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国分寺で太宰を読む会
「ダス・ゲマイネ」 2
東京帝国大学に通う「私」という主人公と、4人の芸術家が同人誌を出そうという計画を立てる。ここに出てくる登場人物の紹介をすると...
登場人物は、まず「私」これは、語り手である。これは、東京帝大の学生。
二番目の「馬場」は、自称音楽家で音大に通っている。「佐竹」という若い男。4人目に、なんと「太宰治」が出てくる。これは、非常に小説がうまい作家ということで登場。この他、脇役として、お菊ちゃんが出てくる。
「私」が、上野公園内の甘酒屋に通う。どうして、この甘酒屋に通っているのかというと、当時「私」は、恋をしていて、その恋の相手が商売女だった。そんなわけで、簡単には会いに行けないので、甘酒屋で働く女給が、その女性に似ているので、恋の代理としておキクちゃんを見るために甘酒屋に通う。その甘酒屋で「馬場」に出会う。馬場というのは、自称音楽家で、近くの音大に通っている。その馬場が、芸術の話をしていて、私はその馬場の話に、どうも胡散臭さを感じている。
「幻燈」(資料1)というのは、おそらく女性が飾り窓のようなところにいて、お金を出して遊ぶというような意味合いなのだと思うが、ここに、馬場と遊びに行って、夏休みになって故郷の津軽に帰る。その帰省中に馬場から手紙が来て、本を出そうとある。その本というのが、荒唐無稽な内容なのだが。
第二章では、この本を出すにあたって、その挿絵の画家を「ビアズリーに匹敵
するような」画家を選ぼうと、馬場が言い出す。そこで「佐竹」という画家が出てくる。佐竹を私に紹介するのであるが、佐竹が、馬場の事を「あいつは駄目なのだ。」と言っている。しかし「私」は「自分は馬場を信じています。」と言って、二人の間で距離が生じる。第三章では、編集会議が開かれ、馬場と挿絵の佐竹と「太宰治」とで会って話し合う。ここで、馬場と太宰治とで、早速口論になる。激しい言い合いを始める。「私」の部屋で、馬場と太宰治が喧嘩して、最後には、馬場が太宰治を殴って、太宰が帰ってしまい、馬場も「こんな面白くない本はやめよう。」ということで、流れ解散になる。ここで「私」は、雨の降る中、街に出て行って電車にはねられて死ぬ。この後、馬場と佐竹が、おキクちゃんの所に行って、佐野次郎が死んだ、と話す...そのようなところで、幕切れになる。
この「ダス・ゲマイネ」という作品は、あまり有名ではないが、私は重要な作品だと思っている。それは、なぜか?その理由をいくつかあげる。
まず、一つとしては、当時としては非常に画期的な書き方であるということ、太宰特有のユーモアがこの作品にはある。
「当時、私には一日一日が晩年であった。」と初めにあり、その後に馬場と知り合う。
故郷に帰った「私」に出した、馬場の手紙の内容を読む。(割愛)
馬場とシゲティの話。(割愛)これが、最初の大法螺なのである。つまり、この段階では、一冊目の雑誌で、フランス語の雑誌を出そうとする。この辺りが、当時としては、破格のユーモアなのである。こういう誇張したところは、日本の作品はない、漱石とかには、クスリと笑うようなユーモアはあるが、このような、稀有壮大な誇張はない。
「佐竹」は、馬場に対して距離を置いて見ている。「荒城の月」を馬場が作って、滝廉太郎に売ったというような、荒唐無稽なことをいう。馬場の持ちネタとして、この「荒城の月」と「ヨーゼフ・シゲティ」の話をする。巧みな伏線があって、読者も馬場の出鱈目ぶりを知るわけ。
これは、現代でいえば、北杜夫とか、筒井康隆に通じるユーモアだ。
まず、筒井と通じるところは、「大いなる助走」(注2)で、同人誌で作る話など。「チューリップ・チューリップ」(注3)という話では、文壇の風刺が通じる。「第三惑星株式会社」(注4)出鱈目な構想ぶりも似ている。「船乗り・・・」(注5)ネタ的なユーモアが通じる。このセンスは、太宰に通じる。
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