そうしゅの部屋

そうしゅの部屋

古河の地勢


茨城県古河市。
茨城県の西の端、関東平野のほぼ真ん中、
東西に約3キロ
南北に約7キロ
小さいなあ。

人口は6万弱。
なぜか、6万人に届かない。
どうしても、何年経っても届かない。

栃木県と埼玉県の県境に接し、
埼玉県に入って車で10分程度走ると群馬県。
埼玉県との県境にかかる橋は「三国橋(みくにばし)」
三つの国を繋ぐから。

市内東端に流れる渡良瀬川、並んでいる利根川に流れ込む。
雄大な渡良瀬遊水池はすぐ近く。
古河の街を抱く渡良瀬の流れに見守られた、肥沃な大地。

東京へは約60キロ、
上野や池袋、新宿まで、JR宇都宮線の直通電車で1時間強、
けっこう便利です。
逆に、県庁所在地の水戸は遙か彼方。
車でいっても、電車でいっても、遙か遙か遙か彼方。

関東平野の真ん中ですから、とにかく穏やか。
山もなければ海もない、
唯一の一級河川渡良瀬川は、昔は名うての暴れ川でしたが、
今では頑強な堤防に守られ、台風シーズンもなんなくクリア。
肥沃にして災害のない土地、それが古河です。
晴れた日には、遠い山々がくっきりと見えます。
美しい稜線の筑波山をはじめ、
浅間山、妙義山、榛名山、赤城山、男体山、那須連峰
そして、富士山。

内陸故のデメリットとしては、暑いこと。
夏場、関東の最高気温を叩き出して、
全国区で報道されてしまうこともしばしば。

市内は、さほど活気があるとは思えない。
歴史有る街故に、寺が多く、墓地が多い。
戦前からの財閥が、今も多くの土地を握り、再開発は進まない。
古くからの町並みは路地が多く、道が細く、ごちゃごちゃで、駐車場のない店も多い。
車社会の現代においては、取り残された感が強い。
市内には大型スーパーが2店舗、小さな食品スーパーは6店舗。
買い物には困らない。
小売りの個人商店は、長年に渡り苦戦中。
商店街の空洞化、空き店舗の増加、
さびれた駅前通りの寂しさは目を覆わんばかり。
その中で、付加価値のある店は、小さいながらもたくましく生き残っている。



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