ミヤと先住猫達。その愛と戦いの日々。
クッキーが誰かに連れて行かれたり、クッキーが薪小屋に閉じこめられたり、クッキーが隣の風呂場の煙突に詰まったりはしましたが、２匹は無事に11歳になったのでした。
「何かご用ですか？」
「若い頃はいろいろあったもんだよ」
仲のいいおばあちゃんズ。人で例えるとジミーが市原悦○・クッキーが山岡久○って感じでしょうか。
しか～しそんな２匹の穏やかな生活にある日、体育大の学生（笑）が下宿することになってしまったのです。
「ばあちゃんたち、よろしく～。飯は大盛りでお願いします」
（ウソ）最初は子猫でした。いつかは仲良くなるだろうと言う私たちの思惑も空しく･･･。
「オレもあったかい所に寝かせてくれよ～」
「クッキーばあさん、オレもそこに寝る･･･」「うりゃっ」
「叩かれちゃったぜ。でも諦めないぜ（←これが嫌がられる原因）」
そんなこんなで３匹で一緒に写ってる写真は数枚しかありません。しかもそんな写真に限って部屋が汚い･･･。
それでもどうにか仲良く･･･まではいかないにせよ、お互いを家の猫として認めあうようになった頃、ジミーが腎不全のため16歳で他界。クッキーも昨年19歳で老衰のため亡くなり、ミヤはひとりぼっちになってしまったのでした。
こうなってようやく一緒に写れるようになったミヤ。
「おっ、水があるじゃね～か」
しかし未だに嫌がられるような事をしているのでした。罰当たりめ。
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