独断と偏見のロ～～マンス

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2007/07/22

大晦日のシンデレラ・・・ジーナ・ウィルキンズ

テーマ：ロマンス小説　読書日記(461)

カテゴリ：読後感想

あらすじ
今夜一晩だけ、王子様と踊っていたい。
私は大晦日のシンデレラ。
「あなたにはお金持ちの夫が必要なのよ」遠縁の女性に誘われ、
ニコルは大晦日の夜、初めて上流階級のパーティに出席した。
自分の暮らしとはかけ離れた世界だけれど、
上品に装って会場に姿を現すと、彼女はすぐに雰囲気に溶け込んだ。
さっそくすてきな男性がダンスを申し込んでくれた。
ハンサムでダンスが上手だし、会話の相手としても申し分がない。

まるでおとぎ話に出てくる王子様だわ。
やがて十二時になり、アンドルーが言った。「新年おめでとう！」
お祝いの言葉を返そうとしたニコルの唇はキスでふさがれた。
そのとたん、何をどう考えたらいいのかわからなくなった。
ずっとこんなキスを待っていたのかしら？でも私の正体を知ったら、
彼はたちまち関心を失ってしまうに決まっている……。

独断と偏見
大金持ちで社長と言えば
傲慢野朗と決まっているのに
いやん！このヒーローってば結構シャイなのね！！
行かないでくれとか、ずっと一緒にいてくれとか
頭の中ではものすご～～くメロメロなのに

と、どうしてもヒロインに何もいえないヒーロー
言いたいのに、何もいえないときの態度が
駄々っ子みたいですっごく可愛い！
さらに、一体いつから愛していたのかを
ヒロインと言い合ったときの

このセリフにワタクシ完全ノックアウトッ！でございました。
テンプなのに結構ホノボノなのは
やはりこの作者さんのもち味なんでしょうね～～
熱くって、でもホノボノしたものが読みたい！
そんなときにはうってつけの１作ですわよ～～

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