2004年03月30日
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 夏目漱石の小説にある「・・・情に棹させば流される・・」この意味は「流れにのる」で「追い風にのる」と一緒の意味ですが、間違って「流れに逆らう」ととらえている人のほうが多いことばらしいです。
平成14年の調査で正しく理解しているのは12.4%、間違って覚えている人は63.6%とか。
 私の電子辞書の広辞苑には「時流に逆らう意に誤用することがある」と親切にかいてあります。
誤用の方が多くなると、こちらが正しいとなるのでしょうか?それともあくまでも正しいのは「時流にのる」なのでしょうか。多数決で決めることではないですが。
とにかく正しい意味で使った人は、多くの人に通じず、間違って使った人が多くの人に通じるということですね。
こんなことを知ってしまった私は通じる人が多いほうで使うべきか、通じないかも知れないと思いつつ、あくまで正しい意味で使うべきか、悩みます。こうして言葉は死語になった行くのでしょうか。それも淋しいですね。





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最終更新日  2004年03月30日 16時44分01秒
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