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今日は三重県鈴鹿市のある地域の「介護予防教室」でシニアサイン講座を設けていただき、90分話してきました。いつもは15人くらいで、話をきいて健康体操などもしています。と聞いていましたので、それくらいの準備でいきましたら、40名を越える人でいっぱい。皆さん熱心に聞いてくださり、いくつかのサインを実際手を動かして覚えていただきました。ケアマネージャーの方もいて、今後相談などの時、身振り上手にコミュニケーションをとってくれるでしょう。「介護予防教室」っていいですね。いつまでも身体的にも精神的にも自立した生活を続けたいものです。私の同級生のKさんのお世話で実現したのですが、こうして少しずつシニアサインを知ってもらえることは嬉しいことです。Kさんありがとうございました。鈴鹿はホンダがあり、「鈴鹿サーキット」があり、F1レースがあるところです。私が若い時はこのサーキットを自分の車で走ることができ、何度か走りました。子どもができてからは遊園地へ。とても懐かしいところです。
2008年05月27日
今日の午後、以前Babyサイン講師養成を受けた人を対象にシニアサイン講座を開きました。今の講師養成はシニアサインについても話していますが、昨年講師になった方はBabyサインだけでしたので、希望者で2時間・・・の予定が3時間になり、終わって久しぶりに会う人と、お茶を飲みながらのおしゃべり会が5時半まで。現役ママ講師の育児の悩みを聞いて、お母さん業の卒業者がアドバイスなど・・・ゆったりとしたこんなおしゃべりの場が、たまにあってもいいなと思いました。講師の悩みなども話す場を作っていきたいとも思いました。講師のみなさん希望を書き込んでください。
2008年05月25日
昨日の早朝、たまたまNHKのラジオで耳鼻咽喉科の先生の話を聞きました。「耳の力は静かな環境で生活している人が強い」と。都会ではいろいろな音が絶えず耳に入ってくる環境が多いので、耳はいつも働いています。逆に静かな田舎の環境では、高齢になっても耳の聞こえがそれほど衰えていない人が多いそうです。自分では聞くつもりのない音が入ってきても、耳は働いているわけです。耳を休ませる静かな時間を作ることが必要ですね。私が手話を始めた20年以上前、聞こえない人に「いつも手話を見ていると目が疲れるでしょう?」と聞いたら「聞こえる人は耳が疲れるのですか?」と聞かれたのです。その時は耳の知識も少なく「耳は疲れない」と答えたのですが、本当は疲れるものだったのですね。今日もテレビでどこか外国の町で「みなさんの耳を守るために音を小さくしています!」と街頭で宣伝している人が言っていました。日本ではこんな言葉を聞いたことがないですね。これからの高齢者は耳が聞こえにくくなる人が、私も含めて多くなることでしょう。みなさんも耳の力を強くするために、静かなところで耳を休めてください。
2008年05月21日
私の考えたシニアサインと手話の違いを簡単に説明するのは難しいのですが、今日はシニアサイン講座4回目で、受講者からとても嬉しい話を聞きました。Kさんは30代後半で片方の耳が聞こえなく、今はもう一方も聞きづらくなっています。私が講師をした手話講座も何回か受講。手話サークルにも、もう数年通っていて、手話はできるはず。しかし今回またシニアサインの講座を受講されました。申し込まれた時、私は「手話を知っているから、もう受講する必要はないでしょう」と言ってしまったのです。今日の彼女の話です。「聞きにくくなってから、私は人から話しかけられないようにしてきた。いつもサークルが終わったら、誰からも話しかけられないように、すぐに帰っています。もう長い間‘話しかけられないように’ということが身にしみ付いています。手話も長い間習ってきたが、生活の中で手が動くことはなかった。でもシニアサインを学んで、家でも自然に手が動いているのです。孫にも「美味しい?」と手を動かして話しています。自分でもびっくりしています。シニアサインに出会ってよかった!」これがシニアサインです。でも彼女と出会ってもう長いのに、少し聞こえるので、ここまで苦しい思いをしているなんて気づきませんでした。人生の途中から聞きにくくなる、聞こえなくなるということはこんなことなんですね。他の受講者もみなさん感じることがいっぱいあったようです。次回から彼女のためにも、皆さんもっと手を動かして話すことでしょう。
2008年05月20日
連休最後の日でしたが、千種区での講座は休みではなく、開講です。3回目で皆さんが少し「シニアサイン」に慣れて・・・というか、手話は難しいというイメージを持っている人が多く、「できるのか?みんなについていけるのか?」という不安からスタートした人が結構多いのです。今はサインを多く覚えることより、「身振りが自然に表せるように」を目指しています。今日で3回。「楽しい」という言葉があちこちからでるようになり、ホッとしています。今日はいろいろな果物を身振りで伝えることも、やってみました。この講座には昨年6月からの受講者もいます。やはり身振りを工夫する力が一段上ですね。きっと講座が終わるころには新しい人も、身振り上手になっていることでしょう。
2008年05月06日
今日はこどもの日。新聞各社は社説などでも取り上げています。日経新聞の「春秋」にサイン講座でいつも話していることが、書かれていました。講師養成では‘遠野地方の手遊び歌’のことも話しています。みなさんも是非昔から伝わっている「あやし言葉や遊び歌」を現代の育児にも使ってみませんか。春秋(5/5) 「遠野では赤ん坊の周りにバカ3人いねえば子供は満足に育たねえといったもんだ」。児童文学作家の宮川ひろさんの「あて名のない手紙」にある話。バカ3人とは赤ん坊と同じ目の高さであやし言葉や遊び歌を何度も聞かせる人のこと。▼赤ちゃんは言葉が出るまでに「やさしさの体験」をもたないと発育に影響する。子どもの心を育てる「ことば」という母乳を、赤ちゃんの時にどれだけたっぷりともらってきたかが豊かに育ったかの決め手になると宮川さん。「赤ちゃんだからわからないのではなく、赤ちゃんだからこそわかる」は至言だろう。▼新生児は母胎を離れる不安の産声が収まると頭が冴(さ)えてきて周囲を見回すのだという。視力も近距離なら相当程度のパターン認識ができる。「生まれた時点から好奇心という心のプログラムがスタートし、情報を求めるのです」(風韻怎思(ふういんしんし)=小林登東大名誉教授著)。赤ん坊は想像をこえてたくましい存在なのだ。▼生まれて2カ月もすればそばにいる人間に愛着の情を抱くことがわかってきている。生後間もなく父母の懐を離れる生い立ちの室生犀星に5月という短詩がある。「悲しめるもののために みどりかがやく くるしみ生きむとするもののために ああ みどりは輝く」。萌(も)えいづる新緑の若葉が5月を覆い尽くす。
2008年05月05日
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