を受けているのがはっきり分ります。兄弟が少ないのはいろいろな事情があるでしょうから仕方ないとしても、子ども同士の集団は作ってあげるといいですね。子育て支援事業で親子が集まる場が以前に比べると増えているのですが、行っている人は、いくつも・・・の人もいるのに、何処へも行っていない人が結構多いみたいですね。サインの講座でアンケートをとると「自分で育児サークルをつくるのは嫌、お金を払ってでも誰かがやってくれる講座に行きたい」という意見がどこでも多いのです。(私はサインも本をみながらお母さん同士で楽しんでやってくれればいいと考えているのですが。)ちなみに3歳児の14%がお稽古事に通っているそうです。みなさんお金があるんだなあ・・・否、お金がないと子どもを産めないというのはこんな理由も一つなのでしょうか。是非気の合う仲間と一緒に子どもの輪をつくってあげてください。
2005年10月06日
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