右親指、強剛母指
・症状
乳児から 3 歳前後の子供で
親指が曲がったまま、または伸びたままで動かなくなり
曲がったものを伸ばすと今度は曲がらなくなり
または伸びたものを曲げると伸びなくなるものを
バネ指、弾発母指、または強剛母指といいます。
・原因
原因は、親指を曲げる働きをする筋肉の腱 ( 屈筋腱 ) が
その通り道 ( 腱鞘 ) に引っかかるもので
他人が無理に曲げたり伸ばしたりをしますと、引っかかってポキン
という感じで動かすことができるものです。
これを弾発現象と言います。
腱鞘が狭くなる原因としては
乳幼児の腱が母親のホルモン ( エストロゲン ) によって少し腫れ
腫れた筋が腱鞘を通るときにしごかれてさらに腫れて
次第に引っかかるようになると言われています。
出生時から指が引っかかっていることはまずなく
親がいつ気づくかによって変わりますが
生後 2 週間から 3 歳の頃に発症すると言われています。
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