2010年01月21日
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カテゴリ: 介護
母は96歳。現在は老人保健施設にお世話になっています。
自分で車イスに乗ることもできず、食事の度にベットから車イスに乗せてもらいます。
先日介助に来てくれた職員の方が「食事です」と言いながらサイン(箸で食べる動作)をしてくれました。それを見た母はすぐに「ありがとうございます。いつもお世話になります」と声で答えました。
職員の方はどなたでも「○○さん、食事です」と声をかけてくださっているのですが、立ったまま話す声は、ベットに寝ている母の耳にはとどいていません。

私もやっと気がつきました。
何かを世話してくださる人にはいつも「ありがとうございます」とはっきり言う母ですが、聞こえないので、声をかけて下さっていることがわからないから「ありがとう」と返事できなかったのだと。

私は大きな食堂で母の食事の介助をしながら、同じテーブルの人にもサインを付けて話しかけているのを職員の方が見て、真似てくださったのだろうと思います。

母の「ありがとうございます」に、職員の方から「いいえ、どういたしまして」という言葉と笑顔が母に返ってきました。
嬉しいひとときでした。





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最終更新日  2010年01月21日 10時13分02秒
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