四葉のクローバー

四葉のクローバー

離乳後期


月齢では9~11ヶ月頃の赤ちゃんが、後期食の目安。
但し、何度も書いてきたように、食事に関しては、本当に個人差が大きいので、無理強いはしないでくださいね。

幼稚園に入ってなお、離乳食を食べている子はいません。
お友達と触れ合う事で、食欲を刺激される子もあるでしょう。
我が家の長男は、4歳間際になってやっと、食事を残さず食べる事ができるようになりました。
今までは、「いったい何を食べて大きくなっているの?」と心配になるくらい食が細くて・・・。
それでも、標準的な身長、体重ですよ。

まぁ、こんなのは極端な例かも知れませんが、それくらいどんとかまえていても、なんとかなるものです。

キーワードは「焦らず、ゆっくり」

ご自分のお子さんに合わせて、進めてくださいね。



さて、このころになると、早いお子さんでは上下4本、もしくはそれ以上歯が生えていたりしますよね。うちの娘はごゆっくりさんだったので、まだ歯なしでしたが。

ですが、まだまだすりつぶす役割をする奥歯は生えていませんので、あまり堅いものは食べることができません。
また、レタスなどの葉野菜は喉に貼りついて食べにくいようです。

堅さの目安は、かじりとって食べられるくらい。
5mmほどに薄切りにしたバナナなどは食べさせやすいですね。
また、少しづつ舌の動きが上手になって、唾液とすり混ぜることができるようになるため、ちょっとくらいならぱさぱさもそもそした物も食べられるようになります。つまり、なにがなんでもトロミづけ、という調理から開放されるわけです。
やったー!またちょっぴり楽になりますよ♪

御飯に関しても、お粥は卒業です。
全粥から、軟飯に少しずつ慣らしていきましょう。
軟飯、とは柔らかく炊いた御飯のこと。お宅の御飯が柔らかめ、という方は慣れてくればそのままで大丈夫。
固めのお宅は、湯のみやお粥カップでやわらかめに炊飯してもいいでしょうし、お粥のように小さいおなべで水気を足してもいいでしょう。

ちなみに我が家では面倒だったので、子供茶碗に御飯をいれ、お水を大さじ一杯振りかけて、ラップをしてレンジで1分、チンしていました。
この場合は、冷ましてからあげて下さいね。


手掴み食べもエスカレートしてくるころですよね。
ますます食卓の周りは、すごいことになってくるでしょう。
シートを敷くなど、汚れても楽に片付けられる環境を作っていきましょう。



後期食に慣れてきたら、一品は手掴みメニューを用意してください。
例えば、柔らかく煮たスティック人参。
リンゴのコンポート(薄切りがいいですね)、柔らかく茹でたジャガイモを薄く切って、ちょっぴりバターを添えたもの。
チーズやジャムを巻いたロールサンド(うちではこれを5mmほどにスライスしていました)。

小さなホットケーキや、お好み焼きなんかでもいいかも。
あ、お好み焼きの場合、キャベツはみじん切りにしてくださいね。

最初はぐちゃぐちゃにしてしまって、ほとんどお口には入らないかも。
でも、しからないでくださいね。
まだまだ体の発達段階。お口と手の相関関係を作っているのです。
手をグーのまま、お口に押し込もうとする様子のかわいいこと!
いらいらしそうな時は、このかわいい姿を写真の納める、なんていかが?きっと気分転換になりますよ。


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