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シニアサイン講師養成が4月25日に。場所:NPO法人事務所(名古屋市千種区高見一丁目4-14)日時:H22年4月25日(日)第1講座 AM 10:00~12:00 第2講座 PM 1:00~4:00 お問い合わせ、お申し込みは左の「メッセージを送る」からどうぞ。
2010年01月29日
シニアサイン講座受講のある民生委員の方からの話です。その方の担当している高齢者の中のおばあさん。上の階がうるさいといっては、そこのドアを棒でたたく。(ここのドアが傷だらけだそうです)、隣がうるさいときは隣との壁をたたく。近所の方たちはお手上げ状態で、もちろんこのおばあさんに声かけなんか絶対しないそうです。でも民生委員は時々連絡や見守りのために訪問したり、電話したりする必要があります。この民生委員さんも出来るだけ電話で済ませているけれど、訪問しなければならない時は帰るとき「お大事に」と声にサインをつけていたところ、先日このおばあさんが「お大事に」を聞いて、なんとご自分からも「お大事に」とサインをつけて、それも笑顔で返されたとのこと。この民生委員さんは2年間おばあさんの笑顔を見たことがなかったので、ビックリと同時に感激!この話を聞いた講座の皆さんでおばあさんの笑顔の理由を話し合いました。きっと自分の目をみて笑顔で「お大事に」とサインをつけてくれたことが、このおばあさんが心をひらくことになったのでは?と結論。やはりアイコンタクトと笑顔とサインの3点セットでした。
2010年01月26日
家庭で食事の時、家族を呼ぶ言葉はなにですか?新婚の時は? 「お食事できましたよ」とか。子どもがいる家族は? 「ごはんですよ!」・・・などですね。60代の夫婦では大声で「ごはん!」・・・ですか?シニアサイン講座受講のりタイアしたある男性は、食事の度に大声で奥さんから「ごはん!」と言われるが、いつも怒られている様に感じていると。「笑顔と「食事」のサインで呼ばれるといいね。」受講者皆さんの意見でした。先日も日経新聞に「耳の遠さ あきらめない」という記事があり、耳の遠くなった母親から「そんなに怒らなくてもいいのに・・」と悲しそうな顔で言われた息子さんが「大声で話すと怒っているような気分になり、イライラも増した」と。「ごはん!」のご夫婦は耳が遠くなったわけではなく、お二人の関係かな??夫婦も段々言葉を短縮させていきますね。多くを語らなくても通じるからかも知れませんが、短縮しても大声より、笑顔とサインのほうがいい関係が続くと思いますが・・・。一方子どもも言葉を短縮させている場面が多いことも載っていました。自転車屋さんに自転車を持ってきた小学生が一言「空気!」(動詞がないのです)その時自転車屋さんの答え「空気はどこでもある!」(拍手)この場合は短縮でなく、きちんと文章が作れないという心配な子どもですが。こちらのほうが心配ですね。
2010年01月23日
母は96歳。現在は老人保健施設にお世話になっています。自分で車イスに乗ることもできず、食事の度にベットから車イスに乗せてもらいます。先日介助に来てくれた職員の方が「食事です」と言いながらサイン(箸で食べる動作)をしてくれました。それを見た母はすぐに「ありがとうございます。いつもお世話になります」と声で答えました。職員の方はどなたでも「○○さん、食事です」と声をかけてくださっているのですが、立ったまま話す声は、ベットに寝ている母の耳にはとどいていません。私もやっと気がつきました。何かを世話してくださる人にはいつも「ありがとうございます」とはっきり言う母ですが、聞こえないので、声をかけて下さっていることがわからないから「ありがとう」と返事できなかったのだと。私は大きな食堂で母の食事の介助をしながら、同じテーブルの人にもサインを付けて話しかけているのを職員の方が見て、真似てくださったのだろうと思います。母の「ありがとうございます」に、職員の方から「いいえ、どういたしまして」という言葉と笑顔が母に返ってきました。嬉しいひとときでした。
2010年01月21日
2010年のシニアサイン講座がスタートしました。新しい受講者を迎え、皆さんで和気藹々。年末から新年にかけて親戚が集まったとき、耳の遠い人に筆談での会話に苦労していた人たちを見ながら、シニアサイン受講者の方々は、指差しや身振りなどを交えて通じることができたとのお話が聞けました。新しく講座に入った方はご自身が耳が不自由になり、手話サークルに行ってみたものの、とても難しそうであきらめた方です。初めて受講した感想は「手話よりもっと自由で、覚えやすく楽しい」と言ってくださいました。手話は言語としての決まりを覚えていかなくてはなりませんが、私の考えは「相手に通じればそのサインでかまわない」という考えです。高齢者や中途失聴者など手話を知らない人にも分るサインを工夫すること、工夫できるようになることが講座の目的です。でも手話だって相手に通じなければ意味がないのですが。
2010年01月19日
1月8日の日経新聞から「米マイクロソフトは身振りや手ぶりなど体全体を使った新しい入力技術「プロジェクト・ナタル」を携帯機器やパソコンなどに幅広く応用していく方針を明らかにした。」「デジタル機器の入力方法を一変させる潜在的な可能性がある」と。これが使用できると、入力に時間がかかるが、声と身振りは得意の私には嬉しい開発です。キーボードを使わずにデジタル機器を感覚的に操作することができるのですから。これがあればかなり歳をとってからでもパソコンを触れるのかな?と期待しています。ユニバーサルサインを普及させて、この開発まで待っています。「今年の年末には家庭用ゲーム機に導入する方針」とのことです。
2010年01月11日
先日朝日新聞の「ニュースがわからん!」の中で「障がい者制度改革推進本部」(本部長は鳩山首相)が昨年末できたときから、政府では「障がい者」を使うようになった旨が書いてあった。最近「障がい者」や「障碍者」を使っている人が多くなってきています。「碍」を使う人も多いのですが、この漢字は当用漢字にないのです。私が手話、障害者福祉に関わり始めたころは「障害者」という言葉そのものを変えようという運動がありました。でも「しょうがいしゃ」はそのままで、漢字、ひらがなと表記が変わっただけです。「障がい者」を表す手話もそのまま。そのころ「ボランティア」という語を日本語に・・という意見もあったのですが、日本には「慈善事業」という言葉があったのですが、それは「ボランティア」の概念とは違います。ぴったりの日本語が見つからないまま「ボランティア」が広まってしまいました。「ボランティア」の手話は「苦労を提供する」という表現から「共に歩く」に変わりました。「障がい者」の手話も近い将来変わるのでは?と、変えるべきではと思っています。表記方法が変わろうと、差別がなくならないのでは・・・。
2010年01月09日
明けましておめでとうございます。今朝の朝日新聞に大きな見出しで「絆結ぶ 母のにおい」という記事がありました。赤ちゃんはお母さんのにおいが大好き。いつも同じお布団に包んで抱っこしていると、そのお布団にお母さんのにおいがしみついているので、他の人がそのお布団でだっこしても、赤ちゃんはスヤスヤ。もう一つは高齢者の「地域の絆」という言葉を使った記事が他の新聞にもあちこちにありました。家族の絆はいろいろな理由でなくなってしまうことがあります。でも昔から「遠くの親戚より、近くの他人」という言葉があるように、地域での支えあいがこれからの高齢社会にとって必要という記事がいっぱい。どこでもこの支え合いの輪が出来ていくといいですね。
2010年01月01日
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