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老健の食堂で家族の方が一生懸命声かけしている。「たくさん食べなきゃダメ」「みんな食べてしまわなきゃダメ」「しっかり食べなきダメだよ」「ゆっくり 食べなきゃダメ」「お茶を飲んで水分をしっかりとらなきゃダメ」 ・・・・これって「ダメ」が口癖の人がいるのでしょうか? 特に耳の遠くなっているお年寄りには耳に最後に残る「ダメ」だけはっきり聞こえているのではないでしょうか?「たくさん食べてね」に変えたら、食欲ももう少しでるのでは?と思ってしまいます。赤ちゃんに声かけするとき「出来るだけ‘ダメ ’は使わないような言葉を選んで・・と講座で話しています。子どもが一番嫌いな言葉は「ダメ」ですから。 高齢者も嫌いなことばではないでしょうか?というより誰でも好きでない言葉ですよね。
2010年10月30日
新聞に毎日のように働き盛りの人のうつ病による自殺とか、高齢者のうつ状態の増加という記事が載っている。以前「赤ちゃんの‘うつ状態’」という記事を見てびっくりしたことがある。ことばや行動で反発できない赤ちゃんはストレスを抱き続けているうちに、自己主張や感情表現をしなくなっていくとのこと。赤ちゃんはことばはまだとしても、泣くことで訴えているのでは?と思ったが、最近の住宅事情や、お母さんのうつ状態で泣くことも止められているのかも知れないと感じた。最近の赤ちゃんへの虐待の原因が「泣き止まないから・・・」というのも多い。泣くことが原因で暴力を受け続けると、赤ちゃんは泣くこともしなくなってしまうのでしょうか?‘赤ちゃんのうつ’なんて悲しいことが起こらないように、赤ちゃんの身体から発しているサインをしっかりキャッチできる親であって欲しいですね。 そして赤ちゃんが声で(日本語で)自分の思いを伝えられるには1年以上かかる。それまでのコミュニケーション方法としてサインを使ってみてください。
2010年10月29日
「日本人は二人1組で何かをする時、ジャンケンで決めてしまうが、海外の子は話し合いで決める」と以前新聞で読みました。これは「コミュニケーション技術が欠けているから」だけの問題ではないと思いますが、身体全体も使って自分の考えを伝えることには日本人は苦手かもしれませんね。 私のような手話通訳者は、ろう者が手話で話す手の形だけを言語として見て、通訳しているのではありません。手話で話すときの表情、手の動きの大きさ、速さ、強弱など非言語の部分を読み取って、その身体表現も日本語にして通訳していきます。 赤ちゃんとサインでコミュニケーションをとる効果は赤ちゃんと早くからコミュニケーションできるということだけでなく、使うことによって、目を合わせて話す(アイコンタクト)習慣がつくこと、親がこどものちょっとしたサイン(身体表現)を見逃さない力(私は‘キャッチ力’といっています)を身につけるなどがあります。そしてもう一つ大切なのが「身体表現もコミュニケーションの一部として使える人」になることです。 赤ちゃんはみんな頭の中のこと全て身体表現で伝えているのですよね。この身体表現力を大人になっても形を変えて持ち続けることがコミュニケーション力のアップにつながると思っています。
2010年10月27日
皆さんは赤ちゃんに日本語はいつから覚えさせますか?きっと生まれてすぐから、語りかけを繰り返して、それを赤ちゃんが自然に覚えていき、使うようになるのを待っているのですね。サインも同じように考えてください。お母さんが手を動かしながら、話していると赤ちゃんは日本語は耳から、サインは目から両方を頭に入れていくのですが、声で話すことが出来るようになるより、サインで話せるようになるほうが‘少し’早いのです。この‘少し’の期間でも赤ちゃんと会話ができる、赤ちゃんが自分の訴えを伝えることができることは、親も子どもも落ち着いた気持ちでいられるのです。日本語と同じですから、いつからでもかまいません。1歳に近ければ使い始めるのは早いでしょう。
2010年10月24日
自閉症の人が使うコミュニケーション法にマカトン法というのがあって、サインの一種です。自閉症児の教育に、長い間たずさわっている友達に会いました。自閉症の人も音声言語が苦手で、その代わりにサインを使ったりするのですが、ここでも「サインを使うと日本語を話すのが遅れる」と思い込んでいる親がいて、困る」と言う話でした。耳の聞こえない子が手話を使うと、ろう学校の教育である話す相手の口の形から日本語を読み取る力が伸びないという考えが一般の人まで広まっているのでしょうか。私の本「ベビーサイン」を使って、サインでコミュニケーションをとって自分の気持ちを伝えることができるようになったら、逆に日本語も話すようになったという自閉症の子もいます。サインであれ、日本語であれ、自分の気持ちが伝えられる楽しさが、ことばの習得に一番必要なことと思います。
2010年10月21日
今日はシニアサイン講座の終了後、OBの人たちも参加しての食事会でした。あるOBの方の話です。今開催されている国連地球いきもの会議の会場の名古屋国際会議場の近くに住んでいるので、道路や地下鉄でいろいろな国の人と出会う。会議場の外では案内が不十分で迷っている人が多い。193カ国の方々の言葉に対応出来ず・・。地下鉄の駅員さんもなかなか通じなく困っている場面によく出会う。こんな時、身振りが一番役立つと、改めてシニアサイン講座で身につけた表現力の大切さを今実感しているとの話でした。世界共通の身振りはユニバーサルサインですね。
2010年10月19日
ノンバーバル・コミュニケーションとは言葉でないコミュニケーション手段のことです。すなわち目や、表情、身体全体のしぐさで伝えることです。(「目は口ほどにものを言い」ということもあるように)地球上に人間が誕生した時、言語がまだない時は、この方法だったでしょうし、赤ちゃんが生まれて言葉を覚えるまでは、泣いたり、笑ったりとこの方法です。大人の笑顔を表現すると「にこにこ」「ワハッハ」「ニヤー」「うふふ」いくつぐらいあるのでしょうか。赤ちゃんの笑顔は大人以上に変化に富んでいます。弱い存在の赤ちゃんは本能的に笑顔を作ることによって、身を守るのだという説がありますが、ある程度大きくなった赤ちゃんは、自分の思いを笑顔を変化させて訴えていると実感しています。この笑顔の数々を見ていると、大きくなっても言葉(バーバル)だけに頼らず、この笑顔のノンバーバル・コミュニケーション力を持ち続けて欲しいと思っています。 私の講座を受講した聞こえないお子さん(1歳2ヶ月)の笑顔のバリエーションは聞こえるお子さんの何倍もありましたよ。笑顔で会話しているみたいでした。
2010年10月18日
私の本のサインは日本手話からとってありますので、ほとんどのサインがそのまま聴覚障害者との会話にもつかえます。日本の生活に合ったサインで、お母さんも赤ちゃんと話して欲しいとの思いから、この本を作りましたが、最初に一番喜んでくれたのは聞こえないおじいちゃん、おばあちゃんです。孫がこの本でサインを覚えてくれたら、孫と手話で会話ができると。もう一つ、手話は耳の聞こえない人だけでなく、聞こえるけれど声を出せなくなってしまった人にも大切なコミュニケーションのツールです。音声言語でコミュニケーションできなくなって、寂しい思いをしている人が、少なくなるようにこのサインを広めていきたいと思っています。
2010年10月17日
生涯学習のユーキャンのセミナーにシニアサインが取り入れられました。「介護業界で働く方のためのスキルアップセミナー2010」の中です。東京会場はユーキャン代々木ビル。11月18日(木)14:00~17:00大阪会場は新梅田研修センター。11月21日(日)13:00~16:00チラシから・加齢により失うもの「しゃべりたくない訳じゃない」・認知症、失語症の現存能力・シニアサインの効果「あなたの声はよく聞こえる」・ノンバーバルで最少の負担、最大の安心・・・・シニアサインのスキルを習得して、リハビリに意欲の促進に、ラポールに活かす方法を解説します。生活支援サイン(シニアサイン)講師養成を受講されたSさんが講師です。
2010年10月13日
表紙のサインは「ミルク」と「抱っこ」です。(「おっぱい」は別のサインです)この本のイラストは当時高校生だったS君が筆で書いてくれました。(もう大学も卒業して社会人です)何度も直しながら・・・ではなく、私のサインの形の手を見てサッと一気に描いたものです。自費出版の時は表紙だけカラーで中は白黒でした。(費用削減のためですが)毎日新聞社からの発行になってカラーになり、「グー」ちゃんは青、「パー」ちゃんは赤になりました。とっても可愛いイラストで好評です。1ページに1サインで講座に来た赤ちゃんたちは絵本のように見ていましたよ。
2010年10月11日
トップページは私の本の表紙です。赤ちゃんが使うサインについてのブログを閉鎖せざるを得なくなり、もう一度改めて書いていこうと今日2010/10/10に再スタートです。私が書籍「ベビーサイン」を書くなんて、自分でも思ってもいませんでした。(隣の「シニアサイン」はいつか書きたいとは思っていましたが)2002年に日本のある著名な大学の教授の本を読んだ時、そこにのっていたのは、たった6個でしたがアメリカのベビー用サインだったのです。そのころは手話通訳者として、また専門学校やカルチャーセンターなどで手話講師として活動していました。また学校の総合的学習などに手話を取り入れてくれていたので、保育園から高校まで多くの生徒に手話を知ってもらう活動もしていました。あのころ、どこへいっても生徒から出た質問が「手話は世界共通ですか?」。音声言語が違うように、手話も歴史、文化、生活などが違えば手話も違います。赤ちゃんのコミュニケーションの文章に添えられていたのがアメリカの手話、そしてその本を書いた先生はご自分が引用したサインが「日本のではない」ということをご存知だったのか?という疑問を持ちました。聴覚障害者福祉に携わり、日本の手話が広まるようにと活動してきた私は、この1冊の本がショックでした。ならば日本の手話で赤ちゃんとコミュニケーションをとる方法を広めたいと思い、2004年3月自費出版、大好評を得て9月に毎日新聞社より上の可愛い表紙で出版されました。現在7刷目です。
2010年10月10日
シニアサイン講座を長く受講されているOさんのお話です。「街を歩いているとなぜか道を尋ねられることが多い」と。もし彼女が近くを歩いていたら私も彼女に聞くだろうと思うほど、優しい雰囲気の人です。先日は外国の方に道を尋ねられ、「右へ行って階段を下りて、左へ・・・」とサインで案内できた自分に驚いたとのこと。もしシニアサイン講座を受けていなかったら「階段を下りて・・」など身振りで表すことは出来なかった。この時は自然にできてビックリしたと話されました。手話を長年使ってきている私にはなんでもないことですが、コミュニケーションは音声のみという生活の中では、なかなか簡単な身振りも出てこないものです。明後日は名古屋でCOP10の会議が開かれ、多くの国の方々に出会うでしょう。耳に聞こえた言語がどこの国の言葉であろうと世界共通の身振りならユニバーサルサインとして通じますよ。COP10って名古屋にいると何度も目にし、耳にしていますが、正式名は「国連地球生きもの会議(生物多様性条約第10回締約国会議)だそうです。
2010年10月09日
今日は街の居場所 いきいきサロンの日。自分で足をマッサージなどして血液の循環を良くする方法をTさんに教えてもらいました。たまたま聴覚障がい者が4人。説明は私が手話通訳したのですが、私がマッサージをしてもらっている間、Tさんは一生懸命手話ではなく「シニアサイン」でコミュニケーション。これがかなり通じていました。(Tさんはシニアサイン講座の受講者でもう長いこと受講してくれています)4人とも高齢者で口をそろえて「新しい手話はわからない!」と言っています。「リンゴ」は手話の本に載っている表現は4人とも「知らない」と。知っているのは「シニアサイン」の本に載せた「リンゴ」の表現と、もう一つ「赤いホッペ」からくる表現。手話のテキストで一生懸命覚えた表現が伝わらないこと多々あり。通訳者はこのことをしっかり理解して、自分の表した手話が通じているかどうかを確認できる力が必要なのです。
2010年10月08日
高齢になって耳が遠くなった人との会話に 病気などで耳が不自由になった人(中途失聴者)、声がでなくなった人、失語症、認知症の方などとの会話に便利なシニアサインを広めてみませんか。講師になるのでなく、連続講座に通うのが難しい方もどうぞ***************************************************************第5回生活支援サイン(シニア用)講師養成場所:NPO法人生活支援サイン事務所 日時:12月5日(日)第1講座 午前10:00~12:00 第2講座 午後 1:00~4:00 講師養成について詳しいことは「講師養成」のページをご覧ください。お問い合わせ、お申し込みは左の「メッセージを送る」からどうぞ。
2010年10月03日
今回は23日の祝日を使っての講座です。詳しくは左のフリーページの「講師養成」をご覧ください。第22回生活支援サイン(ベビー用)講師養成場所:NPO法人生活支援サイン事務所 名古屋市千種区高見一丁目4-14日時:11月22日(月)第1講座 午後1:00~3:00 23日(火)第2講座 午前10:00~12:00 第3講座 午後1:00~3:00お申し込み、お問い合わせは「メッセージを送る」からどうぞ。
2010年10月02日
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