03年3月1日 京都イベント

HELLO!802 LIVE FLASH! in京都

03年3月1日(土) 15時から 京都駅ビル 室町小路広場にて


最初に断っておきますが、ASKAさんのMCとCHAGEさんのMCが混ざっている部分があると思います。もし、間違っていても(MCの内容も含めて)許してくださいね。
ライブの内容だけ知りたいという方は ここ をクリックしてください。
ライブの内容までジャンプします。


C&Aが京都でイベントをすると知ったのはイベントの10日ちょっと前でした。
関西に来てくれると考えるとすごく嬉しかったのですが、「どこで何をやるんだろう?」という疑問も持ちつつ、これはなんとしても行かねば!!と気合を入れていました。
イベントの場所を知ったのはその一週間後。場所は京都駅ビルの室町小路広場。
駅ビルとはJR京都駅があるビルで、劇場やホテルや散歩を楽しめる場所もあります。その中に伊勢丹があり、室町小路広場は伊勢丹のすぐ横にあります。
伊勢丹の4階に当たる部分が広場で、5階から11階に当たる部分が大階段になっており、広場をステージ、階段を観客席にしてイベントが行われています。
イベントのない時は階段に座って日向ぼっこをしたり買い物の休憩をしたりと、駅ビルに遊びに来た人が思い思いに過ごしています。
イベントが行われる場所が意外な場所だったのでビックリしましたが、「イベント」という言葉にぴったりな場所だなぁと思いました。
しかし、イベント当日は整理券が配られて、入場者制限もあるとのこと。
「早く行かないと見れないかも」という雰囲気が何となく漂っていたので、当日はできるだけ早く行こうと意気込んでいました。
私にとっては、広島のライブが迫っていたのですが、京都のイベントが気になって仕方がない状態でした。

そんなこんなで、イベント前日。
始発で出発しても、奈良にある私の自宅からでは京都に着くのは7時前。早起きに関しては自信のある私ですが、どれだけ早く起きてもそれ以上早く行けないということで、「これで整理券もらえなかったら諦めるしかないなぁ」と半分諦めの気持ちでした。
翌日たまたま休みになる父に「明日京都に行くねん」と話していたら、なんと京都駅まで送ってくれるとのこと。「6時ごろには着きたい」と言うと、「大丈夫」と快諾してくれました。

イベント当日。
5時前に家を出ると言われていたので、3時半に起床。私にとっては、休日ならこの時間に寝床に着いてもおかしくない時間です。
私を送ってくれたあと、京都見物をするということで、母も一緒に車に乗りました。
起きた時はもちろんですが、出発する時ももちろん真っ暗。奈良を出たときは雨が降っていなかったのに、京都に入ると雨が降っていました。
雨だとイベント会場が狭い場所に移動になると聞いていたので、「どうなるのかなぁ?」と不安を抱きつつ京都駅に向かいました。

京都駅に着いたのは6時ごろ。まだ空は真っ暗でした。西口がある通路に向かうと、広場に向かう上り階段の手前で50人ほど(だったかな?)並んでいました。「これに並んだらいいのかなぁ?」と思いつつ列の一番後ろへ。
列の人数は思っていたよりもかなり少なかったので、「まだこれだけしか来てなかったんだぁ」とほっとしました。
少し待って、係員に誘導されて、広場のすぐ横の遊歩道の方へ階段を登っていきました。
階段を上ると、そこにはものすごい人数がすでに並んでいました。その人数にちょっとビックリ。「みんな気合入ってるなぁ~」と妙に感心してしまいました。
上には一応屋根があり、ここなら何とか9時半まで過ごせそう。
その列に加わり待っていると、京都駅で見送ってくれたばずの母と父が様子を見にわざわざ来ていました。(あの時並んでいた皆さん、6時半前後に列の横をうろうろしていたのは私の両親です~)
そして、係員に状況を聞きに行ってくれたらしく、全部私に教えてくれました。
・今の時点では300人ほど並んでいて、予定では2000人ほど入るとのこと。
・雨が降っているけど、イベント場所は室町小路広場でやるのが決まったとのこと。
・整理券には番号がついていて、整理券をもらったら解散して、再び集合時間に集まり、集合時間に遅れると入れないとのこと。
とりあえず、整理券はもらえそうというのが分かったのでひと安心。整理券が配布される9時半まで座って待つことに。

しばらく待っていると、係員が説明に来ました。
整理券の配布時間が8時半になったとのこと。予想よりも多くの人が並んでいたのでしょうか?
その他の注意事項として、傘での見学は禁止で、かっぱ着用とのことで、知らなかった人から「え~っ?」との声があがっていました。
あとは、階段では荷物をひざの上において(つまり、階段で立って見るのは禁止)、大きな荷物は預けるようにとのことでした。
そして、整理券の配布開始。整理券は水色のリストバンドになっていて、「FM802 LIVE FLASH!」の文字と整理番号が青い文字で書いてありました。私の番号は400番の最初の方。
リストバンドは一度パチッと腕にはめたら、引きちぎらないと取れないようになっていて、はめた本人しか入場できない仕組みになっています。リストバンドが腕から外れたら入場できません。
リストバンドをはめてもらって、イベントの注意事項を書いた紙をもらって解散。
そのあとそのちゃんと友達のTさんと一緒になって、13時半の再集合の時間まで駅ビルの中で時間を過ごすことにしました。
「あれだけ集まっていた人はみんなどこに行ったんだろう?」という話をしていましたが、地下街や伊勢丹の中をうろうろしていると、青いリストバンドをした人がちらほら。C&Aファンの知り合いとも会ったりしました。

肝心の天気はというと、大雨は降っていないようですが、雨がずっと降っていて止みそうにありません。気になって何度か大階段の様子を見ていましたが、何度見ても雨。
でも、ステージの方は着々と準備が進んでいるようです。
「これはもうかっぱを着て見るしかないなぁ~。」とある程度覚悟を決めていました。
昼食後、3人で駅ビルにある空中径路を歩きました。空中径路は伊勢丹の10階から出ていて、そのちょうど真下が階段とステージになっています。「ここからステージが見えるかなぁ?」と話しつつ、いろんなところからステージを覗いていました。
しばらく歩くと、ちょうど目の前に京都タワーが見えるところにたどり着きました。晴れていれば京都の景色を一望できるいい場所です。景色を眺めながらふと横を見ると、ちょうどステージの後ろ側がバッチリ見えました。
「ここからだとステージがバッチリ見える」と見ていると、演奏だけのリハーサルが始まりました。
まず流れてきたのが「Brother」。「この曲やるんだぁ~」と思いつつ、演奏を聞いて口ずさみながら、振り付けの練習。
次に流れてきたのが「太陽と埃の中で」。よく見ると、今泉さんの後頭部が見えます。
再集合時間も近づいていたので再び伊勢丹の方に戻りましたが、確か、「YAH YAH YAH」もやっていたように思います。

そして、朝並んでいた場所に再び戻りました。空の様子を見ても、やはり雨は止みそうにありません。並んでいる人たちはすでにかっぱを着ていて準備万端でした。
並んでいる時に、前の列の方で「キャー!」と悲鳴が上がったのですが、私の並んでいるあたりでは全く状況がわかりませんでした。
リハーサルっぽい音楽が流れていたので、それで悲鳴が上がったのかも。
整理番号の早い人たちから順番に広場に入場。私が入ったのは2時過ぎだったと思います。
入場する時に係員から説明があって、ステージから階段の間にはなにもない空間があって、その場所がスタンディングのスペースになるとのこと。入場の早い人からスタンディングか大階段のどちらで見るかが決めることができて、スタンディング席が埋まるまでどちらか選択できるとのこと。周りの人が、「もちろん、スタンディングやわ~」と言ってました。
入場すると、スタンディングスペースにはまだ余裕がありました。しかし、階段席にもすでにお客さんがたくさんいました。
近くで見えるけど、他の人の頭でふたりが見えないかもしれない(見えたとしても、ほとんど顔しか見えない)スタンディングスペースと、ちょっと遠くなるけど頭から足までふたりが確実に見える階段席と迷いましたが、スタンディングスペースの方へ。
私が選んだ決め手は「雨がかからない」ということでした。スタンディングスペースには屋根があったのです。
どこに行こうか考えていたら、いつの間にかCHAGEさん側の端の方まで来ていました。
「ま、ここでいいか~。」とその場所に立つことにしました。
その後もどんどん人が入ってきて、私の後ろにも人がいっぱい立っていました。
人がぎゅうぎゅうと押し寄せる中、3時の開演まで待ちました。途中、ラジオのDJの方が前説のようなものをしていました。人の頭の隙間から見ていましたが、やはり肩から上しか見えません。でも、結構近くに見えます。
前説では、「みんなどこから来ましたか?」という話になって、出身地ごとに手を挙げました。多かったのはやっぱり京都と大阪。奈良のときに私も手を上げたのですが、意外と少なかったです。
大階段を見ると、かっぱを着た人たちが8階か9階のあたりまで座っていて、その上は空いていました。再集合のときでもまだ整理券を配っていたので、まだ入場できる余裕はあったようです。
後で話を聞くと、通りすがりっぽいおじさんも入場していたらしいです。

いよいよ3時。
それまでスピーカーに流れていたFMの放送がぴたっと止まりました。
「とうとう登場だ~!」と思って待っていたら、ステージに上がったのは先程出てきたDJの人たち。
再度、注意事項の説明があり、「C&A登場までもうしばらくお待ちください」とのこと。それから10分ほど待ってバンドメンバーが入場。メンバーの入場だけで、「きゃー」と盛り上がる観客。
そして、それよりもさらにすごい悲鳴が!!んん??何も見えないよ~。
「CHAGE-!」「ASKA-!」の声で、二人が入ってきたことがわかりました。
こう見えても(?)、実は154cmしかない私は背伸びをしてみたり、人と人の頭の間を覗き込んだりしてやっと二人を確認できました。ううっ、やっぱり近い!!でも、顔しか見えない…。これで、足元まで全部見えたらいうことないのに…
ASKAさんは最初白っぽい服を着ていたと思うのですが、いつの間にか黒のシャツになっていました。CHAGEさんは気付いたらすでに黒の服を着ていました。

♪「太陽と埃の中で」
この曲から来ましたかぁ~。スタンディングゾーンはもう大興奮状態。サビの部分でみんな拳をあげると、全くステージが見えない状態。「やっぱり階段に行けばよかったかなぁ」と少々後悔しつつ、「こうなったら音だけで楽しもう」と思い、みんなと一緒になって拳を上げていました。

♪「そんなもんだろう」
みんな縦に揺れていました。ASKAさんがささやくところでは、客席の方をちらっと見ながらささいていました。細かい表情がはっきりと見えるのはうれしいです。
ASKAさんが客席のあちらこちらに手を振っていました。そのたびに「きゃー!」と悲鳴が。他の曲でも手を振っていたと思います。
CHAGEさんはライブの間ずっとニコニコしていたように見えました。

MC
CHAGEさん「ようこそ!CHAGE&ASKAといいまーす!すごいですね!!かっぱの集団なんて初めて見ました。」
ASKAさん「サファリパーク状態ですね。」客席爆笑。ふたりもなかなかこんな状況でライブやることもないでしょうね~。
「僕たち、晴れ男だと思っていたんですけどね…。これから静かな曲をやりますが、寒くならないようにね。」

♪「終章」
ここでASKAさんがステージから消えました。「ASKAさんドコドコ?」ときょろきょろしていると、座って演奏していたようです。座ったら全然見えなくなっちゃうよ~。

♪「C-46」
しばらくライブで聞いていなかった曲なので、「この曲、何だったっけ?」と一瞬考えてしまいました。久しぶりに聞けてうれしかったです。

MC
「エスカレーターのみなさーん」と手を振るASKAさん。私は見てないのでよく分かりませんが、エスカレーターにもお客さんがいたのでしょうか?
「暖かくなろうね。」とCHAGEさん。

♪「YAH YAH YAH」(STAMPバージョン)
最後のギターの部分がないショートバージョンでした。放送があるから短くしたのかな?
終わって、次の曲の前奏部分が流れると、悲鳴にも近い歓声が客席から沸きあがりました。

♪「NとLの野球帽」
「マジでこれやるの~?」という感じでした。これも久しぶりに聞く曲でした。「THE LIVE」でやっている曲しかやらないものと思い込んでいたので、この意外な選曲に驚かされました。
久しぶりにやるサビの振り付けも、やっててとても楽しかったです。
この曲でASKAさんが目の前に来てくれた時は本当に近かったです。周りのみんなと一緒に手を振りまくってました。
曲が終わって、「CHAGEさんまた弦切ってるのかなぁ?」などと想像しながら次の曲を待っていました。なんせ、二人が何をしているのかが全く見えないもので…

ここでMCが入ったようですが、ちょっと覚えてません…

♪「ロケットの樹の下で」
まさか、この曲までやってくれるとは!!もう、涙チョチョ切れものです!!
「本当にこのイベント見れてよかった~」と実感した曲のひとつです。
前ツアーでASKAさんが熱唱しながら手を挙げて指を指す場面が大好きだったのですが、今日もその場面を見れて大満足。

MC
CHAGEさん(ASKAさんだったかも??)「どうもありがとう。とりあえず終わりました。」
客席から「ええ~っ!!」との声。その声には「このまま終わって欲しくない」という気持ちがすごくこもってました。
ASKAさん(CHAGEさんだったかも?)「こっちも歌い足りないよ!もう1曲やろう!もっと暖かくなろう!」
ASKAさん「平井堅氏の『大きな古時計』に対抗して、『そうさん』をやります。」
「やって~やって~!!」と観客。
引き続き、「…というのはコンサートですでに言ったネタです(笑)。久しぶりに歌う歌をやります。リハーサルもしてません。歌うのは青学以来だから、間違えても文句いうなよ。」と言ってニヤッと笑うASKAさん。ASKAさんにそんな風に言われたら、間違っても全然許しちゃいますですよ~。
で、流れてきたのは…

♪「YAH YAH YAH」(オリジナルバージョン)
すごい!!超大サービス!!またもや大盛り上がりの観客。最近はすっかりSTAMPバージョンの方に慣れきっていましたが、拳を上げるこっちのバージョンはやっぱり楽しい!!
ASKAさんはタオルを上にポイッと投げていました。

アンコール曲も終わり、二人がステージを出て行くように見えましたが、ステージの中央にバンドのメンバーと集まって何か話している様子。
「もしかしたらまた何かやってくれるのかも」と思った観客から「アンコール!」の声があがりました。
ふたりが再びステージの前方に戻ってきました。
ASKAさん「もう1曲だけやります。オンエアーの都合上、同じ曲をもう一度やります。何事もなかったかのように盛り上がってください。」

♪「太陽と埃の中で」
「この状況、何かに似てるなぁ~?」と考えていたのですが、思い出しました。2年前に行ったNHK BSライブの収録に似ていたのです。スタンディングだったことや、収録のために一度演奏した曲をやり直したからかなぁ?
1回目と同じように盛り上がりましたが、「これで最後かぁ~」と思うとすごく寂しかったです。

「ありがとう!!5月にまた会いましょう!!」とふたりはステージを後にしました。
CHAGEさんが客席に向かってピックを投げました。学さんはカイロを投げてきましたが、私のいる近くまで飛んできて、そのあたりの人たちで争奪戦が起こっていました。
終わったのは4時過ぎでした。全部で40~50分くらいのライブだったと思います。

メンバーも退場し、再び先程のDJの人たちが出てきました。規制退場で順番に会場を出たのですが、その時の話で、スタンディングスペースには500人もいたことが分かり、ちょっとビックリ。
退場の時にステージのそばまで行って見ましたが、客席とステージがすごく接近していて、「ここで見れた人はすごく近かっただろうなぁ~。」と羨ましく思いました。

でも、なかなか見れない貴重なライブを見れたので大満足でした。すごくよかったし、いい思い出になりました。またこんな機会があるといいな。


~セットリスト~

太陽と埃の中で
そんなもんだろう
(MC)
終章
C-46
(MC)
YAH YAH YAH(STAMPバージョン)
NとLの野球帽
(MC?)
ロケットの樹の下で
(MC)
YAH YAH YAH(オリジナルバージョン)
(MC)
太陽と埃の中で



~追記~

ほとんど個人的な内容のレポになってしまいましたが、ここまで読んで頂いてありがとうございました。
それと、朝早くから並んでいた皆さん、お疲れさまでした!!
思い出しましたが、リハーサルでやっていた「Brother」はどこにいったのでしょうか?
聞きたかった~。





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