『ラ・フィネス』『ミチノ・ル・トゥールビヨン』勉強会議事録 48
ジェームズオオクボ的視点で選んだ心に残るあの店のあの料理(名物料理百選) 21
全107件 (107件中 1-50件目)
上絵付け金銀彩多角形皿 赤土のに白化粧の横線を引き、さらに点々と模様に垂らし、透明釉を掛け本焼き。上絵付けの緑と金を垂らした白化粧の上に塗り、更に焼く。 赤土のお陰で、緑と金の発色が落ち着いたものとなり、刺身皿として多用されることになった。初めて上絵金銀彩の講座に参加しての作品となった。
2021.11.02
元『第三春美鮨』店主、長山一夫さんの近況をYouTubeにアップしました!!元『第三春美鮨』店主、長山一夫さんの近況をインタビューしました。下記。YouTubeリンクにアップしております!!https://youtu.be/w0Z1G9QV9Qcぜび、ご覧になって、懐かしんでください。こんな日に飲みたいお酒【送料無料】梅錦山川 梅錦 上撰樽酒300ml瓶×1ケース(全12本)梅錦 祝樽 (上撰・栄冠) 1800ml【プレゼント】
2021.10.21
信楽焼き 焼き締め 鉄絵草花紋 大皿 日本陶芸倶楽部の同好会で、津陶会と言う35名ばかりの有志の会があった。ある時、信楽のトップ作家である古谷道生さんの土が手に入り、全員で信楽焼に挑戦。 1回目、信楽特有の高温が出せず失敗。翌年、信楽焼き専門の職人を呼び再挑戦。大成功。 さらに1年後、大皿に再挑戦。前回は乾燥の際に真っ二つに割れてしまったのだが、今回は成功。全体に草花を弁柄で大胆に描く。3昼夜にわたる焼成。赤松の灰の被り方、べんがらの鉄の発色、火色の発色。 僕にとっての最高傑作となった。このサイズの重量になると、皿としての実用性はなく、壁に飾られることになった。壁全体に堂々とした存在感があり、感動的だった。
2021.03.16
絵下付け 2本の葱絵 長形平皿 41×14×0.5 香川からファミリーでいらっしゃる常連さんが一緒盛りを好みできたお皿です。 市販されているネギには細くて可愛い芽と、青々とした美しい葉っぱが切り落とされてしまっている、と言う話をしましたら、農業をやっているお客様が取り立ての大量のネギの束を胸に抱えて持ってきてくださった。 しかし、このネギの柔らかな白と鮮やかな葉っぱの緑の発色に苦労することになった。 試行錯誤と失敗の連続。やがて背景に夕日色にと赤を塗る。左右には青空を模して呉須を吹き付ける。結果オーライのしめしめだった。 廃業のために、三枚の皿は皆嫁に行くことになったのだが、長年、当店を可愛がってくださった旦那さんの姪っ子さんが、黙ってこの皿を指さしてくれた。すごく嬉しかった。ありがとう。
2021.01.15
すし屋の湯呑み 下絵付け縫い針糸紋四角形湯呑み 11×11 練った土を叩きつけ、長方の四角形を作る。外形が決まったら、後はひたすらに内側を、かなり薄くなるまで掘り削る。素焼き。 白色を全面に塗り、上下に呉須を、真ん中に縫い糸模様を入れる。赤と青、白と黒に灰色で思いつくままに色を入れて行くのだが、七つ作ったシリーズの最後となった。このいい加減さが気に入っている。
2021.01.14
たっぷりの青磁釉の醤油のお手塩 25×10 日本陶芸倶楽部の青磁釉は素晴らしい。今回は醤油のお手塩にたっぷりの青磁釉を掛けることにする。 25×10の細長い舟形の石膏形の凸の中心部を使う。30gの土を小判状にして中心に置く。中心から叩きながら小皿の形に伸ばしてゆく。周りに向かって薄く叩いて、形を整えてゆく。形を意識しながら、周りを切る。ひっくり返して形を見て、さらに形を整えながら、ヘラを入れて切る。切り口を軽く叩くとイイ線が出てくる。これを数回繰り返し、形を決める。素焼き。 中心を少し空けて伏せ、全体に青磁釉をたっぷりと掛ける。伏せた空間に白を数本置き、透明釉。本焼き。 青磁釉はたっぷり掛けると釉切れ、ピンホールが出ることがある。窯詰め前に、手を合わせて祈るのみ、無事、頑張ってくれぇー‼︎ 大成功だった。撮影 長山一夫長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2021.01.14
粉引き花入れ 8×6.8 ⑵ 前回の花器より少しずんぐり形だが、落ち着きのある好ましい形となった。たっぷりと掛けた白化粧の下から覗く、自然に生じた窯割れと、故意に付けた傷跡とが、器形と上手く馴染み、面白い風情を醸し出している。 この2ヶの花器は、一夫好みのものとなり、季節折々の野の花が投げ入れられていった。僕の傑作の一つだと自惚れている。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.30
粉引き花器 10.5×8 ⑴ 山本安朗さんの栗東の土で、粉引きの花入れを作る。土の塊を削り外形を作る。首の部位を水平に切り離し、2個の土塊にする。上下をそれぞれに掘り削り、切り口を又貼り合わせる。上部に口を開ける。下部に呉須を塗り、上部にたっぷりと白化粧を生掛けし、一部に傷を入れる。本焼き。上 下に貼った箇所には横に、他の部位にも気ままな窯割れが入り、たっぷりの白化粧の下から鉄分の多い土肌が覗き、面白い景色となった。水漏れを塞ぎ、野の花を投げ入れた。シメシメだった。粉引きは野の花と相性がいい。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.30
赤楽焼 ぐい呑み 4×6.8 日本陶芸倶楽部の赤楽焼きの講座で、楽茶碗と共にぐい呑みを作成する。手捻りで成形し、釉薬をかける。 楽茶碗を作る作家が少ないせいか、赤楽のぐい呑みは珍しく、発色も上手くゆき嬉しい出来上がりとなった。一夫コレクションの一つとなった。撮影 長山一夫長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.29
ぐい呑み 染め付けタンパン発色ぐい呑み 6.5×3信楽の土に白化粧し、素焼き。撮影 長山一夫長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.29
すし屋の徳利 クロームピンク釉、天目釉徳利、上絵金彩徳利、艶黒釉赤織部徳利 125 ×8 陶芸を始めて一年目、日本陶芸倶楽部の6台のロクロは常に志望者満員で、抽選だった。それで自分で購入し、店の二階を工房にして練習を始めた。 仕事が終わる夜12時頃から2時間、週3回、やがて半年の結論。ロクロは趣味ではなかった。 ぼくは手捻り派だった。まん丸、正四角形には全く興味が湧かないのだ。それ以来手捻り一筋。これらの徳利は39年前からの、唯一割れずに残った貴重な友達である。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.29
すし屋の湯呑み 下絵付け縫い針糸模様三角湯呑み 11×11 三角形に彫り出した湯呑みの表面に白化粧し、上に白、下に呉須、真ん中の空間に下絵付けの黒をベッタリと塗る。その上全体に白と赤で線を入れる。透明釉で本焼き。 ただひたすらに線を描いて行くのだが、縫い針糸模様シリーズの最後となった。素焼きに多種の色を使って絵や模様を描けるという下絵付けの釉薬が利用できるようになり、陶芸の世界が広がり、さらに多彩な面白さを愉しめるようになった。撮影 長山一夫長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.28
下絵付け縫い針紋長四角形湯呑み 9.5cm×10cm この湯呑みも、例によってシコシコひたすら四角形に彫り出し、土の山を作ったのだが、かなりイイ形になり、完成が楽しみとなった。素焼きに白化粧。 上下四方に灰色の下絵付けをする。この灰色は不思議と青色のイイ発色をしてくれる。真ん中の空間に赤で縫い針糸のように線を置いてゆく。なんかイイ感じになってきへにた。そして本焼き。 うわァ、きたきた、これこそ一夫好みだ‼︎ 少し傾く癖があるのだが。以後半年くらい、僕の個人用となった。 そしてある時、自分で手を引っ掛け、落として割った。金継ぎに次ぐ金継ぎ、与三郎となって復帰した。しかしこの湯呑みは、陶芸マニア冥利に尽きるものであった。撮影 長山一夫長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.28
変形半月下絵付け縫い針模様湯呑み 9×8.5 土塊を半月の形に垂直に掘り、削りが完成して白化粧、素焼き。平面部位に白を塗り、その上に縫い針模様の線を青と赤で入れる。下部に赤を平筆で刷く。曲面の上下に黒、その間に青を掃き白線を入れる。透明釉、本焼き。 色々とやったのだが、結果的には面白さが集約的に調整されて現れてきた。撮影 長山一夫長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html撮影 長山一夫長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.28
すし屋の湯呑み 五角形総織部 7.5×6 土塊から彫り出した五角形の湯呑みの内側は白化粧を、外側には織部釉をしっかりと濃いめに流し掛けする。横に倒した状態で本焼き。 織部釉が流れて、面白い景色となった。日本陶芸倶楽部の織部釉薬は発色が素晴らしく、いつも出来上がりが楽しみだ。好きな湯呑みであった。撮影 長山一夫長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.27
すし屋の湯呑み 青磁八角形湯呑み 9.5cm×10cm 削り出し八角形の湯呑みは、先ずは外側の形を決める。それから内側をひたすら削って、白化粧。イイ形になったら高台も削る。素焼き。 外側に黒化粧、白化粧。染め付けも付ける。青磁をたっぷりと掛ける。本焼き。 下から黒化粧と染め付けが薄く見え、釉の切れ目から白地と呉須を覗かせながら、辛うじて流れ留まっている青磁釉が美しい。しかし、これらは決して計算し尽くしての結果ではない。天か地か、みんな女神さまの気まぐれなのだ。撮影 長山一夫長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.27
すし屋の湯呑み 下絵付け三色変形しかく四角湯呑み 11×10 ひたすら彫りまくり、削り土を山のようにして、3日かけての完成だ。青赤黒の三色で縫い針紋を置いてゆく。この細い線は、息を詰めて緊張して描いて行くので疲れるのだが、完成楽しみが待っている。撮影 長山一夫長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.27
粉青粉引き 祭器写し(李朝朝鮮) 10×2.5 ⑷ この粉青粉引きは高さ13.6㎝の大振りの祭器で、殷の時代の青銅器の蓋とされるが、本体の部位は不明とされる。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.26
粉青粉引き 祭器写し(李朝朝鮮) 10×2.5 ⑶ 大阪市東洋陶磁美術館の、世界最高の韓国の高麗、李朝朝鮮の陶器、中国陶磁器のコレクションは、安宅コレクションを手中にした住友グループが大阪市に一括寄贈し、大阪市が中之島に東洋陶磁美術館を建て、常設の展示がなされている。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.26
粉青粉引き 祭器写し 10×2.5 (李朝朝鮮h13.6) ⑵ 古代中国殷の時代の青銅器の蓋なのだと言われる。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.26
粉青粉引き 祭器写し 10×2.5 (李朝朝鮮16世紀)(h13.6) ⑴ 李朝最高のやきものと言われる祭器は大阪市立東洋陶磁美術館に展示されている。僕の最も好きな李朝粉引きで、これを見るために大阪に年2回10年通った。粉引きの色、大きさ、たっぷりとした器形の静謐な品格、いつ見てもほれぼれなのだ。恐れ多いのだが、これを小鉢に写す。日本を代表するカメラマン与田弘志さんが11点の写真に遊んでくれた。以下11点の写真が続く。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.26
日本陶芸倶楽部の茶陶講座 鉄絵御所丸茶碗 11cm×8cm 下地の茶碗は既にロクロ引きで、白化粧をした素焼きの状態に出来上がっていた。素焼きに絵付けをする。どうするか?色々悩んだのだが、鉄を一気に全体に塗ることにした。 さァー気合いだ‼︎太筆にたっぷりと弁柄を含ませ、息を吸い込み、外側から筆を一気に落としてゆく。筆を替え、内側も一気だ。出来上がりは是か非か? 結果的には大成功だった。本当に、運がいいンだなァ‼︎ つくづく感じたのだった。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.25
すし屋の湯呑み 染付け弁柄流し掛け 10cm×11.5cm 大振りの湯呑みで、上下に染付け、真ん中にベンガラを塗り、最後に流れ灰釉薬を掛ける。流れ灰が上手く色を流し、面白い色合いとなった。下膨れの形が持ちてが良く、僕のお気に入りの湯呑みとなった。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.25
すし屋の湯呑み 下絵付け四色縫い針紋 11×10 この四色の下絵付けの色は、好みの色で、散々多様したのだが、彫り出した湯呑みの形と色の配分加減が、微妙に品よく収まった様だ。これも好みの湯呑みとなった。 このシリーズの湯呑み達は皆人気があり、使うのが気持ち良かった。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.25
すし屋の湯呑み 細長四角形下絵付け縫い針もん 7.5×6.5 この湯呑みも、例によってシコシコひたすら彫りまくって形が出来たのだが、イイ形となって完成が楽しみなものとなった。 下絵付け上下の四方に灰色を塗る。この灰色は不思議にいい色に発色してくれる。そして間の空間に、赤い縫い針の糸を置いてゆく。 なんかイイ感じになってきた。これは楽しみダ!! そして本焼き。 うわぁ面白い‼︎ 少し傾いているのだが、、、。一夫好みのお気に入りで、当分僕の個人用となった。しかし、たまに倒れる癖を持っていたのだった。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.24
すし屋の湯呑み 南蛮焼き、長形小茶碗 6.5×53 穴窯で焼かれる南蛮焼きは、窯の中に詰められ置かれた場所によって、様々の窯変をすることになる。今回は上3分の2に灰を被り、一部に窯の中で割れが生じた。そこを金継ぎすることによって、さらに面白い景色がうまれた。 金継ぎは凄い‼︎ 茶碗の姿が一変した。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.24
南蛮耳付き粉引き偏形花器 25×8×15 鉄分の多い南蛮の花器に耳を付け、部分的に弁柄をラフに刷き、その上に白化粧を全体に刷毛で塗り込める。無釉薬のまま本焼き。 無釉薬が南蛮の枯淡な味を引き出し、面白くさせた。白化粧の下に浮かぶ弁柄と成形時の傷跡が、器形と妙に相性良く、好みの花器となった。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.24
すし屋の湯呑み 黒楽、お月見 12×10 日本陶芸倶楽部では年一回、赤楽黒楽茶碗の特別講習会がある。今回は千利休好みの黒楽茶碗に挑戦だ。 800〜900度の低温で焼かれる楽茶碗は、脆く割れやすい。この儚さこそが楽茶碗の、利休の美なのだと言う。 しかし、出来上がった黒楽はもう一つ面白さが足りない感じで、エイやっと、気合を入れて、金彩に挑戦だ。侘び寂びの世界の楽茶碗に金彩とは、まるで秀吉の世界の登場だつた。ちょっとやり過ぎたか⁉︎カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.23
すし屋の湯呑み 変形6角形流れ染付け 9.5×8 手捻りで変形6角形の茶碗を作ると言うことは、まず外の形を決めてから、後は土の塊をただただひたすらに彫って彫って、かなりのレベルまで薄く彫りまくると言うことになる。 僕にとって、薄さは美なのだから。 素焼き。弁柄を横に巻く。染付けを大刷毛で塗りまくる。最後に流れ灰釉を掛ける。 弁柄と呉須が見事に流れてくれた。結果的には全く予想もしなかった色と景色が出ることになった。これだから陶芸はおもしろいのダ‼︎ カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.23
すし屋の湯呑み 下絵付け四方角線刻紋 10×10 四角い湯呑みも異例なら、この大きさも異例だ。素焼きの四面を青と黒に塗り分け、黒の面にはひたすら線を彫る。青の面には白線をひたすら描く。面白い湯呑みが出来たのだが、この線の多さには参った!!もう嫌だ! 疲れた。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.23
すし屋の湯呑み 変形大振り織部焼き 10×9.7 いつもの様に、気ままに彫り出し立ち上げ、最後はひたすら薄く薄く削ってゆくのだが、なんだか面白い形になった。素焼き。上下に弁柄と織部釉を刷き、全体に気ままに傷を入れる。透明釉、本焼き。 思い付きを重ねながら、パッパッと色を乗せて行ったのだが、出来上がりが妙に気に入り、しばらくの間、一夫の個人用となった。一夫好みの湯呑みなのである‼︎ カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.22
安土桃山稚児甲冑胸当て残欠写し小皿 10cm × 8cm 当店の名物料理、「穴子の白焼き」の小皿です。鉄分の多い栗東(りっとう)の南蛮の土を使う。 松永安左エ門氏の美術骨董コレクションの写真に、桃山時代の稚児甲冑の胸当て残欠があった。残欠の面白さと興味が、目的の料理との相性にピッタリとハマったのだった。 鉄分の多い南蛮の土と、白化粧の上に塗った赤、青、黒、鼠の下絵付けの色合いが、見事に調和してくれた。僕の傑作の一つだと、自惚れている。撮影: 長山一夫長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.22
すし屋の湯呑み、金箔下絵付け 11×12 手彫りの湯呑みの上下に呉須を刷き、中央部に下絵付けの赤を薄く塗り、全体に白線を斜めに描く。 さすがに金箔だ!! ちぎって貼っただけで華やかな湯呑みとなった。 なかなか人気があり、嫁ぎ先のもらい手が多く、嬉しい悲鳴であった。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.22
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.21
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.21
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.21
南蛮焼きすし屋の湯呑み 11×10カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.21
南蛮焼きすし屋の湯呑み 10.5×8.5カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.21
すし屋の湯呑み、青磁 10×9.8 日本陶芸倶楽部の青磁釉は素晴らしい。青磁釉は濃淡の掛け方によって、様々の色合いを楽しむことができる。立方形にたっぷりと掛けると、下に流れてしまう釉薬なのだが、この湯呑みでは、流れるギリギリの濃さに掛けることによって、見事に美しい発色を手に入れることが出来た。シメシメの出来上がりで嬉しかった。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.21
南蛮焼き風井戸茶碗写し② 11.5×9.2 前述の井戸茶碗写しの高台だ。金継ぎが美しく、古色の器に映えている。撮影 長山一夫長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.20
南蛮井戸茶碗写し① 11.5×9.2 南蛮焼きの作家、山本安朗さんから頂いた南蛮の土で作った。初めての茶碗は井戸茶碗風に出来たのだが、見事に割られ、泣く泣く愛を込めて、金継ぎをした。25年の歳月と、風っさらしの風合いが、古色さえもまとわり付き、面白く愛しい茶碗となっている。撮影 長山一夫長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.20
総織部、「うなぎの寝床」 25cm×10cm×3mm 江戸前鮨のアナゴは、どのように煮るかが、美味さの全てとなる。生きている間に開き、煮ると、身肉がスゥーと縮まり、厚みと膨らみが出て旨くなる。朝、仕込みと同時に煮上げる。それを冷蔵庫にしまい、あとは注文によつてそのまま、或いは煮て、又は焼いて、つまみで、或いは鮨に握る。 当店では常に煮上がりの美味さをベストとする。この皿は、煮上げた熱々の穴を、そのまま乗せる皿として作られた。タップリと掛けられた織部釉の変化が面白く、楽しめるものとなった。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.20
織部六角刺身皿 30×28.5×0.4 同時期に、一緒にタタラに切り、釉薬を掛けた皿を二枚作っている。だが二枚は、かなり風情の異なるものとなっている。それがアマチュア陶芸の面白さであり、難しさになる。ほんのちょっとの釉薬の濃さ、窯の中の位置の違い。酸化と還元焼成の違いはさらに決定的だ。 陶芸は、常に新たな発見と挑戦の連続となる。だから窯出しは、毎回ハラハラドキドキで、悦びと落胆、緊張と安堵のの世界を見ることになる。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.19
叩き出し長形お手塩各種 12×4.5×2 石膏で、丁度良いカーブを持つた凸の型を見つけた。土を少し細長く丸め、型の上で叩き伸ばしてゆく。余計な部分をナイフで切り、その部位をまた叩く、を繰り返しながら、形にしてゆく。 口辺に思いもよらないイイ形が現れ、その連続で、一つの形にする。結果、それぞれが面白い形に変化し、つい夢中になり、気がつくと10ケほどが軽く出来上がっている。最後に可愛らしい脚を付ける。 本邦初の、長山一夫独自のお手塩皿の出来上がりだ。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.19
鉄絵織部長形皿 25×8×1.5 タタラで切った土が余った。無造作に折って畳んで出来た、少し細長い皿の余白に鉄で草の葉を乗せる。 かなりラフに作った皿だったのだが、日本陶芸倶楽部の織部釉は作家の世界の釉薬で、それなりに面白みのある皿になった。皿を温め、煮上がりの熱々の穴子を乗せる。穴子がさらに美味くなる。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.19
信楽焼き締め大皿 35×32×2 長年陶芸をやっていると、必ず大物を作って見たくなる時期がある。この皿は、70×64×2という、物凄く大物の皿で、信楽のトップ作家である古谷道生さんの土を特別に分けて頂いての作陶となった。 大量の土を練って練って練りまくった。叩いて叩いて、たたきだした。厚さ5センチ位の80×70位の大きさに叩き出した。 そして今度は削り出しだ。表裏を削って削って削りまくりだ。 そうして出来た皿が、乾燥の最中に真っ二つにヒビが入った。窯焚きの日時ぎりぎりに、しょうがないと、真っ二つに切り離した。それでもまだ、二枚となった大皿の焼成となった。 結果的には、このサイズが、重量ともに、使用する皿としての適性ギリギリのものとなった。見事な灰被りと、窯変の面白さを併せ持つ、重厚な大皿となった。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.18
醤油刺し各種色 化粧品に使う洒落た器に、たたタタラに切った土を巻く。上下をとじる。注ぎ。口を作る。上蓋に穴を開け蓋を作る。 後の模様はやりたい放題だ。あァ面白かった‼︎ 醤油差しには受け皿を付けない。滴り溜まった醤油によってポトリと落ち、割れてしまうことある。醤油の量は醤油差しの半分くらいでよい。醤油のキレが良くなる。 陶器の醤油差しは毎日一晩、水の中で脱臭漂白する必要がある。以上説明が長過ぎる。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.18
粉引き線刻長形皿 14×6×1 「粉引き」は、李朝朝鮮の時代に始まった焼き物で、特にこの時代のものは打ち震えるほどに優れたものが多く、お茶の世界では、今でも数々の最高品が伝世されている。 僕はこの粉引き大好き人間で、定期的に挑戦したくなる。 この長形の小皿は、縁を立ち上げた後、何故かゆるい線を入れたくなり、エビ串で悪戯。鉄分の多い地肌の色、白化粧のムラムラとこの線のゆるさが気に入り、その後も定期的に再現している。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.18
青磁蝋抜き鉄紋長形刺身皿 25×15×0.4 皿の中央に、七本の線を太筆で鉄をタップリと置く。上に透明釉を塗り、蝋で伏せる。全体に青磁釉を厚めに掛ける。本焼き。 やったことは、たったのこれだけなのに、鉄(弁柄)の線の色が微妙に面白く発色してくれている。陶芸の出来上がりは、常に30%位のプラスマイナスの変化があると言うのが僕の経験上の実感なのだが、僕には常にプラスの方へ行ってくれる強い運が付いているのではないかと、感じることが多い。 この皿は使い易く、使うことが多かった。カメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.17
下絵付け青線尽くし握り皿 26×12.0.3 信楽の土に白化粧し、素焼き。幅広の布に呉須を含ませ、横に五本の帯状に置き、上から擦って呉須を染め付けて行く。その上に下絵付けの明るいブルーを塗る。更にその上に薄く白線を描く。帯の間の白地に薄く白線を入れる。皿の周囲に鉄をぬる。透明釉。五枚の本焼き。 余りにも単調に横線を、ただひたすらに、何本もなん本も描くのに、最後は疲れてしまった。もう嫌だ、これでやり納めだ。しかし色の発色が美しく、お客様の評判も良く、多用された。この皿は縦長に置き、線を横にして使用するカメラマン: 与田弘志さん長山一夫器美術館リンク: https://www.daisan-harumi.tokyo/gyarally.html
2020.12.17
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