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年末、年始の少し長い休みがあり、シニアサインの講座が始まりました。休みの間の出来事、気がついたことなど話してもらいました。今までは家庭の中や、職場でのみ使っていた人も、シニアサインを使う場が広まっています。隣近所の人や特に子ども、また自分の趣味の仲間との集いの場でも広めてくださっています。いつも改めて感じることは、声でのコミュニケーションがうまくできない人の状態が様々であることです。老人ホームでボランティアをしているKさんの報告から。ある男性は話すとき、単語の最初の音がいつも発音できず、例えば「ほっかいどう」が「かいどう」になってしまい、人との会話ができず寂しい思いをしているそうです。その人にKさんは身振りを交えて話したら、その人も声の補足に身振りを使い始め、その身振りを読み取れるKさんとの会話を楽しむことができるようになり、それからはKさんが来るのを楽しみにしているそうです。我々は声で話せるのが当たり前と思ってしまいますが、こんなふうに最初の音だけが聞き取れないようになることもあるのですね。こんな報告はとても嬉しいです。シニアサインの広がりを早急に・・と思います。
2009年01月18日
女子プロゴルファーの上田桃子さんは史上最年少の賞金女王、そして素敵な女性ですね。彼女の小さい時のことを坂田信弘氏が書いているのを読みました。ゴルフの塾への面接の時、小5の上田さんを見て「背骨と両の肩のラインが直角だった」と。それはハイハイに時期に作られたもの。他の子どもは右肩と左肩がまっすぐなラインでないが、彼女はきれいな肩のラインだったそうです。まっすぐなラインでないと腰を痛めてしまうので、直さなければならないそうです。赤ちゃんの時ハイハイが長く続けば背骨と肩のラインは直角になる。ハイハイが首筋、肩、背の筋肉を作っていくので、ハイハイの時期は長いほうがいいそうです。「這えば立て、立てば歩めの親心」こんな親心はかえってダメなのですね。「放任こそが運動体型を作る」と、坂田氏の言葉です。わが子を将来プロゴルファーにと考えているパパ、ママ。ハイハイ時代から体つくりがスタートしていますよ。
2009年01月10日
今年最初のシニアサイン講座で話がでたことです。「耳の聞こえが悪い人にとって、診察室で医師からの説明が全く分らないときがある」医師はカルテを書きながら話したり、パソコンの画面をみながら説明する場合が多いですね。聞こえに問題がない時はそれでもいいのですが、高齢者で耳が遠くなった人は、自分のほうを見て話される時は一生懸命聞こうとするのですが、他の事をしながら(アイコンタクトなしで)話されていても自分に話しかけられていると思いませんので、聞いていません。返事を求める時だけ医師がこちらを向かれても、多くの高齢者は内容が分っていないのに「はい」と答えてしまう場合が多いそうです。特に少し認知症がある人の場合は説明を聞いていないのに「分りましたか?」に「はい」としっかり答えてしまい、その家族が後で大変な思いをするという話にうなずく人が沢山。そして診察室に家族も入れるようにしてほしい。医師は伝わっているかどうかは確認して欲しいという意見。私は手話通訳者として診察室に入って医師や看護師の説明をろう者に伝えるのですが、病気や高齢で聞こえなくなった人に対しての配慮はまったくありませんね。やはり聞こえないってどういうことなのかをきちんと理解して対応していただきたいですね。とくに病院関係は命に関わることですから。せめて話す時はアイコンタクトは忘れずにお願いします!
2009年01月07日
シニアサイン講座を終了した方からの年賀状でいろいろな報告を聞けました。地域で高齢者や障害者関係の場で活動し始めた人もいます。浜松から名古屋の講座に通ってくださったSさんからの賀状には「失語症の人とシニアサインを使って会話したら、感激されて握手を求められた」と。講座で失語症の人や認知症の人との会話の方法、注意点も話しています。Sさん使ってみてくれたのですね。そしてこの嬉しい報告です。私も今、病室で95歳の母にサインをつけて、話しかけています。そして母はサイン(といってもほとんど身振り)だけでなく、私の口元をしっかりみています。ろう者は口元からの読話ができますが、耳の遠くなった母も相手の口元を一生懸命見ています。ただ看護師さんたちが今はみんなマスクをつけているので、母は大弱り。でも風邪のこともあるし・・仕方ないですね。
2009年01月06日
2009年明けましておめでとうございます。「ことばの花束」というタイトルでブログを始めてから、ここでたくさんの方と出会い、ベビーサインからシニアサインと広げていくことができました。インターネットってすごい!と改めて感じております。これがなければ私の力だけでは全国に発信することは不可能でした。ここで私のBabyサインに対する考えに賛同してくださって、使っていただいた多くの方々、また講師になって更に広めてくださっている方々に、そしてこのブログを読んでくださった方々に「ありがとう」のことばを花束にしてお送りたい思います。今年はシニアサインが看護学校や介護福祉士、社会福祉士を目指す専門学校に取り入れられ、未来の介護の担い手の若い人たちにまで広めることができます。人から人へサインでの「ことばの花束」を贈り続けていきます。またこの一年、どんな出会いがあるか、楽しみにしております。どうぞよろしくお願いします。
2009年01月01日
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