口だけ番長の日記

オレの初恋

ゲット最高! とのた打ち回っているが、昔は清純スターだったんです。

オレの初恋はかなりおそく、大学1年の6月ぐらいだった。


大学1年の時に大学非公認スポーツサークル所属していたんだが、同じ、サークルのK(愛称キー)にほれてしまった。


キーは可愛く、素直でサークルの先輩・同級生の アイドル的存在


当時から、虚弱体質のオレとは月とすっぽん?人間といのしし?以上の差があった。


キーは活発で、積極的。高校時代は生徒会長だったらしい。


俺のような学級の黒板係りや日直さえも嫌がる男には相手にもされんのだろう。

完全な片思いです。


何で惚れたかというと、外見もさることながら、誰に対しても表・裏なく。さばさばしてて、男勝りな所が気にいったんだと思う。


正直な話、メアドは聞いたんだが、その当時、童貞で口だけ番長のおれにはメールすらできない。

せっかく、キーが話しかけてきても、中学生もビックリぐらいの、「あぁ」「ふーん」「あっちいけ」的な態度しかできんかった。


その後、サークルのPRのために、ポスターをつくろうみたいな話になり、一年生6人(P君・亮・オレ+女の子3人)で俺の家に来る事になった。


オレの家に、キーが来る。当時ははそれだけで興奮してた。その後、その6人はポスター作りをきっかけにめっちゃ仲良くなっていった。


季節も秋を迎えようとしている、夏休み最終週のとき、事件は起きた。


そのサークル6人組で、酒飲んで、わいわい、騒いでたまり場であるオレの家に向かっていたとき、オレのかかとに何かものが当たった瞬間、「どーん」っていうすごい音がきこえた。

すぐに、振り向くと、キーがオレのかかとにつまずいて、階段から転倒し、思い切り肩を打って痛みでうずくまっていた。


その後、すぐ救急車。完全に鎖骨骨折。明日、手術。悲惨な状況。



オレがとろとろ歩かなければ、こんなことにはならなかったのに…


キーは出身が長野県で実家には介護が必要なおじいちゃんもいて、両親は手術が終わって2日間で帰ってしまったらしい。


入院期間は3週間ぐらいの予定。



当時、バイトもせず、病院も目と鼻の先であったため、何よりキーに申し訳なくて、うざいの覚悟で毎日、見舞いに行きました。


キーはマジで痛かったらしく「恨む~」「痛かったんだからねー」とか言ってたけど…。


何か、キーの性格の良さを感じた(^^)



学校始まっても毎日見舞い行ってました。雨の日も風の日も…。


キーはリハビリとかもマジ大変だったんだろうなぁ。


3週間の間、二人だけの時間もけっこう合って、色んな話をした。


ほんとは入院中、メールしたらだめなんだけど。病院以外でもキーの事メールで励ましたりもしてた。


そして、退院の日を迎えた。


退院後しばらくは長野県に戻る。


長野に帰ってからも2週間、毎日、電話やメールをした。


そんなキーからこんなメールが

「札幌、帰ったら話したいことあるんだ」


もう、何言いたいか。大体察しがついた(笑)


「何?損害賠償求めますとかじゃないよね?」とかとぼけましたけど。


そして、キーの骨がくっつき。北海道に戻ってくるとのこと。


千歳空港まで、レンタカーを借りて迎えに行き。

空港で会っていきなり

「会いたかった。ようへいの事好きになっちゃた。彼氏になってほしい」
「オレもキーのこと好きだよ…。付き合おう。でも、何か反則だよね?」
「そうだよ。怪我が完治するまでは別れないから」
「早くない?」


その後、オレはキーが嫌だと思ってすぐにエレベーター付きのマンションに引越した。


その後、二年間交際してましたが。彼女が東京の大学に編入したのをきっかけで交際は終わりました。


その後現在に至る…。


あぁ、今でも引きずってるよ 悪い?




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