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1月25日、シニアサインの講演会を愛知厚生年金会館でしました。主催は東海大物機械加工懇談会でそこの賀詞交歓会に招かれました。場所は我が家から歩いても10分のところなので、心は普段着のようなのですが、聞いてくださるのが全員背広姿の男性51名。普段は手話関係、子育て、介護関係の人で女性が多い場がほとんどです。講演の中で時々手を(手話、ベビーサイン、シニアサイン)動かしたり、歌を手話で・・という内容を入れて、ブレイクタイムを入れながら進めます。でもこの日の参加者は取締役、社長さんがほとんど。手を一緒に動かしてくれるのか?と不安で、いつものように実際に手を動かしてシニアサインを覚えてもらうことはやめました。また時間が皆さん仕事を切り上げてきての3時30分から5時まで。私なら眠りそうな時間。居眠りされたら・・・。こんな不安は全く不要でした。81歳の理事長初め、皆さん最後まで眠る人もなく熱心に聞いてくださいました。感謝、感謝。それより最後の方は配られていたシニアサインの本を見て、みなさん手を動かしたそうな様子。急遽いくつかのサインを覚えてもらいました。「シニアサイン~介護に役立つ楽々手話~」(毎日新聞社)の本(発売前ですが)を会費で全員に購入していただきました。この本はもうすぐ発売です。老眼鏡をつけずに読めるようにと作りました。よろしくお願いします。
2008年01月28日
ママサロン てとてを始めて1年が過ぎました。サインっ子とママと手話の出来るおばあちゃんの集まりです。最初からの8人の子どもは1歳半から3歳近くになり、そろそろ保育園やお稽古ごとに通っている人が増えました。一番小さかったK君も「せんせい」とはっきり言えるようになり、本当に大きくなりました。そしてママたちも初めての子育てで、不安いっぱいの顔から1年で自信のある顔に変わりました。ここで知り合った人がほとんどですが、育児に悩んでいる時、苦しい思いをしている時、仲間に助けられたようです。きっとこれからもお互いに助け合いながら成長していく大切な仲間つくりができたと思います。編み物も最初はだれもできなかったのに、みんなできるようになりましたよ。今日もステキなバッグを編んだのを、先生に見て欲しいと持って来てくれました。まだまだ子育てに忙しいのに、編み物の時間を自分で作れるようになった心のゆとりに拍手。 この1年で子育てをしながら講師養成を受け、すでに講師として活躍している人も2人います。私からみれば、本当にステキなママたちです。きっと子どもたちも素晴らしい子に育っていくことと確信しています。いつも優しい笑顔で子どもを見てくれている船戸おばあちゃんと二人で寂しいねと話しています。またいつでも遊びにきてくださいね。そして新しい6組が参加しました。先輩ママたちから、このママサロンのことをみんなで聞きました。これからここで先輩にように素晴らしい仲間つくりをしていってほしいと思います。和菓子と抹茶などで最後の1日を送りました。(講座の人も参加して20組くらいになり、ゆっくりお茶を・・・という雰囲気ではなかったのですが)でもまた新しい出会いを楽しんでいきます。
2008年01月26日
昨年7月NHKのテレビで(「おはよう東海」など東海地方だけですが)シニアサインを放送していただきました。その放送の中で、家庭の中でお姑さんとサインでやりとりしていたMさんは、すっかりご近所で有名になって、「あの人なら高齢者とうまく話せるから」と民生委員を頼まれたと聞きました。一人暮らしのお年寄りの家庭を訪問すると、そのお年よりから1時間以上話されるそうです。しかも一方的に話し出すと止まらず・・・時間がかかってしまい、どうしたものかと考えた末、シニアサインで話しかけてみたら、興味を持ってくれて、双方向の会話になり、うまく切り上げることができるようになったとのこと。耳の遠くなった高齢者は相手の話がききとれないので、双方向の会話をしないように自分だけ話すことが多いのです。シニアサインで会話のキャッチボールができれば、お年よりも楽しいはずです。以前、あるろう者は自分が話したいときは目を閉じて手話で話していました。聞こえない人が目を閉じてしまうと、私は終わるまでずっと聞いて、否、終わりまで見ていなければならないのです。そんなことを懐かしく思い出しました。
2008年01月21日
名古屋駅前の毎日文化センターのシニアサイン講座3回目でした。まだまだサインを使うことに慣れていないのですが、皆さんやはりその必要性を感じてくれています。また手話の経験が少しある人は、「友だちと介護施設などへ行って広めたい」と言ってくれています。そして介護の場だけでなく、車の中から外にいる人に伝えたい、声の届かないところの人に「ありがとう」と伝えることができれば・・・など声では届けることができない場面がたくさんあることにも気づき始めてくれています。今日の講座では「元気ですか」などを覚えたのですが、ある人が「皇后さまがよく使っていらっしゃる手話」と。そうですね、災害の被災地などを見舞われた時、このサインをされているのを私も拝見しました。そして「皇后様がこのシニアサインが必要になる世代。皇后さまが使っていらっしゃる場面を多くの人が見れば、手話に対するアレルギーも少なくなる・・・」という話題もでました。天皇陛下と皇后さまがシニアサインでお話・・・そんなご様子を見ることができますように!
2008年01月18日
今年初めてのシニアサイン講座でした。皆さんサインの必要性をいろいろな場で実感してきたようです。Aさんは兄を介護している義姉さんにアドバイス。Bさんはご主人との会話に有効に使っています。Cさんからはテレビを見て「裁判員制度に一番必要なコミュニケーションツールは表情、身振り」と聞き、シニアサインに通じるものと教えてもらいました。他にも皆さん、表情や身振りの大切さというより、毎日の生活にとても便利なものと感じ始めてきたようです。今日は毎日の生活の中の会話を練習しました。和気藹々と表情豊かに、日本語にとらわれず、きちんとシニアサインで伝え合いました。
2008年01月15日
今朝のNHKでこのような場で起こっている暴力を、患者の立場、医師の立場などからの意見を聞く放送がありました。私のシニアサイン講座には看護師、施設の職員、介護のヘルパーの方々が受講されています。早くから職場での暴力のことも聞いています。暴力に訴える患者が増えてきていると。暴力の原因はいろいろあるでしょうが、「気持ちが伝えられない、コミュニケーションがとれない」ということも大きな原因です。そのための一助となるようにシニアサインを使って欲しいと思っています。介護の場の人曰く「今は患者さんが施設やヘルパーさんなどを選んでいるが、後、数年経ったら、我々が入所者を選ぶ」と。なんとか双方気持ちよく・・・と願っています。
2008年01月14日
今日は今年初めての「ママサロンてとて」でした。ベビーヨガの先生が来てくれて、3グループに分かれて体験しました。ママたちには大好評でした。子どもと一緒でなく、ママたちだけでしたいという希望も。(これからまたママサロンとは別の日に「ベビーヨガ」をする予定です。)今日始めてこのサロンに来てくださった人が3組。昨年末、星のしずくの講座を終了した人たちです。この会も1年が経ち、子どもたちも大きくなりました。最初からの人たちは今月で卒業予定です。また新しい仲間でママサロンを続けます。今日は新しい講座も始まりました。講座が終わって、短い時間でしたがヨガも体験。また新しいお子さんとママとの出会いです。子どももママも、みんな健康で幸せな1年でありますように!
2008年01月11日
12月20日「難聴予備軍?」というタイトルで、書いたところです。たぶんいままでに何回も、この突発性難聴については書いています。でも一般的に耳のことって、目よりも知識が少ないようです。私も手話を始め、また講師として耳のしくみや病気などを講義するために、専門家の話を聞いて少しずつ知識を増やしていきました。それ以前は学校で学んだ知識で、ほとんど無しの状況でした。「ある日突然片耳が聞こえなくなったら、すぐに病院に行くこと」を強く言っています。できれば24時間以内に。一方、「聞こえない」ということに対する医療の場に少し疑問を持っています。1歳を過ぎてから聞こえないと診断され、大きなショックを受けている人に聞くと、もっと早くからおかしいと思い、病院にはあちこち行ったと。その度に「大丈夫でしょう。そのうち話し始めるでしょう」と言われています。今は新生児にも検査ができるのに、どうして?と疑問。ベビーサインを始めてからでも数人に出会いました。蝸牛のダメージで聞こえなくなったら治療が無いからでしょうか?(でもゆったりした生活に変えたら治った人もいるようですよ)「聞こえない」というのは医療関係者では、「医療」でなく「福祉」になってしまっているような気がします。もっと医療の場から聴力の低下についての情報が欲しいと思います。視力のように聴力はなかなか測る機会がありませんが、もっと病院などで気楽に計れる場ができるといいなと思っています。きっと難聴者は増加し続けるでしょう。ある人が田舎から東京にきたら、聴力が低下したと言っていました。私もいつもなにかをしながらラジオを聞いていたり、音楽を聴いていますが、耳を休める時間をつくらなくてはと思っています。お風呂の中までラジオを聞かなくても・・・。
2008年01月08日
手話を始める前はコミュニケーションについて、特別に考えることはなかったと思います。自分の周りの家族、友だちなどとの会話は価値観が似ているもの同士ですし、伝わらない場合でも言葉を駆使して話せば、全く通じない部分は少ないものです。しかし手話を使って話し合うとき、相手との価値観が大きく違う場面にぶつかり、手話はできても、自分の思いを伝えることの難しさを感じ、時には限界を感じることもしばしばあります。また言語の習得レベルに大きな差があると、これも通じさせることの難しさを感じます。子どもに置き換えて考えると、大人からみるとバカバカしいことに譲れないこだわりを持っていて、わかってもらえないとカンシャクを起こしたりします。価値観など大きく違うのは当たり前でしょうし、言語のレベルも違います。それなのに大人は自分の価値観で小さな子どもに接してしまいます。一度どんなこだわりを持っているのか知るために、言い分をじっと聞いてみませんか。「人は自分の話を聞いて十分理解してもらえると、すぐに前進を始める」といわれています。
2008年01月06日
「子どもは褒めて育てよ」とよく言われますし、その通りです。頭でわかっていても、とても難しいことで、していいことと、いけないことを教えたり、躾もしなければならないし。2歳を過ぎた頃から「どうして・・・」と言ってしまうことが多いですね。ママサロンのお母さんたちも、この言葉がつい出てしまうようです。この「なぜ?」「どうして?」は子どもには「なぜ!」「どうして!」です。子どもがこの言葉をかけられる時は、ほとんどが悪いことをした時です。失敗やミスをした原因を冷静に振り返って話すことは大人にも難しいことであり、状況説明や言い訳を考えることで精一杯になります。少し大きくなると言い訳を考えたり、嘘を言ったりします。こんな時、もう少し具体的な言葉で聞いたり、「はい」「いいえ」で答えられる質問の仕方を工夫してみましょう。
2008年01月05日
あけましておめでとうございます。講座で出会う月齢の子どもには語りかけを多くして、言葉のシャワーを浴びさせることが大切です。でもこんな小さな子でも、よく見ていると声や身体の動きでおしゃべりしています。こちらがキャッチできないだけ。でもきちんと「聞いているよ、見ているよ」と伝えてください。あなたは「子どもに話している時間と、子どもの話を聞いている時間、どちらの方が長いですか?」小さい子どもに対しては「話している時間」が多いでしょうが、意味がわからない声でも聞いてみましょう。「聞いているよ」と伝えることによって、子どもは一生懸命話そうとします。「私の知る限り、成功している人のほとんどは、話すことよりも聞くことに多くの時間を費やしている」(バーナード・M・バルーク)‘成功’はともかく、今年も多くの人と出会い、皆さんの声を聞くことを楽しんでいきます。本年もどうぞよろしくお願いします。
2008年01月04日
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