2019.01.09
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カテゴリ: 生き物
​朝ごはんを食べていたら、お届け物が届きました。
ひょっとして・・・・あれかな??


わくわくしながら開けたら、これが入っていましたよ。



隕石のペンダントで~す。

うーれしいな、うれしいな(^▽^)/

これは、もともと地球に落下してきた隕石の一部。かたまりでもよかったけど、せっかくなら身につけられるものを、と思い、この ギベオン隕石のペンダント を買っていたのです。

この隕石は、約4億5千万年まえに、アフリカ南西部あたりに落下したもので、大気中に突入したときに爆発し、 数千の破片が390×120kmの範囲に散らばった のだそうです。


​成分は、 鉄91.8% ​ニッケル7.7%​ 、コバルト、リン、ガリウム、ゲルマニウム、イリジウム​ など。このうち、 ​ニッケル​ が長い長い時間をかけて(100万年くらい)結晶化したのが、この網目状の模様​ です。



ペンダントそのものは、そんなに大きくありませんよ。


でも、なんか嬉しいです。 4億5千万年前に宇宙からやってきた物 を、こうして手に取ることができたのですからね。



ただ、この模様は、隕石の表面にそのまま見えているわけではありません。
隕鉄を切って、断面を出し、酸で加工して研磨して初めて見える構造です。こんな模様は人工的にはまず作れないらしく、本物の隕石の証明でもあるそうですよ。


今度の仮名書道教室の時に、つけていこうかな?



さて、昔の物としては、こんなのも大切にしています。
これは、 アンモナイトの化石の一種 で、「 ​アンモライト​



化石というのは、もともとの生物がそのまま固まったものではなくて、他の鉱物などと成分が置き換わって、形が残ったもの。

こういうオパールみたいな色が見えるものは、貝殻の成分の霰石と特殊なたんぱく質が変化して、構造色が見えるようになったから。普通の白や茶色の化石は珪酸塩鉱物さなどが入ったり置換されたりしてできているので、出来方が違いますね。

色がついているわけではないので、角度によって、違う色に見えます。



以前、こんなアンモナイトのペンダントも買っていたのだけど、大きいのであまり身に着けていません。壁にぶら下げて飾ってあります。


これは、裏側に少しだけ構造色が見えます。






こちらのアンモナイトの化石は、シワシワですね。


ずっしりと重いので、時々文鎮にして楽しんでいますよ。

買ったときについていた説明を忘れないように、こうしてシールで貼っています。


ペリスフィンクテスというのは、このしわが特徴のようですね。

ペリスフィンクテスの紹介ページ





殻の横の部分を見ると、このしわがうねっています。

アンモナイトの巻き方についての解説

このページからは、アンモナイトに関するいろんな疑問について、図・写真つきで詳しく解説してある記事を開くことができます。

アンモナイトの多色で光る秘密についても、詳しく詳しく書いてありますよ。

 光るアンモナイトは、なぜ「光る」のか?

簡単に言えば、光っているアンモナイトの化石は、生きていた時の殻の薄い表面構造が破壊されることなく残っていたもの。何億年もの間、壊れることなく地中に埋まっていたという、貴重なものなんですね。

綺麗なものが好きですが、こういう希少価値のあるものを、気軽に手に入れ身に着けることができるのは、うれしい・・・





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Last updated  2019.01.09 16:52:54
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