天使が舞い降りた街Ⅲ



「思い出した!!源汰だ、源汰っ!!」

どどどどどどどど・・・・・・・。

未来が勢いよく階段を駆け下りた。

「うるさいわねぇ~っっ!!」

お母さんに怒られた。

「思い出したのよっ!!」

「・・・何を?」

「源汰のこと!!」

「・・・・。」

「机の上の写真を見て思い出したのよっ!!」

「そりゃ、よかったわね。」

お母さんがあきれた顔で行った。

「ふんっ。」

源汰が鼻で笑った。

「何がおかしいのよっ!!/////////////・・・。」

「あいかわらず変わらないな。その暴れっぷりはっ!」

「ふ~んだっ!!」

「はははっ!」

ばんっ!

未来は自分の部屋に行ってしまった。

―何よっ!あんなに笑うことないじゃないっ!!

未来はまだ怒っていた。

「お~いっ!母さん達、買い物に行って暇なんだ。降りて来いよ!」

「嫌だーっ!!!」

「まだ怒ってんのかよ」

「なぁっ!」

いつのまにか源汰が部屋の前まで来ていた。

「い、いつのまに・・・。」

「なぁって!覚えてるか?」

「・・・。」

「前に見に行ったじゃないか」

「・・・。」

「クリスマスツリーだよっ!」

源汰はちょっと怒ったように言った。

「ちょうど今日の12月25日だったよな。・・・。

 んでさ・・・今から見に行かないか?」

「・・・・。」

「・・・・。」

「行かないならいいけど・・・」

「・・・・。」

「・・・・。」

「行か・・・」

「下で待っててっ。」

「お、おう。」

            Ⅲ完 完につづく


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