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2020.09.20
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テーマ: ニュース(96576)
カテゴリ: 株式投資
 ソフトバンクグループは9月14日、傘下の英半導体設計大手アームを米半導体大手のエヌビディアに最大400億ドル(約4兆2000億円)で売却を発表。
 エヌビディアは、自社の普通株式を買収の対価の一部として活用、ソフトバンクGはエヌビディア株の約6.7%~8.1%を保有見込み。
 孫正義会長兼社長は、2017年にソフトバンク・ビジョン・ファンドを設立、世界中のテクノロジー企業に次々と出資。
 だが、新型コロナウイルスの感染拡大でファンドの利益は大きく減少。孫会長は米通信大手TモバイルUSやアリババの一部株式など持ち株を矢継ぎ早に売却、財務改善で守備を固めてきた。
 だが、アームは孫会長が考案した戦略の中枢を担っており、他の株式の売却とは意味が大きく異なる。孫会長は中核戦略として無数の有力企業に出資し、それが自律的に結合する「群戦略」を掲げ、その原点にはアーム買収がある。

 ソフトバンクグループにとって、英アームの売却は大きな転換点。

 実は、孫会長は16年におよそ3兆3000億円で半導体設計の英アームを買収する前に、60代で事業を後継者に引き継ぐという人生設計を立てており、57歳だった15年に米グーグル元幹部のニケシュ・アローラ氏を後継者に指名し、社長を退く意向を示した。

 今から1年前の日経ビジネスのインタビューで孫会長は「正直に言うと、事業が軌道に乗ってきて自分の後継問題などを考え始めたときに、事業に対する燃えるような面白み、戦っているという血湧き肉躍る気持ちが薄れてしまった」と語る。

 再び事業家としてのスイッチが入ったのが16年だった。6月末に突然、社長続投を宣言し、アローラ氏は会社を去った。孫社長は地中海に浮かぶヨット上で休暇を取っていたアームのスチュアート・チェンバース会長を追いかけ、7月4日に強引にトルコ南部の港町マルマリスに寄港してもらって説得し、買収をまとめた。



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Last updated  2020.09.20 11:34:47
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