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そよとも吹かぬ風に心を痛め、激しく吹きすさぶ風にあなたの身体は酷く揺れ、私の心をかき乱すそんな あなたは誰?燻し色のあなた爽やかな色ガラスのようなあなた長い垂れ物がゆらゆらと揺らめいて私の心も揺らめかせる涼しげなあなたの声色激しく泣き叫ぶような悲鳴どのあなたもあなた今年の夏は暑いらしい節電、節約の夏はまだまだ続きますそんな時はこれ軒先に吊るしてはたまた 卓上でそっと揺れて奏でる音に涼を感じます最近では集合住宅や住宅密集地ではその音は騒音だとか確かに台風の時や風の強い時などは室内に避難させることも大切ですね風鈴の手創りセットを販売しているんですね。子供たちの夏休みの工作にいいかも!あっと そんな小さな子供はいなかった ^^;風鈴用パーツセット♪(スパンコール付き)夏の工作・風鈴作りに
2013年06月30日
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今日は久しぶりにななふしとばば様とはえパパ、私の四人でした。ななふしが遷宮する前にお札を返したいと言ったのがきっかけで、出かけました。昨日まで雨模様だったのでちょっと心配したのですが、今日は梅雨の合間の晴れ気温もぐんぐん上がり、暑い一日でした。毎年、6月の下旬頃から始まる 赤福名物 「こおり赤福」かき氷の中に赤福餅が2個入っています。宇治金時に似ていますが赤福餅の冷たさと上品な餡の甘さに癖になりそうです。遷宮は秋に行われるので観光客はその頃がピークかな?何時行っても賑やかな参道、おかげ横丁です。赤福餅はお餅の白は石、上に乗っているこしあんは波を表しています。毎月、一日の日は特別な赤福餅が店頭に並ぶのでその日は開店まえから、お客様達は並びます。一日参りと言うお参りもあるので余計に賑やかな一日です。今年は伊勢神宮が20年に一度の『式年遷宮』、出雲大社が60年に一度の『平成の大遷宮「本殿遷座祭」』二つの大きな遷宮が重なることは私が生きている間にはもう無い事です。以前出雲に行った時は神殿を改装している真っ最中でした。立て直された神殿にまたお参りに行ってこようと思います。古事記日本書紀を読んでいると日本に伝わる神様たちはとても個性的で楽しい方々ばかりなので、つい夢中になってしまいます。
2013年06月29日
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今日はお伊勢さん詣りだけが目的ではありません。今年も始まりました。氷赤福かき氷の中に赤福餅が入っています。お餅は2個。お天気が良くて気温も高かったので、疲れた身体にはかき氷の冷たさと赤福の甘さが心地良かった~美味しい!お土産に赤福を買って帰路につきました~
2013年06月29日
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下宮や内宮に入る前にいくつもの鳥居をくぐります。そのたびに入らせて頂きますの意味を込めて一礼をします。下宮も内宮もお願い事はしてはいけません。ただ、今日ここに来ることが出来た事に感謝してお礼のありがとうございますだけです。お願い事は荒祭神様にお願いします。内宮の裏にお祀りしてあります。向って右側が新宮まだ、木塀で覆われています。
2013年06月29日
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内宮に参拝する前に身を清めます。敷地内に流れる五十鈴川で心と身体を清めてからとても綺麗な川です。水も冷たくて、心が洗われるようでした。
2013年06月29日
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今日は今年式年遷宮の伊勢神社へゴーまずは下宮新しいお宮が隣りにあり、新旧御詣りすることができました。まだ、板塀で囲ってありますが新しい屋根は光り輝いていました。
2013年06月29日
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今回はなんでもありトラベル社の「やっぱりイッテミヨウツアー」にご参加して頂きましてどうも有り難う御座います。前回の「ドコマデイケルノダロウツアー」は大変にご好評頂きまして、未だにご帰還にならないお客様ばかりでございます。大きな川を越えられて、雲よりも高く あるいは地獄の釜よりも熱いところで楽しまれている方も多いとか。お客さまよりクレームがつきませんので社長ともども 「ま いいっか」と喜んでおります。今回は豪華客船をご用意させて頂きました。あのタエタノニックよりもさらに充実した設備で皆様方をお待ちしております。今回のカジノでございますが さらにパワーアップ「どんでん返しカブ」 「おっとセクハラ疑惑ごっこ」 et cetera・・またW船室の間に不義密通部屋 お楽しみ頂けるおもちゃなどご用意させていただきました。では 安全のための説明をさせて頂きます。まず 甲板の赤い箱には救命胴衣が入っております。かぶるタイプ ジャケットのように着るタイプ など取り揃えておりますが皆様方の好みに合わせて着用して頂きたいとおもいます。皆様方に尚一層お楽しみいただけるように 少し趣向を凝らして頂きました。「サメが泣いて喜ぶ足の香り」 「シャチが飛び上がって喜ぶ屁の香り」など 素敵なフレグランスを染み込ませてあります。魚達との触れ合いをお楽しみくださいませ。そして船体の横に配備してある救命ボートですが、これも各種ございます。一つ ドロ船 かちかち山で有名になりました。一つ 四面楚歌船 国会で・・・一つ 二枚舌船 もうあまりにも有名で説明の必要もありません一つ いかだ 15少年漂流記の愛読者むけです。では 航路の説明を。大間崎を抜け ・・・あっと この時まぐろを一本釣り上げていただきます。今後の食料となりますので 釣れなかったお客様は申し訳有りませんがこれからの食事は無しと心得てください。そして魚雷ウジャウジャの日本海 スエズ など一発触発の海域やら運河を航行しバミューダー海域へと向います。魔のトライアングルで一泊していただきます。ここでの船上パーティーはさぞかしスリリングで楽しいものかと・・・その後 氷山てんこ盛りの海域へ進めて参ります。尚 まだバイキングが横行しているフェリパン海域やそれより南下の海域ではご自分の命はご自分で保護してください。武器の使用は国で認められておりませんので素手でお願いします。ああ また あとになってしまいました、今回の船員の紹介をしたいと思います。船長 難駄 感蛇 (なんだ かんだ)機関長 手奇 当堕 (てき とうだ)では 出航したいと思います。あっと このあと船員は港で次の船の支度の為に下船させていただきます。この船は最新式のコンピューターで自動航行となりますのでご安心下さい。では 「やっぱり イッテミヨウツアー」 に いってらっしゃいませ。 以前UPしたものをちょっと手直ししてみました。ではでは ~
2013年06月29日
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オレは何回もため息をついた。「どうして もっと速い球を投げられないんだ、もっと凄い変化球を投げる事が出来たら」毎日、グランドで投球練習をしてもなかなかレギュラーになれない自分が情けなかった。みんなよりももっと練習しなくっちゃ。部員が帰った後も黙々と練習した。陽もどっぷりと暮れてもう白い球でも見えない程暗くなった時、ダッグアウトの裏から音も無く男が現れた。「君はなぜ早い球を投げたいんだね?」その男は訊ねた。それは・・・オレは何時もレギュラー選手たちにバカにされているから、その奴らに驚かせたいからと心の中で思ったけど「それは、自分のチームが優勝出来るようにです」と心にも無い事を口に出していた。その男はそうかと頷いて「では この球をここぞと言う時に使うように」そう言ってその男は一つの球を俺に渡して、また暗闇の中に消えて行った。たった一つの言葉を残して。「その球を使う時は一つだけ願うんだよ」オレはそれからも毎日同じように練習を積み重ねた。でも、なかなかレギュラーに選ばれない。試合の日がどんどん迫って来てオレは焦っていた。レギュラーを決める練習試合の当日。オレはあの男から貰った球を使う決心をした。マウンドに立って振りかぶって球を投げる瞬間「オレがレギュラーになるんだ、その為にはオレより凄い奴は居なくなればいい」オレが球を投げ終わった時、地球から人類は居なくなった。あは ごめんなさい せいやんさんの作風を真似てみました。ごめんちゃい。
2013年06月28日
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自分の番号が整然と並んでいる画面を見て言葉を失い愕然とした表情の彼私はどう対処して良いのか考えあぐねていた。何と言って良いのか。「あ あの 俺 間違って掛けていたってこと?」「そう」「あ・・・・・ ごめん・・ いや ごめんなさい 迷惑だったよね あああ 俺ってどうしようもないドジな奴・・・」真っ赤な顔で情けない程下がった目尻で口ごもる様子にさっきまで涙が止まらない程流れていたのに、思わずくすっと笑みが零れてしまった。どうしてこんな言葉が口から出て来たのか分からないけれど「もう、終わった恋なんて忘れちゃえば、何も喋らない彼女のことなんて・・・」凛の言葉に顔を上げてまだ整理のつかない顔の彼は凛の半べその笑顔に言葉を失った。そして、携帯を握りしめたまま二人は視線を絡ませた。「あ あの 俺だけど・・」彼は携帯に向かって話し始めた。私も携帯に耳をあてた。「あの 俺 吉沢 一 ・・・ えっと 君は? あ あの 話してくれないかな?」「私は 根元 凛 はじめまして」「えっと あの なんて言えばいいのか、俺の話しを聞いてくれてありがとう凛さん」「どういたしまして、生きていて良かった」「え?」「失恋して自殺した人のニュースを聞いたから、貴方じゃないかと思って・・・良かった・・生きていて良かった・・」涙声になった私を彼は眩しそうに見詰めて、少し掠れた声で「ありがとう、こんな俺を心配してくれて・・・ あ あのお礼に今度一緒に食事に・・ あ ああ ごめん 無理だよね あははは 無理だよね ごめん」「ううん もし 良かったら」二人とも携帯を掌が赤くなる程握りしめて電源を切った。 終
2013年06月27日
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「おお 俺 ごめん また 電話しちゃった 本当にごめん。俺って本当に女々しいよな ごめん・・・・」え??? あの番組の人は彼じゃなかった。自然に涙が頬を伝い思わず嗚咽が漏れそうになった。片手で口元を押さえて彼の言葉を待つと、後ろのほうから同じような声が・・え? そっと立ちあがって後ろを振り返ると、私とは反対向きに座っている背中向きの20代後半の男性が携帯を握りしめて「あの 迷惑だよな 分かっているんだ。 本当にごめん」うつむき加減で話す彼の側を通りかかった同じ会社の社員とおぼしき女性達から「まただね、全くあれじゃぁ 嫌になって逃げられてもしょうが無いね」「ほんとにね、でもまあ 天秤に掛けられて捨てられたんだから未練たらたらかも」「でもさ あの子供って誰の??」「ふふ 彼女のみ知るところってとこかなぁ」そんな言葉が聞こえて来た。そうなんだ。凛は携帯を握りしめて彼の前にゆっくりと出た「あの・・」「え? 」携帯から耳を遠ざけて彼が私を見る。私の全く知らない顔、もちろん彼にとっても全く見ず知らずの女性のはず。「あの 貴方の掛けている相手は結衣さんじゃ無い」「ええええ マジ?」「本当」驚いて私の顔と携帯を交互に見比べる彼私は自分の携帯の着信履歴を彼に見せた。「嘘だろ、マジかよ」
2013年06月26日
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月曜日の私は重い足どりで出社した。何時ものように仕事は有るし、何時ものようにフロアは元気だし、何も変わっていないけど、色の無い世界になってしまったような気がした。「ねえ お昼はどうする?」恵美が心配そうな顔でお弁当を持ち上げて席を立った。「うん 今日はサウスラウンジで外の風に当たりながら食べようかな」「そっか じゃあ一緒に」恵美は私を庇いながら一緒にベンチへ向かった。オフィス街の一角にあるラウンジはオープンコーナーで背の高い木が円形に等間隔で並び、その間を縫うようにベンチが置かれていた。お昼休みになるとあちらこちらのオフィスから各社の社員達がお弁当を持って集まる気軽な空間だった。「調子はどう?」昨晩、泣き晴らした私の顔は酷く浮腫んでいて目も赤みが取れない状態。そんな私を気遣ってくれる恵美に感謝しながら無口になってしまう私は自己嫌悪で一杯だった。お弁当も食べ終わって、恵美が近くのコンビニに淹れたてコーヒーを買ってくるから待っててとベンチを後にした。そんな時、携帯に着信音が。え? 誰?まさか?
2013年06月25日
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会社を早退したのが金曜日だったので土日と休みが続き、アパートの部屋の中でウダウダと一日を過ごしていた。見るとは無しにテレビの午後のワイドショー番組のスイッチを入れた。コーディネーターやらアナウンサーやらが軽快なお喋りで時事を伝えていく。その間にアドバイザーなる人がこれまた適当なご意見を言って、お茶に濁しの番組なのに世の中のおばちゃん達には結構受けているらしい。「最近の若者の死因の半数は自殺なんですねぇ。いやぁもったいない話です」「そうですね 原因は色々でしょうが、昨日は20代後半の男性が失恋で生きる気力を失ったとかでね・・」「そうそう、その直前まで彼女の携帯に掛けていた通信記録が残っていたそうなんですよ」え?? ええええ?それってもしかしたら、もしかしたら まさかね まさかだよね凛は金曜日の昼休みに掛かって来た彼からの話しの内容を思い出してみた。最後に「大丈夫、もうこれ切りだから。今まで付き合ってくれてありがとう、あいつと幸せに・・・」ええ まさか そんな事ってあり得ない。凛は自分の心臓が張り裂けるかと思うほどの激しい動悸とめまいに襲われた。身体がガタガタと震え、誰かに伝え無くっちゃ、でも、でも 誰に。番組ではもう次の話題に話しは展開していて、一人や二人が自殺をしても取り立てて大事では無いようなそんな明るいスタジオ風景だった。凛は携帯の着信履歴を何回も確認した。そんなのあり得ない、まさかだよ。もし、そうだったとしたら私は何とか言ってあげれば良かったのかもしれない。どうしたら良かったのか・・凛は溢れる涙を拭うこともせず声を殺して泣いた。
2013年06月24日
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「ああ 俺 あの 今までありがとう、やっと吹っ切れたよ。結衣の電話番号や着信履歴を一度は全部消去したのに忘れられなくて、また、こうやって・・・こんな女々しい男なんて嫌いだって言った結衣の気持ち、良く分かるよ。でも、もしかしたら・・ その・・・・子供は・・あいつの・・・・・ 今更、こんな事を言いだして困らせるワケじゃないけど、でも・・分かってるよ、何も言わなくてもいいよ。結衣がそう決めたんだから、俺とはもう二度と話しをしないって。分かってる・・大丈夫、もうこれ切りだから。今まで付き合ってくれてありがとう、あいつと幸せに・・・」私は携帯を握りしめて言葉を無くしていた。午後の仕事は殆ど手が付かず、恵美が私の顔を覗き込んで「あれ 熱が有るんじゃない? 早く帰って寝た方がいいよ」その言葉に促されるように会社を早退した。私は何時ものコンビニでお弁当を買い込んで、早々に夕食を済ませベッドにもぐり込んだ。結衣って女性とかなりの線まで行っていたんだ、誰かと取り合ったの?子供まで出来たのに横から掠め取られた?私だったら奪い返しに来て欲しいかも。彼女の前から逃げ出したの?色々な妄想やら想像が頭の中をグルグル回り始めて、結局 悶々と眠れない夜を過ごした。
2013年06月23日
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「ティツィアーノ」はスパークリングワインとグレープフルーツジュースの組み合わせのカクテルです。フロート型のロングワイングラスに氷を入れて、材料を入れ軽くかき混ぜて出来上がり。ほんの少し苦みのあるグレープフルーツの味とズパークリングワインの飲みやすい喉越しの良さが特徴の爽やかなカクテルです。飲みやすいのでついつい飲み過ぎてしまわないように。二日酔いに要注意です。
2013年06月23日
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それから一カ月以上、間違い電話の彼から音沙汰が無くお昼休みは以前のような気だるさに支配されるようになった。何となく気になって着信履歴を見るけど着信はあるはずも無く、「ま 間違いって分かったのかもね」ちょっと寂しいかなぁなんて思っていたら「ああ 俺 どう 元気? うん 俺がそんな事言うのは筋違いって怒るかもしれないけど・・・ 分かってる 何も言わなくてもいいから。ああ これってストーカー行為になるのかな? ・・・・・・ 悪いな ・・」えええ? まだ 間違っていることに気が付いて無いんだ。でも、相手の女性に喋らせないってどう言うことなんだろうか?『分かってる』ってどう言うこと? 以前交際していて別れた男女ってことかな。まあ 私には関係ないけど・・・でも、何となく気になりだし始めていた凛だった。ちょっとボケっとしていたら隣の恵美が 「どうしたの? ぼーっとしちゃって、また あの電話?」「うん」「着信拒否にしたらどう?」「そうだねぇ・・・・」「どうしたのよ」「なんかね 彼の声ってさ」「声?」「そう 声。 声がね、ちょっと低くて甘くて・・・」「低くて、甘くて それで」「うん 聞いているとなんだか引き込まれそうになるんだ」「ええええ ちょっと 大丈夫?」「うーーん 私にも分んない。ただ 少し寂しそうで、もっと聞いていたいって気持ちになるのよ」「ねえ それって新手の電話詐欺じゃないの?気を付けたほうがいいかもだよ」恵美に心配されても彼からの電話を待つようになった自分に半分驚き、私の小さな毎日に、静かな湖面にそっと小石を投げた後の水の波紋が広がるような気がした。
2013年06月23日
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萌木村でソフトクリームを食べて… お次は長野県入笠山へ~ ゴンドラに乗って山頂へ 冬はスキー場、夏はモトクロス、トレッキング。 鈴蘭の群生も見事でした。 このあとはチーズケーキ工場でお土産を買って帰路~ 午前5時過ぎからの長丁場の日帰り旅行。 家にたどり着くのは22時過ぎかな・… 4人で久しぶりのお出掛けでした。
2013年06月22日
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お腹いっぱいお蕎麦を食べて、お次は清里~萌木村でちょっと一服。清里は長野県だと思っていたことが恥ずかしい…山梨県でした。ではでは~
2013年06月22日
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今日は今年最後のさくらんぼ狩りミステリーツアーに参加〓 南アルプス市でさくらんぼ狩り、このあとは長野県に~ 信州そばの食べ放題〓〓〓 さくらんぼでお腹がいっぱい〓 お蕎麦を食べるこてが出来るのかしら〓 物語の続きは…〓 ミステリーツアーはまだまだ続きます〓
2013年06月22日
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昨日の電話の事はすっかり忘れて仕事に追われていると、また、お昼休みに携帯に着信が。昨日と同じ相手だ。今度はきちんと言って切ろうと思っていたら「ああ 俺。昨日はありがとう、助かったよ。やっぱり結衣だなって感心しちゃったよ。的確な助言とアドバイスメモ。サンキュ。 ああ いいよ 何も言わなくてもありがとう」え?私は何もしていないのに?「うん 分かっているつもり、何も言わなくてもいいから」そう言って携帯は切れた。途切れた携帯を握りしめて一体なんなの凛は何時ものようにアパートに帰ると、携帯の着信を確認した。コンビニで買ってきたノンアルコールの缶チューハイのプルトップを開ける時、今日のあの彼の言葉を思い出していた。結衣って女性と勘違いしてるんだなって、でも、私は何もしていないのに彼の要求は叶えられたって事は彼のFAXはちゃんとその女性に届いていたんだ。一体、どんな関係なんだろう。色々と想像したら面白いかもなんて考えると、何となく笑いが込み上げて来て久しぶりに楽しい食事の時間になった。そんな間違い携帯が掛かってこなくなって1週間程経った頃、「ああ 俺 うん 明日、確か誕生日だよね。ああ 分かっている、何も言わなくてもいいから。ただ ただ その・・・俺と同じ血液型だったなって・・・いや 悪い。ごめん、思い出させちゃって・・ ああ いや ごめん」そう言って切られた携帯。また 同じお昼休み。え? 一体なに。誰が誰と同じ血液型なの?
2013年06月21日
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午後のまったりとした時間、いかがお過ごしでしょうか?今回は「ティツィアーノ」どんなお話になるのか・・・・では どうぞ~ ♪「あ もしもし ああ 俺 あ 分かってるから そのままで」ある昼休みの事、デスクに座って何とは無しにネットを閲覧していた時のことだ突然に見ず知らずの男性から携帯に着信があった。「分かっているから、何も言わなくてもいいから」間違い電話かもしれないと思い、切ろうとしたら「えっとね 今 FAXを送ったから見てくれないか。 で 君の感覚で違うところをチェックして送り返してくれないかな? ずうずうしいとは思うけど頼むよ」え? 何を言っているの?思いっきり人違いでしょ「じゃ」通話の切れた携帯を持って暫く呆然としていた。「ん? どうしたの凛?」「いや 今ね変な携帯がね 思いっきり間違いだと思うんだけど・・」「ふーん 相手は名乗ったの?」「ううん 私に喋らせなかったのよ」「間違いなら まあ もう、掛かってこないんじゃないの」隣の席の同期の恵美はそう言いながらファイルの整理を始めた。まっそうだよね、おっちょこちょいの人もいたもんだねぇって軽く笑って,その相手のことはすっかり忘れて午後の仕事に就いた。一人暮らしの気楽さと寂しさが交錯するアパートに帰ると一日の疲れがどっと出て、帰りのコンビニで買ってきた二人分のお弁当をテーブルの上にドサッと置いた。なんかね、一人分のお弁当を買うのってうら寂しいのよねぇ、それに一人暮らしって分かると色々と危ないしとそんな事を考えながら明日のお弁当用に一つは弁当箱に詰めて、冷蔵庫からお茶ペットを出して食事を始めた。
2013年06月21日
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ええっと リクエストの「なめくじなんたら」がちょっと見つからなかったので、新しいものを始める前にちょっとこれを。お目汚しですがどうぞ~私達は運命の出会いをしたのよ、あの日。あなたは驚いたわね、そうよ 当たりまえよね。いいのよ 奥さんには内緒、 そう 子ども達にももちろんよ。二人の関係は絶対に秘密なの、会社の同僚達にも勿論、知られたらあなたが困るでしょ。 分かっているの。 私は日陰の女、それで十分なの いいのよ あなたの側にいることが出来るのならどんな仕打ちも怖くは無いわ。へっちゃらよ。でも 私はあなたの奥さんよりもあなたを知っているかもしれない。うふふ 優越感に浸れる時よ。だってあなたは何時も私を気に掛けてくれるの。あなたからのメールもメッセも無いけど大丈夫、私達は何時も一緒だから。奥さんが焼きもちを妬いてイラついているみたいね。でも 私は別れない。どんなことがあっても別れないから。あなたの側を離れないわ、こんなに好きなんですもの。あなたとのバスタイムは最高ね。あなたはゆっくりと私を丁寧に洗ってくれる、 うふ わたしの為に取り寄せた特注のボディシャンプーでね。そして 一時のお楽しみの後はね・・・またまた ゆっくりと丁寧にバスタオルで拭いてくれるの。それから あなたったら いやん前も隠さないで そんなことするのあーーーー 気持ちいいィィ風呂上りの扇風機 まったく まいったよな この い○き○た●し には夏だけかと思ったら未だに続いてんのまあ 仕事場は冷暖房完備だもんな誰にも言えねぇって こんなの。
2013年06月21日
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ショート「マリブ コーラ」を久しぶりに書いてみたらなんだか久しぶりに色々と書いてみたくなりました。全くの素人で「起承転結」も「盛り上がり」も何も書き込む事が出来ないのに以前のようにつらつらと自分の自己満足のために書いてみようかと。間違ってこのブログに飛んで来た方々には大変に迷惑なことかもしれませんが、私の我儘にお付き合いをしていただこうかなんて甘い事を考えております。話しの途中で頓挫することも有りや無しや。あり得ない展開にぶっ飛ぶこともま それも酔狂と笑って流してください。いいんです。私のブログですから!!どのように使っても書き込んでも さてさて 次のお話は・・・・
2013年06月20日
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あれはまだ、私が幼稚園児だった頃のこと教室でみんなで歌う「でーーんでん むーし むし かーたつむり~ ♪ おーまえの あーたまは どーこにある~ ♪ 」この季節になるとどこの園児室でも歌われる 「かたつむりの歌」雨の日のお楽しみは何と言ってもこのカタツムリを探す事雨が降っていれば葉っぱの上曇っていれば地面や葉っぱの影毎日、飽きることなく探してはある遊びをしていましたどうしてカタツムリにはオウチがあって、ナメクジには無いの????幼い鈴の悩みの種でしたそうだ カタツムリのオウチをナメクジにあげればいいんだ!!!!心優しい鈴は早速実行カタツムリを集めては・・・・ナメクジを集めては・・・・・・・・・・カタツムリの殻は雨の日は柔らかくて、晴れている日は硬い幼子の優しい指先でぎゅっと殻を摘まむと雨の日はぐにゅ晴れの日はパリっとうーーん うーーーーーんっと考えた鈴小さなハサミを持ってきて、じょきじょき・・・しかし、なかなか上手くいかない今度は引っ張ってみよう!!!カタツムリが中に入らないうちにえいっと持って思いっきり引っ張るでもでも殻が取れない殻が取れなければナメクジにあげる事が出来ない思いあまった鈴は ナメクジの上にカタツムリを張り付けたノリで付けてもぬるりと取れてしまう木工ボンドで貼り付けようとしても駄目その当時は瞬間接着剤など無い時代仕方が無いので糸でグルグル巻きに・・・あああああの時のナメクジとカタツムリ達はどうしたんでしょうね~今でも思い出すあの雨の日をカタツムリとナメクジを探して花壇の中を荒らして回ったことを小さな足跡だらけの花壇は・・・もう言えません花は折れて散るものと知った幼い日々カタツムリのオウチはナメクジにあげることが出来ないと知った遠い昔
2013年06月20日
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10年程前に導入した仕事のパソコンシステムシステム自体はとても良い物なのですが、パソコンの寿命がそろそろかなぁってヴィスタでも無く、XPでも無く年代物のMEもう メンテナンスは出来ませんとPC会社から再三の通知を受けご機嫌を窺いながらの作業流石にちょっと疲れたので ここで買い替えようかなと・・・しかししかし かなりの設備投資この不景気にいいのだろうか???と自問自答の毎日でしたがこのPCが動かなくなったら仕事が思いっきりアウト悩んだ末 決めました新しいPCとシステムお遊びのPCならそれ程悩まずに購入出来ると思うのですがシステム代が・・・・何年間の減価償却で落とそうか・・・私の仕事の相棒なのでちまちまと細かい事は言わないでどどーーーんと ・・・ ・・来月には納入予定の運びとなり併せて新しいプリンターも設置一台 片付けた古いPCの場所が新しいPCの置場所これからまた地道に仕事を細く長く頑張ろう~~
2013年06月18日
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「LGBT」(エル・ジー・ビー・ティー)または 「GLBT」(ジー・エル・ビー・ティー)L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー。などの頭文字を総称してLGBT(エル・ジー・ビー・ティー)または GLBT(ジー・エル・ビー・ティー)と呼ぶようです。L=レズビアン女性に対して性的志向が向っている人。恋愛対象が女性でバイセクシャルの女性に対してもつかわれているようです。G=ゲイ男性に対して性的志向が向っている人。恋愛対象が男性でバイセクシャルの男性に対しても使われているようです。B=バイセクシュアル「男性・女性双方に性的魅力を感じる」タイプ。その他、「男性とトランスジェンダーの男性(女装男性)」、或いは「女性とトランスジェンダーの男性(女装男性)」、「女性とトランスジェンダーの女性(男装女性)」などのそれぞれ両方に性的魅力を感じる人もいるようです。 T=トランスジェンダー一般的な定義は、“誕生時において割り当てられた性に対し、それは間違いであるとか、自分たち自身の本来のありようとは別だとして違和感を覚える人たち。治療に必要な人たちもいます。様々な個人・その振る舞いについて、とりあえず何でも示す包括用語。最近、国内でもこの言葉に市民権が僅かですが与えられるようになりました。まだまだ受け入れられない人たちが多いようですが。これ程まで自由で個を大切にして個性の時代だと言われているのに、このような部類に入る人たちをどれ程の人たちが理解して受け入れているのでしょうか。何となく、何となく・・・でこんなストーリーの話しを書いてみました。どうもお口汚しでした。読んでくださって有難うございました。
2013年06月17日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ僕たちは正常な関係ではないのだろうか。普通の感覚ではない・・僕も俊もお互いを必要としている、そんな関係なんだ。「LGBT」と言う言葉を耳にした。以前はそんな事は自分には全く関係無いって思っていたけど俊に対する感情がもしかしたらそれに当たるのかも。最初は戸惑って、悩み、人知れず苦しんだ。でも、自分に正直になると以外と楽になるもんだと感じた。その事は誰かに受け入れられないのかもしれない。誰かでは無く全ての人たちから嫌悪の目で見られるかもしれない。でも、俊と同じなんだと思った瞬間にさぁっと霧が晴れたような気がした。智美はまだ俺たちの事は理解出来ないって言うけど、ゆっくりと分かって貰えばいい。そして、智美が僕たちの関係を理解して受け入れてくれれば。ただ、僕は智美の恋愛感情はごめんなさいだ。智美とも新しい関係が築くことが出来る事を願っている。彼女が受け止めてくれるまで少々時間が掛かるかもしれないけど。「LGBT」が世の中の人たちにバリアフリーのように自然に馴染んでくれたらどんなにか嬉しいかしれない。僕は俊の為に何か出来る事があったら何でもやりたいと何時も思っていた。それがこうしてやりがいのある仕事を見つける事が出来た。俊には感謝している。何の取り柄も無いと思っていたけど俊の為に出来ることがあることが一番の取り柄になった。 the end
2013年06月17日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ「あ やっと目が覚めたか。良かった」浩介が嬉しそうな顔をして俺の顔を覗き込んだ。ん? 俺はどうしたんだ?あの後、俊を追いかけた僕は目の前の光景に気が動転して血の気が失うかと思った。車にぶつかった俊の自転車はぐにゅっと潰れ、意識の無い血だらけの俊が地面に横たわっていたから。幸い命に別状は無く、足の怪我が何とも言えない状態になってしまった。意識を取り戻すのに三日程掛かりその間、僕はずっと俊の手を握り、足をさすっていた。俊はずっと夢を見ていた。小さかった頃のことだ。高い熱を出した時、浩介が心配して俺の枕元に来て「僕がついているから大丈夫。必ず良くなるから。僕も一緒に横に寝てあげる、だから 寂しく無いね」そう言って俺の背中や手をそっとさすってくれた。それがとても気持ちが良くて浩介の胸に顔を埋めて眠った。そんな夢をずっと見ていた。目が覚めた俺の前に心配そうな顔をして手を握り足をさすっている浩介がいた。「浩介 ずっと側にいてくれたんだ」「ああ 」「俺さ 浩介にさ ううう いや 何でも無い」「何だよ 言えよ」「あのさ 俺 浩介に言いたい事があるんだ」「うん なんだよ」「あの あのさ 俺の側にいて、俺だけの応援団でさ、俺だけを見ていてくれないか」真っ赤な顔で少し目元を潤ませながら俊が浩介の手を握った。「俺さ 分かったんだよ、浩介が側にいるから、浩介が見ていてくれるから頑張れるってことが」「俊 お前 」「あの あの あのさ 智美の事 悪かったよ。あんな事言っちゃって。でも、もし浩介が智美の事が好きなら俺・・」「ううん いや もう 忘れた。俊は俺が居なくっちゃ駄目なんだ。何だか照れくさいな。僕も同じだから」「え 本当か?」「うん。僕、俊の専属トレーナーになれるようにスポーツ医療やアスリートのバックアップに必要な資格を取る。だから 足のリハビリ頑張ろうな。二人で世界を目指せるように」「おう ありがとう。また 浩介の応援メールを貰えるんだなぁ、嬉しい。リハビリかー 痛いだろうな」「今から泣きごとは言わせない。デカプリンを一緒に食べようぜ」そう言うとがさごそとビニール袋からデカプリンを差し出した。ふふと笑う浩介がやけに眩しくて、やっぱり浩介だなって思った。
2013年06月17日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ「な 何やってんだ、お前たち」浩介が慌ててベッドから起き上がり「違う 違う そんなんじゃない」「何が違うんだよ、やっぱりお前たち出来てたんだな」浩介が立ちあがろうとした時、智美が浩介の腕に巻きついて「私達 そう言う仲なんだもんね、ね 浩介」真っ赤な顔をしながら違うを連発する浩介「ね 俊 私達の邪魔をしないでよ」何言ってんだと浩介が智美を振り払おうとしても智美は浩介の腕を離そうとしない。「もう いいよ 分かったよ」俊は手に持っていたデカプリンを思いっきり投げ捨てると部屋から飛びだした。俊はムシャクシャした気持ちを当たり散らすように自転車のペダルにぶっつけた。何時もの曲がり角に差し掛かった時、ブレーキを掛けるのが遅かった。目の前に。「智美 お前、なんて事を言ったんだ。俊は 」「別にいいじゃん。私 ずっと前から浩介の事が好きだった、だから」智美の言葉に浩介は言葉を飲んだ。好き 好き 好き すき そうなんだこの言葉が言えなくて苦しかったんだ。僕は俊が好きなんだ。こんな気持ちはいけないんじゃないかって思って言えなかった言葉。はっきりと分かった、俊に対する気持ちが。好きなんだ。誰に笑われてもいい、正直な気持ちを俊にぶつけてみよう。もし、拒絶されたらなんて考えるのは止めよう。いいんだ、それでも、自分の気持ちに正直になるんだ。気持ちが決まった僕はすっくと立ち上がり、何が起こったのか分からない智美を残して俊を追いかけた。慌てて部屋を出た浩介の後姿を涙でかすむ目で智美は追いかけた。好きっていう気持ちはどうしても止められないんだね、浩介が俊を好きな気持ちと私が浩介を好きな気持ちは同じなの?なぜなの?私にはまだ理解出来ない。でも、そんな浩介を私は好きなんだ、その気持ちは変わらない。
2013年06月16日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ浩介の家に行ってちゃんと話しをしてみようと考えた智美は帰り道で浩介の好きなデカプリンを買った。『余りにも有り触れたプリンだけどその味が何だか懐かしいんだよ』って笑って話す浩介の顔を思い浮かべると笑みが零れそうになる。家に行くと案の定浩介は部屋から出てこないとおばさんが心配していた。お邪魔しますって言って2階の浩介の部屋を覗くと、ベッドで寝転がりながら携帯をいじっている浩介がいた。私が入って来た事に驚いた様子の浩介は「なんだよ、何しに来たんだよ。出て行ってくれないかな、誰とも会いたく無いんだ」にこりともしないで、不貞腐れた顔でぶっきら棒に言い放つ浩介にちょっとビビったけど「みんな心配してるから、学校へ行こうよ」「誰も心配なんてしないさ。僕は存在自体無いに等しいからね」「違うよ、本当に心配してるんだから。特に私は」「やめろよ、お前に心配なんてされたくない。早く出て行ってくれよ」智美はベッドに近づき浩介を起こそうとした、その時、「触るなよ、お前になんか僕の気持ちが分かるわけが無い」そう言い放った浩介の手が智美の手を払いのけたその瞬間、浩介の手が智美の手を引っ張るような形になり、浩介の身体の上に智美が倒れ込んだ。智美の唇が浩介の鼻先に届く程の距離にお互いに息を止めた。やっぱり浩介に謝ろうかな。あんな事を言っちゃって悪かったって、正直に言えば浩介も冗談だと思ったよって笑ってくれるかもしれない。俺はそう考えながら浩介の好きなデカプリンを買って自転車を走らせた。あいつと食べると何だか気持ちが落ち着くんだよな。浩介の家に着くと浩介のおふくろさんが智美が今上がったところだと話してくれた。智美もやっぱり心配してんだなって思いながら階段を上がった。部屋の中から何かドタンという物音が聞こえて智美の小さな悲鳴みたいな声が聞こえて来た。ん?何やってんだろうってドアをノックする間も無くドアを開けた。
2013年06月16日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ「私ね 内緒の話しだけど、物理のあの強面の先生に恋しちゃって」「えええええ あの 鬼ブツに!!」「うん 誰に話しても笑われるんだ、だから冗談だよーって笑って・・でもね でも本気で好きになっちゃったんだ。 先生は全く私に関心なんて持ってくれから、先生の顔を見たい一心で不得意だけど物理を選択。放課後に職員室や物理準備室へ質問に行くの。『あはは 全く出来が悪いな、こんな事も分からないのか』って笑い飛ばされるけど、先生の側にいるだけで幸せ~って顔がほころんできちゃう」「でもね 鬼ブツには奥さんも子供もいるんだよ」「うん 分かってる。分かってる 分かっているけど どうしようも無いんだ」笑いながら話す由香の頬に涙が一筋流れて「私、どうしようもない恋をしているのかも。でも、それでもいいんだって思うようになったの。恋をしている自分が好きなのかもしれないし、手が届かなくてももしかしたら振り向いてくれるかも。振り向いてくれた時にイイ女になって驚かしてやるんだ。家族を守っている先生の姿が好き。そう 思う・・ そう思うように・・」言葉の詰まった由香は泣き声が漏れない様に口元を押さえた。「辛いね そんなの辛いよ」私はそう呟いて由香と抱き合って西日の当たる教室で二人で泣いた。恋は勝ち負けじゃない。そう、由香に励まされて浩介に対する気持ちがはっきりと自分の中で確信した。浩介を、浩介の気持ちを受け入れよう、それがどんな事だとしても。
2013年06月15日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ「ねえ、最近ため息ばかりついてない?」放課後、机に頬杖をついてグランドを眺めていたら由香に頭をちょんと突かれながら顔を覗かれた。「うん いやそんな事はないけど」「そう、もう何回もだよ。 ははぁん 恋しているな? 相手は誰?」「え ううん 違うって」「隠したって駄目だよ。思いっきり顔に出てる」え そんな顔をしてたかなって思わず顔を両手で隠して、また ため息をついた。「ほらほら 成らぬ恋かな~ どう 図星でしょ」由香は得意そうにうんうん頷いた。「分っかるなぁ 私も・・・ん なんだよねぇ」え 由香も悩んでいる事があるんだ、まあ そんな年頃だんもんね。ダンシに興味があって当たり前。「ねえ 喋っちゃいなよ。少し気分が晴れるかもしれないし、私 聞いてあげるから」智美は浩介が俊の事をなんて事を話すわけにはいかないから、そこはそっと包んで話し始めた。「そっか 好きになった人に好きな人がいたんだ。良くある事だよね。 それで どうして負けたって思っちゃったの? 好きってコクったの?」「まだ 好きって言えてないけど」「じゃあ 分んないじゃん、もしかしたら案外智美の事を好きかもしれないし」無理だよ、私の事なんか眼中に無いもの。何時も視線の先には俊がいる。浩介が俊を見ている姿を思い出したら知らずに涙が溢れて来た。「ちょっ ちょっと 」「あ ごめん 私 駄目かも」「そんな事ない その人の何が好きなの」「え 全部」「うーん 全部かぁ 全部って全部?」「うん 全部」「その人の全てが好きってことはその人が好きな物や趣味とか全部好きってことだよね」「うん」「じゃあさ 丸ごと全て好きならその人に好きな人がいるその人が好きって事だよ」「え?」
2013年06月15日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ最近浩介の様子がおかしい事に気がついた智美は毎日メールを浩介に送った。たまに「受験勉強が大変で疲れるから家でゆっくりしている」そんなあり得ない返信メールを貰っても智美は納得がいかなかった。浩介の家に寄っても会ってくれないし、浩介のお母さんに様子を訪ねても要領の得ない返事が返ってくるだけ。浩介の成績なら少々休んでも問題無いのかもしれないけれど、どうしても気になった智美は俊に何があったのか聞くことにした。浩介が高校を休み始めてから俺はどうしようもない焦燥感に苛まれるようになった。俺があんな事を言ったからか。あの時の浩介のとても悲しそうな顔が目の前にちらついて夜ぐっすりと眠れなくなってしまい、俺が大会の時に送ったメールの浩介の返信メールを全て何回も何回も読み返してため息ばかりつくようになった。あんなに応援してくれていたのに、どうしてあんな事を言ってしまったのか。顔を苦しそうに歪めて息を飲み、ぎゅっと握った拳が微かに震えていた浩介の姿が無性に辛かった。俺はどうしたんだ。なんでこんなに浩介に突っかかってしまうんだ。俺は俺じゃあ無くなってしまったんじゃないのか。もう、どうしたらいいのか分からなくなった。部活帰りに智美に声を掛けられた。「ねえ 俊 最近、浩介が学校へ来ないけどなぜだか知ってる?」「さあ しらねぇ」「ふーーん そっかぁ。知らないんだ。何となくのワケも分からないの?」「さあね」俺はなんて答えていいのか分からないから知らないで通した。まさか、智美とやっちゃえなんて言ったからなんて言えやしない。智美は納得してない顔で帰って行った。
2013年06月15日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ「なんか 最近、やけに智美と仲いいじゃん。 ま 前からそうみたいだけど」俺は浩介に嫌味たっぷりに薄笑いを浮かべて言うと。浩介は身体を思いっきり跳ねさせて驚いたような顔をして俺を見た。「お似合いじゃん。もう やっちゃたのか」浩介は泣きそうな目して上気させた顔で思いっきり頭を横に振った。「そんな事あるわけないじゃん」俺はこんな俺は嫌だと思いながら「そうかぁ 智美はもう落ちてんじゃねえの」「どう言う意味だよ」「え どう言うって そう言う意味だよ」俺は自己嫌悪に陥りながら半ば捨て鉢になって続けた「やっちゃえよ」浩介は驚きと悲しみに溢れた目で俺を見た。俺はそんな浩介の顔をまともに見る事が出来なくて、うそぶいて横を向きながら。「まったく 度胸がねぇな」俊がなんでそんな事を言うのか分からなかった。俊は本気でそう思っているのか。僕は智美の事なんか考えたことも無かった。まして好きとかそんな対象では全く無かったから俊にそんな事を言われるなんて悲しくなった。俊は人気者でスターで僕なんか足元にも及ばないから、だから僕を遠ざけたいのかもしれない。僕のことがウザくなったのか。僕は俊の邪魔なんかしない。それどころか何かの役にたてるのなら何でもやるつもりでいたのに。役にたつことなんて何も無いかもしれないけど。僕は俊の目の前から消えて無くなってしまえばいいんだろうか。その日から僕は高校へ行く事が辛くなってしまい、所謂、登校拒否を起こしてしまった。
2013年06月14日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ新学期が始まり全国大会で優勝した俺は一躍、時の人となった。地元の新聞社やスポーツ誌でも取り上げられて、校内では俺を囲む親衛隊が出来たりした。俺は何時でも誰かにウォッチされて常に気が抜けない日々が続いた。朝の登校時でも同じだ。何時もは浩介と一緒に走る道に違う誰かが居て、浩介と毎日交わしていた他愛もない会話が出来なくなった。そんな俺に対して浩介は「スターたもんな、しょうが無いさ」ってうつ向いて寂しそうに笑うだけだ。俺は俺で何も変わっちゃいないって大きな声で言いたいけど、浩介は自分が側にいると迷惑だろってそっと離れてしまい、何だか片羽根が無くなってしまったような気がする。ここまで自分の好きな事をやってこれたのは浩介がいつでも「お前なら出来るさ。お前しか出来ないよ。頑張れ、僕は何時でもお前を応援する」そう言ってくれていたからなんだ。だから浩介はいつでも俺の側にいるものだと、居るのが当たり前って思っていた。そんな浩介が俺の側から離れてしまうなんて考えられない。 智美が俺と入れ替わる様に浩介と一緒に登校し始めた。親同士が仲が良いし、智美は浩介の家にもよく出入りしているみたいだからそれ自体は何の不思議も無いのかもしれないけれど、なんだか気分が良くない。俺の場所を盗られたような気がした。しかも、智美は余り勉強が得意じゃ無くて就職しようかなんて言っていたのに、新学期が始まったら浩介と同じ予備校に通い始めた。智美が浩介と話しているのを見るとムカついてくるのはなぜなんだ。
2013年06月14日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ「あ おばさん、それじゃこれはここに置いておくから」「何時もありがとう。お母さんに宜しく伝えてね」「はーい、じゃあ ちょっと浩介の部屋を覗いてから帰るね」智美は母親から頼まれた物を浩介の母親に渡すと何時も通りに軽い足取りで二階の浩介の部屋へ行った。浩介の部屋の前でほんのちょっと小さな深呼吸をしてドアをノックした。ん?何時もならどうぞって返事が返ってくるのに何の反応も無い。そっとドアを開けると浩介は手に携帯を握りしめて机に突っ伏して眠っている。「全く勉強ばっかやっているから、疲れちゃうじゃないのかな」そんな事を考えながらそっと近づいて浩介の顔を覗き込んでみると、規則正しい寝息をたてている浩介は安心しきった穏やかな顔をしていた。そんな浩介が握りしめている携帯は開けてあり誰かのシャメが。あ これは俊。大会で優勝した時のものだ。俊が大会で優勝したからメールしたんだなって軽く考えたけど、でも。浩介が俊の事を思っていることは薄々感じていたから胸の中にざわざわと言い知れぬ妬みが湧きあがって来た。浩介は男子、男が男を好きになるってどういう事。そりゃまあその手の人たちもいるけど、浩介は女装が趣味でも無いし、性同一症候群でも無いみたいだし。いったいどんな感覚なんだろう。私、なんだか許せなくなってきた。こんなに側にいるのにどうして私では無くて俊なの。しかも、ジョシでは無くてダンシ。他のジョシにならまだ許せるかもしれないけど。私、負けない。
2013年06月14日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ浩介は自分の気持ちに素直に正直になる事が罪なような気がした。自分はおかしいのかもしれない。こんな自分を俊が知ったら、絶対嫌われるかもしれない。そんな事は嫌だ、不安な事が頭の中をぐるぐると回り始めた。あれ以来、あの時の話しは話題にのぼることも無く夏休みに入り俊達は部活の大会で忙しくなり、僕は予備校に通う毎日となった。俊は大会の前日や当日に必ずメールを送ってくれるようになった。「明日は地区予選。記録を伸ばすぞ!!」「ヤッホー やったね!!予選突破!!!」そんなメールが届くたびに嬉しくて、「俊なら大丈夫! 思いっきり力を見せてやれ!!」「決勝戦!落ち着いて、ゴールをキレ!!!」簡単なメールのやり取りだけど僕にとっては大切なメールだ。何よりも僕にワクワクとドキドキを与えてくれた。俊が頑張っているのなら僕だって頑張ろうって。俊も琢磨も和也ももう実業団や大学からスカウトが来ている。彼らはこの後の高校生活は出来るだけ良い成績を出して怪我をしない事と何らかの不祥事を起こさない事だけだ。僕は何の取り柄も無いから勉強するしか無い。その事を悔しいとか羨ましいなんて思わないけど、僕にも何か取り柄が欲しいのは正直な気持ちだ。俊は全国大会に優勝した当日にメールと一緒にシャメも送ってきた。「応援ありがとう。浩介のメッセのお陰で落ち着いて走れた。本当にありがとう。浩介が側にいてくれるって感じたよ。サンキュ」胸に金メダルを下げて嬉しそうに笑っている俊の写真。何だか僕の宝物になりそうで、思わず頬が緩んでしまった。僕のほうこそありがとう。
2013年06月13日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ「おおおおおお マジかよ」「びっくりして 思わず発射」「えええ 発射!」「俺も驚いたけど彼女も驚いたみたいだよ、彼女の口の周りや顔に俺の」「うおおおお すげぇ」「そうしたさ 彼女がすげぇ怒って、乱暴に身支度して部屋から出て行った。俺はしょうがねえからそこらへんにあったティッシュで拭いて帰って来た。ま そんなところだ。何にも面白い事なんてない。バカみたいな話し」「その彼女とはどうなったんだよ」「ああ それっきり。ま 俺も付き合う気も無いからいいけど」「そうっか、何だ入れるとこまでいかなかったのか」「それどころじゃ無かったね、お前たちもやってみろよ。慌てるから」俊は喉が渇いたと言って一気に残りのビールを飲み干した。ビールが喉を通る時、ぐいぐいと動く喉仏が何となく艶めかしくて浩介は目が離せなくなってしまった。そんな事があったんだ。俊が女子大生と。男なんだからジョシに興味があっても当たり前だよな。しかも、そんなふうに逆ナンされれば・・でも、でも でも なんか嫌な気分になった。それは嫉妬なのか羨望なのか分からないけど。 ん 羨望? 何に対しての羨望なんだ。まさかその女子大生に対しての嫉妬と羨望なのか?何にしても胸の奥に何かどす黒いグズグズとしたものが生まれて来た事に正直驚いた。智美と俊が話しているのを見た時に感じたものと同じだ。僕はどうなっちゃんたんだ、僕も俊も男だ。異性にならいざ知らず同性の男に対してなんでこんな気持ちを抱くようになっちゃんたんだ。
2013年06月13日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ「で で それで」「でさ、俺は悪いけど彼女の顔は好みじゃないんだ。だけど胸の谷間がちらちら見えたり、胸を押しつけられたりしたらさ男としてどうよ、だろ。しかも、スカートは短いし生足だし」「そりゃ 罪だぜ」「で 肩を撫ぜていた左手が自然に背中に回り腰を抱き寄せるような形、右手はさ」「どこ」「そりゃ そっと胸でしょ。彼女は顔を俺の首筋にキスするようにくっつけて来るから胸しかないでしょ。顔は好みじゃないから見なくてもいいけど、胸は見たいよな。ゆっくりと揉み始めるとさ。彼女の息が少しずつ荒くなってさ。俺は初めてだから雑誌や何やらで見たようにそれを思い出しながら触ってみたんだ。でもさ だんだんゆとりが無くなってきて、もう、力任せに彼女の下着を降ろしちゃったんだ」「お 一気にいったか」「そしたらさ、だんだん彼女の声が高くなってきて気になり出した頃、彼女がカラオケの音量を上げたんだ」「えええ 彼女が自分でか?」「おう そうだよ」「へぇ 意外と冷静」「だろ、カーテンで中は見られないし、声はカラオケの音でかき消されるしで彼女と俺のボルテージが上がっちまって。彼女は身体をくねらせて抱きついてくるし、息もはぁはぁ妙にそそる高い声を出して、でもさ、俺は始めてだなんて言えないし、どうやっていいのか正直分からないしで気持ちと身体が上手くいかなくて」「で どうしたよ」「そしたら、彼女が始めてなんだねって可愛いなんて言い始めて、俺のズボンのベルトを外して一気に下着と一緒にずり下して俺のを咥えたんだ」
2013年06月12日
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今回の題名は「マリブ コーラ」「マリブ コーク」或は「マリブ コーラ」と言う名前のカクテルがあります。「マリブ」は、カリブ海生まれのココナッツラム・リキュールです。アメリカ西海岸、サンタモニカの西に位置するサーフィンで有名な町「マリブ」にちなんで名前が付けられました。厚みのあるココナッツの風味と味わい、シャープでメリハリのある香味バランスが特徴です。アメリカやヨーロッパのみならず、日本でも若者を中心に人気のあるリキュールです。アルコール度は21度で、アイスクリームなどのデザート用ソースにも使われることがあります。コーラに氷と適量の「マリブ」リキュールを入れて出来上がりの簡単なカクテルです。コーラは飲みなれた味とさわやかさがありますが、21度数のアルコールが入っていますので、口当たりが良いだけに、知らずに飲み過ぎてしまうかも。気が付いたら酔って・・・・ちなみに私はまだ飲んだ事がありません ^^;そのお酒とこの物語とどう関係するのかって?どうなんでしょう?では 続きをどうぞ ~ ~
2013年06月12日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ琢磨は笑いながら俊に話しちゃえよと突き、やっと俊が話し始めた。「あれはさ この間のそこの女子大の文化祭で逆ナンされて」 浩介は身体を起こし、三人は一気に俊の話しに集中した。「2回生だと言う彼女にアルバイト先の店長にセクハラされて気が滅入っているから一緒にカラオケに行こうって誘われたんだ。その時は普通の部屋で2時間程遊んでバイバイだったんだけど、メールのアドレスやら聞かれてどうせお遊びだろうからさメールなんて来っこないって思っていたんだ。ところが、二日もしないでまたセクハラされたって泣きのメールが入った。でさ、また、カラオケに行ったんだ。その時、彼女が先に部屋を予約しておいたからその部屋に来てってメールが」「おい その部屋がまさか その101号室か」「ま そうだ」三人は身を乗り出してごくりと唾を飲み込んだ。「その部屋は廊下の角を曲がって隣の部屋とは全く隔離されたような場所で、101号室と201号室が向い合せになってる。で、部屋の中を覗ける窓にはカーテンが引いてあって室内は全く見えない。初めて入る部屋だからちょっと緊張してノック」「うんうん」「でさ、もう飲み物やスナックなんかがテーブルに並んでいて注文しなくても良いようになっていたんだ。どうやら飲み物、食べ物込みのセット料金で前払い制。延長はバカ高くなるらしくて2時間限定だと」「うんうん それで」「彼女はもう大人だからお酒があってさ、それを飲め飲めって勧めんだよ。俺も普通に飲めるってとこ見せたいじゃん。だから」「だから?」「飲んだ」「それで」「彼女がセクハラされて辛いって泣き始めて、俺がそっと肩をなぜてやったら彼女が胸にしがみついて来て、胸を思いっきりくっつけるんだ」「おおおおお 柔らかかっただろ」「思いっきりやったねって思ったさ」
2013年06月12日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ4人で盛り上がろうってことで俊が缶チューハイやらビールやら知り合いの酒屋から買いこんで、親の居ない土曜の夜に集まった。浩介は何となく所在な下げにウーロン茶やら緑茶のボトルを持って、聴き手にまわっていた。「おい あそこのカラオケさぁ 知ってるか?」琢磨がにやけ笑いをしながらしゃべり始めた。ん?三人は何の事だかと話しに耳を傾けると。琢磨が得意顔で「あの101号室と201号室ってさ」うんうん 三人は頷く「あれ専用だって、知ってた?」あれって何だよと和也が、「だからさ あれだよ」にやけ顔で琢磨が話そうとしていたら俊はちょっとうつ向いて視線を逸らした。「あれ お前知ってんの」琢磨が訝しそうに俊に訪ねた。「あああ 怪しいー もしかして使ったことあんの?」「使ったことって なんだよぉ それ? 俊も琢磨も、説明しろよ」和也が唇を尖らせて琢磨の肩を揺さぶる「だからさ あれだよ あれ な 俊」「う うん まあ あれ」 俊は気まずそうに返事をしてビールを一口飲み込んだ。「えええええ なんだよ 二人とも。なあ 浩介、聞きたいよな」「全く鈍いんだから、あれっていったら あれ エッチ」琢磨の言葉に浩介は身体がビクッと震えた。俊はそこで誰と。「おおお 俊 すげー」和也は興味深々の様子で俊に詰め寄った。俊の肩を揺さぶりながら「いったい誰とだよぉ、白状するまで寝かさねえよぉ」と今度は俊の顔に酒臭い息を吐きかけた。ビールの缶で口元を隠しながら俊は和也を荒っぽく手で払いながら「お前 臭いんだよ。それじゃあ ジョシに嫌われるぞ」「あ そう いいもーんだ 嫌われたって な 浩介。浩介は嫌わないんだよな」和也は今度は浩介に抱きついた。その勢いで浩介はその場に仰向けに倒される形になってしまった。「ああ こうやって胸をまさぐって、ああーって感じんのか?俊?」和也は浩介のTシャツの上から胸を触り始めた。「おい やめろよ 和也」俊が慌てて和也を引き離したが、余りの突然の事に浩介は驚きのあまり身体が硬直してしまい、和也を押しのける事すら出来ずにいた。
2013年06月12日
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いらっしゃいませ物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ智美と浩介が何となく仲が良いのは知ってる。おふくろさん同士が仲が良いから結構家族ぐるみで付き合っているみたいだ。あの二人が一緒に居る時は声を掛けずらい。どうしてなのか分からないが二人のかもし出す雰囲気がそうさせるのか。胸の中で何かグツグツと苦いものが込み上げてくる。この苛立たしい気持ちは何なんだ。「俺らしくもない」そんな言葉を吐いてみる。智美が浩介と一緒に校門を出る頃、俺は居ても経っても居られない気持ちでがむしゃらにトラックを何周も走っていた。「おーーい 俊 もうそろそろ上がらないか?」同じ陸上部の琢磨と和也が声を掛けてきて始めて足の筋肉の疲労が酷い事に気がついた。「あ やっべ」「おい ダメじゃん 今度の大会に向けてちゃんと調整しなきゃ」「俊 テストも終わった事だし、ちょっと息抜きしないか?」二人に肩を抱かれて部室へ行きながら俺の家で軽く騒ごうという計画を聞かされた。「ええ なんで俺の家だよ」二人はしれっとして「そりゃあ お前んとこ親は仕事で家を空けてるからさ」「そうそう 騒いでも怒られないし」まあ 確かにそうだが。三人でって思っていたらなんと浩介も仲間に入れると言う。「えええ どうして浩介を?」そりゃあ 真面目な浩介がいれば親だって軽くオッケーだろなんて都合のいい事を笑いながら話す二人。「あいつは真面目が取り柄だからな。クラスの中にいても存在感が無いし、ただ先生受けはいいんだよなぁ」「そうそう 浩介と智美ってさ もう出来ちゃってんの?」いやあ 俺は知らねぇって二人から視線を外して答えた。
2013年06月11日
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物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ。智美がトラックに顔を出すとあいつが智美の側に寄って何やら話しかけている。まんざらじゃないって顔をしながら話す智美にちょっと嫉妬をしてしまう自分がいる。少し上目使いで頬をほんのり色づかせて話す智美。そう言えば智美も陸上部だった。あいつは眩しそうな顔をしながらストレッチをしてその筋肉質の身体を太陽に輝かせている。僕が教室から見ている事に気付いたのか智美が大きな声で「今日は一本だけで帰るから、待っててねー」と手を大きく振りながら僕に向かって叫んだ。その横であいつがえって驚いた顔で僕を見る様子にどうしようも無く居たたまれない気持ちになった。僕が見ているのは智美じゃなくてあいつなのに。智美はトラックを一周すると早々に帰り仕度を始めた。全く智美は部活を真面目にやる気は無いのかなんて思ってしまう。小さな頃から走るのだけは得意だと自慢していたのに。最近は余り部活に熱は入らなくなっているのは感じている。どうしてかなんて考えた事も無いけれど。僕が予備校に通っていることを知った智美は自分も入ろうかななんて言ってる。受験の事も考えなくっちゃなんて智美らしからぬ話しに本気に相談に乗ってあげることもない。適当に話しをはぐらかしてお終いが常だ。
2013年06月11日
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物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ。「浩介いる?」大きな声で僕を呼びながら、あーいたいたそんな顔をして大きな目をくりくりさせながら智美が後ろのドアから教室に入って来た。お前慣れ慣れしいんだよって煩そうな仕草をしても、お構いなしに智美は嬉しそうに「はいこれ」って僕が忘れて来た弁当を差し出す。「浩介のお母さんがね、また 忘れて行っちゃったってぼやいていたよ。」丁度、家の前を通りかかった智美に弁当を頼んだらしい。「あ わりぃ ありがと」「じゃ、渡したからね」そんなやり取りを誰かにじっと見られているような気がして、その視線の先を探してみたけれどあいつ達が全く関係の無い話しで盛り上がっている様子があるだけだった。授業が終わり掃除も終わる頃、あいつは陸上部の部室へ。僕は帰宅部だからあいつの背中に「また 明日」って声を掛けると、「ん じゃぁ」後ろ手に手を振りながら教室を出て行く時に智美がすれ違い様に教室に入ってきた。「ねえ 私ね、浩介の好きな人知ってるよ。分かっちゃった」僕の耳元に可愛らしい唇を近付けてそっと言い始めるから、「え 」思わず肩をびくっとして智美の顔を見つめてしまう。まさか 知られる筈が無い。そんな事はあり得ないって思っていたからドギマギしてあいつが出て行ったドアの方を思わず見てしまった。「ふふ、私ね浩介の事いつもいつでも見ているから分かったの」「なんで あいつなの?」いや あり得ない どうしてばれたんだ。「ねえ 私さ わたし 」え 思わず視線を智美に向けた。「私ね いいわもう こんなに可愛いジョシが目の前にいるのに どうして」揺ら揺らと揺らぐ瞳でじっと僕を見た次の瞬間、瞬き一つして「浩介の好きな人の名前なんか言わない、だって」だって 負けそうなんだもん 負けたくないもん 名前なんて、この言葉は浩介には聞かれたくない。智美は口の中で言葉を飲み込んだ。智美がバタバタと教室から走り去って、残された僕はあいつが居るはずのトラックを柱にもたれながらあいつを探した。智美にばれた?どうして。そんな素振りなんて微塵も出さなかったのに。
2013年06月11日
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物凄く久しぶりに書いてみました。もし お口に合わないようでしたら他所様へどうぞ。いったい何時頃だったんだろう、あいつの事が気になりだしたのは。ただの幼馴染、そう幼稚園の頃から一緒に遊んでいたような気がする。そんなあいつの事が妙に気になりだしたのは。「浩介 起きなさい、もう、遅刻するわよ」そんな母の声に起こされる毎日だけど、絶対に遅刻出来ない理由がある。「あ 朝ごはんはどうするの? また、ゼリーを飲みながら走るの?もう、お弁当はそこ。 今日は仕事が立て込んでいるから遅くなるから あ お弁当!」毎朝毎朝、この言葉を聞きながら玄関を飛び出す僕は高校2年生。あっいけない、本当に遅刻しそうだ。慌ててお尻を上げながら真剣にペダルをこぎながら昨日のあいつの顔なんか思いだしてふっと笑って。おーーっすってあいつが元気よく声を掛けてくれる曲がり角になんとかセーフ。この角を曲がると何時もあいつと一緒に高校まで走る事が出来るこの時間には遅刻なんか出来ない。学校まで他愛の無い話しをしながら並んで走る時間が僕にとってはとっても大切な朝の時間なんだ。あいつはどう思っているんだろうか。嫌な顔をしていないし、時間もずらさないから悪くは思っていないはず、はずだよね。あいつはクラスの中でも部活の中でも人気者。あいつは何時でも話題の真ん中に居てみんなを引きつけて逸らさない。そんなあいつの側に僕は引き目を感じて行くことが出来ない。ちょっと離れた場所でそっと見て見ぬ振りをしながら話しはちゃんと聞いているんだ。嫌な性格って自己嫌悪に陥りそうな時もあるけど、でも。 ~ 続く ~
2013年06月10日
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最近、選挙の話題が多くなりました。我が家でも「おい あんた 今度の選挙はどうずら???」ばば様の一票も大切な一票毎回きちんと投票します。「おい あんた こないだの選挙のマニ・・マ・・・まぁーーーはどうなった?」ん??ああ マニフェストね「そう それそれ それはどうなったずら??」うーーん その結果報告会を最近あちらこちらで宣伝していると思うけど実際にどんな結果になったのか分からないね「おい 選挙の時に新聞に入っていたマぁ・・・はどんだけ出来たずら??」それぞれの党としてのマニフェストもあるし、個人の考えもあるから全部が実行出来たかどうかはどうなんだろうね「そいじゃぁ 嘘はっぱちでも言っちまえばこっちのもんずらか?」まあ 即実行出来ない、時間がかかる公約もあるから嘘とばかりは言えないけど「うーーん そうずらか?」暫く考えていたばば様「おい わし マニフェストを決めた!!」え?「うん あっちへ逝ったら毎日どうしてずらやぁって見に来る!!!!」え!!! ええええええええ「うん そうするずら!!」そうれじゃあ 私はお仏壇の扉をしめ切っておくから!!出てこれない様に!!!!!!!!!!!!!!!「おい わしはあんたの側に居るから!!!!!!!!!!!!!」それじゃぁ 毎日 私の周りをお祓いする!!「おい あんた わしは死ない!!!!!!!!!!!!!!!!!」マニュフェスト=マニフェスト (manifesto) は、もともとは宣言・声明書の意味で、個人または団体が、方針や意図などを多数者に向かってはっきりと知らせること、またはそのための演説や文書です。近年、よく耳にする場合は、選挙時に、ある候補者や政党が、有権者(国民・県民・市民)に、当選後に実行する政策を予め確約(公約)し、それを明確に知らせるための声明(書)の意味で使われています。日本語訳としては、「政策公約」「政権公約」などとされているようです。 by 知恵袋より
2013年06月08日
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お昼御飯も無事終了してまったりとした午後私が仕事部屋で何となくボォーっとしていたらトゥルルルッル、トゥルルルッル ~ ~ ~電話の呼び出し音が鳴り、ばば様が子機で受けて「はい 誰ずらやぁ」「ん? 誰だって????」ちょっと耳の遠いばば様はかなり大きな声を出して受け答えをし始めたところ誤まって手ぶらスピーカーボタンをポチ『はい こちらは北海道00海産物センターの△△です。 以前 ご家族様が北海道へお見えになった時、カニを購入されて大変に喜ばれました。 今回 格安価格で皆様にお分け出来るようになりましたのでそのご連絡です。』「え???? 誰が北海道????」『ええ ですからご家族様が』「え!!!!! いったい何時の間に行ったずら?」『今回 その時に大変に美味しいと評判の良かったお品をですね』「うーーーん そう言えば 昨日 「今日は少し遅くなるからって」 言って出かけた もしかしたら そん時、北海道へ行ったずらか??」『ええ あのですね ですから 今回そのカニを1キロ・・』「そいじゃあ 冷蔵庫に入っているかも」『ええっとですね、今回そのカニを1キロと言わず2キロ3キロで同じ価格でですね』「そんなに貰っても冷蔵庫に入らんずら」『大丈夫でございます。冷凍保存で空便でお送り致します』「ん?? 冷凍庫?? 待て そいじゃあ 冷凍庫を見てくるずら!!」『いいえ 今回 格安価格でですね・・』「うーーん いったい わしに黙って北海道へ行くなんて しかも カニを買ってきたって それもわしに内緒で」『あ あの あの ですから』「わしはカニは大嫌いだーー」ガチャ本当はばば様は無類のカニ好きおかずに出すと他の物は一切手を付けずにカニだけを食べます余りに美味しそうに食べるのでこちらまで楽しい気分になります。「おい あんた こないだあんたが言っていた「カニ押し売り詐欺」から 電話が掛かってきたずら!! わしが撃退してやったずら わしはカニが嫌いだーーって言って電話を切ってやった」私の部屋に来て嬉しそうに話すばば様。「でも あんたいつ北海道へ行ったずら?」へ?????もう 5年も前かな・・・「そん時、カニを買って来たずらか??」ううん 買ってこないけど、今度みんなで食べに行こうね
2013年06月06日
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私が嫁いで来た時にはまだ明治生まれの大ばばちゃんが君臨『おい あんた つわりで気持ちが悪いってそんな顔されたら こっちが気持ち悪くなる!!』『おい あんた 最初は男の子!! いいずらか 男の子!!!!』(マイマイが生まれて大喜び。 「わしに貸せ」って 座布団に寝かせてお守をしてくれました)『おい あんた 次は女の子! 女の子!!!!!』言いたい放題の大ばばちゃんでしたでも とっても優しくてお喋りで毎日の散歩の時につらつらと過去もんを話しくれて、お陰でばば様よりもこの地域のことは詳しくなりました。そんな大ばばちゃんは雨の日ややる仕事が無い時などころんと寝ころんで、枕草子などを読んでいたり、自分の書いた日記を読み返していたり。 ↑(続け文字の文章は私では読めません 涙)『おい あんた わしの日記を読んで聞かせてあげる』『〇月〇日 おかあさんに怒られた』ん?? おかあさん????『うん ばば様のこと』へぇ ばば様のことをおかあさんって呼ぶんだ『おかあさんに怒られたけど、なぜか分からん』大ばばちゃんは嬉しそうに読み上げます。『今日はおかあさんは何処かへ行った。わしは置いてけぼりだった』ふーーんそんな大ばばちゃんとの暮らしもななふしがお腹にいる時に終わりをつげ、今度はばば様の君臨する我が家となり世代交代がすんなりと。「おい あんた わしの日記を見たい??」じじ様が亡くなってから三年日記を書き始めたばば様前年や前々年の日記を読み返しては一人でご満悦「おい あんた わしの日記を聞かせてやるずら 今日 わしは鈴さんに怒られた」え??? ええええええええ「わしはなぜだか分からん でも 怒られた」「今日はわしは置いてかれた。 あの衆らは何処へ行ったか分からん 一人で寂しかった」う うううううううううううううううう同じ文面の日記ばば様は大ばばちゃんの日記を見たこともなければその存在すら知らないこれは一体どういう事?ある程度の歳になると感じる事や思う事が同じになるんでしょうか?私もこの歳になったら同じようなことを書くのかしら
2013年06月05日
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先月から子育てをしていた燕やっと今朝 巣立ちの時を迎えました今年は例年よりも一個多い卵を産み六羽の子供たちが元気よく大騒ぎ先週の金曜日に蛇がやって来て慌てて蛇が避ける薬を散布あともう少しだから頑張れと応援していました。今朝 ななふしがシゃメを撮った瞬間にその音に驚いて全て巣立ちました一斉に飛び出したのでななふしは大慌て幸いにもカラスが居なかったので追われることも無く元気に飛ぶ様子に二人でほっと胸を撫で下ろしました。空になった巣はあの賑やかさが嘘のようです空の巣症候群に成らない様に気をつけましょう 昨晩見ていたテレビ番組で「ふくろう」「ツバメ」などが飛来する家は運気が良いと話していたけれど、それにあやかる事が出来ると嬉しい
2013年06月04日
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鈴ちゃんの身長がまだ100センチに満たない頃「うしとかえるのお父さん」(題は不明 いい加減)という 絵本を読んだ蛙の子どもたちが牛を見て 驚いてお父さんに話す「大きなものに出会ったよ」『これくらいかい?』「ううん もっと」『これくらいかい?』「ううん もっと大きいよ」『それじゃあ』そう言って 子どもたちの前でお腹を膨らますお父さん蛙そうしてとうとう お父さん蛙のお腹は破裂してしまいました とさそんなお話なんて むごいお話子どもの目の前でお父さんが爆死するええええいいのだろうかいや 今日はこの話を論じるのではなくその絵本を読んだ鈴ちゃんは本当に破裂するのだろうか?蛙のお腹はそんなに膨らむのだろうか?いやが上にも 好奇心の塊の芽がむくむくと立ち上ってきたそうだ やってみようえ なにをってそう 本当に膨らむのかどうか 試してみようさで(タモ 虫取り網)を持って 田んぼへ出来るだけ大きな殿様蛙を捕まえて ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・口にストローを突っ込んでみたいやお尻の穴のほうがいいかも ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・膨らんだその後は 記憶にありませんああああ 蛙の合唱が聞こえてくると思い出すとぉおぉぉぉい 記憶お母さん あの ストローハットはどうしたのでしょうね ::::::懐かしい~ ~ ~ ~ ~2006年6月の日記この日記の本文よりもコメントが爆笑ものでした皆さんの機智に富んだコメントに画面を見て噴き出してしまいましたあの頃は若かった~ 皆さんもね!!
2013年06月01日
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