いつか きっと 晴れるよ

ストーリー1





何を食べると

彼  「A美って子知ってる?きれいなんだって?」

彼女 「知ってるしってる
    足は長いし、スタイルは良いし
    フェイスもいい感じよ」

彼  「誰に似たんだろ」

彼女 「ほんとそうよねぇ

    なに食べたらあんなにキレイになれるんだろう

    ほんとふしぎよねぇ」

彼  「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」








が で でも も?
  彼女は言った
   「わたし が  いいの?」
   「わたし で  いいの?」
   「わたし でも いいの?」

  彼は言った
   「きみ も いいかな」

つきあう前提
  独身の彼が言った
   「結婚を前提につきあって下さい」
  ナイスミドルの彼が言った
   「結婚していることを前提につきあって下さい」

  彼女はどっちにいく?


おまえほんとにいいのか
  卒業するときに一緒の街で暮らすはずが
  突然実家に帰ってしまった彼女
  しばらくの間離れて暮らしていたがすれ違いを感じる彼
  仕事で出張して、彼女の町へ

  携帯電話で彼は彼女へ電話
  彼「おれたちやっぱりだめか?」
  彼女「・・・・・・・・」
  彼「どうなんだよ」
  彼女「だめ      かも」
  彼「おまえほんとにいいのか?」
  彼女「だって       しょうがないじゃない」
  彼「・・・・・・・・・・・」
  彼女「ごめん       あたしもずるい 


     いま別のすきなひとがいる」



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