SAKURAYA 別館

SAKURAYA 別館

震える家(20040620)


著者名:新津きよみ
出版社:角川文庫

感想:
突然、幸せな家庭に飛び込んできた恐怖。

家という安全な中に、コンビニ強盗殺人という侵入者が現れた時、何が出来るか。
という問いかけをメインに置き、やはり日常に忍び寄る影を上手に描きミステリーホラーを作り出している。
そして、ミステリーだけに終わらない女性ならではの視点と心情で展開を更に複雑にしている。
見事だ。
主人公の行動には多少首を傾げる点もあるが、実際そうなった場合、何も出来ないだろう。
大事な子供を守りたいという感情が私にはない。
子供が欲しいと思えない。
自分だけでいい。自分だけで精一杯。そんな大人もまた増えている。が、それでもいいんじゃないかと思う。人間は増えすぎた。地上に多く溢れて、本来住むべき所じゃない所まで開発して住もうとしている。
淘汰されてもいいのではないかな、と思う。が、死にたいのかというとそれは別だ。
生きて当たり前。
生き抜いて終わりを迎える時がいつ来るのか知らないが、それまで好きに生きていこうと思っている。


点数: 65点
スリル  ☆☆☆★★
ドキドキ ☆☆★★★
謎    ☆☆☆★★


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