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2025年11月29日
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カテゴリ: 本にまあ
「コンビニオーナーぎりぎり日記」(仁科充乃著、三五館シンシャ)を読みました。

私はあまりコンビニを使いません。スーパーより値段が高く、店舗規模から品揃えも少なそうな気がするからです。私がコンビニに行くのは何かを購入するというよりも、受取先に指定した店舗に荷物を受け取りに行く、公共料金の支払いをする、コピーをとる、自治体の証明書を発行してもらう、レターパックを買う、あとトイレを利用させてもらうなどです。

その意味でコンビニが近所にあるのはとっても便利。スーパーが撤退し無店舗地域になった実家近くにもできています。

本書を読むとそんなことだけに便利に使わせていただくのは申し訳ない気持ちになりました。著者夫妻はコンビニがまだそれほど多くなかった時代に、30代でコンビニを始めました。それから30年余り、徒歩圏に各チェーンの店舗が5軒も林立する時代になり本人たちも還暦を越え、それでもコンビニを続けています。しかしその仕事は激務なうえ何だかんだと休みを取れない仕事なのです。

本書執筆時点の2023年7月現在、オーナーである著者の夫は9年以上一日の休みもなし、著者も千日以上の連続勤務です。

本書を手にするまで、コンビニがここまできつい仕事だとは想像もできませんでした。学生などのアルバイトや専任従業員がシフトに入っていてこれなのです。業務内容が多岐にわたっていてさまざまな業務の最終的な責任はオーナーにあるため、結果として夫婦そろって3年以上の「無欠勤」勤務を強いられています。

三五館シンシャの「日記シリーズ」ではそれぞれの仕事の大変さを見てきましたが、この仕事が一番大変かもしれません。

新店舗開設時はもちろん、10年ごとの契約更新時には店舗の改造が必須。それ以外にも色んな理由で借金を負うオーナーたちは休みなしで必死に働き、返済が終わったところで次の契約更新を迎え、また借金を負う。それを繰り返す自分たちのことを筆者は小作農にたとえています。それでも筆者はこの仕事が好きだと言います。たしかに客とのやり取りではうれしいこともあり、やりがいもあるのでしょう。

とは言え還暦を過ぎてなお、急に来られなくなった人のシフトの穴埋めに入り、毎日4時間睡眠で走り続ける仕事です。



これからはあまり利益にならない仕事ばっかり頼むのではなくて、もう少し売り上げにも貢献しようかな。





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最終更新日  2025年11月29日 13時14分09秒
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