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今後、益々高齢社会になっていきます。言葉が少なくなったり、表情が乏しくなった高齢者や認知症の人も気持ちを伝えたいことに変わりはありません。その方々の‘心を知る’ためにもアイコンタクトと表情豊かに話しかけるこのシニアサインを使って、いつまでも豊かなコミュニケーションを楽しみたいものです。またサインが必要な人は高齢者や介護の場だけではありません。声を出すことが難しくなった人などにも必要です。シニアサインを簡単なボディランゲージのようなものと考えていただき、家庭で、病院で、学校で、街の中で当たり前のように使われるようにと願っています。
2007年07月31日
「手話を使ったらコミュニケーションがもっとスムーズにいくのに」と感じる場面は(1)で書いた場面の何倍もあります。その中の一つが耳の遠くなってきた高齢者とのコミュニケーションです。通じないと大声でなんども繰り返す場面をよく見ますが、サインというより身振りをつければすぐ通じる場面は多々あります。またこちらが身振りを付けて話していると、お年寄りも自然に身振りを使うようになっていきます。そして実際、手話のできるヘルパーの方が訪問先で使っていることを聞き、その効果を実感しました。ただ日常生活での動作など(食事、掃除、洗濯など)は身振りで解決しますが、気持ちを伝える言葉(痛い、苦しい、嬉しいなど)は身振りは難しく、表情だけで相手の気持ちを汲み取ることも難しい言葉です。これらの言葉に手話を使ったら更に多くのコミュニケーションが簡単にできるのではと考えました。
2007年07月29日
私自身手話を学んで20年以上経ちました。その間、この便利な言語を聴者の私も、使う場面がいろいろあります。手話は日本語と違って声を必要としませんので、音を出してはいけないところでの会話、逆にうるさくて聞き取れないところでの会話、遠くて目では見えるが声が届かない距離での会話など様々な場で役立ちます。しかし困ることは手話を学習した人しか通じないことです。聞こえない人との会話、手話サークル内で、手話講座で・・・と限られています。手話学習者は増えてはいます。しかし日本語と同じ文化、歴史、生活の中でつくられ、使われている言語であるにも関わらず、まだ「ありがとう」の手話(お相撲さんが懸賞金を手刀を切って受け取る動作から作られている)さえ、20年経っても使える人は限られています。最近テレビで手話通訳の手を見る機会が増えるに比例して、益々「手話は難しい」というイメージが、強くなっているような気がします。もっと気軽に使えないものかと考え、自然に使っている身振りを多く取り入れ、日常生活に必要な言葉を選びました。
2007年07月26日
7月10日に「おはよう東海」で放送された「”手”で解決・高齢者のコミュニケーション」が明日13日の夕方「ほっとイブニング」(6:10~7:00)で再度放送されます。こんどは担当のディレクター林原摂子さんが出演されます。(先日は声だけでした)一生懸命調べ、取材してくれました。今回はアナウンサーとのやりとりの中で、サインを見せてくれるそうです。チョッと心配で、とっても嬉しいです。
2007年07月12日
今朝のNHK「おはよう東海」のレポートはとても分りやすくまとめてありました。早速電話が福井県、岐阜県、三重県、愛知・・・といただきました。(電話番号はNHKに問い合わせて)老人ホーム、民生委員の方、病院などいずれも高齢者とのコミュニケーションの難しさを痛感しているというお話がほとんどでした。シニアサインについてのブログを妹が作成。ご覧下さい。http://blog.canpan.info/sign/
2007年07月10日
シニアサイン講座は1回目から定員いっぱいになりましたが次回の17月7日から2クラスとなります。(クラスを増やしましたのでまだ余裕があります。途中からでも入れます)場所は「高見コミュニティセンター」地下鉄東山線池下駅下車。北へ徒歩10分。「若水三」のバス停前です。(池下駅から2区目)第1クラス 9:45~10:45第2クラス 11:00~12:00受講料 500円/1回資料代 100円/1部お問い合わせは左の「メッセージを送る」でどうぞ。講座を開くのに一番の問題は会場でした。連続して決まった日に部屋を借りることが難しく、やっとこの日のこの時間がとれました。14畳の狭い和室です。足の悪い人もいますので、2クラスに分けて、人数を減らし、イスに座ってできるようになりました。準備などいろいろなことをボランティアの人に手伝ってもらっています。みんなで和気藹々と楽しんでいきたいと思っています。よろしく。明日AM7:30からのNHK「おはよう東海」でシニアサインとは?どんなところで使われるのか?などを若いディレクターの方が一生懸命まとめてくださいました。
2007年07月09日
取材してくださったNHKの若いディレクターの方から「シニアサインを一言、短い言葉で表すと?」と聞かれました。今回の取材は介護、病院の現場で使われている、あるいは今後必要・・・という内容ですので「耳が遠くなった人と身振りや簡単な手話を交えて会話する方法」と答えました。この「シニア」という言葉は、本当は使用範囲を狭くする言い方なのですが、とりあえず高齢者にも使って欲しいという意味で名づけたものです。昨夜、このシニアサインは「ユニバーサルサイン」と言ってもいいのでは・・という声を聞きました。(ユニバーサルデザインのように)そうなのです。私の思いにぴったりです。長年手話に関わってきて、こんな便利な言葉をもっと使いたいと思っても、相手が手話を知らないと使えません。たとえ医療現場の手話をそこで働く人が学んでも、今いる患者さんに通じなくては使えないのです。(病名などの新しい手話が次々つくられ、また本も出版されていますが、ろう者でも知っている手話が少ないのが現状)実際私の「ベビーサイン」の本の購入者には自閉症の方、知的障害の方の家族もいます。皆が見てすぐにわかるサイン、簡単に覚えることが出来るサインを目指しています。
2007年07月05日
雨の中、2回目の講座でした。出席率の良さに私がびっくり、そして感激。みなさんとても熱心に聞いて、手を動かしてくれました。アンケートをお願いしたのですが、年齢をお聞きする項目で「30代・40代・・・」と作っていきましたら、20代の方2人も今日から受講。シニアサインが全年齢の方に興味を持っていただき嬉しいですね。今日はNHKのカメラ取材と日経新聞の取材がありました。NHKは7月10日の7時からの「おはよう日本」の途中、7時30分~45分の「おはよう東海」の中で4分間で紹介されます。(東海地方だけですが)先日からいろいろ取材して、耳の聞こえにくくなったおばあさんにサインを使っている家庭、病院での高齢者とのコミュニケーションの様子なども紹介されます。「シニアサイン」ってどんな時に有効なのか、少し理解していただけると思います。日経も社会面に載せるそうです。先回も取材でばたばたしましたが、次回から2クラスに分かれて少人数でゆったり進めることができると思っています。
2007年07月03日
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