ゆらゆら茶餐廳(YURAYURA CAFE)

ゆらゆら茶餐廳(YURAYURA CAFE)

イタリア/マレーシアの旅

2004年 最悪友Pを訪ねてフィレンツェへ
おまけの経由地マレーシア付き。





みなさま こんにちは。ゆらゆらINマレーシアです。懲りもせず、またまた
旅です。うひひ。長くなります、覚悟して。^-^〈削除可〉
今回は最悪友Pを訪ねてイタリアはフィレンツェへの
旅です。一番安いチケットがマレーシア航空でKL(クアラルンプール)
経由。往復共にストップオーバー無料となれば、それは是非!
マレーシアのどこぞの島でのんびりをプラスしたい!というわけです。
(しかこれは今イタリアから送信してます。)

とりあえず、KL着後、一泊して、KLから約4時間くらのとこに
あり、バックパッカーでもお手頃な宿があるパンコール島に白羽の
矢を立てました。それではパンコールに出発!とバスターミナルまで
来て、突然予定変更。「マラッカ、マラッカ!!もう出るよ!!」の
声を聞いて、そういや前回、インドネシアから船でマレーシア来た時、
暴動のせいでマラッカ行きに乗れなかったっけ。。。と思い、よし、
まず、マラッカだ。とマラッカへ。そして一泊してからパンコールへ
到着。何故マラッカが一泊で終ったかというと、バリしかり、タイしかり
アジアの日本人女一人旅は、現地の男がメチャうざいのです。
で、その泊ったゲストハウスのインド系の兄ちゃんがうざかった
ので、そして、マラッカはこじんまりした町なんで見たいとこは
一日で十分見て廻れたって事で、もういいやと・・・。
しかし、何かにつけて私の部屋に来たがる兄ちゃんをかわしながらも
「内緒でケーキとお茶をあげる」だの「晩御飯食べた?インドカレーが
あるんだけど・・・。」ってのは、ありがたく、やった!一食ういた!
とばかり「Telemakasih!!(ありがとう。)」頂きました。
そして、「もう寝るから」と邪険にすると、「Saya suka kamu・・・・
(I love you)ああ、saya hati・・・(ぼくのハートは・・・・)」

というので「sakit(痛い)やろ?」とぴしゃっというと「Kenapa kamu tahu!何でわかるの??」
あんたらもバリのにいちゃんも みいんな同じ事いうからやっちゅうねん!ヽ(*`Д´)ノ
(インドネシア語とマレー語はほぼ一緒。)
彼らはみんな一様に日本人女は簡単と思ってるらしい。
Pが一緒だと、こういう輩は全部ケッチョンケッチョンにやっつけて
くれるので楽なのになあ。
ただ、彼らは、本当に「一人で寂しそう。。。話し掛けてあげないと!」
っていうのも大きいらしい。
というわけでさっさと、パンコールへ。安いバス会社を選んだので
なんと7時間で着く港へ11時間かかった・・・・・。
となりに座った現地のビジネスマン曰く、めちゃめちゃ色々なとこ経由
して、客を集めながら行ってるよ、このバスは との事。
あーあ、タイムイズマネーとはこの事・・・。
何とか最終便の船には間に合ったけど。。。
それと、バスの移動中とかにやたらマレー語で「Jam Berapa?(何時)」と聞かれたん
で都度、無言で腕時計を差し出した。すると、何かまだ聞きたげーにな感じ。でも何故か
みな腕時計をしてるのに???と不思議だった。理由は・・・その内の1人、上記のビジネス
マンに聞いてみたら、私がどこの国の人かなと知りたかったらしい。
見た目中国系なんだけど、でもローカルの人とは服装がとか雰囲気が違う、中国人でも台湾人
でもなさそう・・・で、マレー語で何か話しかけて反応見ようと。聞き取れなかったらローカ
ルではない。そう思って時間聞いたら反応したから「あれえ??なにじんやねん??」って思ったと。なるほど...。( ̄▽ ̄;)以前よくインドネシアに行ってたからほんのちょっと分
かるねん。というとやっと納得したという顔してた。

しかし、マレーシアは英語は通じるし、マレー語は
簡単だし、中国系マレーシアンも多いので、殆どの場所で中国語も
通じるのでメチャメチャらくちん!!
中国系の人らは毎回「あんた日本人やよなあ??何で中国語
話すの???」と不思議そうに聞いて来る。今、日本はそういう
人増えてるよと言っても今まで見た事がないと。


というわけで、パンコール島でもタクシーの運転手がチャイニーズ
だったので、「英語ができないならチャイニーズがやってるゲスト
ハウス紹介してやる。」って事で。「安いんやろうね?そこ?何ぼ高くて
も30リンギット(900円)以下でないと駄目やで!」「うーー・・・がんばっ
て自分で交渉してみ。。。」って事で宿に交渉してホットシャワーのカマルマンディ
(水浴び場)付のバンガロー形式で30で成立。でもいつもは15リンギットの
ドミトリーとかだったんで、今回はかなり奮発してる。
ここの宿は当たりだった。まず、カマルマンディがきれい。
そして、スタッフがうざくない!!これ重要!!
(注 ある程度のホテルとかだとスタッフはうざくないです。
あくまで安宿の話。)チャイニーズ一人とネパールからの
出稼ぎ二人で、チャイニーズの子は必要以上に踏み込んで来ないし
絶対手紙とか書いてたら近づいて来ない。
そして時々食べ物をくれる!!(これ重要!!何食浮いたか!!)
しかし・・・ネパリ達はゆらゆらを見つけるやいなや「yurayura!!What are you doing?!」と絶対寄って来る・・「Writing letterだよ!」と言っても
前に座り込んでずーっと離れない。。。。。でもまあ、マラッカの奴らに
比べたらまだいいけど。。。

さて、ここに着いた途端、ひまひまがゆらゆらを襲う。マラッカではPからの
ミッションで、買って来るものリストのもの集めたり、(香取線香、
VCD等。。。)ちょっと観光したり、何といっても一日なんで
あっというまに過ぎたが、この島では、別にマリンスポーツ
好きでもないし、大した観光地もない小さい島なんで毎日泳ぐか
ビーチで昼寝。本の一冊も持って来なかったので後悔。
礼儀正しく、うざくないチャイニーズのスタッフ(トミー)は
不思議そうに「ゆらゆら何で遊びに行かんの??」
2日目くらいから慣れたけど。朝明るくなったら起きて、となりの
バンガローのフランス人のおっちゃんと屋台に朝ごはんを食べに
行き、(彼の英語レベルはゆらゆらと同じくらいなんで、めちゃ分かり
易い。)ビーチで昼過ぎまで過ごしてマンディ(シャワー)して
屋台でお茶かご飯食べて、散歩して、晩御飯、時々オーナー夫妻
(中国系マレー人)がレストランで中華をご馳走してくれたりも有り。
(ネパリが晩御飯行こうと執拗に言ってたがオーナー夫妻がゆらゆらを連れて行ったので諦めた^-^)
ある日、オーナーがギターでテレサ テンの「月亮代表我的心」を曳いてたんで、合わせて
歌ったら、えっらい喜んで それから時々セッション??O(≧∇≦)oをさせて頂いたり^^。
夜は眠くなったら寝る、又は隣のおっちゃんとスタッフ達と外の
テーブルで話込む。特にトミーは中国語を話す日本人が珍しい
らしいらしく、出来る限りみんなにわかるように英語でゆらゆらが
がんばって話しても中国語にすぐ引き戻して、矢継ぎ早に質問
して来る。中国人は学校は中国語、家は広東語や復建語
外ではマレー語そして英語も公用語なのでこれら全部を流暢に
話す人が多い。彼曰く「ここに来る多くの日本人は同姓で二人、
異性の混じった3人グループ、あと女1人で来るのもまあまあ多い
カップルは何故か日本人同士って殆ど無い、日本人女と西洋人男の
組み合わせばっかり。何で??」う~ん・・・彼らは多分もっと高い
とこ泊るからだろう。。。と思う。。。
そして1人で来る日本人女ってどう見えるのか正直言ってと
聞いたところ、「う~ん。。男探しに(男買ったり)来てるって人が
実際多い・・・・・かな??・・・でも一日見てたらわかる、本当に1人に
なりたくて来てるのか、男捜してるのか。」
外で声かけて来る現地の人と話しても日本人女はなんで簡単に
旅先で男とくっつくんだ??とよく言われた。
そういう人はきっとそんなに多くなくても、きっとクローズアップ
して見てしまうから、多いと思われるのか??とゆらゆらは思うのだが・・。
ただ、中国人とかは、きっとそんな簡単にくっつかんよなあとも思う。
だからきっと みんな日本人女見ると寄って来るのねえ・・・
あと、ばしっと断れないから・・・・。なんかそういう事を何回も話し
あった。ネパリは中国語わからんくせに横で何時間も聞いてる。

毎日同じ繰り返しで事件といえば
野生の猿が宿に現れてフランス人のおっちゃんのバナナを
ひったくって食べて、大暴れ、猿退治用のパチンコの大きい奴(Y字の)
を使ってでっかい石をぶつける(危なー!)やらロケット花火を打つやら
するも逃げられる。おっちゃんに「猿はバナナ代払ってくれた?」と
聞くと悲しそうに「のお~・・・・」と。。。

あと、野良犬につきまとわれ怖い思いしたとか、露出狂に
おかずにされた!等・・・。くらいかな。。
ちょっと、詳しく書きましよう~。何故か色んな国で露出狂に
会うゆらゆら・・・。

それはある日、泳ぐに丁度いい場所をさがしてうろうろしていると
またまた野良犬につきまとわれ、ゆらゆらが停まると奴も停まり、
引き返すと、同じように付いて来る。まるでゆらゆらが散歩させてる
みたいに。。
「あ、あの木陰がよさげ!」と思ってると
何故か先回りして、そのど真ん中に座ってこっちを見る。
何でわかるの??!きっと観光客は餌とかやるから
付いて来て、どの辺に座るかも分かってるんやろう・・・。
何とかがんばって追い払って泳いで昼寝してると、「くしゅん!」
という動物のくしゃみが聞こえびっくりして起きるとさっきの
犬が~~~。鎮座。。。。。
「もうう!!あんた いい加減にしてやあ!」と犬に言ってみる・・。
しかも、今さかりなのか下半身が・・・・@;p★$*・・・!!
書けません・・・。「あんたねえ・・・」と犬に言いかけて、はっと
5m程離れたしげみに変な物体を見つけてしまい、硬直!
なんと全裸の男の下半身!!はあ??!何と地元の変なおっさんが
ゆらゆらを、おかずに@:#:¥!!書けません・・・。
慌てて立ち上がり、おっさんを睨み付け犬と共に「おい、行くで!!」と退散。
よく考えるとこの犬がくしゃみしなければ、ゆらゆらはず~っと寝てたと
思うとぞお~~~。。。。人のいるとこを避けていた事、同じ東洋人
って事で奴に白羽の矢を立てられたんだろう・・・。
こっちの人は殆どがムスリムなんで女の人は服を着て泳ぐ、
中国系も水着の上にTシャツとか多い。西洋人はトップレスとかも
いるけど、大体かたまった場所にいるし、自分達によく似た東洋人
で、ひとり離れたとこで泳いでいる ゆらゆらがめでたく選ばれて
しまったんやろう。とほほ・・・・。翌日から西洋人の多いとこに
混じる事に・・・。地元の人の群れに混じるとやっぱり1人だけ
普通のセパレートとはいえ、水着はやっぱり目を引くので、
はっでーな水着の西洋人の中に埋没・・・。
ほんまに、ゆらゆらはよく日本を含めて
露出狂によく遭う・・・めでたくマレーシアでも記録更新!!
イタリアでは遭わない事を祈るばかり・・・

そんなこんなでパンコールに6日滞在し、みんなに見送られてKLへ
知り合い(日本人)のお宅にお世話になり、翌日ローマに向けて
23時30分の便で出発~~。おまけのはずのマレーシアをすっかり
堪能し、ちょっとイタリア行きが億劫に^0^。。。



私に発情~O(≧∇≦)oした王(わん)先生




ゲストハウスのオーナー夫妻


スタッフとフランス人のおっちゃん


3月19日金
18日23:30KL発でローマへ。最悪友Pには「05:30着って、時差は
7Hあるし、18日の朝やね。そこから電車でフィレンツェに行くわ。」と。
KLで腕時計を無くしたので何時間乗ってたかようわからんまま
05:00ローマ着。何故かいつもゆらゆらが並んだ入国審査の列は
一番進むのがのろい・・・。

両替所は7時にならんと開かないらしく、ユーロが無いのでクレジット
カードが使える販売機でローマテルミネ駅までの切符を何とか購入。
30分でテルミネに到着。ああ、ここはモハヤ中国語もマレー語も
通じない・・・!でもアジアに無い「お先にどうぞ」がある!
店の人も来た順番にちゃんと聞いていく。これ重要O(≧∇≦o)!!
取り敢えず唯一空いてるレートの悪いとこで両替。
できるだけ現金は使いたくないのでフィレンツェへの切符もカードで
買おうと「さすが先進国、カードがどんどん使える」と窓口に差し出すと
「今電源落ちてて使えないの。」がくっ・・・。
列車に乗る前にバールで朝ご飯。あわあわしながら
「ぼ ぼ ぼんじょるの!!うの (本当は うな らしい。)かぷちーの、
それとー、く、くくくえすと ぺぺぺるふぁぼーれ!!」ガイドブックに
ぼんじょるの、ぺるふぁぼーれ ぐらっつぇは重要ってのを
間に受けてしまった。(こんにちは。お願いします。ありがとう。)
あとは、Pに電話する為に「えーと・・・カルタデテレフォーニカ、ペルファボーレ!」
(テレフォンカード下さい。)

そしてユーロスターでフィレンツェへ。日本の駅や電車に比べてあまり 便利で
ない印象。電車にステップがあるんで、大きな荷物で乗りにくい。
約1.5時間でフィレンツェへ。降りるや否や、猛ダッシュで走って来る
最悪友P。
思わず勢いにのまれて逃げるゆらゆら。。。。「ちょっと!何で逃げんのよ!!」
何か同じ事ベトナムでした記憶が・・・・。
そして開口一番「なあ、がんちゃん(ゆらゆらの事)今日何日??」というので
きっぱり「18日!!」と答えると・・・。
「やっぱり・・・・あんな、あんた18日の23時の飛行機に乗ったんやろ?
今日は19日や!!」「え?うそお!7時間も時差あるやん??」
「あってもなあ、12時間飛んでたら日にちもかわるっちゅうねん!!」
「ええ!12時間?乗ってないで。」
「乗ってるよ!」「ええ?がん、時計なくしたから何時間乗ってたか
ようわからんねん・・」(←今思えばおかしい・・・。)
「あんたをびっくりさそうと、Pロ(彼)と昨日ローマまで迎えに行きかけた
っちゅうねん!途中で290KMまで来て、マレーシア航空に電話したら
19日着やいわれたわ!!」「え!!うそお!ほな私の18日という日はどこ行ったん??」「だから飛行機や!!」がーーん。。。(まじでショック。)
まず、Pロへのあいさつは「ぼんじょるの」でも「初めまして」
でもなく「み すくーし!」(ごめんなさい)なのでした・・・。
つづく。

3月19日の続き。
昼前に、Pが働くリストランテに行き、みんなに紹介してもらい
まかないを 12時前一緒に頂く。
みんなと言ってもPロ(ホール担当)Fビオ(シェフ。ここは
この2人の店)のみ。後は体の弱いすぐ休むエジプト人(この昼も休み)
掃除のおばちゃんのみ。みんな日本語はできない。
Pが訳してくれる。Pオロのみ英語ができる。でもゆらゆらできない・・
FビオとPが、ゆらゆらの御土産のマンゴーを取り合って喧嘩。
Pロは横で「ネッショーケー ネッショーケー アーミノシキ!」と口ずさんで
我関せず(Pロはこのコマソンを、ミッキーマウスのテーマで唄う。。そして最後は
何故か演歌調に・・。)
まかないは スパゲッティ-ポモドーロ、激うま!モールトボーノ!!O(≧∇≦)o
がばがば食べてしもた(モールトはとっても、ボーノはおいしい)。
P曰く、「彼らはパスタはすぐ食べやな、ごっつい怒るねん。
のびたパスタなんか絶対食べへん。あたしが電話してても
切って食べろ!って怒られるねん。」
そして、御客が来ても「まかないが優先」と平然と食べる。
御客も怒らない。イタリアのランチは1時過ぎからが忙しく、
それまではそれ程でもない。ディナーは8時過ぎから。
日本よりどっちも遅い。Pロがハート模様のカプチーノを入れて
くれた。みんな食後絶対エスプレッソを飲む。
しかし、この店、大のイタリア男2人がしょっちゅうPに怒られてる・・・。
誰の店やねん!!

夜のまかないは何と!Tボーンステーキ!!(フィレンツェ名物。)
「一番いいとこをまかないで食べるねん。」
やっぱり御客が来ても「あー、ボナセーラ。(午後からの挨拶)」
と言って、放っておいて食べてる。
飛行機がすごく揺れたんで、胃の調子がよくないから晩御飯
いらんわ・・・・って言ってたが
「ステーキやで」と聞いて、「行く!!」
ゆらゆらは、全然時差ボケが無い人だがさすがに24H起きっぱなで
食後急に眠気が・・・。先に帰って寝る。Pロ、Fビオ、Pで
住んでるアパートの空いてる一室がゆらゆらルーム。







3月20日土

朝7時半に起きて、キッチンでコーヒーを飲んでるとPが起きて来た。
ダラダラ喋ってると9時半頃、Pロが起きて来て、先に店に出かけて行った。「Pオちゃん(Pロ)ってなあ、起きてから5分で準備できるねん。」
我々もまかない食べに後に続く。
今日はペンネアラビアータ。Fビオが「ユラユラ、マンジャーレ、マンジャーレ」
としきりにいう。食べろという意味らしい。
今日は朝からエジプト人ジョージ(ジョッジョ)が来た。
ヒョロヒョロで小柄、情けな~い風貌。ゆらゆらが エジプトに行った
話、知ってる限りのアラビア語を並べたてると、「ミ、アモーレ!」と
抱き付かれ、顔中にチュウされまくり、ベタベタに・・・・。

土曜日はやっぱり忙しいらしい。
(と言っても4月まではそんなに忙しくないらしい。)でも
あんまり、ゆらゆらが出て行くわけにイカンので、完全に御客が帰って
から食器の撤収に行き、クロスやカトラリーのセッティングをする。
いる時にやると話しかけられると返答できへんので。
Pもゆらゆらも、「ジョッジョもあたしもおるし、あんまり、アジア人とかが
多くいると、イメージが悪い(安いから使ってると思われる。)と
思うから外から見えにくいとこにおった方がええよな。」と思う。
それをいうと、Pロは何でやねんと怒る。そういう話をしてたら
クィッチーナ(キッチン)からFビオのでっかい歌声、
「ジョッジョは~ニグロ~~真っ黒けで~あほー。」みたいな歌が・・・。
日本でならぎょっとするところが・・・・みんな爆笑、ジョッジョも笑ってる。
昼休み、フィレンツェの有名な観光地、ドゥオーモに散歩がてら。
夜はマルコというおっちゃん(独身)がエキストラで手伝いに。
ゆらゆらもグラス拭きを手伝う。
「ユラユラ、ネグラッチョ(イタリア語でニグロ)と僕とどっち好き?」といわれ、「うーん、
I LIKE EGYPT」と言ったら、後でマルコは、本気で落ち込んでたらしい。
おもろい!!イタ人。  しばらくして日本人の団体客来た。   
店じまいの後、PロがゆらゆらとPを連れてピアッツァミケランジェロという
夜景の綺麗なとこに連れて行ってくれた。
マルコは一緒に行きたがってたのに置いて行かれ、更に落ち込んで帰った
らしい。

3月21日日

1人で昨日店から持って帰って来たチーズやらサラミやらでパンの朝ご飯
してたらPが起きて来て、Pロはやっぱり9時半頃「オハヨー」と来て
先に出て行く。こっちでは丸っこいモッツァレラチーズ(水に入ってるヤツ)が50セントで買える。
日本で買う3分の1だ。毎朝食べな損とばかりに食べる。
昼のまかないはラザニア。ボーノ!O(≧∇≦)o

当たり前やが、マレーシアから来ると寒い。むこうで日焼けした皮膚が
むけて、それが乾燥してなんか汚らしい・・・・。頭の皮までむけて
来た。  Fビオの彼女Pオラが来て 近くで青空市が出てるという。
昼休みにPと2人で出かける。Pは茶漉しとサラダボウルを買った。
夜 店を手伝いつつ来月オープンさせる中庭を掃除した。
まかないは クレープの生クリームソース。やっぱりボーノ!!
ジョッジョが愛を込めて、ゆらゆらに作ってくれたらしい・・・・・。
食後のカプチーノがクセになってしまった。今日は先に帰って寝てしまう。





ミナサマ、ちゃお!です。 もう~ええてって思ってらっしゃるでしょう~
まだ続くわのよ!これが!うひひ。^0^
先日送った写真の一枚目の情けナ~イ、貧乏神みたいのが
エジプト人ジョッジョです。毎日「ユラユラ・・・ハビビ~(アラブ語でダーリ
ン)」。。。もうお腹いっぱいですわ。。。。でもPにもチュウしまくってる。。
それと、Pから訂正のメールが入りました。
「ウノでもウナでも無くて、ウン カプチーノです!」との事、謹んで
訂正とお詫び申し上げますハビビ。

3月22日月

朝8時過ぎ起きる。夜勤のバイトに入ってから、こんなに
連続して夜寝る生活は1年半ぶり。やっぱり人間は夜寝なきゃ。ハビビ。(もうええって。)いつものように2人でサラダやら目玉焼きやらサンドイッチやらで朝ごはんしてると「君らの朝ご飯は
ウェディングパーティーか??2時間ぐらいかけて、作って食べて・・・・」と呆れ顔で
Pロがいう。(まあ、その間 洗濯とかもしてるけど。)
何でもこっちの人は朝からわざわざ火を使って
ハムやら卵焼きやらの朝ご飯はしないらしい。せいぜいパンとか
サンドイッチとか。後はみんなバールで立って、パンとカフェで
すませるのが多いらしい。
(バールは席に着くと値段が上がる。さっとエスプレッソ一杯ひっかけて
出て行くって感じ。Pもそうしてたらしいけど ゆらゆらが来てからは
ご飯まで炊いたりしてる。
『イタリアのスローフードを見習おう!』みたいな記事をよく見てたので
意外だった。バールでお皿に載ったケーキを立ったままフォークで
お上品に食べるお婆さんに驚いた。安く上げる為、こっちでは別に普通の
事らしい。スローフードとバール両極端が存在するのね。

今日はPの運転で2人でテルメ(温泉)に行く事に。マキナ デ Pロ(Pロの車という意味)
にはデカデカとPの為に『P』と後ろに貼ってある。それはPの車という印。

・・・なわけはなくって初心者マークらしい。Pは去年夏休み日本で免許を取ったばかり。なのである。
2人だけで出掛ける事にPロは心配そう。地図を開いて何回も説明してる。では、出発!で、いきなりエンスト・・・。
イタリアでは、オートマを見んかった。。

初めにモンテリジョーニという可愛い小さな町に寄る。
天気が悪かったのに出掛けたら晴れて来た。
Pは運転しながら「シエナって書いてる標識の矢印は右?」
とか「チェンテロ(町の中心)に行くのはどっちて書いてる?」
と視力2.0のゆらゆらに聞いて来る。ゆらゆらは・・・・・「イ、イ、イタリア語が
読まれへん!((゚Д゚ll))」
そしてイタリアは標識が見にくい、「この矢印は右なん?左なん??
真っ直ぐなん??」P,切れる事数回。 がイタリア人はすごい親切、
道を聞くとすごく丁寧に教えてくれる。ガススタで給油もしないのに
聞いても とても親切。P曰く、フランスからイタリアに列車で入るとき
バカみたいな大荷物だった時、フランスではずっと1人で持って
いたが、イタリアに入った途端一斉に廻りに人がワラワラ集まって
みんなが荷物を持ってくれたそうな。ええ国や。かと 思えば、
「でもなあ、あんたイタリアって中国と同じやで!まだ中国ならあの
いい加減さも諦めつくわ、でもこんなん、イタリアって先進国ちゃうで!」
郵便が届かない、文句を強く言ったら翌日届く、電車は予定通り
着かない、そういや、ゆらゆらが乗ったユーロスターも30分位遅れて到着
したし、カード使えんかったなあ。。。運転もみんな荒い、荒い。
指示器出さずに曲がるなんて日常茶飯事、追い抜き、横入り、
スピードもバンバン出す出す。因って事故も多いらしい。。。
そうこう言ってるうちにペトリオーロのテルメ着。ものすごい硫黄の匂い。
見た目はトルコのパムッカレのちっちゃい版。石灰石がお椀みたいに
いくつも段々に並んでる感じ。  アジア人は私らだけ。 ここで何と
昨日日本留学、栃木から帰って来たというドイツの男の子に会う。
「何でこんなとこに日本人がいるのお!??」いや、あんたの存在の
方がこっちにはびっくりやて。こんな僻地で日本語ペラペラのドイツ人・・。
2時間程温泉を堪能し、(そしてまたここでも露出狂に・・・。((゚Д゚ll))のお~~っ!記録更新!!)
シエナという町に寄って帰って来た。胃が本調子で無い為か、ちょっと車に酔った。元々乗り物酔いする性質。。。
夜、店に戻るとFビオに 来週友達がここの店で
ワインテイスティングの会を開くので、その 告知をメニュー黒板に
書けといわれPと書く。最後に「ここに こうやって葡萄入れたらどう?」
とゆらゆらが描くと「・・・・。消せ。」だと。。。ゆらゆらは美大を出ている 
とほほ・・(T-T)
夜、髪が硫黄の臭いでプンプンしてる・・・。
明日はピサに行くらしい。














重い一人よがり迷惑メールは忘れた頃にやって来ますΨ(`∀´)Ψ
3月23日 火

雨の中ピサの斜塔を見にPの運転で。昨日と同じく着いたら
また雨が止んだ。さすが観光地、日本人もいっぱい。
倒れかけの斜塔を支えるポーズをとってみんな写真を撮って
いる・・・。恥ずかしい・・
帰りにリボルノという町でPがミリタリー払い下げ通りみたいな
とこでザックを購入。そしてイーペルコープ(イタリアには
コープがいっぱい)に寄って御買い物。Pはレストランの必需品、
ゆらゆらは御土産用のチョコレートやら、イアタリア名物?の
赤いオレンジジュースを買う。シチリアのオレンジだったかな?
イタリアは実が赤いオレンジが多い。だからジュースも赤い。
普通のより、さらっとしてて、ちょっと苦味があっておいしい。
グレープフルーツの味に似てる。見た目はトマトジュース。
またまた車に酔う・・・。
今日はレストランはヒマだった。


3月24日 水

今日はレストランの定休日。朝からPロの運転で、地中海を見に
チンクエテーレへ。さすが、20数年イタリアで運転してるので
強引なイタリアドライバーをモノともしないPロ。初心者マークで
いきなりイタリアでマニュアルカーを運転するPはもっとさすがだが・・・。
天気は曇りだったけど海に着いたら快晴!モールトベッラ!(メチャメチャキレイ!)
生まれて初めて見る地中海!!感動。
「ネッショケーネッショケー アーミノシキ!」地中海をバックに唄うPロ( ̄▽ ̄;)。。。
Pロはゆらゆらがいる時はPと話す時も気を使ってイタリア語でなく
英語で話す。Pはゆらゆらの英語レベルをよっく知っているので、今のは 
ゆらゆらには無理だな と思うと日本語に訳してくれる。
『がんちゃん(ゆらゆら)今、分からんかったけど適当に頷いたやろ?』とか全部ばれてる・・・。とほほ。
(Pは英語、中国語、広東語、フランス語、イタリア語を話せる。)
それと、2人は喧嘩になると英語になる。しょっちゅう喧嘩しては
2人共けろっとしてるので もう慣れた。途中土砂降りで雷が鳴ったり
したけど、車から降りるとぴたっと止むの繰り返し。虹も出た!
ゆらゆらは、かなりの確率で色んな国で虹を見る。
Pはゆらゆらが来てからテンションが高く、(と本人はいうが、本当はいつも超高い。)
1人で歩きながら飛び跳ねて、踊って唄う。
Pロとゆらは「WE DON'T KNOW HER」と言い合って放って行く。
「待ってよお~~」っと踊りながら、本当に踊りながら追いかけて来る、
最後にこけるか、どっかに落ちる「? il Suo amico?(あなたの友達)??」「NONONO」と
私らは放って行く。 9時頃帰宅。夜はPロが アリオリ
ペペロンチーノを作ってくれた。絶品O(≧∇≦o)!!モールトボーノ!!
寝ようとしたらPがゆらゆらのベッドで寝てしまってたので(しかも斜めに。)
足で蹴って奥へ追いやって
就寝。






3月25日 水

昼過ぎ店に行く。お腹がすいたので、となりのバールでパンを買って
行った。PがFビオに何か作ってもらえというが、あんまり毎日って
いうのも悪いので。。。と、店に行くと、「ここで食べたくないなら
出て行けー!」とFビオに怒られ、ニョッキポモドーロを作ってくれた。
日本の自宅の留守TELチェックをしたら、友達が無事出産したと
いうメッセージが入っていて、本当に色々あっての出産で、心待ちにしたいたので
嬉しさのあまり「やったー!!」と叫んで泣き出してしまった。
初め、みんな、驚いて「ゆらゆらが泣いてるのは、子供が生まれて
悲しいの?嬉しいの?」理由を知って、みんな「お~!よかった、よかった」と。
どさくさに紛れてジョッジョに顔中チュウされまくる。またベタベタなったやんけヽ(*`Д´)ノ!!
昼からPの運転でキャンティゾーンへ。ワイン用葡萄畑で有名な所。今日はいい天気。
帰りトイレが どーしても我慢出来ず、
バールに飛びこみ、エスプレッソを注文し、すぐ「ド、ドヴェ バーニョ!?」
(トイレどこ?)トイレに駆込む。トイレ目的がばればれ・・・。
夜、店に戻る。グラス洗ったり、下げ物の手伝い。体の弱いジョッジョが
またヘロヘロになって来て、調子悪そう。Fビオが「おい、ユラユラ、ジョッジョ
にチュウしろ。」でも、一瞬効いただけで、すぐ効き目無しに・・・。



終ったと思ったらまたまたやって来る迷惑メールですΨ(`∀´)Ψ
3月26日 金

雨の中、Pの運転でPオラ(Fビオの彼女)に教えてもらった
サンカッシャーノのテルメ(温泉)へ。今回は晴れ女のゆらゆらなのに、
ずっと天気悪い。そして寒い・・・。でも毎回、何故か車から降りると
ぴたっと雨が止む。
散々迷ってやっとテルメ(温泉)マークを見付ける。だんだん、標識とか
見慣れて来た。この日覚えたイタリア語は「オートストラーダ(高速)」
「スーペルストラーダ(高速でない自動車専用道路)」いつ使うチャンス
あるんやろう この言葉。。。でもイタリア語って、英語より発音がラクなんで、Pロとも、イタリア語の単語ぶつ切り会話の方が通じるようになって来た。例えばtomorrowというより
domaniと言う方がラク・・。(でも当然、文法は難しすぎるので無視!!)
テルメに着いてしばらくすると晴れて来た。
やっぱり、日本人はいない。不倫らしきカップルがいる。(女の子
がやたら若い。)1人のおじさんが「この泥がええんや」と顔に、テルメの底の泥をすくって
塗っている。我々もわけてもらって泥パック(翌日顔がツルツルにヾ(>▽<)ゞ!)
3人で話してると、みんなが見てマネをしだし、全員泥パック。
ちょっと怖い光景。後から来た人がびっくりしてた。不倫カップルも
おっさんが女の子のパック姿をカメラに収めてデレデレ。
帰りにまた道に迷う・・・。スーペルストラーダを探し求め
「ドヴェ フィレンツェ~!(フィレンツェどこ~)」しかし、イタリアはどこに行っても
郊外は景色がメチャクチャキレイ!カレンダーの世界!!迷ってるのに停めては写真撮る。
調子に乗ってたら、車がぬかるみにはまり立ち往生( ̄▽ ̄;)・・・・。
誰も通らない。「どーしよ・・・」って言いながら、「虹や~!」と写真撮る アホ2人。
Pがエンジンをかけ、ゆらゆらが1人で、後から車を押す事数回、無事復帰。
車って、女1人で押しても動くのね。ドロドロになって9時頃
フィレンツェに。
ゆらゆらは疲れてまた車に酔って店に行かず帰って寝る。
今回は胃の調子がよくないのと、寒さでかよく車に酔う。
化け物並体力のPはそのまま店で働く。。ジョッジョが「俺のハビビ
(ダーリン)は~?」「あんたのハビビ、車押し疲れて酔って、寝てるわ。」
「ハビビ・・・。(涙)」


みんな、泥パックしてしまった・・・。( ̄▽ ̄;)





3月27日 土

今日はフィレンツェでゆっくり。Pがリコッタチーズケーキを仕込む
というので、おつかいで近くのスーパーエセルンガへ
アーモンドパウダーと干し葡萄を買いに行く。
昼のまかないはラム肉の香草焼きとポテト。
ランチは暇だった。3時過ぎPの運転でカリフールへ買い物。
「1回行ってみたかってん。」と喜んでいたPだが、殆どの物が
イーペルコープ(COOP)の方が安いと分かってがっかり。
こっちに来て「ペッシェビーノ」という日本でよく売ってる有名な
イタリアワインを全然見かけないのでPに聞いてみると、「うーん、
よう日本人に聞かれるけど、こっちで見た事ないわ。」
カリフールにも無かった。ゆらゆらも滞在中ついに見る事はなかった。
魚の形の瓶のワイン。輸出のみなのか?トスカーナには無いだけなのか?
今なら分かる このワインの意味は「ペッシェ(魚)ビーノ(ワイン)」そのままやんけ!ヽ(*`Д´)ノ
夜土曜日なんで忙しいかもと、エキストラでFビオという若い男の子が
キッチンに。2人Fビオがいるので、彼はFビオ ピッコロ(小)と呼ぶ。
Fビオ グランデ(大)は相変わらずジョッジョに「おい、ネグラッチョ、(二グロ)アホみたいにパンナ(生クリーム)をガバガバ使うな!
黒いから白くなりたいんでパンナいっぱい使うんか?」と相変わらず差別炸裂。。。。
ホールにもう1人ロレンツという18歳の男の子。何年も落第しててまだ
高校生らしい。彼は食べ終わった皿を瞬時に下げてしまうので
「客が落ち付かんやろ。」とPロとPに怒られる。
ゆらゆらはエスプレッソをのみながらまかないテーブルで手紙を書く。
まかないはラム肉のフライ。モールトボーノ!(めちゃうま。)
時々花売りが入って来る。彼らは大体発展途上国の人か
ジプシーの子供。タチの悪いのは入れないらしい。
1人毎晩来るジプシーの子供がいるが、客が断っても断っても
しつこく「買ってくれないと生活できない」と離れないので、いつも
門前払いされてるが、無視して入って来る、この日もPの制止を
聞かず入って来たので、Pロにつまみ出される。
夜もそんなに忙しくなく終る。明日からサマータイムで1時間時計を
早めるらしい。家に帰ってからPロが「あ!ジョッジョサマータイム
知ってるかな??明日、いつも通り出勤したら、準備が間に
合わない。」「電話したら?」「ジョッジョ家に電話無い・・・。」

ハビビ・・・。






3月28日 日

朝レストランで「やっぱりジョッジョサマータイム知らんのとちゃうか?」
「でも結構ニュースとかジョッジョ見てるで。」「でもあてにならんわ・・・。」
「よし、ジョッジョの隣の部屋の人に電話しよ。」と言ってたら
「チャオ~。」とジョッジョ出勤、「お~!ジョッジョえら~い。サマー
タイム知ってたんや!」「良かった良かった。」「やるやんけ、ネグラッ
チョ。」Pがぼそっと「ええな、普段いい加減やと、こんな当たり前の
事でほめられる・・。」 (爆w)O(≧∇≦)o
ランチの後、一昨日ドロドロにした車をPとバケツリレーにして洗う。
しかし、イタリアは路駐が多い。メチャメチャ多い。大阪の比じゃない。

夕方またまたエセルンガにおつかい。ティラミスを仕込むので
マスカルポーネチーズを頼まれる。「あんな、とにかく、キロあたりの
値段書いてるから よお見て、いっちばん安いの買って。」
Pは値段の話になるととっても怖い・・・。エセルンガでマスカルポーネのキロ辺り
の値段と睨めっこし、チーズやら果物やら冷やかしながら
だらだら買い物してたら突然乳製品コーナーの上からロールカーテンが
降りてきた。電気も消される。
閉店は9時で まだ8時なのに~~。カーテンの隙間から手を入れて
欲しい物を取り、慌てて精算して出る。どうやら日曜日は8時に
閉まるらしい。それならかいといてよね。
店に戻ってコーヒーマシーンの横でグラス洗いしてたら、突然お客サンが
増えて来た。ホールはPとPロだけなんで走り回ってる。見かねて
「お客サンおるけど、帰ったテーブルは片付けて、新しいセッティング
していこか??」P「頼む!」その新しくセッティングしたテーブルにも
どんどんお客が入り、満席に近くなる。これ以上やれる事はない
のでまかないテーブルでエスプレッソすすってたら、ホールのお客サンが
どんどんゆらゆらに話しかけて来る。初めは、イタリア語で、
できないとわかると英語で。殆どがトイレなんでこっちから「バーニョ?」
って聞く時に限って「犬に肉の骨持って帰りたいから袋くれ」だの
(これ結構多い)「皿をもう一枚くれ」だったりする、しかし、英語も
殆ど聞きとれんので「ウ、ウナッティモ ぺ、ペルファボーレ!
(お待ち下さい)おーいP!!何かいうてはる~~!!」を
繰り返す。その後、えらく可愛い女の子が入って来てまかない席の
ゆらゆらにピースをしてなんか言いながらニコニコしてる。「あれ?
どっかで会ったっけ??」って思いながらゆらゆらもピースし返す。
尚も彼女はニコニコしながらピースをし、「ドゥエ」と言ってる。
ドゥエ??イタリア語で2やんな・・??しばし、ピースし合って
見詰め合ったまま( ̄▽ ̄;)・・・。ああ!!しまった!Σ( ̄ロ ̄ll l)彼女は
ピースしてるんじゃなくて「2名なんですけど」と言ってるのね!
「ウウウウ、ウナッティモー!おーい!Pロー!!ドゥエドゥエ
ドゥエ!!」 Pロ曰く「その席、(まかない席)座ってると、オーナー
と思われてるんだよ。」なーんや、PもPロも忙しく動き回ってるから
捕まらず、ゆらゆらにみんな聞いてくるのかと思ってたが・・・。ハビビ・・・。
いや~今日は労働で疲れた。


長い1日だった・・。


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