独断と偏見のロ～～マンス

< 新しい記事

新着記事一覧(全1211件)

過去の記事 >

2007/11/07

愛の物語の結末は?・・・ルーシー･ゴードン

テーマ：ロマンス小説　読書日記(461)

カテゴリ：読後感想

あらすじ
弟の子を身ごもっている私と結婚？
あなたの目にあるのは憎しみだけなのに。

ドナは幸せだった。三歳年下の恋人トニはちょっと頼りないけれど、
心から愛し合っている。それに、おなかの中には愛の結晶が…。
二人はトニの故郷イタリアにやってきた。彼の家族に挨拶するために。
そこでわかったのは、トニの家が大金持だということ、
そして、兄のリナルドが傲慢きわまりないこと。
リナルドはいきなりドナに言ったのだ。

ドナが突っぱねると、リナルドは今度はトニを説得にかかった。
大喧嘩の末、ドナとトニは家を飛び出す。それが悲劇の始まりだった。
二人の乗った車は事故を起こし、悲しいことにトニだけが死んだ。
悲しみにくれるドナに、リナルドは冷たく言い渡した。
「僕と結婚するんだ。父親のない子を産ませるわけにはいかない」
子供のために、憎み合う人と愛のない結婚をしなければならないの。

独断と偏見
またまた、しょっぱなからメロメロドキューンな
猪ヒーロー登場でございます。
弟の連れてきたフィアンセに一目ぼれ
自分のものにならないなら
弟とだって結婚させてやるもんかっ！（あんたは駄々っ子かいっ！）

死んだ弟が相手じゃ勝ち目がないよ～～とばかりに
尾っぽを下げてうなだれる
傲慢なんだか、なんなんだか・・・
挙句の果てに性悪女の嘘に振り回されて
ラスト近くの可愛さあまって憎さ百倍な言動は

まぁ、告白タイムのあとで甘々なところも見せたので
ヒーローとしては合格かな？

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう