2004年01月30日
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 虐待防止の講演で「躾の行き過ぎが虐待ではない。視点が違う」という話を聞いてなるほどと感じた。
例として、ある英語の通訳者のお母さんが子供をバイリンガルで育てようと家の中では英語だけ、外でのみ日本語を許した。(お父さんも英語ペラペラだったのでしょうね。)
その子は小学校入学直前になっても幼稚園でしゃべらない。このまま小学校に入っても勉強についていけないし、心の問題もあって施設に保護されたという事例。
最近テレビでもこんな育て方している家庭を見たことがある。2言語獲得していく子供もいる。韓国語と日本語、中国語と日本語で育てている人も知っている。別に問題はない。
 このお母さんは自分の子の言語獲得レベルは毎日一緒にいれば分っていたはず。出来ない子だっているのです。
そして楽しくないと子供は何事も体得していかない。(大人も同じですが)言葉をなかなか習得できず、楽しんでもいないのに、お母さんの目的のために2言語習得を強いたのは、やはり虐待でしょうね。





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最終更新日  2004年01月30日 16時58分22秒


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